SW-PBM Scenario #88 | 目次 |
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クロード家 玄関 |
2台の馬車が着くと、屋敷から執事がやってくる。
イザベルの姿を見つけると、彼は心底安心したようだ。
■執事 To:イザベルお嬢様 |
お帰りをお待ちしていました(^^)。 この方たちは・・・? (一人は先ほどの男性ですね) |
■イザベル To:執事 |
私の学院でのお、お友達よ。 今日はご招待したの。 お前、客間へ案内なさい。お食事の用意もね。 |
■執事 To:イザベルお嬢様 |
はは、かしこまりました。 (お嬢様・・・お友達の幅が広いですな(^^;) |
一向は執事に案内されて、客間に通された。
一応、男女別々に1部屋づつ。
イザベルは自室に戻ってしまった。
■執事 To:お嬢様のお友達の方々 |
では荷物を置きましたら、お食事に致しましょう。 |
クロード家 食堂 |
食堂に通されると、ややあってイザベルも入ってきた。
部屋に戻ったのは着替えをしてたためらしい。
■イザベル To:ALL |
どうぞ、召し上がって。 |
いきなり押しかけた割にはすごいご馳走がテーブルに並んでいる。
毎日こんなのを食べたらすぐにガレリアのようになってしまうだろう。
■ランス To:イザベル |
ご く り (↑思いっきり生唾を飲み込んだらしい) ・・・こ、こんなごっついのん・・・ええんでっか? |
とかいいつつ、まるまると太った鳥の丸焼に手を伸ばす(笑)
■ナミキ To:ランス |
ランス。よだれ、よだれ……。 |
■女中その1 To:ランス |
お取りいたしましょうか? |
給仕をしていた一人の女中が、気を利かせたつもりでナイフを手に、一人分切り取ると、ランスの皿に盛った。
ランスは丸ごと食べたかったようだが(笑)
■ランス To:女中その1 |
ど、どうもおおきに・・・(そのまんま喰らいたかったのに・・) |
■アンリ To:女中その1 |
オレ、育ち盛りだからいっぱい欲しい〜♪勝手に取っていい〜? |
鳥の丸焼きを指してとりあえず尋ねる。
女中その1はちょっと困った様子でイザベルの顔色を伺う。
■イザベル To:ケリ(女中その1) |
自由にしてもらって。 この人達は・・・堅苦しいのが嫌いらしいの。 |
主人の言葉を聞き、言うとおりにする女中達。言われるまで手出しをするのを控える。
■イグレッタ To:女中の誰か |
もう少し、強いお酒はあるかしら? (これじゃ、ジュースだわね…) |
平然と言うイグレッタのワインの量は料理摂取より多い。(笑
■女中その2 To:イグレッタ |
はい、ただいまお持ちします。 |
また別の女中がイグレッタの世話をする。厨房に戻った彼女は温めたブランデーとブランデーグラスを2個持ってくる。
■女中その2 To:イグレッタ |
お待たせしました。こちらでよろしいですか? グラスはこれで足りるでしょうか・・・。 すみません、私いくつ必要か確認するのを忘れてしまい・・・ |
まさかイグレッタ一人で飲むとは思ってもいない(笑)
■イグレッタ To:女中その2 |
十分よ |
新しいグラスにブランデーを注ぐ。
■レイン To:イグレッタ |
…一人で飲むの? |
意外そうにレインを見て
■イグレッタ To:レイン |
(あなたも)飲むの? |
■アンリ To:イグレッタ、レイン |
レインが飲まないならオレ飲むぅ!! 別にイイよね〜、イグゥ? |
■イグレッタ To:アンリ&レイン |
どーぞ |
■ランス To:ナミキ&女中2 |
んじゃわいはエール頼んます・・・ ナミキは何がええ? |
といいつつ女中を見てみる。
ここにいる2人の女中はとくに太ってはいないようだ。「痩せたい」が口癖の女中とは思えない。
■ナミキ To:ランス |
あたしもおなじの。 じゃ頂きましょうか。 |
そして金持ちの食事をたらふく喰らい・・・あっと言う間に食後(笑)。
クロード家 廊下 |
食事を終え、皆が部屋を出るのを見計らってイグレッタがイザベルに声をかける。
■イグレッタ To:イザベル |
今日、あなたの部屋を掃除したのは誰かしら? |
■イザベル To:イグレッタ |
部屋に入った女中の名前を知りたいのね? わかったわ。 ちょっと聞いてくるので、ここで待ってて下さる? |
そのまま廊下で5分ほど待っていると、イザベルが戻ってきた。
■イザベル To:イグレッタ |
お待たせしたわね。 今日、私の部屋を掃除したのは、ピリオーネとソニアよ。 ケリに聞いたわ。 |
■アンリ To:イザベル |
そんなコト言われても誰が誰なのかさっぱ分かんないヨ・・・。 |
■イグレッタ To:イザベル |
二人の特徴は?…食事中にいたかしら? 前に聞いた、「痩せたい」と言っていた人と同一? |
■イザベル To:イグレッタ |
お給仕をしてたのはケリと、クレイシェルね。あなたにブランデーを持ってきたのがクレイシェル。 「痩せたい」が口癖なのはドーラと言う太っちょで大柄な女性よ。痩せたい痩せたいとは言っているけど、本当に痩せたがってるとは到底思えないわね。 掃除に入った2人だけど、ピリオーネは”欲しがりや”さんね。おねだりが上手なので嫌な感じではないけれど・・・。ソニアは痩せててちょっと神経質っぽそうね。仕事は真面目で丁寧よ。 あと、クルニエと言うのがいるわ。最年長で皆のリーダー的存在かしら。 |
■イグレッタ To:イザベル |
クルニエに聞けば、他の人の行動や変化が分かるのかしら? |
■イザベル To:イグレッタ |
どうかしら? 私もそこまで女中達の事を知ってるわけじゃないから・・・。 クルニエよりケリの方が案外詳しいかもしれないわ。ケリは情報通らしいわよ。 |
■アンリ To:イザベル |
ねぇ、女中さんの部屋もこの屋敷の中にあるんだよネ? |
■イザベル To:アンリ |
そうよ。 だけど住み込みは3人だけ。 残り3人は通いで来て貰ってるわ。 もうそろそろクレイシェルとピリオーネ、ソニアは家に帰る時刻ね。 |
■アンリ To:イザベル |
あっちゃ〜・・・お部屋調べるの大変そうだネ☆ |
■ランス To:イザベル |
んー、次の犠牲者が出るんは何としても防がなあかんし、念の為に薬を探させてもらえんやろか? |
■イザベル To:ALL |
あなた方には感謝してるんだけど・・・ その・・・雇い人に弱みを握られたくないわ。 色々と聞くんでしょう? |
薬を探す過程で、自分がガレリア・ルーデンスから薬を盗んだことがバレるのではないかと心配する。
■イグレッタ To:イザベル |
必要ない事を、話すつもりはないわ |
■レイン To:イザベル |
じゃあ、僕が実験で使う薬品を君に預かってもらった。それが無くなった。 それでいい? |
■イザベル To:ALL |
そう・・・ね。それならいいわ。 では、また明日。おやすみなさい。 |
ほっと安堵の笑みを浮かべ、イザベルは自室に戻っていった。
■アンリ To:ALL |
ん〜・・・ってことは、こっから後は女中さんに聞き込みすればいいってコト? それとも、誰かモグリンが出てこないか見張ったりもする?どうするの〜? |
■イグレッタ To:アンリ&ALL |
掃除した二人は帰ってるでしょうから 今日だと「痩せたい」が口癖なドーラとリーダーのクルニエしか、調査出来ないわね。 |
しかし結局・・・この日はお酒も入ってたこともあって調査を終了し、良い気分で寝てしまうのであった(爆)。
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