盗賊ギルドじゃどんな風？

　ここは常闇通り。
　内緒の酒場で合い言葉ごにょごにょごにょ。
　通されたのは、おなじみ盗賊ギルドである。

　カウンターの中で、せっせと爪の手入れをしているのは、我らが"暴風"ミスティ姐さん。
　はてさて。何の情報から入手するか？

　ポムはちらり‥‥とクロスを見、クロスも軽く頷き返す。

　と、黙って手を差し出します。

　ポムは握手をするそぶりをしながら、ミスティの手の中に50ガメル置いた。

　と、爪に集中しながら答える姐さん。

　念には念をで像の行方を確認中‥‥しかし、ちょっと困った風に鼻の頭をぽりぽり。

　と、いたずらっ子のような瞳をしつつ、爪をしゃこしゃこ‥‥

　と、クロスはカウンターに50ガメル置く。
　ミスティは、さっ‥‥とカウンターからガメルを取ると。

　と、首をすくめます。

　それを見て、ちょっとポムをちらちら見ながら

　お手上げ‥‥といった形で肩をすくめる。

　ちらっとクロスとポムを一瞥します。

　と覗きこむ。
　他に聞くことあったっけ？

　ふたりはギルドを後にした。

　ふたりは盗賊ギルドを出て、ちょっと進路変更図書館へと向かった。