SW-PBM #175
伝説の…

■ その名はスレンダー ■
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【 スレンダーの食堂 】

賢者の学院から程近い場所にあるスレンダーの食堂。パーティはここで合流する予定となっている。
先に回った場所で時間をかけたせいかお昼時のピークは既に過ぎているようだが、それでも店内はまだまだ盛況のようだ。
見ていると気付くのは、客層が肉体労働に従事する体格の良い男たちばかりということだ。
……学院のお膝元であるにもかかわらず、である。
■男 To:店内
ごちそうさん。
また明日もお邪魔するよ。

店内にそう声を掛けながら出てくる男。
これもまたがっちりした身体つきの壮年の男性である。
■オスカール To:ウルス、ALL
俺達っぽい連中に受けてる店のようだな。
旨い酒が安いのか、それともデカ盛りの店なのか?

■ウルス To:オスカール、ALL
この時間ですからな、盛りの方でしょうな。
安くてでかくてけっこう美味い、の三拍子と見ましたな。
腹も空いたし、ここで昼飯にしてみて…本当にそうだったら、行きつけにしたいですな。

■クローエ To:オスカール、ウルス
あらあら、元気なのねえ。
確かに、若い人は体力が資本なのだから、こういうお店でしっかり食べるのがいいかしらねえ。

■リオン To:ALL
大盛りだと全部食べ切れないからなぁ…
ぼく的には安くておいしいお店だと嬉しいな。

■カラレナ To:ALL
ふふっ、もうお昼の時間、過ぎてますもんね〜。
お昼をいただきながら、スレンダーさんにお話を聞いてみましょうか?

そう言って、店員さんらしき人を探す。
■カラレナ To:店員さん
すみません〜、7人なんですけど、メニューいただけますか?
あと、こちらの店長さんの……スレンダーさんにお話を伺いたいんですけど、お時間、とれますか?

■スレンダー To:ALL
はいはいはい、あたしがスレンダーだけど?
なんだい話ってのは? お店の取材なら大歓迎だけどね。

どぇん・どぇん・どぇん。 と、床が振動するような足音を響かせてやってきたのは、大の男が二人分はありそうな恰幅の良いおばさんである。
手渡されたメニューにはでかでかと「美味い・安い・多い」と書かれている。
定食や丼ものが中心のようだが、目を引くのは「2倍盛り・3倍盛りサービス」「ごはんお代わり自由」といった文字。
そしてその下に赤字で「残した場合は倍の料金をいただきます」と注意書きがされていた。
視線をめぐらせると、確かに客のほとんどがこんもりと山のように盛られた料理を前にしている。
■カラレナ To:ウルス、オスカール
う……。
わ、私無理です……。

メニューを一瞥したあと、量的に耐えられそうなウルスとオスカールに手渡す。
■リオン To:独り言
うーん…そこまで大盛りじゃなくてもいいんだけど…
でも、この定食美味しそうだなぁ…

メニューを横から覗きながら呟く。
■クローエ To:リオン
ホントねえ…。おなかはすいているのだけれど、ちょっと食べ切れなさそう。

■ウルス To:リオン、カラレナ→スレンダー
一人で無理なら、2,3人でシェアするという手もありますがね。
…こりゃあ、見てるだけで嬉しくなるようなメニューですな。
ええと、おいらはギョーザ丼の倍盛りと…
と、いや、その前にお話でしたな。

■オスカール To:ウルス
おやつに食べるには、気合入ってるな。

■ウルス To:オスカール
おやつじゃなくて昼飯ですがな。

■スレンダー To:ALL
はい、ギョーザ丼の2倍盛りね。
そっちのお兄ちゃんの言うとおり、一品頼んでみんなで取り分けるんでも構わないよ。
うちのルールは「お残しは許しません」てだけで、そういう人のために小皿も用意してあるからね。

■オスカール To:スレンダー
それは助かる、うちは女子供(グラスランナー)も居るからな。

俺はカツ丼、大盛りで頼む。

■スレンダー To:オスカール
はい、カツ丼……2倍盛りで良いね?

「大盛り」というカテゴリはないようだ。
オスカールはメニューを良く読まず癖で注文してしまったことをスレンダーに詫び、受け取ったカツ丼2倍盛りを食べ始めた・・・人の事は全く言えない食いっぷりである。
■リオン To:オスカール>スレンダー
ちょっと!ぼくはこれでも一応大人なんだからね!
まぁ、よく間違われるけど…

とりあえず、ぼくはこの親子丼ちょーだーい!
あ。普通盛りにしておいてね。

オスカールが食べてる2倍盛りも量にちょっとげんなりしつつ注文をした。
2倍盛りに挑戦するつもりはないようだ。
■マリィ To:スレンダー>女性陣
なるほど。

わたしも一人じゃ食べきれませんし、三人で一品頼みます?

■カラレナ To:マリィ
そうですね〜。この、たまごがふわふわしてるのが美味しそうです。

かに玉のことらしい。
■クローエ To:マリィ、カラレナ
そうねえ、わしもそれなら食べられそう。これ、3人で頼みましょう?

それぞれが好きな注文をして、普通盛りでもまだ多めなその量と格闘しながら話を切り出す。
■カラレナ To:スレンダー
あの、私は冒険者のカラレナと申します。
こちらは、ポートー村のジノさん。
実はジノさんから依頼を受けて、ポートー村のスレイさんという方の伝説について、調べているところなんです。
もし、スレンダーさんが詳しいことをご存知ならと思って……。

■スレンダー To:カラレナ
なんだ、話ってのはその事かい。
みんなで宝探しでもしてるのかね?
さっきもウェス様が来て、熱心にその話を尋ねてったよ。

■オスカール To:スレンダー、ALL
もう来てるとは、しかも本人が直々か!
貴族の坊ちゃんなわりには意外と真面目に仕事してるな。

■スレンダー To:オスカール
まあ、良くも悪くも腰の軽い方だからねぇ。
せっかくだからヒレカツ定食を2倍盛りで差し上げたんだけど、きっちり食べて帰ってったよ。
おなか抱えて、ふらふらしながら歩いてたけどね。あっはっは。

■リオン To:ALL
2倍盛りを全部食べるなんて…
なかなかあの人も食べるんだね。

■スレンダー To:リオン
結構無理してたとは思うけどね。
周りが食べてるのを見て必死で詰め込んでたよ。
負けず嫌いだね、ありゃ。

■カラレナ To:ALL
倍の料金をよっぽど払いたく無かったんでしょうか……。

■クローエ To:カラレナ
ふふふ。わしはスレンダーさんの言うとおりだと思うわねえ。“見得”なのよきっと。
弱いところをまわりに見せたくないんじゃないかしら。

■ウルス To:独り言
そこまで負けず嫌いとなると…おいら達と競ると、底力を出しそうですな。やっかいなおっさんだ…

■オスカール To:スレンダー、ALL
腰が軽い・・・ねぇ。

■スレンダー To:ALL
同じ村の出身のよしみだし、話してあげたいのは山々なんだけどねぇ……。
ウェス様から、他に誰かが話を聞きに来ても教えないように、って言われてね。
う〜ん、どうしたもんかね。

義理と人情の板ばさみ。
■マリィ To:ジノ
ジノさん、貴方の村の窮状をお話してあげてくださいな。
このままではウェスに先を越されてしまいますわ。

■ジノ To:マリィ
え、あ、う。
え、えと……え〜と……。

突然矛先を向けられてパニック。
■スレンダー To:ジノ
なんだい、はっきりしない子だねぇ。ちゃんと食べてないんじゃないのかい?

この人の中では「元気がない=空腹」であるらしい。
■マリィ To:スレンダー
(遮る様に)
実際、ポートー村はこの所不作で大変な様です。
この人が元気がないのも無理は無いですよ。
領主に納める税金も払えない有様だそうで。

で、そのウェス様は村長の娘を嫁にすれば税金を納めるのを待ってやると言っているとか。
まるで人身御供の有様です。
それを回避する為にこの人は、宝を見つけようとしているんです。
どうか、私達にも知っている事を教えて貰えませんか?

■スレンダー To:マリィ
あらら、そういうことかい。まあ、村の事は噂で耳にしてはいたけどねぇ。
でもね、考えてもごらんよ。
逆さに振っても支払えないような税金を、条件付とはいえ待ってくれるというんだよ?
本来なら税を納めるのが遅れれば、その咎は村全体に及んでもおかしくないんだ。
見方を変えれば、充分に温情のある沙汰とも思えないかい?

村の現状を直接目の当たりにしていないせいもあるのだろうが、割と中立的な意見。
■リオン To:スレンダー
まぁ、確かにおばちゃんの言う事も一理あるといえばあるんだけどね。
どうも、府に落ちないというか…
まぁ…単なるお人好しとも言うけど…

おばちゃんの知ってる事だけでも教えてくれると嬉しいんだけど。
ほら、人助けだと思って。

■オスカール To:スレンダー、ジノ、ALL
ああ、腰が軽いなんて聞かなければ、俺もそう思ったさ。

村長の娘・・・ジノさん、名前はなんてったっけな? だって、すぐに飽きられてゴミのように捨てられるんじゃないかと心配になるし、その時ポートー村がどうなるのか見当もつかん。
心配なんで“ギルダー村出身のジーゴさん”を紹介してくれると助かる、そこでも同じ事を言われたら俺達も考え直すかもな。

■スレンダー To:オスカール
あたしも村を出て10年以上経つし、そこらへんの深い事までは詳しくないからねぇ。
ウェス様を知っているのも子供の頃の事だし、あんたたちの想像を聞かされただけじゃ判断しようがないよ。

あまり良い顔をして話を聞いていない。
現在のウェスを詳しく知らない分、領主の家族を初対面の冒険者たちがこき下ろしているように受け取ってしまうようだ。
■オスカール To:スレンダー
あんたの言う“腰が軽い”って子供の頃の話か?
そりゃ悪かった、俺の誤解のようだ。

ところで・・・・“良くも悪くも腰の軽い方”なんだが、子供の頃の悪い腰の軽さってどんなんだ?
俺には想像がつかないんだが。

■スレンダー To:オスカール
うーん、使った言葉が悪かったかね?
あたしはただ単に、ああいう立場の人にしては率先して動きたがる行動的な人……って言いたかったんだけどね。

「尻が軽い」と重なる意味で使った言葉ではなかったようだ。
■スレンダー To:オスカール
それと、ジーゴさん? だっけか。紹介ったって、あたしも面識があるわけじゃないよ。
昔に親から聞かされた話で、ご先祖様がそんな人と友達だったって知ってる程度さ。
それを頼りにしてきたんだったら、申し訳ないけど期待にゃそえないねぇ。

■オスカール To:スレンダー
そうか、面識は無いか・・・・・・・・。

オスカールはがっかりして肩を落とした。
■オスカール To:スレンダー
数年前のオラン大食い大会の優勝者があんただってのは有名だ、あんた程の有名人なら御先祖様と友達だったジーゴさんとも知り合ってると思ったんだが思い違いをしてしまった。
重ね重ね本当にすまん。

深々と頭を下げた。
と、そこへ食事を終えた客が会話に割り込み、声を掛けてきた。
■客 To:スレンダー
おばちゃん、ごっそさん。今日もうまかったよ。
こんな食事を毎日してりゃ、おばちゃんみたいに肌がつやつやなのも頷けるね。

■スレンダー To:客
あら、そうかい? 嬉しいこと言ってくれるね。
お代オマケしちゃおうかしら?

■ウルス To:スレンダー
いやぁ、本当に美味いですわ。
…いえね。ウェス卿がおいら達の世話んなってる店に来たときは、「ぼろ宿」とか何とか、散々けなしていたって話でね。
それがこっちじゃあ、ずっと気さくに振る舞いなさったっていうんで、おや…と、思ってたんですがね。
飯は美味いし、おばちゃんの笑顔も可愛いし。
やっぱり貴族さんも、美味い飯といい女には弱いってことなんですなぁ。

食べ終わった丼を押しやって、もう一度メニューに手を伸ばすウルス。ウルスとしては、まんざらただのおだてでもない。
■スレンダー To:ウルス
あらあらあら! こっちのお兄ちゃんも良いこと言うね。
あたしも今じゃこんなだけどねぇ、若い時分は村小町って呼ばれてもてはやされたのよ。
それがオランに出てきてみたら、とにかくご飯が美味しくってねぇ。おかげでこの身体よ。
まあ、だからこそ自分でも料理を作る仕事がしたいって思ったんだけどね。

冒険者たちの説得工作に今ひとつ渋い顔だったのが、途端にぱっと輝きだした。
■カラレナ To:スレンダー
ふふっ、オランにはおいしいお料理が多いですもんね。
でも、スレンダーさんの作るお料理も、とっても美味しいですよ〜。
お客さんもたくましい方が多いみたいですけど、きっとみんなここで元気をもらって、毎日頑張ってるんですね。

ふわふわかに玉を口に運びつつ、素直な感想。
■クローエ To:カラレナ、スレンダー
義務で作っているのと、相手に食べて喜んで欲しくて作っているのとだとね、やっぱり味にも違いが有るものなのよ。高級食材だけがおいしさの素になるわけじゃないってことねえ。

同じくかに玉をつつきながら。しみじみと。
■スレンダー To:カラレナ、クローエ
あんたたち、分かってくれるかい!?
自分の作った料理を一口食べて「うまい」って言ってもらえた時のあの嬉しさ!

■カラレナ To:スレンダー
わかります〜。とっても嬉しいですよね。
た、大切なひとにそう言ってもらえたとき…とか……(///

何やら勝手に赤くなっている。
■クローエ To:スレンダー、カラレナ
ええ、ええ、そうでしょう。

…カラレナさん。もしかしてどこかにイイ人が?

■カラレナ To:クローエ
へっ?……あ、あの、あうあうあう。(///
ほ、ほらっ、かに玉、美味しいですよ〜、どうぞっ。

慌ててかに玉をたっぷり取り分け、何かをごまかすかのよーにクローエにずずいとすすめる。
■クローエ To:カラレナ
あらあら、おいしそう。
あつあつねえ…。ふふふ。

何があつあつでおいしそうなのかは明言しないが。まあ。ふふふ。
■オスカール To:スレンダー
あんたほどの魅力的な有名人なら、色々魅力的な話も知っているのだろうな・・・。
女っぷりあふれるあんたの話が聞きたいな。

すまん・・・話の途中だが飯が旨くてもっと食べたい、カツ丼のおかわりをもらえないかな、今度は普通盛りで。

居候、三杯目にはそっと出し。
いや、居候じゃないだろ。
■スレンダー To:オスカール
なーに遠慮してるんだい!
ほら、たんとお食べ! サービスで3倍盛りだよっ。

純粋な好意100%。
■オスカール To:スレンダー
おおっ!! 遠慮したんだが見破られたか、流石に良く分かってんな。
この店、流行るわけだ。

素、95.5%。
1日4000kcalは平常運転・・・流石に今日は限界だが(2.5%)、財布に優しいのは助かるところだ(2.0%)。
■カラレナ To:オスカール
さ、3倍。
オスカールさん、頑張ってくださいね。

そのうずたかいカツ丼の山にくらくらしながら。
■リオン To:オスカール
う…よく食べるね。
ぼくは見てるだけでもお腹いっぱいになるよ。

なるべく3倍盛りの方を見ないようにしつつ。
見てしまうと自分の食欲が無くなってしまうのではないかと思っているようだ。
■ウルス To:オスカール
やりますね、おやっさん。
それじゃ、おいらも…

密かな闘志を秘めてメニューを検討しはじめた。
■スレンダー To:ALL
いや、こんなに話の分かる連中だとは思ってなかったよ。
ここだけの話、ウェス様から「陰険な冒険者が自分の後を追っているから用心しろ」なんて言われててね。
でも、あんたたちはそんな風な人間じゃないね。
いいよ、知ってる事なら話してあげる。何が知りたいんだい?

■カラレナ To:こころのなか>スレンダー
(い、陰険って……ひどいです……)

あの、さっきも言いましたが、ポートー村のスレイさんという方の伝説について……。
私たち、その伝説の武器を探しているんです。
でも、片方だけの地図しか無くって、武器についてもほとんど手がかりが無くて。
ギルダー村のジーゴさんが、その片方を持っているかもしれないっていう情報くらいで……。
武器のことでも地図のことでも、何かご存知でしたらお願いします。

■スレンダー To:カラレナ
とはいっても、実はあたしもあまり詳しくないんだけどね。
ご先祖様のスレイってのが「存在を知られれば奪おうとする者が出る」って考えだったらしくて、極力その手の話をしないようにしてたらしいんだよ。
子孫のうちに伝わってる話も、グロザルム山脈のふもとに祠があって、そこに隠した……ってなくらいのもんでね。

■カラレナ To:スレンダー
グロザルム山脈のふもと……ですか?
う〜ん、山脈のふもとって、範囲が広すぎて……
その場所について、もう少し詳しい伝承はなかったでしょうか?
あと……その祠の名前や、見た目の特徴とかは……?
何を祭った祠だったんでしょう?

■スレンダー To:カラレナ
元々ただの洞窟だったのを、スレイが武具を安置した時に手を入れたって話だよ。
だから何を祭ったかといえば、武具を祭った……てなるのかねぇ。
そんな感じだから、名前も見た目も特に何もないらしいんだね。

■カラレナ To:スレンダー>ALL
そうなんですか〜。
あても無く探すのは、ちょっと無理そうですね……。

■リオン To:カラレナ>ALL
山脈のふもとにある洞窟という情報だけじゃねぇ…
骨が折れそうだね、本当にそれだけしか判らないと。

やっぱり、知ってそうなドワーフのおじいちゃんを探すしかないのかな?

■ウルス To:スレンダー
お代わりどれにしよう…どれも美味そうですな…おばちゃんのお勧めってありますかね?

っと、それはそれとして…
おばちゃんのご先祖様が村を救いなさったという話、もちょっと詳しい事をご存じだったら教えていただきたいんですがね。
それと、ジーゴさん、っちゅう方がどんな方だったか、なんてお話は、聞いておられませんかね?

■スレンダー To:ウルス
通り一遍の事しか聞いてないんだよねえ。村に危機が迫ったときにスレイが立ち上がって……ってさ。
でも、戦士の修行をしたとかそういうのは聞き覚えがなかったねぇ。
ジーゴの方は村で作られる大地の恵みが大好物だった、ってくらいかねぇ。
スレイに頼まれて作ったのも、大地の恵みと引き換えだったらしいよ。

■ウルス To:スレンダー
なるほど。ドワーフらしいですな。…そうそう、お代わりに今度は天丼と…カツ丼倍盛りお願いしますわ。

メニューを絞りきれなかったらしい。
■カラレナ To:ALL>ジノ
ジーゴさんにお話を聞きに行くとしても、お土産があったほうがいいですよね〜。
ジノさん、大地の恵みって……もう1本も残ってないんでしょうか?

■ジノ To:カラレナ
持ってきた荷物に、一本だけ入ってるだよ。
小瓶だから、たいした量じゃあないけども。

■クローエ To:ジノ
無いよりは良いでしょう。
じゃあ、それはジーゴさんに持っていってあげましょう?

■リオン To:ALL>独り言
そうだね。大好物らしいし。
良いお土産になると思うよ。

それにしても、ドワーフが好きになる大地の恵みかぁ…
それは興味があるかも。

■カラレナ To:スレンダー
そのジーゴさん、今もご存命かどうかはご存知ありませんか?
伝説があった当時においくつくらいだったか、でも良いんですが……。

■スレンダー To:カラレナ
当時はまだそんな歳でもなかったらしいから、ドワーフならまだ生きてるかもしれないけどね。
それでも、よぼよぼの爺さんになってるだろうってくらいかね。

■クローエ To:ALL
どうやら、とにかく行って確かめてみるしかないみたいねえ。

■ウルス To:クローエ、ALL
そのようですな。
しかし、おいら達にとっちゃあ「伝説」でも、ドワーフにとっちゃあ「昔の思い出」なんですなぁ。
もし上手いことお会い出来りゃ、詳しい話が聞けそうですな。
…そういや、クローエばあちゃんも、その頃から生きてるんですなぁ。

■カラレナ To:クローエ
私たちが話すより、クローエさんのほうが気心を許してくれるかもしれないですね(^^

■リオン To:クローエ
そうだね。
若者のぼく達が話すより、おばあちゃんからお話しした方がいいかも。
昔話とか色々と聞けそうだし。
どう?おばあちゃん。

■クローエ To:ウルス、カラレナ、リオン
わしはただただ生きていただけだけれどねえ…

ちょっと遠い目なクローエ。フードの下なので確認しにくいけれど。
■クローエ To:ウルス、カラレナ、リオン
歳は近いのかも知れないけれど、たしかドワーフの人たちはわしら森の妖精族のことをあまり良くは思っていないのじゃないかしら?
わしはまだ若いうちに同族とは離れ離れになってしまったから、あまり実感はないのだけれど…

長い間に耳に入れたいろいろな噂話なんかからの知識らしい。ちょっと心配そう。

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GM:倉沢まこと