名探偵レジー誕生? | Scenario #114 |
とってもおいしぃはなし |
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陽気な酒樽亭 個室 |
■レジー To:ALL,クーザ |
まぁそういう訳にもいかないだろ。 今はこのままでも、いずれ進行すると本当に猫になってしまうのかもしれないしな。 で、聞いたことがあるかって話だが・・・。 悪いがこんなの初めてだ。 まずはそのエールの出所を探るべきじゃないかな? リュッケはどこで手に入れたんだ? |
■クーザ To:リュッケ |
なぁ。この壺……何処から持ってきたんだい? |
■リュッケ To:ALL |
壺〜壺〜。綺麗な壺なのにゃ〜♪ あのね、あのね。お天気ぽかぽかな日にね〜♪ るんるんってお散歩してたら、落ちてたんだにゃ〜♪ 中見たら、たぷんたぷんってエールっぽいのが入ってたから「これは皆と一緒に飲むのがイチバン」って思ったから、持って帰ってきたのにゃ〜〜♪ |
喉を撫でられながらご機嫌なリュッケ。
………
拾って来た!?
■イグレッタ |
…………。 |
言葉ないイグレッタ。もしかして、あきれた?
■ザンセール To:リュッケ |
拾ったって………いってぇどこで拾ったんだってんだ、そんなもん。 だいてぇ落ちてるもんはちゃんと調べて食うもんだろ。 |
■リュッケ To:ザンセール |
えー。えー。だってだって、とっても美味しそうだったにゃん。 実際、とっても美味しいよぉ〜〜? |
と、壺に手(前足)を伸ばし掛けますが、届かず断念。
■シャイアン To:ザンセール&ALL |
いや、ザンセール殿、基本的に落ちてるものは食べちゃダメでござるよ・・・ しかしそんなものが普通に落ちているとは思えないでござるな?? 「落ちてた」のではなく「置いといた」のではござらんか? さもなくばグラスランナー特有の拾い癖を見事に突いた罠に掛かってしまったか・・・ 何にしてもさっぱり意味のわからない代物でござるなあ |
■ランバート To:シャイアン |
罠だとすると、まさに<壺にはまった>という感じですかね。 |
■ザンセール to:シャイアン |
なにいってんでぇ。食べられるものは食べるのが当然だろ。 |
論点が微妙にずれている。
■シャイアン To:ザンセール |
あぅ、きっとザンセール殿ならば平気でござる(TT |
■ゴズ To:シャイアン |
わしは、飲んでも平気じゃったぞ。 そして、うまかった。 |
と、壺に手を伸ばしかける。
■バリィ To:ALL |
呪われて動物化した話なら知ってるが、これはちょっと違うよなぁ。 誰だかが動物化したって噂も聞いたことがあるような…単なる気のせいのような………ダメだ、さっぱり分かんねぇ。 |
■ゴズ To:ALL |
このように…リュッケは猫になってしまったがな。 わしらは……ほれ、飲んでも平気よ。 |
目の前で、壺の中身のエールをコップに注ぎ少し飲む。
ゴズはとても美味しそうに飲んだ。
■ゴズ To:ALL |
「壺を拾った」のが原因か、それとも「これを飲んだからか」がさっぱりで…… どうすれば、リュッケは元に……? |
■ザンセール To:ゴズ |
そりゃもちろん、壺の中身を飲んだからにきまってらあ。 壺拾ったくらいで早々かわってたまるもんかってんでぇ。まぁ、貸してみな。 |
と、ザンセールは手を出しながらずかずかとゴズに近寄った。「さて、壺を借りたらどうなるかな〜」
ゴズから壺を受け取ったザンセール。
受け取っただけでは、変化する様子もない。
■ザンセール |
やっぱり触っただけじゃぁ変化はなしか………。 |
■シャイアン To:ALL |
壺やエールを調べるには、専門的な知識が必要かもしれないでござるな。 拙者が飲んで猫に変化すれば原因は特定きるでござるが・・・、 治療方法まではわからないでござるな。 あと調べるとしたら、ギルドで聞き込みとか。 壺を拾った場所に行ってみるとかでござるかなぁ。 手分けして調べてみるでござるか? |
■ザンセール To:シャイアン |
学院にもってって鑑定してもらうとかな〜。 色々方法はあるんじゃねえの。 |
■クーザ To:ザンセール |
学院の鑑定って、確かお金がかかるんじゃないの? それとも、安く鑑定できるコネがあるとか(^^♪ |
ちょっと期待のこもった声。
■シャイアン To:ザンセール&クーザ |
うむむ、拙者は学院に知り合いはいないでござるが・・・ まあ、鑑定に大金がかかるわけでもないでござる、 行き詰まったら持っていくのも良いでござるな。 |
■ザンセール To:クーザ |
鑑定量を見積もってもらってからに決まってるじゃねぇか。 |
■クーザ To:ザンセール |
鑑定料って…報酬の中から出すの? |
■バリィ To:クーザ&ALL |
リュッケの首から「実験用」って札を下げておきゃ、タダで見てくれると思うぜ。 ま、学院に中身ごと壷を持っていくのが一番無難だろうな。 リュッケは神殿に行け。学院よりはマシなはずだ。 あと、俺達がしてやれることと言やぁ…… |
バリィは、じっとリュッケを見つめた。
■バリィ To:ALL |
………トイレの躾、かな? |
正しい猫の飼い方、その1。
■リュッケ To:バリィ |
にゃー! ぷんぷん。一人でおトイレ行けるもんっっ |
■リュミ To:リュッケ |
お願いだから、そのカッコで外ほっつき歩かないでね…(--; |
■レジー To:リュッケ |
まぁ、中にはそういうのが趣味の奴もいるからな。 下手に出歩かない方がいいだろう。 |
そうそう。変な動物愛玩趣味とか。人間に獣の耳を付けたがるとか……世の中、いろんな人がいるらしい。
■イグレッタ To:リュッケ |
拾った場所は?何処を散歩して、何処で拾ったの? |
■リュッケ To:イグレッタ |
んとね、んとね〜 お天気の日にね〜。オランの街とことこ、とことこ散歩してたらね〜とってもステキな塀のあるお家があってね〜。そこに置いてあったの〜♪ 「まぁ♪これはご自由にって事だ♪」って思って、そのまま持ってきたの〜♪ えへへ〜(^-^ |
本人。悪気はないらしい。
いや、無きゃ良いもんでもないが。
シャイアンはなぜか泣き笑いの顔でうんうんとうなずいている。
■ランバート To:ALL |
でも冷静に考えるとそんな状況で持って帰るリュッケさんも、どうかとは思いますが、それをみんなで飲むパーティーも、なかなか凄いですな(^^;; |
■クーザ To:ランバート |
そう? |
■レジー To:ALL |
よくは分からないが、とりあえずその屋敷に行ってみたらどうだ? ツボの持ち主の可能性が高いしな。 元に戻す方法を知ってるかはわからんが、とりあえずもとの持ち主に返す必要はあるだろう。 |
■シャイアン To:レジー&ALL |
ふむ、さようでござるな。手分けして調べる前に、 まず皆で現場に当たった方がよいかもしれないでござるな。 |
■バリィ To:シャイアン&ALL |
ここでトイレの躾をしているよりかはマシだわな。 ンじゃ、ぶらぶら行ってみっか。 |
■ゴズ To:ALL |
うまいんじゃがなぁ。。。 お前さん達も、飲んでみるか? |
ぐい、と壷を見せます。
■ザンセール To:ゴズ |
ちょっとそれ貸してみな。 ………どれ。 |
イグレッタは一瞬迷う表情をしたが、結局手を出さなかった。
と言うわけで、ザンセールとレジーエールに手をつけた。
ザンセールは恐る恐る唇に乗せてみる。続いて、口に含んでみる。その味はとてもすばらしく、ザンセールが今まで飲んだエールのともまったく違った味であった。
まったくもって「素晴らしい」の一言に尽きるエールなのであるが……ザンセールの隣で、ある変化があった。
もう一人エールに口をつけたレジー。
確かにエールは素晴らしく美味い物なのではあるが……自分の身体に、ある変化が現れた事に気がついた。
……なんか、お尻のあたりがむずむずして。頭の耳あたりもむずむずむずむず……そういや、頬のあたりもむずむずむずむず……
……なんか。レジーは犬っぽくなってしまった。
■レジー |
ほう・・これは珍しい体験だな。 |
生えてきた犬の髭を引っ張ってみる。
■レジー To:ALL |
ちゃんと感触もある、なんとも不思議な現象だ。 しかし、まいったな。 |
冷静に現状を受け止めるレジーの横で、イグレッタは呆然とレジーの変化を見ていたが、エールを見て首を小さく振った。
やっぱり拾い飲みはするべきものじゃないと…。
■ランバート To:ALL |
うーむ、今度は犬ですか。 少なくとも、これで猫化するエールでない事は確認されましたね。 |
そんな事を冷静に分析してもあまり意味はない(笑)
■ザンセール To:レジー |
………うめぇ………。こりゃうめぇ! にしてもレジーよぉ………。なんでお前の方が変わってんでぇ………? |
このドワーフ、変りたかったんだろうか?とイグレッタはふと思う。
■ゴズ To:ザンセール |
な?兄弟。美味いじゃろ? |
■ザンセール To:ゴズ |
確かにうめぇことはうめぇんだけどよぉ……… なんか不可解なものを感じるんだよなぁ………。 |
暢気(?)なドワーフ'sの会話の横で、やっと普通に驚く者が。
■シャイアン To:レジー&ALL |
なんと!レジー殿は犬でござるか! どうやら小人族特有の現象ではないようでござるな。 |
■イグレッタ To:ALL |
人間にも効くって事? |
多分違う…
■バリィ To:ALL |
人間にも妖精にも、満遍なく適当に効く、と。 しっかし、必ず猫になるってわけでもねぇみたいだし、何なんだろうな、いったい? 呪いの一種っぽい気もするが……どこぞのアホな魔術師が暇潰しに作ったものだったりしてな。 |
└|∵|┐!
■ランバート To:ALL |
そういえば、その可能性がありましたね。 ちょっと調べてみましょう。(遅いって!) |
センスマジックをかけて壺と中の液体を調べると、やはり魔法のオーラが確認できた。
■ランバート To:ALL |
壺にも、中の液体にも魔法がかかっているようです。 推測ですが、この壺が魔法の壺のようなもので、この中に入れた液体がこのような獣に変わる魔法の効果を持った液体に変化させているのではないでしょうか? |
飲む前に言えよ!(^^;;
■クーザ |
あ。センスマジック忘れてタ。 |
お前も忘れてるなよ!(^^:;;
■バリィ To:リュッケ |
でもよ、マジで元に戻りたいなら、やっぱり神殿なり学院なりに行って見てもらっといた方が良いぜ。 俺らに出来ることなんざ、高が知れてるからな。 |
■ザンセール To:バリィ、ALL |
おぉ、たまには意見があうじゃねぇか、模様づら。 んじゃぁ、ここにいても拉致はあかねぇし、ぼちぼち行ってみようかねぇ。 俺はちょいと神殿に行ってくらぁ。誰か一緒に行くかい? |
■バリィ To:ザンセール |
誰が模様づらだ、肉ダンゴのくせに。 お前ぇと同行なんて、まっぴらだね。 |
微妙に皮肉っぽい言い方も意に介さず。
■ザンセール To:バリィ、ALL |
よし、じゃぁ、たった今言ったんだから、お前は学院で決定だな。 他はどうでぇ? |
■イグレッタ To:ALL |
行くわ |
■ランバート To:ALL |
じゃあ、私も学院には普段お世話になっているので一緒に行きましょう。 |
■シャイアン To:ザンセール&ALL |
では拙者は壺を見つけた屋敷に行ってみるでござるかな。 |
■リュッケ To:シャイアン |
は〜〜い、はいはい〜〜 あたし、案内してあげる〜〜〜♪ |
尻尾ぱたぱた。お尻ふりふり。 シャイアンの耳がなぜか赤くなっている。
■クーザ To:ALL |
ん〜…ちょっとリュッケが気になるから、ボクも現地調査かな。 |
■ゴズ To:ALL |
神殿も学院も、わしはあまり好かんでの……できたらわしも現地が良いんじゃが… |
■リュミ To:ALL |
それいったら、私もそーだけど… |
どうやらリュッケの仲間達は、現地調査希望のようだ。
張り切って案内する!と元気いっぱいなリュッケに、
■イグレッタ To:リュッケ&ALL |
マントで隠しなさい |
ぱたぱたしてる尻尾をつまみ上げる。
■バリィ To:リュッケ&ALL |
ああ、俺も行くわ。 |
そう言ってバリィは、リュッケの耳を引っ張った。
■バリィ To:リュッケ |
フードでも被っとけ。 |
■リュッケ To:バリィ |
いーたーいーー(^;-;^)っ |
しぶしぶだぶだぶのマントとフードを被る。
■レジー To:ALL |
俺も屋敷の方に回ろうかな。 神殿に行くよりは訳に立てるだろうしな。 |
レジーは考えていた・・犬の鼻はもしかすると探偵稼業にはもってこいなんじゃないかと(笑)。
■レジー |
(これはこれで、悪くない気もするな・・) |
■ザンセール To:ALL |
誰か、紙とペンを貸してくんねぇ。壺のスケッチとサンプルを神殿にもってったほうが説明しやすいからな。 |
■クーザ To:ザンセール |
一応あるけど……絵の心得あるの? |
■ザンセール To:クーザ |
なもん、ねえ。 書くだけ書いてみるだけよ。 |
威張れる内容ではないが、何のよどみもなくザンセールは答えた。
■シャイアン To:クーザ&ザンセール |
拙者も持ってるでござるよ〜? 絵心はないでござるが、拙者が書いてもよいでござる。 黒炭とかがあれば、壺に紙をかぶせてゴシゴシやると、 表面の凹凸が複写できるでござる〜♪ |
■ザンセール To:シャイアン |
黒炭でも木炭でも、なけりゃどうにもならねんだよなぁ。 それに表面の凹凸だけ複写してどうするってんでえ。 |
言いつつ、四苦八苦しながら壺の描写を始めてみた。
できあがったものは一目瞭然に壺を書いたものとは言い難い代物。
■シャイアン To:ザンセール |
壺の模様が手がかりになる場合もあるでござるからな。 まあ、それも書き写せばよいだけでござるが |
■ザンセール to:シャイアン |
上手くいかねえもんだなぁ……… おぃ、シャイアン。お前書いて見てくれよ。 |
そう言う横で、こっそりバリィは写生を試みていた。
■シャイアン To:ザンセール |
ふむ、承知したでござる。 |
シャイアンは壺に向けてペンと親指を立て、寸法を決めている。
むむっとうなったあと、サッサと壺を描き始めた。
流石というか、なんというか。その壺の写生はなかなかに見事なものだった。
■シャイアン To:ザンセール |
うーん、壺は描けたでござるが、どうも殺風景でござるなあ・・・ |
■バリィ |
………………………………………… |
バリィは描きあがった絵を、無言で丸めて投げ捨てた。気に入らなかったらしい。
■ザンセール To:シャイアン |
おぉ、よくかけてる。 さすがじゃねえか、シャイアン。んじゃ、これもらってくわ。 |
ザンセールはシャイアンの手から紙をひょいっととりあげるようにするとくるくる丸めて懐にしまい込んだ。
■シャイアン To:ザンセール |
あう、これからお花や蝶々を描こうと思ったでござるよ〜 |
いや。書かなくていいからそれは(笑)。
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