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SW-PBM Scenario#158
銀のしおり

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銀の網亭

〜 5 〜


  銀の網亭・個室

そこへ、ドアをノックする音。隙間から美味しそうな匂いが漏れてくる。
■おかみ To:ALL
開けてちょうだい、両手が塞がっているのよ(^^;

■ミァ To:おかみぃ
きゃっほう! きたきた待ってましたでスヨー!
ほいほい今開けるのでスー♪(>▽、<)

一番乗りでドアを開ける。
■おやじ To:ミァ&ALL
っとと……悪いな。
ひとりじゃ持ちきれないからな、この量は(笑)

おかみに続いておやじも入ってくる。
ふたりとも両手からこぼれんばかりの飲み物と料理を持っていた。
■ヒノキ To:おかみ
何を手伝えばいい?
テーブルに運べばいいのかな。

■おかみ To:ヒノキ
ありがと、助かるわ(^^;
お願いね。

テーブルに並べられていくできたての料理と飲み物。
部屋の中はとびきり愛情のこもった、美味しそうな匂いで満たされた。
■ミァ To:おかみぃ、おやじぃ
て ん こ も り!!!★゜.:*:.ヽ(*>▽<*)ノ。.:*:.゜★
ああもう、めっちゃ幸せなのでスヨー!
ありがとうでスー♪

■おやじ To:ミァ
そうやって喜んでくれるミァがいるから頑張れるのさ(笑)
よ〜く噛んで、味わって喰うんだぞ?

ミァの頭をなでなで(笑)
■ミァ To:おやじぃ
わーーい、なのでスー♪
ミーもおやじぃの味付けの料理、めっちゃ好きでスヨーo(≧∀≦○゛

■リュント To:おやじ
ミァが味わう?
ミァはのどで味わっているんだからよ〜く噛むって事は有り得ないと思うぞ?

■おやじ To:リュント
あぁ、ヘビの如く丸飲みって奴か……。

■ミァ To:リュント
んに? ミーは「超高速噛みかみ」とゆー大食い一般技能を持ってるのでハイスピードでよく噛むことが出来るんでスヨー(えへん)

■ヒノキ To:ミァ
一緒に舌まで噛んで食わないようにな……。

■ミァ To:ヒノキ
Σ な、なんで過去のミーの失敗を知ってるでスカー…!( ̄□ ̄;

1ゾロを振ると噛むらしい(謎)
■アール To:おかみ
おかみさん、悪いが飲み物の追加を頼みたいんだけど。
えっと、リナリアとアバランは何にするんだっけ?

■アバラン To:アール>おかみ
俺は赤ワインをもらうかな。ボトルで。
あ、あと桃のデザートとかない?

■リナリア To:アール>おかみ
私はリンゴジュースでお願いします〜。

■ジン To:おかみ
あー、こっちも蒸留酒とミルクをもう1本だ。
高級な方よろしく(^^

■おかみ To:アバラン&リナリア>ALL
はいはい。他に追加はないわね?

おかみは皆の顔を見回すと、ぱたぱたと階下へ降りて行った。
さて、おかみが注文を受けて階下に行っている僅かな間に……
■ミァ To:おやじぃ
おやじぃ、おやじぃ。ちょっちこっち来るでスヨー。

部屋の隅に手招き。
■おやじ To:ミァ
ん、なんだい?

ミァの目線に合うように腰を屈めながら移動。
■ミァ To:おやじぃ
んっとでスネー。
日頃からいろいろ奢りのお世話になってるおやじぃに対して・・・・・

じゃん!

懐から先程もらった報酬の半分ほどが入った皮袋を取り出して、おやじの手の上に置く。
■おやじ To:ミァ
これは……。

■ミァ To:おやじぃ
どどんと今後の奢り費用を進呈でスヨー♪
あ、おかみぃには秘密にしてくださいネー(・▽<)-☆

■ヒノキ To:ミァ
そこで金を出したら、それは単なる前払いで、奢りにゃならんと思うんだが。

■ミァ To:ヒノキ
んに? べっつにミーだけに奢れっていってる訳じゃないですしネー。
ほら、おやじぃってばうっかり口滑らせレベルMAXだから、今後もちょくちょくいろーーんなヒトに奢るかなーって思ったんでスヨー。
だからその軍資金?
闇献金とゆー響きもそそられますけドーーゥ(・▽・)

■おやじ To:ミァ
ミァ……お前って奴は……

感動して前が見えない……と思いきや、ふっと優しい苦笑を漏らすとミァにそっと革袋を返す。
■おやじ To:ミァ
馬鹿。ベテラン冒険者がそんな小さいことを心配するんじゃない。
これはお前が命がけで戦った証だろう。
ちゃんと持っておけ。そして、またこの店で派手に使ってくれよ?
俺はその方が嬉しいよ。
今度はうっかり口を滑らせたりしないからな(笑)

ミァの頭をぽんぽんと叩く。
■ミァ To:おやじぃ
ちっ。おやじぃの口滑らせレベルアップ作戦は失敗でスカー。

ミーがめっずらっしーく、すぺしゃりぃな太っ腹魂を出したってゆーのに、おやじぃってば欲が無いのでスー(・▽・)ノ
ま、そこまでゆーなら次回のお楽しみに取っておくでスヨー。
その時は大量注文の料理地獄をとくと味わうがいーのでスー(^▽^)♪

■おやじ To:ミァ
おぅ、待っているぞ(笑)
それまでには、銀の網亭の食料庫を充実させておかないといけないな(笑)

やがて追加の品を持っておかみが戻ってきた。
テーブルはもう何も乗せられないほどいっぱいだ。
毛玉が美味しそうな匂いにつられてうろうろしている。
■ヒノキ To:毛玉
もーちょっと待ってな。
みんなで乾杯するまで食べたらダメだぞ。

しつけ教室開始。
■毛玉 To:ヒノキ
ぴっ。

小首を傾げてヒノキを見つめた後、ちょこんと座り込んで素直に待ちの姿勢。
でもつぶらな瞳はこんがり焼けたチキンに釘付け。
■アリス To:毛玉
あはっ、いい子いい子♪
もうちょっと待ったら、好きなだけ食べられるからね〜。

■リュント To:ヒノキ
乾杯するまでダメなのか!?
俺は口をつけちまったぞ!?!?

こいつにもしつけが必要(笑)
■ヒノキ To:リュント
……鳥以下のトリ頭がいたよ。

■アリス To:リュント
だめだよ〜。
そういうところから、おじさん化がはじまるんだよっ。

■アール To:リュント
やれやれ、最後くらいちゃんとできないのかね?
幹部がこれじゃ、先が思いやられるなぁ。

■アバラン To:リュント
まったくだ。俺が戻ってくるまでに、ギルドが滅んでないことを祈るぜ(笑)

■リュント To:ALL
ふっ(笑)
俺一人位じゃオランのギルドは潰れないぜ(笑)

■アール  To:リュント
ミァとセットなら潰せそうだな(笑)

■アリス To:アール
いくらなんでも無理だよ〜。
……食費でちょっとだけ傾かせるくらいなら、できちゃうかも?

■ミァ To:アール
ふっ(=▽=)
任せておけでスー♪(胸張りっ)

と。反らした胸ならぬ腹から、ぐるぎゅぎゅぎゅ〜〜〜!という盛大な音が。
■ミァ To:ALL&ジン
ああううう、腹減り度数がいい加減オーバーフローなのでスー!
ミーも早く食べたいです食べたいでースーヨー(>△<)
ジンえるにー! すぐさま乾杯しよーでスー!!

目の前の料理に、うずうずそわそわ。
■アール To:ジン
最後に一仕事、お願いしましょうかね。
ぱーっと頼みますよ。

■ジン To:ALL
おう、ちょっとまってな

とぽとぽと平皿にミルクを注いで、タークスの前に置く。
にゃあとひと鳴きして、乾杯を待たずに皿を舐めるタークス。
■ミァ To:タークス
タークスちん、抜け駆けでスネー!(びしっ)
……でもまぁかわいーから大目に見てあげるのでスー。

■ジン To:ALL
さあ、いいかな。
じゃあ今回の仕事の成功と、リュントとミァの大出世を祝って。
乾杯!

■リュント To:ALL
それとみんなの今後の成長も願って乾杯!!

■アール To:ALL>リナリア&ハンナ
それと、これからの新しい出会いにも。
乾杯!!

■リナリア To:アール&ALL
はい、乾杯です〜。

■ハンナ To:ALL
かんぱ〜い♪

■ミァ To:アール>ALL
それを言うなら、今回のステッキィな出会いたちも足さなきゃでスヨー(・▽<)-☆
今とこれからの全てに…乾杯っ!!

■アリス To:ALL
かんぱ〜い☆

■アバラン To:ALL
そうそう、俺も入れてくれよな(笑)
銀と七色と、ギルドの繁栄に乾杯!っと。

■ヒノキ To:ALL
ん、乾杯。
まぁこれからも、死なない程度に適当にやっていくって事で。

■アリス To:リナリア
ところで、いつこっちを出るつもりなのかなぁ?
ほら、夢の中で約束した、お茶会をしないといけないからっ☆

冒険者たちが掲げたグラスが、澄んだ音を立ててぶつかる音が響く。
それは物語の終わりと、次に始まる物語の扉を開ける音でもあった。

オランギルドの幹部となった、リュントとミァ。
そして、銀の網亭に残り、冒険者としての道を歩む仲間たち。

彼らの物語は、まだまだこれからも続くのだ。

Fin



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銀のしおり

GM:ともまり