お宿で聞き込み
仲間たちがそれぞれ出かけていくのを見送ってから、イェンスは聞き込みのために行動を起こそうと店内を見回した。
昨夜は賑やかな泊まり客や食事の客で賑わっていた1階も、今はイェンスと給仕の女の子、店主のみだ。
■給仕の女の子 To:イェンス
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お客さんは、お出かけしないんですか〜?
あ、もしかして朝食後のデザート待ちとか!
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すかさずスイーツが羅列されたメニューを差し出す女の子。
■イェンス To:給仕の女の子
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いえっ。それよりもっ。
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と言いつつ両手でツツツとメニューを押し出す。
■給仕の女の子 To:イェンス
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ほえ? 違うんですか??
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■イェンス To:給仕の女の子
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この宿にわたしたちの様に海方面から来たと言う冒険者や観光客、商人の方などがいらっしゃいましたら教えていただきたいのですが…。
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■給仕の女の子 To:イェンス
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ええとつまり、「よそから来た方」ってことですか?
今は、お客さんたち以外にはいらっしゃらないですね〜。
この宿、地元の船乗りさんたちが利用することが多いんですよぉ。
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おとがいに指を当てて、しばし思考。
■イェンス To:給仕の女の子
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そうですか。それもまた好都合。
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■給仕の女の子 To:イェンス
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あっ、でも。
冒険者のお店でしたら、『不知火亭』っていうお宿がありますよ。
イーンウェンにひとつだけの冒険者の店なんです。
たしかあそこに、オランから来たって言う冒険者が居たような………。
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あー行ってこー行って……と道順を教えてくれた。
それほど遠くはなさそうだ。
■イェンス To:給仕の女の子
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ご丁寧にありがとうございます。
ではそちらに少しお伺いしたいと思いますので…。
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と言いつつメニューを避けつつそそくさと立ち上がる。
■給仕の女の子 To:イェンス
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ああん、美味しいのにぃっ。
お客さ〜ん、そっちの宿に浮気しちゃダメですよぉ?
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何故かそのセリフにビクっっっとするイェンスであった。
宿を出たイェンスは、給仕の女の子に言われたとおりの道順を歩き始めた。
まだ小雨がぱらついているものの、町の人々は軒先で立ち話をしたり、露店で掘り出し物の値段交渉をしたりと活気があった。
ほどなくして「不知火亭」と書かれた古ぼけた看板が目に入った。
ドアを開けると「ぎぎぃぃぃ」という年季の入った軋み音がする。
■おかみさん To:イェンス
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おや、いらっしゃい。見ない顔だね、初めてかい?
まぁま、雨を払ってここへ来てお座りよ。
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テーブルを拭き掃除していたかなり「横幅の広い」おばさんが、陽気な笑顔を浮かべてイェンスをカウンターへと促してくれた。
■イェンス To:おかみさん
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どうも初めまして。雨、止みますかねぇ。
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勧められたカウンター席に座りながら、辺りに冒険者がいないかと見渡す。
しかし、店内は見事なほどにガランとしており、イェンス以外の客は誰一人としていなかった。
■おかみさん To:イェンス
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いやいや本当にね、連日の雨で洗濯物も乾かないしねぇ……。
さぁ、これがメニューだよ。ランチにはまだ早いけど、おいしいお茶ならなんでも揃ってるよ!
……って、誰か待ち合わせかい?
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ドリンクメニューが書かれた板を差し出しながら、イェンスの様子に首を傾げるおかみさん。
■イェンス To:おかみさん
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待ち合わせではないんですが…。
実はこの町に来る前に船に乗って来たのですが、その時奇妙な魔物を見まして。
同じ様な魔物を見た冒険者が居ないかと探していたのです。
おかみさんはその様な噂話しをお聞きになった事がありますか?
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■おかみさん To:イェンス
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「奇妙な魔物」かい?
今のところ、気になるような話を聞いたことは無いけどねぇ……。
ああ、でも今ね、2階で休んでいる冒険者がひとりいるから、よかったら彼に話を聞いてみたらどうだい。
よく港に弾き語りに行っているそうだから、何か見ているかもしれないからね。
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火にかけていた小さな鍋を降ろし、その中身をお皿にあけた。
どうやらおかゆのようだ。
■イェンス To:おかみさん
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弾き語りと言う事は吟遊詩人か何かですか?
(で、何故おかゆ???)
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■おかみさん To:イェンス
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うん、小さな弦楽器を持っていたからね、そうじゃないのかね?
ああそうだ、ついでにコレも持っていってもらえると助かるよ(^^
こないだうっかり足を滑らせて、海に落っこちたらしくてね。
風邪をひいちまってるんだよねぇ。
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そう言うとおぼんにおかゆのお皿と、すりおろしたリンゴのお皿を乗せて、イェンスに差し出してきた。
■イェンス To:おかみさん
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随分なウッカリさんなんですねぇ(汗)。
ではコレをお届けついでにお話を聞いて来ますね。
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■おかみさん To:イェンス
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ありがとうね(^^
一番奥の部屋だからね。
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■イェンス To:おかみさん
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いえいえ。こちらこそ助かります。
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いきなり見知らぬ冒険者が訊ねて行っても不審に思われるんじゃないかと思っていたので、渡り舟だ。
イェンスは押し付けられてしまったおぼんを持って、2階へと向かった。
■イェンス To:???
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すみません〜。お食事をお持ちしました〜。ドア、開けてもよろしいですか〜?
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一番奥の部屋のドアをノックして、待つことたっぷり10秒。
■男性の声 To:来た方
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は、はい〜……。開いてますよ〜〜……。げほっ、げほげほげほげほっ!!
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■イェンス To:男性
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(かなりひどい風邪ですねぇ・汗)
では失礼しま〜す。
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中に入ると、ベッドに横たわってむせている人間の男性がひとり。
流れるような金髪で、女性のように整った顔立ちをしていたが、今は熱に浮かされているせいか目が死んだ魚のようだ。
部屋の隅には冒険者らしい旅装一式と、ライアーが立てかけられていた。
■男性 To:イェンス
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あ、あれ……おかみさんじゃない……。
あなたは……?
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ナニを期待してたんだか。
ロマンスとは縁遠い男イェンス。
■イェンス To:男性
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(フムフム。やはり吟遊詩人の様ですね…)
冒険者兼今だけ海鳥と潮騒亭のアルバイトです。
こちらに海を知る方が居ると聞きましたので、お食事を届けたついでにちょっとお話もお伺いしたいなと思いまして…。
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■男性(ロシュ) To:イェンス
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はぁ……げほっ、げほげほげほっ、ぐほ!!
す、すみません。う……うつらないように、少し……離れてた方がいいのかも。
あ、僕は……ロシュと言います。
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背中をくの字に曲げて苦しげに咳き込んだ後、深々〜とお辞儀。
■イェンス To:ロシュ
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(あわわ。本気で染りそうな予感…・汗)
わたしはイェンスと申します。体調の悪い時に押し掛けてしまってすみませんねぇ。
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■ロシュ To:イェンス
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い、いえ……気にしないでください。
そ、それで……げほっ、聞きたいことっていうのは……?
確かに僕はよく、港で弾き語りをやってますが……。
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■イェンス To:ロシュ
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と言う事は船乗りや冒険者達のうわさ話なんかも小耳に挟んだり…。
あ、どうぞ、喉が通る様でしたら、お食事しながらでも…。
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■ロシュ To:イェンスあ、す、すみません……いただきます……。
ふらふらと上半身を起こした。一応食欲はあるようだ。
■ロシュ To:イェンス
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船乗りたちのうわさ話……ですか?
最近はやたら雨の日が多いとか、波が普段より高いとか……そういった話は聞きますけど……げほっ。
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■イェンス To:ロシュ
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雨が多いんですか…。そう言えば昨日も雨でしたね。
(コレは何か関係があるのかも???)
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■ロシュ To:イェンス
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そういえば、ひとつだけ、ちょっと恐い話を聞いたんです……海の怪物の話。
しかも、僕も同じものを見たかもしれない……げふ、げふげふげふっ!!!
き、聞いてもらえますか……?
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熱のせいなのか、「恐い話」のせいなのか、うるんだ瞳でがっしとイェンスの手を掴むロシュ。
■イェンス To:ロシュ
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そんーーーーなに怖いんですか?
是非是非お聞かせ下さい!
船乗り達と同じモノを見たと言うからには、もしや海にダイビングしてしまった時ですか?
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■ロシュ To:イェンス
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げ、げふげふっ!! ええ、その通りです……って何で知ってるんですか……。
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恥ずかしそうに布団に顔を埋める。
■イェンス To:ロシュ
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今チマタで持ち切りの噂ですよ。
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余計熱を出す様な事を言ってどーすんだ。
■ロシュ To:イェンス
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そ、そんな……ああ、恥ずかしい……。
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耳まで赤くなるロシュ。確実に熱は上がっている。
■ロシュ To:イェンス
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ええと、まず船乗りさんの話ですが……沖で、いつものように漁をしていた時……急にひどい嵐になり、高波に襲われた時に見たんだそうです。
高波が、こう……うねうねうねっと凝り固まるような感じで、寄せ集まり、見上げるほど巨大になって、こう……じろっと見下ろされたとか。
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両手を上げて「巨大さ」を表現しつつ、イェンスに振り被さるようなしぐさをしてみせる。
■イェンス To:ロシュ
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うぉ"っ(思わず仰け反り)。
突然と言うのは不自然ですねぇ〜。
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■ロシュ To:イェンス
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そ、それで……僕がダイブしちゃったときの話ですが。
い、今の話と、まったく似たような形のイキモノを、海中で見たような気がするのです……。
それはとても遠く、ずっと海の底のような、すぐ近くのような……
むしろ僕の身体をすり抜けていったような、そんな気さえ……うぶっ、げほっ、がはげへごほっ!!! ……うう、すみません。
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熱っぽく語り過ぎたせいか、へなへなと布団の中にもぐりこむロシュ。
■イェンス To:ロシュ
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あわわ。お辛いトコロ長時間すみませんでした。
とても参考になりました。ありがとうございます。
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もっそりお辞儀をした後、布団に隙間がない様に掛け直し。
■イェンス To:ロシュ
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あ、少し落ち着いたらちゃんとおかゆ食べて下さいね。
風邪をひいた時は少しでも体力を付けた方がいいですし、お粥を食べると身体が温まりますよ。
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■ロシュ To:イェンス
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あ、ありがとうございます……。
ところで、なぜイェンスさんは、そんな話を聞きに……?
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布団に顔の半分まで埋もれながら、熱っぽい目で見上げる。
■イェンス To:ロシュ
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あぁ、いえ。今海の変わった生物に関して調査研究中なんです。
海にダイブした方でしたら、わたしが今まで聴取した事よりより詳しい事をご存知かと思いまして。
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山専がいつから海洋生物学者になったんだ。
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