希望なき<生命>


プロローグ          エピローグ

魔法の床越え


 第6室で都合9時間の休息を終えた一行は、朝食(時間的には昼食だが(^^;))を摂った後、遺跡の探索を再開した。
遺跡内部

                    
                    
                 
                   
                 
                   
                    
                    

☆From:GM
 休息を終えた君たちは残っているD方向へ進んだ。
 すると、道がこんな具合に二方向へ分かれているわけだ。

                            
                           
                         
                          
                         
                            
                            
                            

☆From:GM
 さて、どちらへ行くかね?

☆From:ポム To:ウィードバル
 (後ろにいるウィードに向かって)ウィード、どっち行くんだ?(^^)/

☆From:シェルナ To:ウィードバル
 構造的に、そろそろ直進方向は行き止まりのような気がするんだけど……どうするの?

☆From:ウィードバル To:パーティ
 そうだな……とりあえず左(F)に行ってみよう。いいかな?(と同意を求める)

☆From:シュウ To:ウィードバル
 ふにに☆ 左ね♪ りょぉ〜〜かい☆

☆From:ポム
 左だな……左は……こっちの手だな(^^)

☆From:カヴァレス To:ポム
 クク,そっちの手は右だぜぇ? 盗賊様よぉ、俺の命がかかってるんだ、しっかり頼むぜぇ。

 後にわかることだが、このカヴァレスの台詞が実は当たっていたりするのである。

☆From:ポム To:カヴァレス
 (かぁ〜〜〜!と赤くなる)あらためてどっちがどっちか考えるのが苦手なだけだ〜い!

☆From:GM
 じゃあ処理しよう。
 F……(手元のメモを見て、チェックしつつ)……3ブロック目で、通路のふさがれているのが見えた。ひび割れの走った壁のようなものが道を遮っていて、砕けた石の欠片がこの辺りまで飛んできている。
 崩れている場所まで行ってみるかい?

                                
                               
                             
                              
                             
                                
                                
                                

☆From:ポム To:シュウ
 ? 何か壁があるぞ、罠でも作動したのかな(^^;)。
 どうする兄弟? あたし達で見てこようか?

☆From:シュウ To:ポム
 ふにぃ〜破片だ。ど〜見ても、あの壁の破片だ(^^;)。
 なんか、なんか怪しいニオイ(=罠)がするねい♪
 ここは兄弟、あたしらの仕事かね♪一緒に見にいって来ようか☆

☆From:シュウ To:ウィードバル
 ね☆ リーダー♪なんかサ。これ以上は今までみたく安全♪な通路っぽくないから……とりあえず、あたしとポムで一通りの通路だけ見てこよっか?
 みんなで移動するよりも、危険は少ないと思うんだけど‥‥ど〜かなぁ?

☆From:ウィードバル
 そうだな、シュウとポムの出番だな。先頭は任よう。くれぐれも気をつけてくれよ。無理はしなくていい。危険を感じたらすぐに知らせてくれ。
 それと、縄の端は一番筋力の高いオウガに持ってもらおう。
 それでいいな、みんな。さ〜て、いっちょ気合いを入れようぜ!!!

 ──で、シュウとポムの二人は、万一のために自分たちの腰へロープを結びつけ、その一端をオウガに渡した。

☆From:シュウ
 ぐわっぐわっぐわっ☆(鳥のつもりらしい)

☆From:ポム
 ハッ! 兄弟が黒い水鳥に見える〜(笑)

☆From:オウガ To:ウィードバル
 これ(=ロープ)離してもかまわんよな?(^^;;;)

☆From:ポム To:オウガ
 (調べてる途中振り返る)何故だ? おっさん(^^;;;)

☆From:シュウ To:オウガ
 なじぇだなじぇだ?(←そら、原因はお前じゃ)

 君たち、誰もいない遺跡の奥で何を漫才している?(笑)

☆From:GM
 更に2ブロック移動……うん、何事もなく崩れた場所まで到達した(マップの)。
 で、グララン二人が調べた所では、特に変な所は見受けられないね。単に「何かが起こって天井が崩れた」跡のように見える。

☆From:ポム To:シュウ
 罠はないな〜。何で天井が崩れてんだろ?

☆From:シュウ To:ポム
 うににぃ〜。何でだろね?
 もしかして、むかぁ〜しむかしに罠があって……それが発動した跡なのかなぁ? うにうにに?

☆From:ポム
 みんな。ここに罠はないみたいだぞ!(^^)/

☆From:シュウ
 ないみたいったら、ないみたい♪
 怪しいトコロはあるけれど♪
 今では何やらわからないぃ〜♪♪
(縄につながれたまま、ぴしっ☆とポーズをつける)

☆From:ウィードバル To:GM
そう言えばさ、左に行こうって言ったのに真っ直ぐに来たよな……お〜い! マスター(^^;)。

☆From:GM To:ウィードバル
 ん? そんな事、聞いた覚えはないが(苦笑)。

 実際は……聞いている(^^;;;)。この件については、3つ先の台詞で明らかになる。

☆From:ウィードバル
 まぁ、いいか……。じゃぁ分かれ道に戻って「今度こそ」左に行こう。
 また罠が有りそうなら2人に先頭を任せよう。

☆From:シュウ
 らじゃらじゃ♪ リーダー☆ まっかせてぇ〜♪
 今度はこっちを調べれるんだね♪
(GM註:「調べれる」はら抜き言葉である(^^;;))

☆From:GM
 (発言ログを見直していて)……わかったぞぉ、ウィード、君がと言いつつって言うから混乱したんだ(笑)。左はだな(^^;)。

 とまあ、原因はこういうことなのであった(笑)。

☆From:GM
 E方向へ進んで……3ブロック目、シュウの罠発見が13の、ポムが11……ならシュウは発見できたな。
 ぐららんず、君たちは1メートル先の床が少し浮いているのに気が付いたぞ。通路の端から端まで浮いている。それから……シュウは更に、「浮いている部分」の奥行きが5メートルほどあることもわかっているな。

                                
                               
                               
                                
                             
                               
                             
                                
                                
                                

☆From:シュウ To:ポム
とっことっことっことっこ……って、すとぉ〜っぷ☆
 ふにぃ〜? ねぇねぇ、兄弟♪ あちしの目には、ちょいと床が浮いているよぉ〜に見えるけど……あり罠……だよね♪

☆From:ポム
 きっと罠だっ!
 シェルナ、みんな止まってくれ! ここに罠がある〜。

 さて、こうしてすんなり見つかった罠だが……
 ……まさかこの罠に「3週間」というプレイ時間を費やすことになろうとは、誰が想像したであろうか……(涙)。

☆From:ウィードバル
 なるほど……。もし、そこを踏んだら罠が作動するんなら、近くに解除するスイッチか何かが隠れてるはずだ。
探してみようぜ、特にぐららんず。

☆From:ポム
じゃぁ、辺りを捜してみようぜ兄弟。
 (すぐ後ろを振り返り)シェルナ〜。上の高い所を頼む〜。

☆From:シェルナ
 わかった……何か有るかな?

☆From:GM To:シェルナ
 ……6ゾロか。でも、何もない(笑)。

☆From:ウィードバル
 (探しながら)う〜ん、見つからなかったらどうするかな……フライトはまだ俺には使えないし……(^^;)。
 その時は、床がイリュージョンかもしれないから「センスマジック」を唱えてみよう。

☆From:シュウ
 (ぢぃ〜っと目をこらして見て)床が浮いてるトコの奥行きは……5メートルぐらいかな? ちょいと幅跳びするには距離があるねぃ(^^;)。
(GM註:シーフの場合、走り幅跳びならば5メートルぐらいはわけなく越えられる)

☆From:シュウ To:ウィードバル
ねぇねぇリーダー。幅跳びする元気ある?
 でもさ、あたしらはともかく……(ちらっとオウガの方を見て)ちと無理そうな方はどしよ?(^^;)

☆From:カヴァレス
 よぉ、幅跳びも結構だがよぉ、その先がどうなってるか解ってるのかぃ? クク、飛び越したと思ったら別の罠でお陀仏ってなぁ笑えねぇぜぇ?

☆From:ポム
 ………(探している)。
 もと来た道をもう一度探した方がいいのかな(ぽつり)。

☆From:シェルナ To:ポム
どうかなぁ?(^^;) 昔ここを使ってた人って、たぶん、魔法は得意だっただろうから、迂回路は必要じゃなかったかもよ。

 シェルナ、正解。この遺跡は、魔法をがしがし使っていた古代王国時代のものなのである。

☆From:ウィードバル
 浮いて見える部分全体に魔力を感じたら、イリュージョンと見て間違いないだろう。それも駄目なら警戒しながら進むしかないな。

☆From:シェルナ To:ウィードバル
 そうね……場所が場所だし、魔法の罠である可能性は高いわ。
 イリュージョンだとしたら、これ(ハルバード)で突いてみてもいい?

☆From:ウィードバル To:シェルナ
 いや、止めた方がいいな。触れたら作動する罠かもしれないぜ。

☆From:ポム
 す、進むの? ウィード(^^;)。
 警戒するんだな!(^^)/

☆From:シュウ To:オウガ
 おっちゃん、おっちゃん。この先の通路さぁ、ど〜やら床に幻影かなんかで罠が掛かってるんだけど……ど〜しよ?
 奥行き5メートルぐらいで……ちょいと距離があるんだ。

☆From:オウガ To:シュウ
 そうだな……普通の頭をした奴なら毎回毎回5メートルもジャンプして向こうには渡らんだろ?
 どこかに回り道でもあるんじゃないか? ま〜もっとも向こうの天井のとこが回り道だとしたら、ここを越えるしか手はないがな。

☆From:シェルナ To:シュウ
 横やり入れて悪いんだけど(^^;)。
 フォーリングコントロールで何とかならないかな? 確か、横方向の速度は保存されるはずだから……。

☆From:シュウ To:シェルナ
 フォーリングコントロール……??
 ふにに? それってなぁに? 美味しいの?(をい)

☆From:ポム To:シェルナ
 こんがり焼けていそうな名前だな(^^)。

☆From:ウィードバル To:シェルナ
 すまないが、俺にはまだ使いこなせないんだ。もう少しでマスターできそうなんだけどな……。
(フォーリングコントロールは2レベルの古代語魔法)

☆From:シュウ To:ポム
 ふにふに☆ 兄弟♪ あたしらは下を徹底的に探そうか♪

☆From:ポム To:シュウ
 じゃあ行くぞ兄弟!

☆From:シュウ To:ウィードバル
 でさでさ、リーダー♪
 あたしらの目が届かない場所を、リーダーのその賢者としての知識と盗賊としての知識を動員して調べてくれないかなぁ〜♪ 頼むよぉ〜☆

☆From:ウィードバル
 じゃぁいくぜ!!!
 (身振り手振りして……)見えざる魔力よ! マナを纏いし我の前に姿を現せ!!!

☆From:GM To:ウィードバル
 センスマジックは、ゾロ目じゃなきゃ成功なんだよな……んで、出目はまたしても6ゾロかね(爆笑)。
 くっきりはっきり見えてるな、間違いなく魔法で形作られた床だと断言できるぞ(笑)。

☆From:ウィードバル
 やはり幻影なのか。
 しかも、何故かどこからどこまでが幻影なのかまではっきり分かるぞ(笑)。

☆From:ポム To:ウィードバル
 どうだ? 魔法なのか? 進むか? 跳ぶか?
 跳ぶんなら身軽になった誰かが跳んで、ローブを渡した方がいいと思うぜ(^^)。
 落し穴があった場合とか役に立つんじゃないかな。みんなが無事に行けたら何があるのか、物を転がして試してみようか(わくわく)。

☆From:シュウ To:ポム
 ゲコゲコゲコっ☆
 ジャンプ・ステップはお手の物♪
 ひょいと ひととび 数メートル♪
 しかし 悲しむべき事に♪
 スタートラインが わかりゃせぬ♪
 わかりゃせぬったら わかりゃせぬ♪
 これじゃぁ ジャンプはできないよん♪
(プレイヤー:だったら、唄うな(^^;))

 自分でつっこんでいれば世話はない(^^;;)。

☆From:ポム To:ウィードバル
 わかりゃせぬ♪ スタートラインは何処だウィード?

☆From:ウィードバル To:GM
 ここは俺が向こうまで跳び越えてみせよう。向こうに罠の解除スイッチがあるかも知れないしな……。
 もしスイッチがなくても、向こうとこっちにロープを結び付けておけば、落とし穴にも対応できるだろう。結べそうなところはあるだろ?

☆From:GM To:ウィードバル
 んにゃ、少なくともこっちにはない(きっぱり)。向こうも、こっちから見る限りは見当たらないねぇ。

☆From:シュウ To:ウィードバル&パーティ
 ふににっ♪ 結ぶトコなかったら大変だよねぃ……(ちと考えている)。
 ねぇねぇ、リーダー♪ 最初にウィードが飛んでいって……その後どの順番で行くの?
 あたしは、ウィード、シェルナ、オウガ、カヴァ、あたしとポムってのが妥当な順番だと思うけど……。
 ねぇねぇ、みんなどう思う??

☆From:ウィードバル To:シュウ
 そうだな、それでいこうか。

☆From:ポム To:GM
 ここの壁や床に、ロープを結わえるくさびを打ちつけられるかな?

☆From:GM To:ポム
 まあ、床なら大丈夫だ。

☆From:ウィードバル
 それなら、俺がくさびを打っておこう。跳ぶ時はこれを目印にしてくれ。

☆From:ポム To:ウィードバル
 もしもの時ウィード一人で大丈夫か? 落ちる人は重いぞ(^^;)。次にあたしも跳ぼうか?

 ウィードにポム一人の力が加わったところで、高々知れていると思うが(笑)。

☆From:ウィードバル
 大丈夫だと思う。まぁ見ててくれ。腰にロープを結んでおくからそっちで持っておいてくれよ。
 (助走を付けて──)うりゃっ〜〜〜〜〜〜〜〜

☆From:GM To:ウィードバル
 ……1ゾロじゃなかったか……ちっ(←こら(笑))。
 では、ウィードは「魔法の床」を飛び越えて向こう側へ到達したぞ。

☆From:ウィードバル
 よ〜し、じゃぁシュウの言った通りでいこう。どんどん来てくれ。

 「魔法の床越え」の開始である。シーフ技能を保有しているシュウとポムは余裕だが、それ以外の面々、特にチェインメイルを着込んでいるオウガはびくびくものである(そのまま飛んだ場合の目標値が11!)。
 結局、シェルナとカヴァレスはダイス目を信じてそのままジャンプした(おいおい(汗))。最後に飛んだオウガは、荷物とチェインメイルとをロープで向こう側へ渡して目標値を下げてから(11→5まで下がった)、悠々ジャンプ。これが本来取るべき方法……と私は思う(^^;;)。

☆From:ポム To:シュウ
 みんな無事に跳んだみたいだな(^^)/
 兄弟、あたし達の番だ。行こう♪
 (T字路から助走をつけて)とう!

 ──かくして、3週間に及ぶ「魔法の床」との死闘は幕を降ろした。
 この予想外の時間消費に、他にも用意しておいたトラップが数点カットされたことは言うまでもない……しくしく(TT)。

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連絡先 : 綺郷 燎 kisato@vc-net.ne.jp