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SW-PBM Scenario#163
かわいい絵筆

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吟遊詩人と子どもたち

〜 1 〜


  フェンデ孤児院

若干胃もたれ気味?な昼食をすませ、おやじの描いた地図を頼りに一路フェンデ孤児院へと向かう冒険者たち。
途中、市場に立ち寄って買い物などもすませつつ、商人や旅人で賑わう市街地を通り抜けていく。
しばらく歩くと辺りの様子はしんみりと静まり返り、いつの間にか人気も無くなっていた。
街並も下町の雰囲気が濃くなって、路地で石ころを蹴って遊ぶ子どもたちの身なりも、どこか質素だ。
■ウーサー To:ALL
……此処、で合ってるよな? 予想はしてたが、随分とまぁ……。

■ソル To:ALL
孤児院だもんな、そりゃ豪邸って訳にはいかないよな。

■シグナス To:ALL
とは言え、芸で食ってく奴等の暮らし所だ。どんなセンスかちょいと興味が出るね。

つぶれかけた家が並び、野良犬が寝そべる狭い通りにその孤児院はあった。
石造りの1階建て。三角錐の形をした屋根は明るいオレンジ色に塗られ、秋晴れの青い空に鮮やかに浮かび上がっている。
入口には木製のアーチが掲げられており、『 soul of Art フェンデ孤児院 』と手描きのペンキで描かれていた。
■ウーサー To:ALL
……そうろーぶ・あーと? 魂芸術って、ナンだ?

■シグナス To:ALL
はは、初っ端からかましてくれるね。嫌いじゃないセンスだけど……。

■ゾフィー To:ALL
ふんっ、いかにもゲージツ家とやらが好みそうな言葉ね。
こんな標語をかかげてはたして、まともに機能しているのやら。

■イェンス To:ALL
ヴェーナーがオーナーですからねぇ。

■リコリス To:ALL
芸術家の卵がいっぱいいそうだね。

入口から中へ入ると、陽気なリュートの音。
そして、子どもたちの元気な歌声が聞こえてきた。
■子どもたち
♪おおきな ももの〜 きのしたで〜♪
♪あなたと〜 わたし〜♪♪な〜か〜よ〜く〜 おにごっこ〜♪♪おおきな ももの〜 きのしたで〜♪

■リコリス To:ALL
なんか楽しそうだね〜。

■シグナス
……流石に、この辺は普通の歌か。

自分との音楽性の違いに、少し苦笑が漏れるシグナス。無論、自分の方が変な方向に尖っている自覚故の苦笑だった。
■女性の声 To:子どもたち
♪もういちど〜、さんはいっ!

……あ。ちょっと待って!

建物の前の広場で、子どもたちの輪の中心でリュートを弾いていた女性が、冒険者たちに気がついて手を止める。
■女の子 To:じょせい>ぼうけんしゃ
な〜に? ……あーっ!
あれ、ぼーけんしゃだ! ぼーけんしゃ〜!

■男の子 To:ぼうけんしゃ
ほんものだー!

女性の視線の先を見て、わぁっと駆け寄って来る子どもたち。
冒険者たちはあっというまに5、6人の子どもたちに囲まれた。
一方、遠巻きにこちらを見ているだけの子どもや、マイペースに歌を続ける子どももいる。
■ウーサー To:ALL
おおっ、すげぇなこりゃ……おいこら、ソレ引っ張るな! オマエは登るな!
だ〜っ畜生、ガキってなぁやっぱ、恐れってモノを知らねぇ!!

物珍しげにじゃれつかれて悪い気はしないのだが、「仕事着」のプレートメイルや「仕事道具」の武器&盾たちが子供たちを傷つけたりしないように、なんとなく及び腰になっていたりする。
■男の子 To:うーさー
けんだー! ほんものー!

■女の子 To:うーさー&ALL
かっこい〜!

しがみついたりぶら下がったり、大興奮。
■ソル To:ウーサー
大人気だな。やっぱり強い戦士は子供の憧れだよなぁ〜。

子供たちに負けず劣らず目をキラキラ。
■シグナス To:ウーサー
あっはっは!子供に受けて良かったじゃないか、怖がられずに済んでるし!

■女性 To:駆け寄った子どもたち>冒険者たち
こらっ。みんな、ぺたぺた触らないのっ。
すみません。もしかして……銀の網亭から来てくれた方々ですか?
私、ユーミルと言います。

鮮やかな長い金髪に小さな帽子を被り、素朴な長い巻きスカートを身に着けた女性──ユーミルが、期待に目を輝かせてぺこりとお辞儀をした。
■ウーサー To:ユーミル&子供たち
よう、別嬪さん。オレ様の名はウーサー・ザンバード。見ての通りの重剣士さ。
ご想像通り、銀の網亭から来た冒険者だ。

あんたたちの依頼、銀の網亭の冒険者が受けに来たぜ!

高い身長のせいで真っ先に目に入って気になっていた、遠巻きにこちらを見ている子供にも聞こえるように、わざと大きな声を張り上げる。
■取り巻きの子どもたち To:うーさー
きゃーっ、やった〜っ♪

元気な取り巻きの子どもたちは、バンザイしながら飛び上がって大喜び。
だが、しかし。
■遠巻きな女の子そのいち To:うーさー
……ふ、ふえ……

■遠巻きな男の子そのいち To:うーさー
う゛わ〜んっ。

■ウーサー To:ALL
……あ、しまった。また遣り過ぎちまったか。

遠巻きで見ていた小さな子どもたちは、大きな声と迫力にびびったのか、その場でぴぎゃーっと泣き出してしまった。
そして相変わらずマイペースに一人遊びを続ける子どももいた。
■シグナス To:ウーサー
むう、流石に万人受けとは行かないか。市場で着ぐるみでも買って来れば良かったな。

■ウーサー To:シグナス
いや、そりゃかえって怖いんじゃねぇのか? 2メートル半の着ぐるみなんざぁ、マジで本物だと思われかねねぇぞ?

■ユーミル To:ウーサー
ご。ごめんなさい、気にしないでくださいね。
この孤児院には居ないタイプのひとを見て、びっくりしちゃったみたい。

■ウーサー To:ユーミル
な〜に、いいってことよ。
なんせこのガタイだろ? まぁ四分六で泣かれるモンだからよ、慣れてるから気にしないでくれや。
ところで、ガキどもは昼飯済ませたのか?

■ユーミル To:ウーサー
はい、さっき、さつまいもごはんと野菜のスープですませました。

■ウーサー To:ユーミル
そうか。
なら、おやつ食わせても問題無ぇよな?

■ユーミル To:ウーサー
? はい、それは大丈夫ですけど……

目の前の超・戦士な男性と「おやつ」が結びつかずきょとんとしている(笑)
■ソル To:遠巻きな子たち
おっと、泣き出しちゃったよ。

お兄さんたちは怖くないからね。『魔法の絵筆』を探す為に来たんだよ。

遠巻きにしていた子供たちに近寄り、慣れない感じでなぐさめてみる。
■栗色の髪の男の子 To:そる
うっ、うえ……こわい鬼さん、やだぁ〜。しまわれるの、やだ〜。

■黒髪おさげの女の子 To:そる
あのね、でっかい鬼がきてね、……いらない子を暗いどうくつに、どんどんしまっちゃうの。(くすんくすん)

こわいお話を思い出したらしい。
泣きじゃくりながら、ソルにひしっとしがみつく。
■シグナス To:子供達
ああ……しまっちゃう鬼さんか。俺も昔よく聞かされたなあ……。
……思い返すと俺、常に姉さんに閉じ込められてた記憶しか出てこねえ……。

■金髪の女の子 To:しぐなす
(ぐすっ)? おにいちゃん、わるいことばっかりしてたから?
おねえちゃんが、鬼さんだったの?

涙をふきふき、好奇心で聞いて来る女の子。
■シグナス To:金髪の女の子
あはは、確かに悪戯は良くやってたけどね。
俺のおねえちゃんはね、エルフさんなんだよ。

……あれ、何の理由にもなってなくね?あれ……?

■金髪の女の子 To:しぐなす
あれ〜?

つられて小首をかしげる女の子。
■シグナス To:金髪の女の子
やー、なんだねー。それでも家族って言うのは嫌いになれないからねー。
君にもほら、こんなに兄弟が居るんだ。
ちょっと位嫌な事があったって、きっと君を守ってくれるし、君もちゃんと助けてあげるんだぜ?

■金髪の女の子 To:しぐなす
ほんと? じゃあ、おやつとられても、がまんする……。

自然に子ども達の間に入り込んでいくぼうけんしゃたち。
そこからわざと距離を置くように、全体を眺めている小柄な婆がいた。
■ゾフィー To:内心
(恐れていたとおりね、なんという秩序の無さ!
芸術家に教育させるからこんなことになるのよ。
やれやれ、人間を理解しようとするのは無駄な……)

…………?

■赤毛おかっぱの女の子 To:ぞふぃー
ねぇねぇ、おばあちゃんも、ぼうけんしゃ?
つよい?

ウーサーを取り囲んでいる元気のいい組のうちのひとりが、とてとてとゾフィーに近づいて、好奇心いっぱいの丸い瞳で見上げている。
目をぐるりとまわして天を仰いだゾフィーだが、ため息をひとつつくと、ものおじをしない女の子に向き合ってみることにした。
■ぞふぃー To:赤毛おかっぱの女の子
こんにちは。
わたくしは、あそこのおにいさんほどつよくはありませんけれどね。

空の両手を見せたゾフィーは、女の子の目の前でふっと両手を振ってみせた。
■赤毛おかっぱの女の子 To:ぞふぃー
うっ……わぁ……!

息を飲む女の子。つられてゾフィーに注目する子どもたち。
ゾフィーの右手からは銀色の扇が出現し、左手からは、銀色の短剣がぽとり……と落ちた。
■ぞふぃー To:内心
ダム……っ!)

■こどもたち To:ぞふぃー
すっご〜い! まほうだ! まほう〜!!
まほうつかいのおばあちゃんだ〜♪

■赤毛おかっぱの女の子 To:ぞふぃー
ねぇねぇ、いま、しっぱいした?

大興奮する子どもたちをよそに、赤毛の子は地面に落ちたダガーのほうが面白かったようで、にこにこしながらゾフィーを見ている。
■ぞふぃー To:赤毛おかっぱの女の子
しぃーっ。

赤毛の少女に視線を合わせるとゾフィーは、秘密を共有するかのように右目をつぶってみせた。
他の子ども達の視線を引き付けるように高々と上げた右手を、ひと振りして扇をひろげる。
そのまま扇を胸元によせ、彼女は注目している子ども達にふわりと一礼する。
■子どもたち To:ぞふぃー
お〜!(ぱちぱちぱち)
かっこいい〜!!

■赤毛おかっぱの女の子 To:ぞふぃー
…………♪(にこっ)

その優雅さに見とれ、おもわず両手を上げて拍手する子どもたち。
赤毛の女の子は、自分だけが知っているひみつに目元をくりくりさせながら、人さし指をうれしそうに口元に当てるのだった。
■ウーサー To:心の中
(さて、と……オレ様が「怖いお兄さん」のままっていうのも癪、だよな?)

ソルやシグナスとの様子から察するものがあったウーサーは、しがみついている子供をぶら下げたまま、怯えさせてしまった子供たちのほうへ大股で近づいていった。
■ウーサー To:子供達
おや〜? 泣いてるガキのにおいがするぞ〜?

■子どもたち To:うーさー
Σ きゃーっ。

すかさずソルとシグナスの後ろに隠れる子どもたち。
ウーサーは「鬼」をイメージした哂いを浮かべ……ているつもりなのだが、顔全体が「くしゃっ」となった感じになって、かえって愛嬌のある表情になっている。
そして、男の子は「ちゃんと謝る」「先生の言うことを聞く」なタイプ、女の子は「朝寝坊しない」「勉強好き」なタイプだと当たりをつけてみたりしながら声をかけた。
■ウーサー To:栗色の髪の男の子
もしかして、わるいことしても謝らないガキや、先生の言うことを聞かないガキがいるのか〜?

■ウーサー To:黒髪おさげの女の子
それとも、朝寝坊ばっかりしてるガキや、勉強嫌いなガキがいるのか〜?

■イェンス To:独り言
これではまるでどこかの村のお祭りの鬼ですね(^_^;)。

■栗色の髪の男の子(ジェスト) To:うーさー
ちゃんとごめんなさいって言うもん! 言うことだって聞いてるもん〜!(えぐえぐ)

■ウーサー To:子どもたち
ん〜? ほんとうか〜? じゃあ、良い子か〜?
嘘なら……しまっちゃうぞ〜?

ソルの横から覗き込むようにして、子どもたちにわきわきと手を伸ばしてみたり。
■子どもたち To:うーさー
Σ い゛やぁ〜! うそじゃないもん〜!!

傍にいたイェンスの服もぎゅうぎゅうひっぱって、必死の防御態勢。
■黒髪おさげの女の子(サラ) To:うーさー
(ひっくひっく)もっと、早く起きるから〜! おべんきょうももっとがんばるから〜〜! ジェストくんもサラのこともつれてかないで〜〜!

この世が終わりそうな勢いで必死に懇願。
■シグナス To:ジェスト、サラ
はは、大丈夫だよ。このマッチョい鬼いちゃんはね、良い子には優しいから。多分。

■ウーサー To:ジェスト、サラ
む〜ん、悪い子では無くて良い子なら、仕方が無い……。
オレ様は、悪い子は連れてっちまうが……良い子には、おやつをやらねばならん!

■ジェスト To:うーさー
……!?

■サラ To:うーさー
!??

ぴたっと硬直(笑)
そしてゴソゴソとバックパックを開け、しまっておいた籠を取り出す。
蓋を開けて取り出した、スパイスとナッツ系のテイストが混じった甘い香りが漂う焼き菓子を二人に差し出して、にやりと笑って見せる。
■ジェスト To:うーさー
おやつ? ……おやつ??

■サラ To:うーさー
……いいにおい……。

■ソル To:ウーサー
すっげえなぁ。ウーサーこんなの作れるんだ。
人は見かけによらないな。

■ウーサー To:ジェスト、サラ、子どもたち
良い子たちにはコレをやれと、あっちの怖い婆さん(=ゾフィー)に命令されてい るのだ〜。

■シグナス
今さり気無く怖いって形容詞付加したな。

ほかの子供達にも聞こえるように、わざと大きな声を出す。
そして自分でもひとつ摘まみ、仕上げに蜂蜜水を染み込ませてあるレープクーヘンを、バクバクと美味そうに食べて見せた。
■ウーサー To:ひとりごと
お……我ながら、中々の出来。今度から、この配合で行くか。

その瞬間だった。
矢のような速度で飛びだした銀色の光がウーサーの後頭部を襲う。
■ウーサー To:???
痛えっ!?

■子どもたち To:ぞふぃー
Σ !!??

■ぞふぃー To:ウーサー
そこなおのこ、いいもしないめいれいを、かってにでっちあげるでないっ!

凶器の持ち主、ゾフィーの顔は子ども達にとっては十分に「怖い」ものであった。
おとなしげな子どもたちは震え上がり、元気な子どもたちは予想外の状況に手を叩いてきゃっきゃっと喜んでいる。

鉄扇を後頭部で受け止めさせられたウーサーだったが、ゾフィーに苦笑いを向けながらも、子どもたちの目線までかがみ込んでバスケットを差し出す。
■ウーサー To:ジェスト、サラ>子どもたち
お〜、いてて……ほら、怖ぇ婆さんだろう?
オレ様は昔、あの婆さんに退治されちまったからな。実は、もう悪いことはできねぇんだよ。

ほ〜れおまえら、早く取りに来ねぇと、オレ様が全部食っちまうぞ〜?

■元気な子どもたち To:うーさー
鬼いちゃん、ちょうだい〜!!

とたんにウーサーにぶらさがっていた元気な子たちの間で、奪い合いが始まった。
■ウーサー To:子どもたち
焦らなくても、たっぷりあるからな! 落ち着いて食べろよ!!

■ジェスト To:うーさー
……おいしい……。

■サラ To:うーさー
あの、あのね、やさしい鬼さん、おかしありがとう。

すっかり涙が止まった様子でお菓子をほおばるジェスト。
勇気を振り絞って、か細い声でお礼を言うサラ。
孤児院の広場は、甘くてやさしい匂いでいっぱいになった。
■ウーサー To:ジェスト、サラ、子どもたち
おう、お礼を言うのは良い子だな! 鬼いちゃんも、持ってきた甲斐があったぜ!!
もし美味いって思ってくれたんなら、ゆっくり食べろよ! ちゃんと覚えた味のものは、いつか自分で作ろうと思ったとき、必ず上手に作れるようになるからな!!

■ジェスト To:うーさー
(もく……もく)

■サラ To:うーさー
サラも、おんなじのつくれるかなぁ?(目がきらきら)

楽しそうにお菓子をほおばる子どもたち。
どうやら「おいしいお菓子のつくりかた」にも興味を持ったようだ。
■ウーサー To:サラ、ジェスト
よし……じゃあな、オレ様が『鬼のひみつ』を教えてやるぜ。
菓子作りってぇのの、基本はな。
ちゃんと作りたけりゃあ、最初はレシピ通りに正確にやれ。
もっと美味く作りたけりゃあ、下準備には絶対に手を抜くな。
とびきり美味く作りたけりゃあ――作り手のココが大事、それだけ覚えとけ。

不器用なウインクと共に、にやりと哂いながら。
鎧で覆った自分の胸を、大きな拳で叩いてみせるウーサーだった。
■ジェスト To:うーさー
ん、れしぴどおり、と、したじゅんび!

■サラ To:ウーサー
でもって、「はーと」がだいじ、なんだよね!

ウーサーのまねっこをして、自分たちの胸をとんとんと叩くふたり。
その目は何だかとっても誇らしげ。
■ぞふぃー To:内心
(まったく、どこまでお人好しなんだか……。
とりわけ背高な連中には、ああいうところがあるのかしらね?)

地面に転がった短剣と銀扇とを拾い上げつつ、泥を払う。
同時に過去に言葉を交わした、自分の1.5倍以上の背を持つじんぶつ達を順に思い返してみるゾフィーである。
■シグナス To:ゾフィー
ははっ、姐さんも馴染みまくってんなあ。

ゾフィーの内心など気付かず、同類扱いするシグナスだった。
■ゾフィー To:シグナス
いいえ、ちょうどいい高さの目標でしたので距離感を試してみただけですのよ。
遠くない将来、必要になるかも知れませんのでね。

ゾフィーは再び広げた扇で口元を隠し、おほほと声を出してみせた。


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GM:ともまり