SWPBM#53

狂気の村

Chapter1:交渉開始!

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「銀の網」亭

パーティー再結成後、最初の朝がやってきました。そろそろ9時を回っており、酒場にはぼちぼち冒険者が屯し始めています。朝食を取っているのもいれば、依頼掲示板の前で依頼を選んでいるものもいるようです。果たしてどんな依頼が待っている事やら………
■バーン TO:おやじさん
 おやじさん、おはようございます(^^)

昨日の酔いもどこへやら、朝の鍛錬を終えたバーンが汗を拭きながら銀の網亭に戻ってきた。
■おやじ To:バーン
おぅ、おはよう。
相変わらず、気合い入ってるな。

■バーン TO:おやじ
 フフ、一日休むと遅れを取り戻すのに一週間かかりますから。
(空いているテーブルにどっかりと座り)
 ふう、良い汗かいたな。
おやじさん、牛乳とシチューもらえますか。

■おやじ To:バーン
………でもって、相変わらず小食だな(笑
力つけるにはもっと食った方が良いぞ。………ほら、牛乳とビーフシチュー。
肉多めに入れといたから、これで精つけな。

■バーン TO:おやじ
 あはは、済みません(^^;;
 ありがたくいただきますね。
(シチューをおいしそうに啜るバーン)
 う〜ん、相変わらず絶品だね。おやじさん(^^)
 …それにしても皆遅いなあ。まだ寝てるのかな。

そこに、まだ寝ぼけまなこのアフルが降りてくる。
■アフル To:おやじ
 ふぁ〜
 おはよ、おやじさん。

■おやじ To:アフル
おぅ、おはよう。何か食うか?

■バーン TO:アフル
 おはよう、アフル。
 まだ眠そうだね。朝食を取ったら、きっと目が覚めるよ(^^)

■アフル To:バーン
 それじゃあ、そうしよっか。
 でも、バーン、起きるの早いなぁ(^^;;
 今日はいつもより早く起きたつもりなんだけど(笑)。

早起きしたから眠いのでは?(突っ込み)
■バーン TO:アフル
 まあ、俺の早起きは、習慣というより体質だから。

■アフル TO:おやじ
 おやじさん、カフェオレと、ベーコンエッグお願い。

■おやじ To:アフル
おぅ、朝飯の定番だな。
しっかり食って依頼もしっかりこなせよ。

■ヴィクトール To:ALL
みんなおっはよー!今日も一日ガンバロー。

すっかりぐっすり熟睡したため朝から絶好調なヴィクター。元気に駆け足で入店。
■バーン TO:ヴィクトール、リッキー、アフル
 おはよう、ヴィクター。リッキーもおはよう(^^)
(アフルに向き直り)
 そうだ、腹ごしらえが済んだらどんな依頼があるか確認したいんだ。俺共通語読めないから、一緒に来てくれないか?

■アフル TO:バーン
 うん、いいよ。

■ヴィクトール To:バーン&アフル
あ、依頼見に行くの?それならオレも行きたいな。着いていって良い?

■バーン TO:ヴィクトール、アフル
 もちろん(^^)
 食べ終わっても皆が起きてこないようなら、先に確認だけでも済ませちゃおう。

談笑しながら食事をとるバーン。食べ終わって一服したあと席を立ち
■バーン TO:ALL
 さて、掲示板のほうに移動しようか。

■ヴィクトール To:ALL
うん、いこー!

一同が掲示板に向かおうとしたところ、皆の足元からにょきっとフェイスが現れる。
■バーン TO:フェイス
 うわっ!!
 ど、どっから出て来るんだよフェイス!(^^;;

■フェイス TO:みんな
じゃんじゃじゃ〜ん! みんなおっはよ〜(^0^)/♪
じっつは、もう依頼書持ってきたんだよ〜!
…っていうか、みんな早くってさ、これしか残ってなかったんだけどね(^_^;)

といいつつ、依頼書をみんなの前に掲示しました(トップページ参照)。
■フェイス TO:みんな
連絡が取れなくなった村の調査と原因の除去だってさ。
危険そうだから最後まで残っていたのかな?
でも、今回のメンバーはみんな強そうだし、大丈夫だと思うけど♪
おやじさんも「お前たちならまかせられる」みたいなこといってくれたし。
みんな、どうかな?

■バーン TO:フェイス
 ふ〜む、なるほど…

遅れてメルディスがやってくる。
■メルディス TO:ALL
おはようございます。
トーイの朝食の用意をしていたらどうも遅れたようですね(苦笑)
ん?仕事・・もう決定したんですか?
どれどれ?
(フェイスの背後から覗きこむ)

ふむ・・・こういう言い方は不謹慎ですが・・興味を惹かれますね。
俺はこの仕事でも異論はないですよ。

■バーン TO:メルディス、スチア
 おはようございます、メルディスさん。おはよう、スチア。まだソフィーが来てないから最終的な依頼決定ではないですけどね。

フェイスを伴い、朝食をとったテーブルに戻るバーン。依頼書を広げて全員に見せる
■ソフィティア TO:ALL
 ふあぁ〜ぁ。 みんなおはよぉ。もうそんな時間なのね……。

涙を浮かべながらソフィティアもやっと降りてきた。
■アフル TO:ソフィティア
 おはよ(^^)

■バーン TO:ソフィティア
 おはよう、ソフィー。今、依頼書をフェイスに持ってきてもらったんだ。早速で申し訳無いけど、依頼を受けるか決めたいから見てくれないか?

立ち上がって席を譲り、依頼書を見せるバーン。席は、もちろんアフルの隣を空けている(^^;
■ソフィティア TO:バーン
 あぁ、ありがとう。えっと、依頼書ね……。

ポッケェ〜っと椅子に座る。終始ボォ〜っとしているが、一応依頼書を読んでいるようだ。
■バーン TO:ALL
(しばらくした後、腕組みをほどき)
 さて、フェイスの話だと俺達の実力に見合った依頼ということだから、危険度は高いみたいだけど、規模も大きいし報酬も高額みたいだし、やりがいはあると思う。
 なにより数多の冒険者がいる、この”銀の網亭”の中で俺達にこの依頼が回ってきたのは、それだけの実力を周囲に認められたからだと思うんだ。
 冒険者仲間からの信頼と与えられた機会を逃す手は無い。
 俺はこの依頼を受けてみたいけど、皆はどうかな?

■ソフィティア TO:バーン
 張り紙ももう無いし……、危険そうだから最後まで残ったんじゃないの? 依頼内容も私たちのパーティーにはちょうど良いと思うし、 私は別に反対する理由はないわ。

なんだかんだ眠そうにしているが、読むものは読んでるようだ。
■ソフィティア TO:おやじ
 おじさん、目の覚めるような冷たいお水貰えないかしら……。 ふぁ〜ぁあ。

自分の意見を言うと、今度は目覚ましに取りかかったようだ。
■おやじ To:ソフィティア
久しぶりに戻ってきたからか?ずいぶん眠そうだな。
(卓にグラスをおいて)
あいよ、水。朝くらいさわやかに言った方が良いぞ(笑)

■ソフィティア TO:おやじ
 ん〜、最近夜型だったから朝弱くなっちゃったのよ。早いところ治さないとね。お水ありがとう。

■ソフィティア TO:NULL
んごっ、んごっ、んごっ、ぷはぁ〜。生きかえる〜♪

■メルディス TO:バーン、ALL
俺にも反対の理由はありませんね。
フェイスの話ではこれしか残っていなかったようですし(苦笑)
それに・・何が起こったのかという興味もありますしね。

■バーン TO:メルディス、アフル、ヴィクトール
 …ええ、そうですね。
 もちろん興味だけでなく、俺達で力になるのであれば協力したいという気持ちもありますが。
 アフルとヴィクターはどうかな?

■ヴィクトール To:ALL
う〜ん、危険そうなのはちょっと不安だけど・・・これしか残ってないなら仕方ないよね?
オレ達で解決できるようなことなら良いんだけど。

■フェイス TO:ヴィクター
だいじょびだいじょび(^0^)♪
何とかなるときゃなるなる♪
何とかならぬときゃならないならない♪
っていうか、このメンツなら大丈夫だと思うよ〜(^^)

■ヴィクトール To:フェイス
そうかな?・・・うん、そうだね。きっと大丈夫だよね!

■アフル TO:ALL&ヴィクター
 俺もこの依頼でいいよ。
 ま、「ある程度の危険」で済めばいいけどね(^^;;

■バーン TO:ALL
 分かりました。では依頼を受ける、ということでよろしいですね。

という風に一行が依頼に関して話し合っていると、おやじがカウンターからでてきて話しかけてきました。
■おやじ To:ALL
お?その依頼を受けるのか?

■バーン TO:おやじ
 ああ、済みません、今決まりました。

■おやじ To:ALL
話を聞くだけでも良いなら、早速依頼人を呼んでくるけどどうする?

■バーン TO:おやじ
(少し吃驚した表情を作り)
 依頼人がわざわざ来ているんですか?
 領地を持っているということは上級騎士ですよね。わざわざ来ているとしたら、よっぽど切羽詰まっている状況の様ですね。

■ソフィティア TO:おやじ
 え、依頼人来てるの?ボケェ〜っとしてる場合じゃないじゃないの。

顔をバシ〜ン!バシ〜ン!叩いて気合をいれて、しゃきっとさせています。
■フェイス TO:おやじ
てなわけで、おやじさん。さっそくその依頼人を呼んでくれたまい( ̄▽ ̄)

■バーン TO:おやじ
(フェイスの頭を軽くポンポンと叩き)
 あはは(^^)
 …ということです。お願いできますか、おやじさん。

■おやじ To:フェイス、ALL
………相変わらずだな、お前も(^^;
依頼人は二階の部屋にいるよ、ちょっと待ってな。

■フェイス To:バーン、おやじ
えっへっへ(^^)
てなわけで、よろしくね〜♪

というわけで、おやじは依頼人を呼ぶため二階に上がっていきました。
このあとの交渉はどうなる事やら………。

「銀の網」亭(幸せの木)

それからしばらくして………おやじに引き連れられて40半ばくらいの一人の柔和そうな顔つきの男性がやってきました。
服装はきらびやかで高い身分であろうことを示す紋章や豪華な装飾品などを身にまとっていました。
おやじが一行を指さすとそのまままっすぐやってきました。
■ゴート男爵
君たちが依頼を引き受けてくれるもの達かな?
最近、私の領地では問題が尽きないのでなぁ。よろしくお願いする。
依頼内容は張り紙に書いておいたとおりだが、何か聞きたいことはあるだろうかな?

バーンは威儀を正して一度会釈をした後、片膝を付いて慇懃に挨拶を施しました。
■バーン TO:ゴート男爵
 初めて御意を得ます。
 この度、ご依頼を承りました冒険者で、一行の代表のバーンと申します。
 こちらから仲間のメルディス、フェイス、ヴィクトール、アフル、ソフィティア、となりますのでお見知りおき願います。

そこまで言って、深々と一礼するとゆっくりと立ち上がり
■バーン TO:ゴート男爵
 なにかと不躾なご質問をするかとは思いますが、事態の改善を最優先とし、寛大な心を持ちましてお許しください。

バーンはそう言ったのち、メルディスに小声で話し掛けると、2、3度頷き男爵の方に向き直りました。
■バーン TO:ゴート男爵
 それでは、早速ですが…

バーンはそう言うと、質問を矢継ぎ早に浴びせ掛けました。

以下、男爵の回答です。
■バーン TO:ゴート男爵、ALL
 ありがとうございます。参考になりました。調査に必要な期間については、後程取り決めをさせて下さい。
 …いま思いつくのはそれ位ですね。
 皆は何かあるかな?

■ソフィティア TO:ゴート男爵
 依頼書には「腕の立つもの」とか「ある程度の危険」と書かれていますが、実際どのような危険が予想されるのでしょうか? それと、危険手当とはどのような危険を基準に考えれば良いのでしょう?冒険者である私たちを雇っう以上すでに最低限の危険は承知の上ですが、敢えて報酬枠として明記されている理由と具体的には幾ら程度になるのかをお聞きしたいです。

■ゴート男爵 To:ソフィティア
先ほども言ったとおり、怪物が現れた際にその強さに応じて出すと言うことだ。
………もっとも、それ以外に何かあるかもしれんので、他に危険として認めてほしいものがあればものによっては認めるが………

■バーン TO:ゴート男爵
 そうですね…。仰っている危険には全く関係無いかもしれませんが、差し支えなければ解決したというその事件の経緯、特にオーガーの件についての詳細をお教え願えますでしょうか?

■ゴート To:バーン
うむ………詳細を話すと長くなるのだが………。

#41参照(笑)
簡単に言うとラース村でオーガーがでたと思われたが、それはオーガーではなくてオーガーのような体格の竜司祭で、何が村を騒がせていたかというとデーモンだったというお話。
■バーン To:ゴート男爵
 り、竜司祭に魔神ですか…。(何か事件に関わりがあるのかな?)

■アフル TO:ゴート男爵
 モンスターが2匹以上いた場合は、その分の危険手当も出してもらえるんですか?

■ゴート To:アフル
うむ………量が膨大だったときはそれなりに認めよう。
まぁ、危険手当の基準については後ほど具体的に話した方が良かろう。
曖昧な基準で支払った場合、互いに納得行かないこともあるだろうから。

そう言うと、男爵は懐から紙とペンとインクを取り出しました。
■バーン To:ゴート男爵
 では、危険手当の基準の他に、調査期間についても詰めましょうか。

バーンは再びメルディスに小声で話し掛けると、細かいやりとりを行なった後、パーティーの希望という形で条件・基準を提示しました。
(提示された条件は下記参照)
■バーン To:ゴート男爵
 …といったところですかね。のめない条件があれば修正をお願い致します。 最終的に合意頂ければ、同じ書面を2枚作成し、連署してお互いに保管しておきましょう。

■フェイス To:バーン
……せ、成長したねぇ…バーン…。難しくて僕には何がなんだかさっぱりぱりぱりぱりっぱり…(@_@;)

■ヴィクトール To:バーン
うん、難しいことはリーダーに任せておけば安心だねぇ。

■ソフィティア TO:フェイス
 バーン凄いね。商人になっても十分やっていけるんじゃないかしら(^^; 以前、報酬とかでもめたりした事があったの?

ソフィティアは商人の家で育ったので、契約上のいざこざは知っていました。
■バーン To:ソフィティア、フェイス、ヴィクトール
(小声で)
 もちろんメルディスさんのおかげですよ(^^)
俺も昔、養父が商売上で難癖を付けらていたのを見てますから、メルディスさんが考えた条項に補足程度はしましたけど…(^^;;
  それより、フェイスもヴィクターも自分達の問題なんだから人任せにしすぎると良くないよ。

と言いいつつも、「成長した」というフェイスの言葉には顔を綻ばせます。
(PL注:ちなみにバーンの養父はレイドの高級娼館の経営者でした。そこで丁稚奉公をしていたので、貴人に対し冒頭のような挨拶ができるんですね〜)
■ヴィクトール To:バーン
だって難しいんだも〜ん。

と言いつつ、一応先の話の要点をノートに書き留めておく。
■フェイス To:ヴィクター、バーン
ね〜? まあ、がむばるよぉ〜(^_^;) 

■メルディス TO:ゴート男爵
えっと、言葉に無礼があったら申し訳ありません。
普段そのラース村とはどういう風に連絡をとられていたのでしょう?
村の方から誰かがきていたのでしょうか?

■ゴート To:メルディス
いや、基本的に滅多に連絡は行かない。
月に一度だけ村の様子を見るためや税の徴収のためなどに使いを出すだけだ。
今回は税を徴収するために使いを出したが、それがいつまで経っても戻ってこなかったのだ。
故に、わたしの私兵であるところの連隊長一人(3レベルくらい)と兵卒3人(1〜2レベル)に調査に向かわせたのだが、帰ってこなかったのでな。だから、君たちに調査を頼もうと思った次第だ。

■メルディス TO:ゴート男爵
あなたの部下の4人が戻らなくなってどれくらい経っていますか?
まぁ、どちらにしても何らかの危険がありそうですがね(苦笑)

■ゴート To:メルディス
そうだな………かれこれ3週間近く経っているかな?

■バーン To:ゴート男爵
 だいぶ経過してますね…。後で私兵の方々の似顔絵や詳細をお教え下さい。

■ゴート To:バーン
うむ………彼らの詳細は後ほど書いて渡しておこう。

続いてフェイスが質問してきました。
■フェイス To:ゴート男爵
あと、バーンの質問にもあったけど、その村で知っている人いませんか?
村長さんとか…。
あと人が何人ぐらい住んでいたのかも教えてくださいな。

■ゴート To:フェイス
知っている人?直接面識があるものは村長のラシードくらいだな。
豊かな白いあごひげを蓄えた老人だな。
村の人数は………よく把握していないのだ、済まないな(苦笑)。まぁ、70人くらいはいたとは思うが。

■ヴィクトール To:ゴート男爵
ねえねえ、なんでその村でばっかり事件がおきるの?何か理由があるのかな?

ヴィクターの発言に男爵は苦笑を交えながらかえしてきました。
■ゴート To:ヴィクター
………それが分かっていれば何とかしてるよ(苦笑)

■ヴィクトール To:ゴート
ちぇっ、やっぱりそっかぁ〜。

■バーン To:ゴート男爵
 その辺りの事情は調査によってあきらかになると考えます。
 …それでは、早速仕事に取り掛かりたいと思いますが、貴卿への連絡方法と場所決めなどはどう致しましょうか。
 もしラース村への道中をご同行できるのであれば道すがら伺えれば幸いですが…。

男爵はしばし考えていた様子です。
それから回答が見つかったのか、ゆっくり答えてきました。
■ゴート To:バーン
いや、わたしはそちらに同行する訳にはいかないのだ。
あまり長期に渡って領地(統治している中心の町)を開けておくわけにはいかないのでな。
だから、契約が締結したら、私が統治している町に戻るつもりなのだが………ラース村からは二日の場所だ。来られるかな?
オランから4日ほどだが………。無理なら、他に何か手段を考えてみるが………。

■バーン To:ゴート男爵、ALL
 そうですか。…おそらく大丈夫だと思います。
 では連絡の際には、ご領地へ伺うという事にしましょう。
 万が一、緊急事態の場合には領民に協力してもらい、早馬でも出してもらいます。

(パーティーの面々を見やり)
 他に何かあるかな?

■ソフィティア TO:バーン
 特に思い浮かばないわ。それで良いんじゃないかしら?みんなはどう?

■メルディス TO:バーン
 問題ないでしょう。
 これだけ認めてもらえれば文句はありません。

■ヴィクトール To:バーン
うん、オレもこれくらいでもう良いと思うよ。

■フェイス To:バーン
僕も特にないよ〜♪

■バーン To:ゴート男爵
 では、契約成立ということでよろしいでしょうか?
 今、契約書をご用意しますので連署をお願い致します。

■ゴート To:バーン
うむ、君みたいにしっかりした人が先導してるところなら信用できそうだ。
間違いないように契約書は作っておこう。

■バーン To:ゴート男爵
 お言葉、恐悦至極に存じます。なによりの励みになります。

バーンは軽く会釈をすると、メルディスに向き直った
■バーン To:メルディス
 済みませんメルディスさん。先程仰っていた条項を、羊皮紙にまとめて契約書を作成してもらえますか?
(う〜ん(--;;いい加減、共通語の読み書きぐらい出来るようにしないとなあ…)

■メルディス TO:バーン
 いいですよ。
(とはいえ、これはなかなかな量だな・・我ながら(苦笑))

というわけで、このような契約書が作られました。
 バーンはメルディスにまとめてもらった契約書に、自分の名前を(西方語で)書き入れるとゴート男爵に渡しました。
 それを渡された男爵は依頼書に書かれていた筆跡と寸分違わぬ署名を契約書につづりました。
■バーン To:ゴート男爵
(契約書の名前の欄に目を通し、メルディスに確認してもらうバーン)
 ありがとうございました。全力を尽くし、早期解決を図れるよう努力する事を誓います。
 吉報をお待ち下さい。

■ゴート To:バーン
うむ、よろしく頼む。

長きに渡る(というほどでもありませんが)交渉の末、依頼は間違いなく引き受けられたようです。
次こそ一行は本格的に稼働することになる………はずです。


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GM オーイシ
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