SW-PBM Scenario #88 | 目次 |
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ソニアの家 |
■ナミキ To:ALL |
ん〜…これでよかった、のよね。 |
■ランス To:ALL |
さて・・・問題はこいつやな。 |
ヌルのほっぺたをぺちぺちと叩く。
■ランス To:ヌル |
おーい、生きとるかぁ? |
ヌルの体がぴくりと動き、ゆっくりと瞼が開く。
目の前のランスに気づくと、慌てて逃げようとするが、アンリに縛られていて動けない。
■ヌル To:ランス |
くそっ! なんなんだよ、あんた達は?! これ、ほどけよ、ほどきやがれ、こんちくしょー! |
暴れまくり。
■アンリ To:ヌル |
ほどけないダロ〜♪スゴイ〜?ま、ほどけちゃったら意味ナイもんネ☆ オレが盗賊として誇りを持ってほどけない縛り方してあげたんだヨ♪ |
■ランス To:イグレッタ |
・・・・・ |
イグレッタに「いてまえ」と目配せでサインを送る。
イグレッタは視線を受けて、小さく溜息を吐くと
キッっとヌルを睨んで、吊し上げる。
■イグレッタ To:ヌル |
静かになさい! |
とサニティでなく往復ビンタが飛んだ。殴ると気絶したからだ(笑
暴れるのは収まったが・・・(^^;
■ヌル To:イグレッタ |
痛ぇ・・・。何すんだよ、このクソ女! !! そうだ、あいつはどうした?ソニアは? あいつめ・・・俺を殺そうとしたんだぜ。ソニア連れてこいよ! |
口の方は収まらない(^^;。
■アンリ To:ヌル |
うげっ!!つーことは、オレ達は結果的におっちゃんが殺されそうになったの助けてやったってコト!?なんか、ヤな感じ〜。 |
■イグレッタ To:アンリ&ヌル |
あら、この男の甘えた根性に腹が立ってるから 今後の態度によっては、うっかり殺しちゃうかもしれないわねぇ(嘘) |
アンリの言葉を受けての冗談…には聞こえないかも知れない(笑)
■ランス To:ALL |
お前に愛想つかしたんか知らんけど、どこぞに行ってもうたで。 それに・・・お前、なんで自分が殺されそうになったかわかってるんか?え? |
■アンリ To:ヌル |
毒殺にしてあげようと思ってくれたダケ感謝しないとだヨ♪ 今までの恨みつらみを込めて〜なんてなったらギルドの制裁並にヒサンなモノになってたハズなんだからサ☆ |
■ヌル |
・・・・・・・・ |
■イグレッタ To:ヌル |
今まで自分がソニアにやった事を覚えている? 忘れたなら、あなたがソニアにした事を思い出すまでしてあげるわ |
口調は陽気だが、目が笑ってない。
ヌルは思い当たるフシが有りすぎて、一気に静かになる(^^;。
■イグレッタ To:ヌル |
憎しみあう生活に疲れたそうよ 新しく生きる場所を探すんですって 彼女、何も持って行かなかったわ |
■ランス To:ヌル |
さてさて・・お前はソニアに未練残ってるんかのぉ? |
あまり迫力がない(笑)
■ヌル To:ランス |
あいつが居なくなったら、誰が食事作ったり、部屋掃除したりするんだよ・・・。 |
■ナミキ To:ヌル |
しね。 |
■ランス To:ヌル |
・・・・お前なぁ・・・嫁ってのは女中と違うんやからな・・・ |
かなり呆れてます。
■イグレッタ To:ヌル |
あなた子供?自分でやる事ね |
■アンリ To:ヌル |
そーだそーだ!!ここにいるランスなんて自分のことだけじゃなくて自分の恋人の分まで余分に仕事をやってるくらいキンベンなんだからネ!! |
■ヌル To:ALL |
あんたらに言われる筋合いじゃないね。 さっさとほどいて、ここから出てけよ! お前らみんな出てけ!ここは俺の家だぞっ!!! ――― 1人にさせろよっ! |
独りになって泣きたいのかもしれない。顔はすでに泣き顔である。
■ナミキ To:ヌル |
ガキかお前は……。 |
■アンリ To:ヌル |
出てっていいのカナ〜?縄、自力でほどけるのカナ〜?ま、オレには関係ないか〜♪ |
■イグレッタ To:ヌル |
ソニアには、もう遅いけど 次はこうならいように反省することね |
振り返らずに出て行く。
■ランス To:ヌル |
今後ソニアに手出しせぇへんっていうんやったら 解いてやってもええけどな。それが嫌なら・・・ |
アンリを連れて、そのまま出て行くそぶりを見せる。
■ヌル To:ランス、アンリ |
わ、待った! もうソニアには干渉しない! 約束するからほどいてくれよーっ! そんなあちこち捜し歩く気力も根性も俺にはないって。あれはただの脅しで・・・。 |
■アンリ To:ランス |
うに〜・・・ほどけばいいの? |
■アンリ To:ヌル |
せっかく、解けないように結んだのになぁ〜・・・勿体無〜い!! でも、りぃだぁの命令だから解いてあげるんだからネ!!感謝しろヨ☆ |
文句をいいつつもちゃんと縄をほどいてあげる。
■ランス To:ヌル |
これで懲りたら、考えを改めるこっちゃな。 |
■ヌル |
わかったよ。もう懲り懲りだ。 |
一行はヌルの家を後にし、ミランダが待っているスカルノ邸へ向かった。
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