SW-PBeM Scenario #36
氷晶の蒼狼
第2章 さぁ、調べものだ

無事?合流


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銀の網亭 酒場

 迷子アイオンを連れて銀の網に来た一行。
 酒場にはドワーフのおやじと、3人の冒険者、あいかわらず酒かっくらってくだをまいている親父、そして依頼人の6人の客がいた。
■バジル To:おやじ
 ああ、厨房からいい匂いが…… あ、おやじさん、ただいま。

■ポム To:おやじ
 おやじ〜腹減っちゃったぜ〜(^^)/

■クロス To:おやじ
 ホント、いい匂い。たまんないな…なんか食べようかな。(^^;

■おやじ To:ALL
 おう、お前ら帰ってきたのか。
 シーアンとアイシャが先にかえってきててな‥‥

 と、店のおやじが言いかけている途中で、
■アイオン To:ブロン
 おっおっおっおどおざぁぁぁ〜〜〜んっっっ(TT)/

 と、店にいたドワーフ‥‥‥ブロンに抱きつくアイオン。
 どうやら、先ほどシーアン達が話しかけていたドワーフが、アイオンの父親だったらし い。
■クロス To:ポム・バジル・カヴァレス
 さ、さっそく見つけたみたいだね。
 これで一安心かな。

■ブロン To:アイオン
 ?どうした。アイオン。そんなに泣いて‥‥‥
 怖い事でもあったのか?

 状況がわからず、おろおろするブロン。
 そんな父に、アイオンはひししししっっとしがみついている。

 そんな親子の姿を、バジルは後ろでニコニコと見つめている。
■アイオン To:ブロン
 あのね、あのね、お使いいってきたんだけどね、帰り道がわからなくなっちゃったの〜〜〜(TT)/
 でねでね、この人達に連れてきてもらったの〜〜〜(TT)/
 お姉ちゃんのポムさんに弟さんのクロスさん、エルフの人と、黒緑の人に助けてもらったの〜〜〜(TT)/

■クロス
 お、弟…

■ポム To:クロス
 お姉ちゃんって呼んでもいいぜ(にやりん)

 一部説明に無理があるが、嘘ではないな。うん。

 絶句している人が一人いるが‥‥まぁ、些細な問題だろう。
■ブロン To:アイオン
 なんと!オランで迷子になっておったのか‥‥‥(^-^;;;
 まだお前にはお使いは無理じゃったかの?

 と、心配そうな顔で見ている。
■バジル To:ブロン
 まだちょっと難しかったみたいですね
 でもアクシデントに対応する力は優れていると思いますよ。きっちりお父さんの所へ連れて行ってくれる冒険者を捕まえるところなんてね。
 変な人に攫われたり、サーカスに売り飛ばされちゃったりしなくてほんとによかったですよ。

■カヴァレス
 変な集団にゃぁ捕まったがなぁ

 歳をとった子供に,怪しげなローブの男に‥‥いえ、何でもございません。
■アイオン
 うん。なんか、とっても派手な格好して歩いているヒトとかいたけど、そのヒトから見つからないようにしてたよ(えっへん)。

 その人物。虹色のマントにシルクハットをかぶり‥‥‥(以下略)。
■バジル
 そんな人いたんだ〜。僕も見てみたいなぁ

■ポム To:バジル&アイオン
 あたしもみて見たいぞ

■クロス To:バジル・ポム
 芸人かな…僕の前いたトコでも、そう言うのやってたけど…
 でも通りじゃやんなかったよ、さすがに…。

 大都市オラン。いろんな人がいるんですよ。ええ‥‥
 布教活動でアトラクションやってたりとか‥‥世間は広い。
■ブロン To:アイオン
 こら!そう言う事を聞いているんじゃない!

 こつん、とげんこつ一つ。

 後ろでバジルがアイオンと一緒にびくっ(笑)
■クロス
 (うわ、子供にそこまで……でも、子供とは言えドワーフは頑丈そうだし…
 ひょっとしてあれくらい強烈にやんないと、感じないのかな…?)



■ルツァー To:ALL
 あ、みなさん帰っていたんですか‥‥お疲れ様です。
 ん??その子どうしたんですか‥‥?

 と、タイミングを外して声をかけてきた依頼人。
 どうやら、今まで羊皮紙のまとめに集中していたらしい。
■バジル To:ルツァー
 ただいまです。
 クロスの隠し子ですよ。ってのは冗談で、迷子になってたので連れてきたんです。

■ルツァー To:バジル
 隠し‥‥‥子?

 唐突なことなのか、きょとん、としている依頼人。
■クロス To:バジル・ルツァー
 ち、ちが…

■ポム To:ルツァー
 ただいま〜♪
 ホントはここにいるおっさんの子なんだぜ♪(笑)

■ルツァー To:ポム
 (ぽん)
 あぁ、なるほど‥‥

 隠し子説、一瞬でも本気にしてたろ?お前さん‥‥
■ルツァー To:ブロン
 初めまして。
 こちらの方々に仕事を依頼しているルツァーと言うものです。
 息子さん、無事戻られてよかったですね(^^)

■ブロン To:ルツァー
 おぉ。ほんに冒険者の方々には助けられてのぅ。
 ありがたいことじゃて。

■ブロン To:ALL
 なにはともあれ。息子がお世話になりました。
 本当にありがとうございますじゃ‥‥

 どれ、お礼に食事でもどうですかな?
 おごりますぞ(^^)

 ぽん、ぽん、とアイオンを落ち着かせながらブロンが言う。
■バジル To:ブロン
 ほんと!?おじさん、良い人だね!

■ポム To:ブロン
 いいのか?いいのか?
 いっぱい食べちゃうかもだぜ

■ブロン To:ポム
 もちろんじゃ。遠慮などせずに食べてほしいのぅ(^^)

 と、にこにこと笑っている。
■クロス To:ブロン
 それじゃ遠慮なく♪



■おやじ To:ALL
 ‥‥‥そろそろいいか?(一段落するまで待っていたらしい)
 シーアンとアイシャが先に来ててな、上の部屋で休んでいるらしいが‥‥誰か呼びにいくか?それとも、俺が呼んできてやろうか?

■バジル To:おやじ
 僕が呼びに行ってくるよ。今の時間、おやじさん忙しいでしょ?

■おやじ To:バジル
 お、そうか。行ってもらえるとありがたいな。

 そうだ!とポンと一つ手を叩いて、バジルはブロンの方へ向いた。
■バジル To:ブロン
 僕達のパーティってあと2人いるんだけど、その人達の分もおごってくれる?

■クロス To:バジル・ブロン
 そこまでは…でも…?

 流石にそれは厚かましいんじゃ‥‥と、心配そうな顔もしながらも、ちょいと期待をこめた瞳のクロス(笑)。
■ブロン To:バジル
 むろん、お仲間さんにおごるのは良いぞ(^^)。
 食事は大人数でしたほうが楽しいからの(^^)

 と、二つ返事で了承します。
■クロス To:ブロン
 わるいね。なんだかたかっちゃったみたいで(^^;

■ポム To:ブロン
 おっさん、太っ腹!

■アイオン To:ポム
 うん♪お父さんのお腹は、とっても素敵に膨れてるんだよ☆
 ねぇねぇ、ポム姉ちゃんは「ないすばでー」目指さないの?

 お母さんも言っていたけど、ないすばでーはもっとふっくらとしなきゃ♪

 それはそれ。種族特有の美的感覚というものがありまして‥‥ねぇ(^-^;

 その、「ドワーフとして」は普通の意見に対し、ちょっと真面目な顔つきで
■ポム To:アイオン
 ……。
 お姉ちゃんはナイスバデーだとお仕事に困っちゃうんだ
 お仕事に困ると、お金にこまっちゃうんだ
 お金に困ると、ご飯に困っちゃうんだぞ
 だからこれでいいと思わないか?

■アイオン To:ポム
 ええ?ないすばでーだとお仕事に困っちゃうの?
 そうかぁ。ご飯に困っちゃったら大変だもんねぇ。
 ‥‥
 ないすばでーも我慢しなきゃならないって‥‥ポムお姉ちゃんって、凄いんだなぁ‥‥

 純心な眼差し‥‥いや、羨望の眼差しでポムを見るアイオン。
 このお姉ちゃん、小さいけど、すごいんだなぁ〜〜〜(きらきらきら)
■カヴァレス
 ・・・・・・・ククククク・・・・

 どうやら「ナイスバデーな・・」が頭の中で像を結んだらしい。  そりゃ耐えられないだろうなぁ(^^;
■バジル To:アイオン
 よかった!早速シーアン達を呼んで夕食にしよう。
 アイオンも一緒にご飯食べようね♪

■アイオン To:バジル
 うん♪

 と、にこにこアイオン。

 その笑顔を確認してから、バジルはスッタカターと足取りも軽く階段を駆け上がっていった。
■クロス To:バジル
 あ、僕もつきあうよ。

■ポム To:ブロン
 ところでおっさんの名前は何て言うんだ?
 一緒にご飯食べるのに知らないのもあれだろ♪

■ブロン To:ポム
 おぉおぉ。わしとした事が‥‥とんだ失礼なことをしておったの。
 すまんすまん。
 わしの名はブロンというのじゃ。よろしくな(^^)。

 ぽんぽん、とやさしくポムの頭を撫でます。
■ポム To:ブロン
 よろしくな(^^)

 お返し♪とばかりに、かるぅ〜くぺちぺち肩を叩く♪


銀の網亭 個室

■クロス To:バジル
 …ここだよね。

 2階についたバジルとクロス。2人がいる部屋の前に行くと、かるぅ〜くドアを叩いた。
■バジル To:シーアン&アイシャ
 ただいま〜。やっと帰って来たよ。もうお腹ぺこぺこだから下で夕食にしない?
 僕達に食事をおごってくれるって言ってる素敵なドワーフと一緒にさ♪

 部屋の中では、シーアンがアイシャに膝枕してもらって寝ていた。
 膝枕してる方のアイシャも一緒になってウトウトしていたがバジルに声をかけられて目が覚めた。
■アイシャ To:バジル
 ん……ふにゃ。
 バジル?んと…おかえりなの〜。
 食事?わかった、今行くよ〜。

■アイシャ To:シーアン
 シーアン、起きてぇ。 

 ほわほわなまま、おこしにかかる。
■シーアン To:アイシャ
 んーーーーーっ
(大きく伸びをする)
 ・・・起きんのヤダ。このままがいい。

 いつもはきっちりしているリーダーも、アイシャの膝枕☆が居心地良いのか、なかなか離れようとしません。
■アイシャ To:シーアン
 (頭なでなで)
 みんな帰ってきたみたい。
 バジルがご飯食べようって呼びに来てくれたよ〜。

■バジル To:アイシャ&シーアン
 シーアン寝てるの?起こすの手伝ってあげようか?

 アイシャの声を聞いて、ドアを開けたバジルとクロスの目に飛び込んできたのは、膝枕状態のアツアツカップルの姿だった。

 固まる、ふたり。
■クロス To:アイシャ&シーアン
 !!…あ、えと、その…

 おろおろするクロス。
■バジル To:アイシャ&シーアン
 あ、ごめーん、僕、お邪魔だったかしら?

■シーアン To:バジル
 俺のささやかな幸せを奪いに来るとは、この悪魔!

 と、アイシャの膝にしがみついたままだ。
■アイシャ To:シーアン
 あはは。もう〜。

 そんなお茶目な行動に、くすっと笑う。
■アイシャ To:バジル&クロス
 邪魔じゃないよ〜。いま行くね〜。

 と、ちょっと照れながら答える。
■クロス To:シーアン&アイシャ
 ゆ、夕飯だからさ、早く降りておいでよね!

 ちょっとギクシャクしながら部屋を出ようとするバジルの腕を、同じくギクシャクしながらがしっとつかみ、急いで部屋を出ようとする。

 そのクロス表情はすこし、複雑だ。  
■シーアン To:
 なんだ?クロスのやつ・・・。
(何慌てふためいてんだよ?そんなに刺激が強かったか?)

 クロスの様子に違和感を感じつつ、ようやく身を起こす。
 もう顔はいつもの表情を取り戻してる。
■アイシャ To:シーアン
 ふに?ん〜、とってもお腹空いてるのかも〜。
 早く行ってあげよ〜。
 アイシャもお腹空いちゃった(*^^*)

 そうして、二人は部屋を出た。


銀の網亭 酒場

 バジルに連れられて降りてくるシーアンとアイシャ。
 奢ってもらうと紹介されたドワーフが、先ほど自分がエールを奢ったドワーフと同一人物ということで、ちょっと笑う。
■シーアン To:
(あの3人組まだいやがるぜ・・・。これは注意しないとな)

■アイシャ To:ブロン
 あ、ブロンさんだ〜♪

■シーアン To:ブロン
 なんだ、食事を奢ってくれるドワーフって、ブロンの事だったのか。
 一体、どういういきさつだ?

■ブロン To:シーアン
 おや、これは先ほどの‥‥なにかと縁があるようだの(^^)

■バジル To:シーアン&アイシャ
 え?知り合いなの?

■ポム To:シーアン&アイシャ
 友達だったのか?

■ブロン To:ポム&バジル
 友達というか、知り合いじゃな。

■ブロン To:シーアン
 なぁ、シーアン殿(^^)

 と、ウィンク☆
■クロス
 なんなんだろ…?

■ブロン To:クロス
 なぁに、先ほどシーアン殿に物を聞かれたのでな。

■シーアン To:ブロン
 で、エールを2杯ほど奢ったのさ(笑)。
(仲間に向かって)お前らはいつ知り合ったんだよ?なんでブロンに食事を奢ってもらえるんだ???

■クロス To:ブロン
 そ、そう…
 …あ、僕らはね、細工物ギルドからここへ帰ってくる間に彼の息子さん…ほら、
 そこにいる男の子なんだけど、それが迷子になってるのを偶然見つけてね。

■シーアン To:ドワーフの子供
 あっ、子供だ!俺、子供のドワーフ初めて見るよ。
 へぇぇぇぇ、ドワーフにも子供時代があるんだなぁ、本当に。
 名前はなんてんだ?にーちゃんはシーアンってんだ。よろしくな(^^)。

 そんな素直な反応に、にこやかに笑うブロン。
 逆に、ちょっと不思議そうな顔のアイオン。
■アイオン To:シーアン
 ボクの名前はアイオンだよ。
 ねぇねぇシーアンにーちゃん。普通、子供っているんじゃないの?
 ほら、だって、長寿って言われているエルフさんだって子供いるんだよねぇ?
 それとも、子供じゃなくすぐオトナで産まれてくる子っているの?

 言葉のあやがわからぬ子供であった(笑)。
■バジル To:ブロン&アイオン
 アイオン達はどこから来たの?

■アイオン To:バジル
 ん?ボク?お父さんと村から来たんだよぉ☆

■ブロン To:バジル
 こら、村ではどこの村かわからんではないか(笑)

 わしらはの、エストン山脈にある小さな村からきたのですじゃ。
 ちょうどわしの仕事道具が足りんようになってしまってのぅ‥‥買物にきたら‥‥ついでに、息子が迷子を経験してしまったってわけですわ(笑)

 もうすんだことだからか、わははと豪快に笑う。
■シーアン To:ブロン
 あんた、自分のガキが行方不明だっってのに、悠長に酒なんか飲んでたのか(^^;;!

■ブロン To:シーアン
 迷子になってるだなんぞ、気が付かんかったからな(^-^;;;

■アイオン To:シーアン
 おっお父さんは悪くないやいっ。
 迷子になった、ボクが悪いンだいぃ‥‥‥(TT)

 自分の不甲斐なさから父が責められている‥‥と見えたのか、一生懸命父親を援護するアイオン。


■クロス To:ブロン
 エストン山脈から!?

■アイシャ To:クロス
 そうなの〜(^^) さっきブロンさんに伝説の狼のお話とかしてもらったんだよ〜。

■クロス To:アイシャ
 へぇ? それは…

■シーアン To:アイシャ
 アイシャ、その話は今はまずいな。
 見ろよ、さっきの奴等がまだ店にいるぜ・・・。

■アイシャ To:シーアン
 (ちらっと見た後、小声で)
 あっ、ほんとだ〜。

■ルツァー To:シーアン
(小声で)
 では、お相伴に預かるのは個室で。
 その後の報告については私の泊まっている部屋で‥‥というのではどうですか?
 部屋の手配をしてくるついでに、私の方の部屋の準備も頼んでこれますし。

■バジル To:アイシャ
 伝説の狼!?
 それってまさか氷狼の事!?僕、すごく興味あるんだ、その狼について
 今回の依頼にも関係してそうだって事もあるけど、精霊使いとしてもぜひ一度会ってみたい存在だよ。

■ブロン To:バジル
 おぉおぉ。そうじゃ。物知りなエルフ殿じゃのう。

 相変わらず、くいくいエールを空けていきます。
■ポム To:バジル
 うに、アイシャ、バジル〜
 酒場には沢山の貪欲な耳や目やあるんだぜ
 その話しは後だと思うな

■アイシャ To:ポム
 ごめんね。もう言わないの〜。

■バジル To:ポム
 あ、ごめんごめん。僕思わず興奮しちゃったものだから。

■ポム To:シーアン&みんな
 人数が多いし個室借りて食事の方がいいと思うけど、どうだ?

■シーアン To:ポム
 そうだな。
(小声で)
 食事だけ・・・な。報告会は私室でやろう。

■ルツァー To:ポム
 そうですね。ついついぽろっと喋ってしまってはせっかくの情報がもったいないですからねぇ。
 では、マスターに個室のほうお願いしてきますね(^^)

■ブロン To:ALL
 ではわしも一緒にいって食べ物の注文をしてくるかの(^^)。
 皆さん、たのしく食事しましょうぞ(^^)

 ルツァーとブロンは2人連れ立ってカウンターにいき、それぞれの手配をしました。
■シーアン To:みんな
 ん?ルツァーさんとブロンはもう知り合いなのか?

■ルツァー To:ALL
 部屋の準備してもらっています。
 では、そろそろ移動しましょうか?

 シーアンさんが上に上がってから、すこし私からもブロンさんにお聞きしてまして‥‥(^^)
 ね、そうですよね。

■ブロン To:ルツァー
 潤滑油ももらったしな♪

 その後、しばらく9人でささやかながらも楽しい宴を持ちました‥‥

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