SW-PBeM Scenario #36
氷晶の蒼狼
第2章 さぁ、調べものだ

朝食は忘れずに


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銀の網亭 酒場
 昨晩のお酒がほどほどだったのか、皆の寝起きはまぁいい方だった。
 今日から仕事が正式に始まる。
 皆が下の店の方へ朝食を取りに降りてきたとき、既にルツァーはテーブルにつき、朝食の真っ最中であった。
■クロス To:
 あれ? ルツァーさん、もういるよ…

■ルツァー To:ALL
 おはようございます(^^)。
 今日から仕事を初めてもらうんですが、よろしくお願いしますね。

■バジル To:ルツァー
 おはよう♪ルツァーさん、早いね〜。

■ポム To:ルツァー
 おっはよう(^^)/

■クロス To:ルツァー
 おはよう。

■シーアン To:みんな、おやじ
 おはよう!

 腹へった〜。
 おやじ、いつものくれ!

■おやじ To:シーアン
 おはよう。良く眠れたかい?
 パンとベーコンと‥‥ほい、半熟目玉焼きっと。
 紅茶は‥‥ポットのままもっていくかい?

 今日の紅茶はアールグレイらしい。
■ルツァー To:ALL
 おはようございます。
 皆さんも朝早いですよね。

 ルツァーはにこやかに挨拶を返す。

 と、バジルが急に思い出したようにくすくす笑いだした。
■バジル To:ルツァー
 ルツァーさん、勿体無い事したよ。
 いつもならうちの歌姫の美声とダンスが披露されるところなのに。
 今日は常連の観客がいないからあっさりした朝だねぇ。

 歌姫ぐららんは言わずもがな♪もちろん観客とは、毎度寝起きの悪いミュンの事である(笑)
■ルツァー To:バジル
 ??
 歌姫さんの美声とダンスか‥‥それは惜しい事をしたかもしれませんね。
 今度、是非聞かせて欲しいと歌姫殿にお願いしてみようかな?

 あぁルツァー。
 麗しの歌姫の歌声に、君の精神力はうち勝つ事ができるのか?(笑)
■シーアン
(歌”姫”・・・ねぇ・・・)

■クロス
(うんうん…)

 シーアンの隣で、わけありげな顔をしながらうなずくクローリス。
 なんとなく、考えが読めたらしい‥‥‥なんとなく(笑)。
■ポム To:ルツァー&バジル
 任せろ♪必要なら明日にでも披露させてもらっちゃうぜ♪
 バジルもな♪(にやりん)

 にこっと満点の笑みと共に、用意していた竪琴をポンと叩くポム。
 そのまま、朝食を注文するためにカウンターへと向かう。
■ルツァー To:ポム
 では明日、楽しみにしていますよ(^^)。

■バジル To:ポム
 ぼ、僕、静かじゃないと起きれない性質なんだ。せっかくだけど遠慮しとくよ。

 思いきり慌ててバジルが返事を返した。 ‥‥
 明日、どうなるかは、明日の風が知っている。うん。
■ポム To:おやじ
 おやじ♪おやじ♪
 蜂蜜とバターがたっぷりな焼いたパンとミルクたっぷりなお茶な♪

■おやじ To:ポム
 ほいよ、おまっとさん♪(と、ポムの前に皿を置く)
 しっかり食って、しっかり稼げよ(^^)

■クロス To:おやじ
 あ、僕いつものね。

■おやじ To:クロス
 おまえさんのは‥‥ミルクとオレンジ。あとは焼きたてのパンな(^^)
 ほい、おまっとさん♪

■バジル To:おやじ
 僕はいつも通りオレンジジュース。……ん、ポムの食べてるのおいしそうだね。
 僕もそれ下さい。

■おやじ To:バジル
 おう、オレンジジュースとパンと‥‥(と、ポムの内容をもう一度確認)オレンジはどうする?ジュースといっしょに食べるか?(笑)

■バジル To:おやじ
 あ、紛らわしい言い方してごめん、パンとオレンジジュースをお願いします。

■おやじ To:バジル
 いや、食べてもらえるぶんにゃどっちでもよかったんだがな(笑)。
 ほい、おまっとさん

 と、バジルの前には絞りたてのオレンジジュースと焼きたてのパンが置かれた。


 と、さわやかな朝食風景に、眠そうに階段を降りてくる影が一つ。
■アイシャ To:ALL
おはよ〜。(まだ少し眠たそう。)

■アイシャ To:おやじ
 えっと、このベーコンとかぶのチキンスープください〜。  

■おやじ To:アイシャ
 お、おはよう(^^)
 スープだけでいいのかい?なら、具を‥‥ほい、ちょっとおまけしといたよ(^^)

 通常ひとつのところを、かぶがふたつ。
 にょっきりスープに浮かんでいる。
■アイシャ To:おやじ
 わ〜♪ありがと〜(^^)

 めいめい朝食を取った後、昨夜の話し合いで決めた通り3つの班に分かれて調査する事となった。
 一組目はカヴァレスとバジル。賢者の学院担当である。
 二組目はシーアンとアイシャ。道具屋へ行き情報がないか聞いてくる。
 最後はクロスとポム。おなじみ盗賊ギルドで情報を仕入れる。
■カヴァレス
 学院ねぇ・・・

 大嫌いな場所にも関わらず、やたらと学院に縁があるカヴァレス。
 仮にも魔術師なんだから、当たり前といえば当たり前なのだが‥‥‥


 しかし、フードの奥はしかめっ面だ。
■バジル To:カヴァレス
 ああ、楽しみだなぁ。学院の中ってどんなだろう。
 ミルマに前に聞いたところによると、死ぬほど沢山の本とガミガミいうおじさんがいる所なんだって。
 僕のイメージする学院って、怪しい実験とかしちゃって、恐い動物とかお化けとかを部屋で飼ってるようなのなんだけど、今日はそんな所まで見れるかしら。

 魔術師の憂鬱なぞ知らずに、一人興奮しているバジル。
 百聞は一見に‥‥‥が確認できるのが、うれしそうだ。


 夕方に銀の網亭に集合すると約束し、それぞれオランの各所へと情報求めて出発した。



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