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SW-PBM Scenario#163
かわいい絵筆

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ある秋の昼下がり

〜 2 〜


  銀の網亭・個室

■シグナス To:ALL>ソル、イェンス
さて、と。ランチタイム終るまでは、もう少し時間ありそうだな。今の内に面子の再確認しとくか?
俺が自己紹介要りそうなのは、そこのお二人さん位かね?
俺はシグナス。シグナス・ラグス。十手のシグと言えば、知ってる奴は知ってるが知らん奴は全く知らんけど、妙に顔の利く範囲だけは広い男さ。
冒険者としちゃあ……まあ学院周りと盗賊ギルド周りが得手っちゃ得手なんだが、駆け出しレベルなら大抵の事は出来る。
……見たところ、この面子じゃ精霊使いが必要な時は俺が請け負う事になりそうだな。ま、追々宜しく頼むさ。

■リコリス To:ソル&イェンス
初めまして、だよね。
リコはね、リコリス・スプレンケリーっていうの。
一応ラーダの神官で魔術師で、このパティがファミリアだよ。

特製の肩掛け鞄の中から黒い野うさぎをのぞかせる。
■シグナス
あ、そうか使い魔…………まあ、良いか。

学院で昼寝中の使い魔の事は、スルーしようと思うシグナスだった。
((゜∈゜#)!?)
■リコリス To:ソル&イェンス
あと、最近は魔法学院でおにいちゃんたちと勉強したり、剣もちょっとだけ教えてもらったの。
疲れやすいからあまり魔法は使えないけど、よろしくね。

人懐っこく笑って、ぺこりんと頭を下げた。
■ゾフィー To:ALL
今回は……腕はどうあれ剣を使える方が多いようですわね。
得物を拝見しているだけで面白いわ……いえ、ただの職人的関心ですけれども。

■シグナス To:ゾフィー
剣は種類多いからなあ、下手に手を出すとおっかいないよホント。
……曲刀の良いの探しては居るけれど。

■ゾフィー To:シグナス
このあたりはどうやら直刀が主流のようですからね。
「野太刀」のようなものを作ろうと思えば、炉を探すのも一苦労でしょう。
わたくしの故郷に帰ればあるいは……

……おっと、割り込んでしまいましたわね、次の方どうぞお続けになって。

■イェンス To:ALL
皆さん既にお知り合いなんですね。
ではあらためまして。わたくしイェンスと申します。
生物学者をしていたのですが訳あって今はソルさまの付き人をしています。
どうぞよろしくお願いします。

メイジスタッフを持っているトコロを見るとどうやら魔術師らしいが、背丈のデカさと魔術師のローブを着ていないトコロはどう見てもただのレンジャーだ。
■ソル To:ALL
オレはソル・アルディート。立派なファイター目指して修業中。
今回一緒の仕事を受ける事になったのも何かの縁、皆よろしくな。

あ、ちなみにイェンスは付き人じゃなくて勝手についてきてるだけだから。

横目でちょっと邪魔そ〜にイェンスを見る。
■ウーサー To:ソル&イェンス&ゾフィー
それじゃあ、オレ様も自己紹介といこうか?
オレ様はウーサー・ザンバード、見ての通りの重剣士だ。所謂「生ファイター」ってヤツでな、斬った張ったしか能が無ぇが、そっち方面ならちょいと自信があるぜ。
お三方とは初めて組ませてもらうワケだけどよ、荒事があっても無くてもまあ、なんか出来ることがあったら遠慮なく言ってくれよ? よろしく頼むぜ!!

全身の筋肉をもりもり言わせながら、魅力的(と本人は思っているが、実際には「悪鬼が哂っている」ような)笑みを浮かべてみせる。
■シグナス To:ゾフィー
……んで、姐さん相変わらず満を持してかい?何なら俺からアグレッシヴでアンニュイな感じで紹介すっけど。
尚、間違ってもお勧めしないので突っ込みと苦情はスルーの方向で。

■ゾフィー To:シグナス
そうね、ならばあなたの観察眼を拝見させていただこうかしら。
先に、あちらの衝動で1000ガメル分の薬を飲み干し兼ねないお嬢さんと、そちらで肉体美をしかめっ面で披露なさっておられる剣士さんとを、「積極的」かつ「物憂げ」に語ってくださいませんか。
わたくしの分もお願いするかどうかは、それを聞いてから判断させていただくというのことでいかが?

■ウーサー To:ゾフィー>シグナス
ん? しかめっ面ってなぁオレ様のことか?そうか、そう見えるか……。
あーでもアレだな、オレ様がシグナスからどう見られてるのかってのにも、確かに興味が――

■シグナス To:ゾフィー
ん?マッチョとネコリス。

躊躇無く一言で済ませるのだった。
■ウーサー To:シグナス
あーマッチョ、マッチョね〜っておおいっ!?
おまえそりゃあ、いくらなんでも不特定多数すぎな纏め方ってモンだろ!?

■リコリス To:シグナス、ウーサー
そうだよ、シグ先輩。
ウーさんはお菓子なパティパティでしょ。

それをいうならパティシエである。
■シグナス To:ウーサー、リコリス
んじゃパティネコッチョな。

■ウーサー To:シグナス
…………。
はぁ!?

■リコリス To:シグナス>ウーサー
パティネコッチョ!?
ウーさん、ウーさん、ごにょごにょ

ウーサーの側に行き、なにやら頼んでいる。
■ウーサー To:リコリス
ん? なんだよ急に……ふむふむ。
まあいいけどよぉ……。

おもむろにリコリスを抱き上げて首の後ろにまたがらせ、肩車の要領でぐわっと力強く立ち上がる。
■ウーサー To:リコリス
良く理解らんが……こうか?

■リコリス To:ウーサー>シグナス
うん、ありがと。
シグ先輩、パティネコッチョってこういうこと?

合体してみたらしい。
ちなみに、変形はしない。
■シグナス To:リコリス、ウーサー
ああ、まさしく見事に一部の隙も無く完璧なパティネコッチョだな。ウーサーならあと3人は行けるな、超頑張れ。

■リコリス To:ウーサー
やったね、ウーさん♪
にしても、ウーさん背が高いn(ごちん☆

嬉しそうに視界の高さを味わおうと頭を上げようとし――ものの見事に天井にぶつかった。
■リコリス
いったぁ〜い(><)

かなり痛かったようで、目に涙を浮かべている。
■ゾフィー To:シグナス
なるほど、ではわたくしの紹介はどうなるのかしら。
せっかくですから、お願いいたしますわ。
ただし、あのようなウケを狙ったリアクションは期待なさらないでくださいませね。

めずらしくゾフィーの口角が上がる。
ただし、目尻は下がっておらず、あごが若干突き出されている。
■シグナス To:ゾフィー
The姐御。

”The”辺りがアンニュイじゃね?と言わんばかりにしれっと即答するのだった。
■ゾフィー To:シグナス
いくらなんでも、それは……

と言いかけて、ゾフィーは一度口をつぐんだ。
シグナスの言葉を各方面から検討しているとでもいうように、首の角度を変えつつしばし黙り込む。
■ゾフィー To:シグナス
……残念ながらスキはなしね。
ならばそれはそれで、ありとしましょうかね。

■ゾフィー To:ソル&イェンス&ウーサー
では、わたくしに関しましてはそういうことで。

ああ、名前を申し上げておりませんでしたわね、ゾフィー…・フランベルクと申します。

腰を下ろしたまま、それでも優雅に礼をおくってみせるゾフィーである。
■シグナス To:ゾフィー、ALL
あ、それで良いんだ。一応注釈入れるとえーと、ドワーフって戦士かシーフかの二択だよな割と。姐さんは後者の方だった、筈、多分、絶対。

■ゾフィー To:ソル&イェンス&ウーサー、ALL
ええ、わたくしに関しましてはそういうことで。
……と申しあげられるほど、の能力も経験も残念ながらございません。

ご承知の通り、われわれドワーフは基本的に「戦士」ですの。
種族の適正というものを考えず、「盗賊」を選択する愚か者や「野伏」を選ぶ身の程知らずの存在が時折迷惑をおかけすることもあるようで、まったくもってお恥ずかしい限りですわ。

■シグナス To:ゾフィー、ALL
いや、器用なんだし全く不得手って訳じゃないと思うけどな。姐さん謙遜か卑下か隠してるのか良く解らんけど、まあ面倒だから良いか。OKそんじゃ適当にって事でやってこうか。

■イェンス To:ゾフィー
いえいえ。こちらこそ魔法使いなのに戦士と言っているヒトが居ますので、ご迷惑をおかけしないかと心配で…。

と言いつつソルを見下ろす。


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GM:ともまり