SWPBM#C01
学問と倫理のはざまで
シーン2:銀の網亭(個室)
GM : 個室に移ってしばらくするとおやじが頼まれた飲み物とつまみ等を持って上がってきました。
おやじ (NPC) : はいよ。ここなら静かに話せるだろ。
エルステッド : 店主殿。ありがとう(といって受け取ります)
ライル : ありがとう。おやじさん
エルザ : もうあの女の事は忘れなさい…。来週あたり新しい出会いがあったり無かったりしそうだから……(ぽむ)>ヴィタリ
ヴィタリ : あ、新しい出会いぃ〜っ?!>エルザ(←非常に混乱中)
アルテナ : 微妙だな…>エルザ
エルステッド : …ヴィタリ殿。落ちつかれたらどうだ?(いかにも不思議そうな顔をしながら)
アルテナ : ヴィタリも、もうお年頃だからな…(ぽむ)>エルステッド
エルステッド : 青春を謳歌するのは良いが、いまは依頼の話をしているときだろう?そんな時まで浮ついていたら…好意を抱く相手に、どう思われるか…(軽くため息)>アルテナ
アルテナ : くすくす、そのほうが見てる分には面白いじゃないか>エルステッド
エルステッド : (ぼそ)否定はしないが。 時と場合も選ぶと、なお良いかな、と(苦笑)>アルテナ
アルテナ : ではヴィタリ君のために、いろいろと応援してあげますか(ニヤニヤ>エルステッド
エルステッド : …程ほどに、な…(ふぅ、と肩をすくめます)>アルテナ
アルテナ : それに…おぬしもルフナが気になるんだろう? さきほどから顔をそむけたり意識してただろう?>エルステッド
エルステッド : …それは誤解だ…(汗>アルテナ
アルテナ : 隠すな隠すな(笑・肘で小突く)
ルフナ : (アルテナとエルステッドの会話を横で聞きながら苦笑中)
エルザ : はいはい。エルフはエルフ同士仲良くしてなさい。
エルステッド : …後で話す……(深くため息をつきながら>アルテナ
GM : などとやってると下の方から「お、依頼か。俺に任せろってんでぇ!」とやかましい声が聞こえたりしますがそれはおいといて(笑)
アルテナ : 早く二階に避難して正解だったな
ルフナ : あ、またやってるよ(笑)あれじゃぁ得られる仕事も逃げて行っちゃいそう…(^-^;<下の方
エルステッド : まったくだ……(ため息)<下の方
ライル : で、早速ですが先ほどの話を詳しく聞かせていただけますか?内偵とは一体どういう…
スコット (NPC) : では、具体的な話に入らせてもらおうかな。君たちは賢者の学院についてはどれくらい知っているかな?
GM : スコットは持ってきたものには手をつけずに早速話を切り出しました。
アルテナ : …で、内偵というのは?学院内に不正がはびこっているのか?
エルザ : うちの学院では日常茶飯事だわ。1年ごとに生徒数は半分になるわね。
ライル : (PL知識ならそれなりに…)
ヴィタリ : (PL:どのくらい知ってるんでしょう?)
GM : 各PLの判断で自分のキャラがこれくらい知ってるって適当に決めて下さいな。
エルステッド : つい先頃まで、師父に教えを請うていたぐらいには…<学院について>スコット
エルステッド : (PL:一応学院生なので、一般人よりはある程度知っているかな、と)
アルテナ : 私は一応、学院生だ。
ライル : (んじゃクロード・ロットの聴講生ってことで>セージ1だから)
ライル : マナ・ライ師が設立した三角塔を知らない人間はここオランにはいないと思いますよ。
ライル : (マナ・ライがまとめなおした魔道書は統合魔術を簡単にしたものなんでしょ?)
エルザ : 分野が多岐にわたるからまとまりがないって聞いたけど。>三角塔
エルステッド : (PL:エルザが言ってるのは、人間関係・派閥のことっしょ)
エルザ : (PL:エルザの学校は魔法少女養成の専門学校だから…)
エルステッド : (PL:ある意味凄い学院だ…魔法少女なるべく、ライバル蹴落としありそう…(それで学生が半分に…ガクガクブルブル))
エルザ : (PL:ライバル科とドジ科があって、ライバル科は高飛車お嬢様とクールな天才と意地悪な天の邪鬼しかいない)
ライル : (いいなあ。そこ。いってみたいw>ライバル科)
エルステッド : (PL:ドジ科…なんか、教室がえらい事なってそうなイメージ… 実験には必ず爆発つきものっぽいしな…)
エルザ : (PL:ドジ科は事故で半数に減り、ライバル科は甘い奴から消えていくの)
スコット (NPC) : まぁ、三角塔を知らぬものはおらぬとは思うが…。では、学院の研究は多岐に渡るものであるということくらいは分かっておるかな?そこのエルザ殿は知っておられるようだが。>ALL
エルステッド : それは当然。我らが求める知識は、1つにあらず。万物の事すべてが対象故に(と、チラッとメイジスタッフを示します)
スコット (NPC) : まぁ、これ以上遠回しに言っても面倒だから単刀直入に言おう。賢者の学院にいるとある導師について調べて欲しいのだ。
エルステッド : 単刀直入はありがたい。…ある導師とは…?>スコット
ライル : ふむ。導師級の内偵とは穏やかではないですね
ヴィタリ : とある導師? ライバル関係にでもあるのかい?>スコット
スコット (NPC) : ちがう。私は地位などに興味はない。学院の末永い安泰を目的として今のところで働いているのだ。レイディックが不穏な動きをしてるので調査をして欲しいのだよ
そのとある導師はもしかしたら知ってるものもいるかもしれん。そのものの名はレイディックと言う。学院でマナ・ライ師の教えに異を唱える集団の中でも特に奇異なものだ。
エルステッド : 奇異なもの…?
ライル : 異を唱えるのはオーファンの魔女も同じ事をしたから別にいいとして、どんな内容でしょうか?
アルテナ : (レイディックの名前を知ってるか判定してもいいですか?>GM)
エルステッド : (マスター。知名度チェックしていいですか?<レイディック)
ライル : (判定キボンヌ)
ヴィタリ : (チェックしてみたいですが、やはしセージとか・・・?)
GM : セージ、もしくはソーサラー技能をベースに判定してください。
一同ダイスをころころ。最高値はエルステッドの15でした。
GM : レイディックは賢者の学院の導師の中で特に偏屈で有名な人です。研究対象以外には全く興味を示さないとか挨拶をしても返事が帰ってこないとかいつでも常にぶつぶつと研究してることについて呟いているとか 。 しかし、その分魔術に関する知識はかなりのもので独自に開発した理論で新しい魔法や霊薬を作り出したりと 人間性と言うか性格に目をつぶればめざましい活躍をしてるとも言えます。ただし、やはり学院内では浮いていて派閥内でもリーダー以外とはほとんど話をしたりはしません)
エルステッド : (典型的な研究馬鹿?<レイディック)
GM : はい、そういうことです<研究バカ
アルテナ : ああ、あの無礼者か!?
エルステッド : レイディック導師…確かに偏屈な印象があるお方だが、その分知識と技術・理論はすばらしいと聞いているが…
ヴィタリ : 別に・・・カルト集団っぽい訳ではないんだな???<レイディック
ルフナ : 頭が良すぎちゃう人ってそんなものなのかな?<ぶつぶつ…
エルザ : (ライバル科の三分の一はそんな人ね。いたわね。高笑いの授業になるとすぐに腹痛を訴えて保健室に引き籠もる人。)
エルザ : (回想シーン:先生「皆さんにはこれから、正しい高笑いを身につけていただくザマス」「おーっほっほっほ!!」「そこの貴女、お腹から声が出てないザマス!!さあ、もう一度」)
エルステッド : (PL:高笑いのときは口元に手をそえ、小指は立てるザマスか?)
エルステッド : レイディック導師は。多分自身が求める「モノ」以外…目に入られていないのだよ…(小声で)きっと…
アルテナ : それで、導師が一体何をしでかしたのだ?
スコット (NPC) : レイディックについて少しでも知っているなら話は早いな。元々彼はああ言った性格故に研究費が他の導師と比べると制限されてるのだが最近妙に羽振りが良いというか研究に妙に金をかけるようになってな。
ライル : ほう。
エルステッド : …レイディック導師が……?(少し眉をひそめて)>スコット
アルテナ : ほう・・・スポンサーでもできたか?
ライル : (…金の出所を追うのがひとつ、ということか)
スコット (NPC) : 失礼ながらも私なりに彼の研究費を調べてみたのだが、明らかに学院から支給されている研究費を上回る費用の研究を行っていたのだよ。
エルステッド : (つか。パトロンgetして研究するってのも、学院としては普通の事なのかを知りたいデス)
GM : 倫理に触れなければOKです<スポンサーゲットとか云々>エルステッド
ライル : では、金の出所を追う事と、学院の研究費が不正に使われていないか裏を取ることが依頼、ということになりますか?>スコット
スコット (NPC) : まぁ、これだけならスポンサーが付いた等の理由で納得は行くのだがもう一つ、見過ごせない点があるのだよ。
エルステッド : …もう一つ?>スコット
スコット (NPC) : まだ話に続きがある>ライル//して、もう一つなのだが彼がもしかしたら禁忌とされてる魔法の研究をしてるやもしれないのだ。
ライル : 禁忌の魔法!?
エルステッド : …っ!禁忌魔法だと!?(思わず、どん、と机を叩きます)
ルフナ : してるかもしれないって事は、心当たりがあるんですか?>スコット
ヴィタリ : 知れないと言う事はないかも知れないかも知れないのか。
スコット (NPC) : はっきりとした証拠はない。だが、状況証拠は整っている。魔術について少しでも知識があるものなら知ってるかも知れないが、今の魔術はマナ・ライ師が提唱したもので古代王国時代の魔法とはかなりかけ離れている。それに異を唱え、当時のように魔法は一つ一つ系統立てて習得するべきであると考える派閥があるのだが、そうした派閥のものでも禁忌として決して手を出そうとしない系統があるのだ。
ライル : ほう。
エルザ : 死霊魔術ね。
エルステッド : …くっ…(杖をぎゅっ…と握り締めます)
スコット (NPC) : その通りだ<死霊>エルザ
エルステッド : …死霊魔術など……死者を冒涜するもの以外の何者でもないのにっ!(杖を握り締める手に力が入ります)
ライル : なんだと!?死者を操る魔法なのか!
エルザ : (PL:あの回想シーンから出てきた解答とは思えないけど)
エルステッド : (PL:カミガカーリ<回想シーンからでてきた回答)
スコット (NPC) : そう、死霊術などは一般市民に研究してると知られるだけで学院の評判は著しく落ちることだろう。それを防ぐためにも内密に調べて欲しいのだ。仮にも相手は学院の導師、はっきりと証拠が掴めるまでは迂闊に問いつめることも出来ないしな。
ルフナ : 状況証拠があるんですか。あとはそれを元に現場(証拠)を押さえるって事になるのかな?
ヴィタリ : なるほど。証拠を掴めばいいんだね。
ライル : (怒りに震えながら)…本当のことなら赦し難いぞ。
エルステッド : 下手に中途半端な状態で問い詰めたとしても。証拠を消されしらばっくれられるだろうし…むしろ、とんだ言いがかりを!と逆に告訴されるかもしれぬしな…
スコット (NPC) : 状況証拠と言ってもかなり弱い。ただ、図書館の死霊術に関する文献をとみに漁るようになったり死者に関して調べたりするようになってるのだよ。>ルフナ
エルステッド : それだけでは…状況証拠、とは はっきりとは言えない…レベルだな…<本漁ったり
ルフナ : あ、そう言う感じの状況証拠なんですね。うーん、それだけだとやっぱり弱いですよね〜…。>スコット
エルステッド : 死霊系のモンスターに困っているとか、その手の相談に乗っただけだ…といえば、十分しらばっくれられるしな<資料あさり
ライル : 決定的な状況をつかんだ上で、導師級の魔術で嘘を見破る魔法を使ってくれればいいだろう。邪悪な意志なら俺が感じることができるしな。
エルステッド : ライル殿。それは… 導師に対して魔法を試みるという事は。「試みる」と言う時点で、それ以上のない侮辱ととられても…
アルテナ : あの手のタイプはプライドはやたらと高いからな…>ライル
エルザ : (ライバル科は全員プライドだけはやたら高かったわね。)
ライル : だから「決定的」と言っている>エルステッド
エルステッド : 「決定的」というのは。導師がその魔法を「使っている」場合だろう?その状況を掴んだ時点で、多分我々はその場に踏み込んでいるだろうし… 嘘を見破る云々も関係ないのではないのだろうか?>ライル
ライル : 言い逃れを封じるためだ。もっともファリスの使徒として見過ごせない悪ならそんなことも不要だけどね>エルステッド
アルテナ : 直接、彼には聴取したのか?
スコット (NPC) : とりあえずそれとなく聞いてみたがかわされてしまった。問いつめるほどの証拠もないのでそれが問題なのだ。さて、 どうかな?受けてもらえるかな?あくまで内密に。これが最重要事項だが。盗賊にかぎつけられても困る。強請のネタにされても困るのでな。>ALL
エルステッド : …確かにヤツらにとって「オイシイ」ネタになるだろうな<強請
エルザ : その話だと、貴方の独断みたいだけど、報酬はどこから出るの?
スコット (NPC) : 独断ではない。総務部の監査委員の上層部のみの会議で決めたことだ。故に費用は学院からでる。心配は無用だ>エルザ
ライル : (少し冷静になり)…で、受けた場合依頼料(成功報酬・条件)はどうなるのかな? 報酬額を気にしている人間もいるから教えてもらえますか?>スコット
スコット (NPC) : で、依頼料の話だが15000ガメル用意してある。これは調査の間にかかる費用や宿泊などの必要経費を合わせた額だ。
ライル : ふむ。かなりの高額ですね それだけ慎重に事を運ばないといけないわけか…
エルステッド : 前金としては、いかほど頂けるのかな?
スコット (NPC) : まずは1割渡そう。1500ガメルだ。調査費用などがこれを越えそうになったら逐一請求してくれればその額を出そう。ただし、15000ガメルの範囲内でだが。>エルステッド
ライル : 俺はその条件で構わない。皆はどうかな?
エルステッド : 了解した<金額>スコット
ヴィタリ : 十分だ。>ライル<依頼
アルテナ : 調査の期限はどれくらいだ?>スコット
スコット (NPC) : 逆に聞こう、どれくらいで終わらせられるかな?>アルテナ
エルザ : 相手によるわね。月一でしか研究してないなら1ヶ月以上かかるわ。
アルテナ : 導師の日常生活にもよるな。調査を依頼するということは短期間が希望だろう?
エルステッド : …焦り過ぎて失敗するよりは。多少時間がかかっても…「完璧」を目指した方が良いのではないか?>アルテナ
アルテナ : まあ、そうだな…
エルザ : 三角塔の研究室に籠もりっきりでも手を出し難いわね。
アルテナ : そこで、ヴィタリの出番というわけか。
ヴィタリ : 図書館に通っているようだし、研究材料なんかも必要だから、少しは外に出るんじゃないかね?
エルステッド : 研究材料…寺院に赴き、各地墓地の場所を押さえておくか…(少しため息)
ライル : そんなことはさせない…
スコット (NPC) : もちろん短期間でお願いしたい。つきっきりで調べれば彼は研究はほぼ毎日しているから、上手く研究してるところに潜り込むことが出来ればすぐにでも判明するかも知れない…そうだな。二週間有れば問題ないだろうか?>ALL
GM : というか、宿泊費なども含んでるので短時間でけりをつけないと1日40ガメルがとんでいきまっせ(笑)
アルテナ : 二週間か。妥当なところだな
ライル : それくらいあれば何とかなるかもしれないな>二週間
ヴィタリ : なんとかなればいいがな・・・。<2週間(←弱気)
ルフナ : それを何とかするのよ。お仕事だし。<2週間>ヴィタリ
エルステッド : なんとかする、のが冒険者だろう?>ヴィタリ
ヴィタリ : 同じ研究員のフリをして潜り込むとか。。。
アルテナ : いいところを見せないと、とられてしまうぞ(ぼそっ>ヴィタリ
エルステッド : (「取るのは君じゃないのか…?」と、ぼーっとしたこと考えてマス(笑)(さっきの冗談真に受けてるっぽ)
アルテナ : ・・・? なんだ?>エルステッド
エルステッド : …え?あ……うん。なんでもないよ>アルテナ
アルテナ : ???
ヴィタリ : ふはっはっは。心配無用だ!(胸張り)>アルテナ (←根拠なき自信)
エルステッド : 研究員… 依頼のためなら、私がやろうか?
ライル : 研究員のフリなら何人かできるだろう(セージ/ソーサラー技能保持者)
ルフナ : わたしは研究員にはなれそうにないから、ヴィタリにくっついておこうかなぁ…。
ライル : 墓地を押さえるのは任せてくれ。
アルテナ : 私も興味があるな。研究員…おもしろそうだな
エルザ : じゃあ私は図書室に引き籠もるわ。
ライル : では改めて。依頼を引き受ける、ということでいいかな?>ALL
アルテナ : うむ。承知した
ヴィタリ : お、おーっ!>ライル
エルステッド : 当然。学院の…そのような事態は、正さねばならないからな>ライル
ルフナ : OKです。<依頼>ライル
エルザ : (余所の学院なんてどうでもいいけど、この機にオランの魔法少女を2〜3人潰しておくのも悪くないわね。)
ライル : では、依頼をお引き受け致します。二週間以内に必ず。>スコット
スコット (NPC) : よし、それではそうきまったところで依頼料を渡そう。(と、1500ガメル相当の宝石を渡されました)
アルテナ : じゃあ、私が預かっておこう。
GM : はい、というわけで目安の2時を多少過ぎてしまいましたので本日はここら辺で終わりたいと思います。
GM オーイシ
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