バジル、疾走
賢者の学院 ギャレットの研究室 |
バジルはポケットからメモを取り出し、もう一度場所の確認をした。
カヴァレスが間違えてない限り、今、ギャレット師の部屋の前に居るはずだ。
バジルは大きく息を吐き出すと、静かに扉を叩いた。
■ギャレット To:バジル |
おや‥‥どなたさんかの? |
■バジル To:ギャレット |
あっ、あの、僕、カヴァレスの友達のバジルって言います。 これ、カヴァレスの紹介状っていうか、証明っていうか、です。 |
と、バジルはカヴァレスに手渡されたダガーをギャレットに見せた。
■ギャレット To:バジル |
ふむ、これは確かに我が愚弟子のダガーだが‥‥ |
ギャレットはちらりとメモとダガーを見、バジルを興味深く眺めた。
■ギャレット To:バジル |
ほぉ、カヴァレスの仕事仲間さんか‥‥ して、この爺に何用かな? |
■バジル To:ギャレット |
今、僕達、仕事でブルートパーズで出来た狼の像を捜しているんです。 それについての情報を何か知っていたら教えて欲しいのですが…… |
■ギャレット To:バジル |
ふむ‥‥ブルートパーズでできた狼とのぉ‥‥‥ (しばらく考えている) 確か‥‥なんとか狼にまつわるアイテムとかなんとか聞いたことがあるのぅ。 |
■バジル To:ギャレット |
狼にまつわるアイテム……。 狼の形をしているってだけじゃなくて、狼に関係しているのかしら? |
■ギャレット To:バジル |
狼の形をしているとも聞いておるが、それが生身の狼にも関係しておると聞いた事があるのじゃよ。 |
■バジル To:ギャレット |
へぇ、生身の狼にも関係してるのか…… あと、宝石を加工して出荷している地方とかご存知じゃありませんか? |
■ギャレット To:バジル |
う〜む。宝石とかならばドワーフ達が得意じゃから‥‥ドワーフ達に聞いて見るのがいいかもしれんのぅ。 |
■バジル To:ギャレット |
僕らのパーティにもドワーフがいたんだけど、今は里帰りしちゃってるんだよなぁ……。 酒場とかで聞いてみることにします。 あ、そうだ、僕らの依頼人はルツァーさんと言って、銀髪、金色の目、色白でとても綺麗な人で、魔術を使う人なんです。ギャレットさんはルツァーさんって知ってますか? |
■ギャレット To:バジル |
ルツァー‥‥とな? ワシは自分の弟子のことでも手一杯でのぉ‥‥すまぬが他の者に師事している者の名前には疎いんじゃ。 |
■バジル To:ギャレット |
そうですか。みんな知らないなぁ……やっぱりここではお勉強してないみたいですね。 |
■ギャレット To:バジル |
他にはなにかあるかのぅ? |
■バジル To:ギャレット |
そういえばレスが他の人に、ブルートパーズを触媒にして使う魔法について聞いてたなぁ。あれ?でも触媒って何だろう?? |
■ギャレット To:バジル |
触媒というのはな、簡単にいうと「特定の魔術を使う手助けをしてくれるもの」じゃ。 ある物は集中力を高め、ある物は特定の場合においてマナを終結させる手助けとなるもの‥‥ そう考えると良かろう。 ブルートパーズを触媒に魔術を使うという事に関しては、すまぬがわしは詳しくしらないのでのぅ。 もしかしたら、見当違いの事を言うておるのかもしれん。もし、そうならば、すまぬのぅ‥‥ |
■バジル To:ギャレット |
貴重なお時間を割いてくれてありがとうございました。 ものすごく参考になりました。 |
■ギャレット To:バジル |
いやいや。わし如きの知識でよければ、いくらでも使いなされ。 愚弟子のカヴァレスにも、たまには顔を見せに来いと、言っておいてくれるかのぅ? またおいで。 |
■バジル To:ギャレット |
はい、また近くに来たら遊びに来ますねっ♪ それでは失礼します。 |
バジルはペコリとお辞儀をした。
ギャレットに別れを告げると、次の目的地バイナルの部屋を目指した。
賢者の学院 バイナルの研究室 |
バジルはカヴァレスのメモに従い、次なるバイナルの部屋へとたどり着いた。
空気を入れ換えているのか、靴が扉に挟まっており中に人が居るのが見えた。
■バジル To:バイナル |
こんにちは。 あの、ここバイナルさんのお部屋ですか? |
■バイナル To:バジル |
いかにも私がバイナルだが‥‥、私にどのような用かな? 何かの報告とかならば、一度受付を通してからにしてほしいのだが‥‥ |
■バジル To:バイナル |
ごめんなさい、報告とかじゃないんです。僕、カヴァレスの友達のバジルと言います。 今、調べたい事があって学院にお邪魔してるんですけど、レスがバイナルさんはとても物知りだと言うので、お話をお伺いしに来たんです。 |
入ってきたのが、にぎやかなのやちっさいのではないので、ちょっと安心しているバイナル。
しかし、格好はどこからみても冒険者。
きっと侮れないに違いない。少し、構える(何をだ?)。
■バイナル To:バジル |
ん?なんだ。カヴァレスの知り合いか。 で、今回は私に何を聞きに来たんだい? |
■バジル To:バイナル |
ブルートパーズで出来た狼の像について何かご存知じゃないですか? どんな情報でも良いので何か知っていたら教えて欲しいのですが…… |
■バイナル To:バジル |
ん〜〜〜ブルートパーズの狼ねぇ‥‥ 確か、氷狼って獣にまつわるアイテム‥‥じゃなかったかな? エストン山脈のほうにいる獣だったと思うが‥‥それがどうかしたのかい? |
■バジル To:バイナル |
氷狼!?氷で出来てる狼かしら?そんな生き物の話、僕初めて聞きました。 なんかすごくかっこ良くて綺麗な生き物なんじゃないだろうか……。 |
■バイナル To:バジル |
確か図書館のほうに動物図鑑とかがそろえてあったはずだから‥‥図書館のほうで調べると、より詳しくわかるとおもうが。 |
■バジル To:バイナル |
ブルートパーズで出来た狼の像を捜して欲しいという依頼を受けているので、情報を集めているんです。 図書館なら今、レスが調べ物に行ってるから、何か見つけたかもしれないなぁ。 あ、そういえば、宝石を加工したり、他の街へ出荷しているところって知りませんか? |
■バイナル To:バジル |
ほぉ‥‥依頼で捜しているのか。冒険者家業も大変だな。 宝石の加工・出荷っていったら、エレミアだろう。 あの街の職人達の腕は素晴らしいものらしいしな。 |
■バジル To:バイナル |
エレミア…… 確かにあそこは職人達のギルドが沢山あるって聞いた事があるような気がしますね。 そういえばブルートパーズはエストン山脈の方で少し採れるって言ってたなぁ。 氷狼もエストン山脈にいる動物だっていうし、この辺に関係するのかもしれないな。 そうだ。仕事の依頼主はルツァーさんと言って、銀髪、金色の目、色白で魔術を使う人なんです。ギャレットさんはルツァーさんって知ってますか? |
■バイナル To:バジル |
ん?ルツァー?? ん〜‥‥申し訳ないが、その名前も‥‥その格好にもぜんぜん覚えがないよ。 |
■バジル To:バイナル |
そうですか……。 |
■バイナル To:バジル |
他になにかあるかな? |
■バジル To:バイナル |
そういえば、バイナルさんのご専門って何ですか? |
バジルは後ろの本棚の背表紙に目を凝らした。
古代魔法系統別概論、獲得魔術理論A、といった難しい名前の影に、「なぜグラスランナーは神を信じないのか?」、「ドワーフ・グラスランナーの手足の長さにおける古代語魔法の詠唱について」などどいったバイナルの著書がちまっ‥‥と置かれてあった。
さらに一番見つけにくい場所には、「恋愛テクニック、100の方法」などといった、いわゆる"恋愛系"の本も置かれてあった。がんばれバイナル、独身貴族。
■バイナル To:バジル |
私の専門か?「何故ドワーフやグラスランナーには古代語魔法が使えないのか」という研究をやっているよ。 前に研究協力者としてドワーフの友人がいたのだが‥‥そのまま冒険者になって、はて、今はどこにいるのやら‥‥といった状態だよ。 ま、たまに五月蠅いグラスランナーとかも来るがな(笑)。 |
そう。ポ○とかシュ○とかフェイ○とか。はたまたコリoーンとかが‥‥‥
■バジル To:バイナル |
へぇ… ポムやルタードは魔法使いにはなれないのか。そういえば、ローブを着たドワーフなんて見たことないもんなぁ 僕らのパーティにもポムって言う、歌と踊りが上手なグラスランナーがいますよ。 |
■バイナル To:バジル |
ポ‥‥‥あぁ、知っているよ。とても活発な子だろう? 前に一度彼女に仕事を手伝ってもらってね。なぜかしら私が頼む依頼に絡んでくるグラスランナーもいるようだ。 どうやら、研究のせいかグラスランナーには縁があるようだよ |
と苦笑する。
■バジル To:バイナル |
ポムのこと知ってるんですか!なんだかうれしいなぁ。 それじゃそろそろ失礼します。色々教えてくれてありがとうございました。 |
■バイナル To:バジル |
いや、君みたいに紳士的な態度の方だったら、いつでもおいで(^^) |
今回のバイナルへの被害額:0ガメル
真理の塔 怪しげな研究室 |
バジルはバイナルの部屋を出ると再びメモに従い、最後の訪問先となる真理の塔を目指した。
これまでさまざまな怪しげな扉、怪しげな階段の誘惑に耐え、ここまでやってきたバジルだったが、最後の真理の塔で‥‥とうとう耐えられないモノを発見してしまった。
それは、「本当の真理」と書かれたプレートと、重々しい印象を受ける扉だった。
■バジル To:バイナル |
「真理」ってのは、「真のことわり」のことなのに、なんでまたわざわざ「本当」なんて文字をくっつけてるのかしら? そんなものつけたら、余計に胡散臭い気がするんだけど…… |
バジルはそう考えながら、カヴァレスの忠告も忘れ、ついドアノブに手を伸ばした。
扉は思っていたよりずっと軽く、ふうわりと開き中へと彼を誘った。
■「本当の真理」の部屋にいた人 To:バジル |
ようこそ。本当の真理の部屋へ。 貴方はいかなる真理を求めてやってきたのかな? その答‥‥その真理は、外に求めるものじゃなく、貴方の内面に潜んでいるかもしれないね。 さぁ、それを今解き明かそうじゃないか‥‥ |
‥‥‥。
なんか、ちょっとイっちゃってる‥‥というか、自分の言葉に酔っているおっさんがいます。
部屋の中は本で埋まっており、『真実とは何か?』『真について』『嘘偽りはダメのモト』などなど。プレートに準じた本が並んでいる。
テーブルの上には論文らしきものの書きかけの羊皮紙が丸まっており、言葉によってるおっさんは、羊皮紙の間から顔をだしてバジルに話しかけていた。
■バジル To:部屋の中の人 |
あ、あの、ひとつだけ教えて欲しいんですけど、なんでまた「真理」に「本当の」なんてことわり書きを付けてるのでしょう? もしかして本当じゃない真理もあるって事ですか? |
おっさんの雰囲気に押されながらも、バジルは自分の疑問を口に出してみた。
■「本当の真理」の部屋にいた人 To:バジル |
ほう‥‥とても基本的な質問をありがとう。 物事すべて基本から成っているからね。 基本をとばした質問ほど愚かしいものはないよ。 |
■バジル To:部屋の中の人 |
はぁ…… |
おっさん、初めっからハズしています。
■「本当の真理」の部屋にいた人 To:バジル |
世の中にはたくさんの人がいる。また、たくさんの種族がいる。 それぞれのテリトリーにおいて、それぞれの「真理」があるように思われがちなのだが、それがいかん!! 大地の、大陸の。その本質の「真理」こそが、それすなわち正しい「真理」なのである。 私はここで、本質の「真理」‥‥つまり「本当の真理」について研究をしているのだよ。 |
あいかわらず自分の意見を喋るときはうっとり‥‥となっています。
■バジル To:部屋の中の人 |
はぁ…… |
■「本当の真理」の部屋にいた人 To:バジル |
言葉の表面だけにとらわれてないか? 言葉の本質にせまったことがあるか? 全てのものには「真理」が潜んでおる。 それを、ちゃんと自分なりに解明しているか? そういう事にも「本当の真理」は非常に深くかかわってくるのだよ。うんうん。 |
今発言した自分の意見が素晴らしい‥‥と思ったのか、おっさんは何も書いてない羊皮紙に凄い勢いで今話した言葉を書き殴りだした。
■バジル To:部屋の中の人 |
つまり、いろんな人やグループで正しいと思われている事があって、それがお互い矛盾している事があるけど、本当に本当の真理は別にあるって事かな? で、おじさんはそれを研究してるんですね? |
■「本当の真理」の部屋にいた人 To:バジル |
うむ。その通りだ。 君は‥‥エルフの割にはなかなか理解力が高いようだねぇ‥‥ |
と、なめるような視線でバジルを見つめる。
その早々に退散した方が良さそうな気配をおっさんの態度に感じて、バジルは後ろ手に扉の取っ手を探る。
だがまだ好奇心はその手を止めるだけの力を持っていた。
■バジル To:部屋の中の人 |
お・・・お褒め頂いてありがとう…。エルフの割にはって所がちょっとひっかかるけど。 例えばどんなことがおじさんによって本当の真理として解明されたんですか? |
■「本当の真理」の部屋にいた人 To:バジル |
「今」の段階ではまだ研究途中だ。 ただ、少なくとも私個人はその真理に近づきつつある者だが‥‥‥ ふむ。 君も一緒に本当の真理を求めるのはいかがかな? だいぶ見こみがありそうなのだが‥‥‥ |
と、つつぅ‥‥‥と椅子から立ち上がり、バジルの方へと近寄って来る。
■バジル To:部屋の中の人 |
いや、僕、お使いの途中なんで、ごめんなさい。 僕の脳みそなんて、ほとんど大した物詰まってないからお役に立てるとも思えないしっ! で、その、あの、しっ、失礼しますっ!! |
こんなのに捕まったらたまらん!と、勢い良く取っ手を引いて外へ飛び出ると、慌てて扉を閉めた。
そのまま、後ろも見ずにオルロイ師の部屋の方へ走り出して行った。
真理の塔 オルロイの研究室 |
あわてて逃げた勢いで、こんどはオルロイの部屋を通り過ぎてしまうところだったが‥‥‥てってって、とちょいと戻り、バジルはオルロイの部屋の前にたどりついた。
■オルロイ To:バジル |
ん?部屋の前で運動会をしているのは誰だい? ここは「真理の塔」皆が静かに真理を追い求めている場所だが‥‥? |
■バジル To:オルロイ |
ご・ごめんなさいっ!(自分の大きな声に向かって)あ、し〜っし〜っ |
バジルは慌てて声をかき消そうとでもするようにバタバタと両手を振りまわした。
■バジル To:オルロイ |
あの、この部屋から出てきたって事は、あなたがオルロイさんですか? |
■オルロイ To:バジル |
いかにも私がオルロイだが‥‥?どんな用できたのかな? |
■バジル To:オルロイ |
僕、カヴァレスの友達のバジルと言います。 彼、今冒険者をやってて僕と一緒に仕事をしているんですが、その仕事の関係で彼と手分けして調べ物をしているんです。レスがオルロイさんなら調べている事について何か知ってるかもしれないっていうので、お部屋まで来たんです。 |
■オルロイ To:バジル |
あぁ、カヴァレスの友人かね。 カヴァレスは元気かね?たまにはギャレット師のところに行っているようかい? 師もだいぶ年だからね‥‥たまに会いに行ってやればいいのだが‥‥ |
■バジル To:オルロイ |
残念ながら顔を出してはいないんですよ。 レスは図書館に行っちゃったから……。たぶん、彼とてもシャイなんだと思います。 お師匠様に会うのが照れくさいんじゃないかしら? |
■オルロイ To:バジル |
‥‥照れるのもいいが、たまには師匠を尋ねてやってもいいと思うがね‥‥ギャレット師は、大変さみしがっているぞ。 ‥‥と、愚痴を君に言ってもしかたがないな。すまない。 で、何を私に尋ねたいのかね? |
■バジル To:オルロイ |
オルロイさんはブルートパーズで出来た狼について何かご存知ですか? |
■オルロイ To:バジル |
ほぉ‥‥ブルートパーズでできた狼ねぇ‥‥ それは生きているのかい?それとも、像かなにかかい? |
■バジル To:オルロイ |
ブルートパーズで出来た……って言うからには像だと思いますが…… 像だけど、生身の狼にも深く関係してるって言う話も聞きました。 それもエストン山脈に住んでいる氷狼って動物に関係してるって。 |
■オルロイ To:バジル |
エストン山脈の氷狼ねぇ‥‥すまない、私の知識の中には、そのキーワードは含まれてないようだ。 |
■バジル To:オルロイ |
そうですか……。 宝石を加工して売ってるところで有名な所ってどこでしょうか? エレミア以外にもありますか? |
■オルロイ To:バジル |
加工とか出荷ならば、エレミアが有名だが‥‥多少ならばオランでも行ってるはずだよ。 ブルートパーズはエストン山脈で少しだけとれるらしいからね。 エレミアに持って行くよりも、オランのほうが少しだけ近いだろうし。 |
■バジル To:オルロイ |
オランは大きな街ですからねぇ。 そうそう、仕事の依頼主はルツァーさんと言って、銀髪、金色の目、色白で魔術を使う人なんですよ。どうやら学院でお勉強した人ではないみたいなんですが、オルロイさんはどこかでお会いした事とかありますか? |
■オルロイ To:バジル |
また変わった格好をした人だねぇ。 すまないが、名前も服装もさっぱりだよ。 |
■オルロイ To:バジル |
他にはなにか? |
■バジル To:オルロイ |
オルロイさんのご専門って何ですか? |
■オルロイ To:バジル |
私の専門かね? すべての理の源を求める‥‥のが最終目標かな? 専門は知識探求とだけ伝えておこう。 私の専門は、一言ではちょっと伝えきれないのでね。 |
■バジル To:オルロイ |
知識探求……ですか。 そういえば僕、レスの他に、ミルマっていう女の子とも友達なんですけど、その子もここでお勉強してたんです。オルロイさん知ってますか? |
■オルロイ To:バジル |
ミルマ君‥‥? すまない。その名前も詳しくはわからないんだ‥‥ あまり役に立てなくてすまないな‥‥ |
オルロイ師は、ちょっとだけ「しゅん」となっている。
そんなオルロイ師を見て、バジルは何か新しい話題で場の雰囲気を変えようと試みた。
■バジル To:オルロイ |
すべての理を求めるといえば、ここに来る途中で「本当の真理」と書かれた扉があったんですけど、その中の人も真理について探求してましたね。 |
■オルロイ To:バジル |
あ‥‥‥あいつ‥‥な(^-^;;;; まぁ‥‥‥‥‥あいつ‥‥いや、かの人も‥‥真理を求めているらしぃからな。 うん。なるべく‥‥その‥‥迷惑はかけて欲しくはないのだが‥‥‥ ‥‥ん? ‥‥‥その中の人という事は‥‥‥その‥‥会ったのか、な? |
ちょっとどきまぎしているオルロイさんであった。
‥‥‥
さっきのおっさん、ぢつは(ある意味)有名人?