銀の網亭
〜 3 〜
貸し出しアイテムを回収し、くねくねした動きで七風が出て行くと、またも入れ違いにドアをノックする音。
■ヒノキ To:リナリア
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今日は客が多いな。
よう、どうした?
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■アール To:ヒノキ
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どうした?って、妹を迎えにきたんじゃないか。
本当は連れて行こうかと思ってたんだけどね。
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■ヒノキ To:アール
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いや、そのつもりなんだと思ってたから、リナリアがわざわざ何しに来たのかと思ったんだけど……。
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■ミァ To:アール
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やっぱりアールっちってば・・・・・(じー)
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(自分の今後の冒険に)連れて行こうか、に聞こえたらしい(笑)
■アール To:ヒノキ
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そこまでお互いの行動を詰めてなかったからな。
ま、心配で待っていられなかったんだろ。
大事な家族なら…きっと、そういうモンなんだろうな。
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控えめにドアが開くと、旅装を整えたリナリアとアバランが立っていた。
ふたり分の背負い袋がアバランの足元に置かれている。
■アリス To:リナリア&アバラン
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いらっしゃ〜い♪
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■アバラン To:ALL
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よぉ。俺が名乗ると開けてもらえない気がしたからな(笑)
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■アール To:アバラン
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そんな大人げないことをするヤツは一人しかいないって(笑)
これでも俺はあんたを買ってるんだぜ。
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条件反射的に裏拳ツッコミを繰り出す。
しかし信じられないタイミング の6ゾロ で何事も無かったかのように回避された!!
■アバラン To:リュント
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……何っ!? ば、ばかな……
俺の音速裏拳がかわされただと……!?
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裏拳がぷるぷるふるえるほど大ショック(笑)
■リュント To:アバラン
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ふっ(笑)
俺に当てられると思っているのか(大笑)
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■アバラン To:リュント
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くっ……俺よりトロいくせに生意気な……!
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■リュント To:アバラン
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どの口が言うんだ?どの口が??
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顔を掴もうとします。
しかし先ほどのリュントの動きをなぞるように、信じられない 6ゾロの 動きでひらりとかわした!
■アバラン To:リュント
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ん〜何だ今の。蠅が止まっちまうような動きだな〜?
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ものすごく嬉しそうに冷やかしの笑みを(笑)
■アリス To:リュント&アバラン
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えっ、なに今の?
ひょっとして、打ち合わせしてあったの?
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双方あまりにも見事な回避なので、仕込みネタだと思ったらしい(笑)
■ヒノキ To:バカ二人
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お前ら、ケンカすんなら外でやれ。
ハンナの目だってあるんだぞ?
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冷ややかに。
そしてさっきリュントを蹴飛ばそうとした自分の所業は軽やかにスルー。
■アバラン To:ヒノキ
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そこのじゃじゃ馬。俺を殴り倒す約束は果たさなくていいのかい?
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自分のほっぺたを指差しながら。
■リュント To:ヒノキ
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今なら手加減をしなくても当てられるぞ?(笑)
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■ヒノキ To:アバラン
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別に今すぐやる必要はないだろ。
後でロックの武器屋でメリケンサック買って来るから、それからな。
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セスタスじゃないのか。
■ミァ To:アバラン
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まぁほら、それがあんたさんの役割ですかラー(・▽・)ノぽむ
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慰めになってない。
■アバラン To:ミァ
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役割とか言うな。俺はお笑いをやっているつもりは無い!!
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■アール To:アバラン&リュント
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ほう…これが洗練された「ボケ・ツッコミ」か。
なるほど昨日、今日の仲じゃできないな。
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妙な感心の仕方を。
■リュント To:アール
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これは洗練されて無いぞ!
ツッコミがいまいちどころかいまさん位だからな。
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■アバラン To:リュント
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やかましいぞ筋肉バカ。
そもそもお前が避けたからじゃねぇか!?
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■リュント To:アバラン
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トロくて筋肉バカの誰かにツッコミを避けられまくっている奴はどうしようもなく救いがたいな(大笑)
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後ろにそのまま引っくり返るんじゃないかと思うくらい仰け反ってみる
■アバラン To:リュント
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くっ……こ、この思い上がり野郎が……!
やはりあの時殺っていたほうが、ギルドの未来のためだったかもしれん……
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無意識にバッソの柄に手を当てながら。
■リュント To:アバラン
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殺せると思ったのが錯覚だったとは気付かないかね?
所詮お前の実力じゃその程度のもんなんだよ(笑)
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一方、じゃれあう面々をよそに、感動の再会を果たした姉妹。
■リナリア To:ハンナ
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ハンナ……。良かった……。
心配かけて、ごめんね。
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胸に飛び込んできた妹をしっかりと抱きしめるリナリア。
そしてすぐに妹の格好の異変に気付く(笑)
■リナリア To:ハンナ
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そのペンダントは……? それに、そのマント……??
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■アール To:リナリア
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「冒険者のお姉ちゃんに憧れて」って言ったから、格好くらいはと思ったんだが…センスに問題があったら謝るよ。
あとは俺からの旅のおみやげってことで。
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■ヒノキ To:独り言
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……青いマントって自然の中じゃ目立つよな。
的にならなきゃいいけど。
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■アール To:ヒノキ
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ちなみに、青い理由は空の色だからさ。
たなびかせながら、魔法で空を飛ぶのが目標なんだ。
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耳ざとい。
■ヒノキ To:アール
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ナンか、どっかのお伽噺で聞いたような話だな。
魔力を込めたマントで、塔から塔へ飛び移るってやつ。
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■アール To:ヒノキ
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そりゃ、何の興味もなしに魔法に興味を覚えるわけないだろう。
古代王国の頃の話なんて、半分はお伽噺みたいなもんだ。
もっとも、今回のように本当にお伽噺と現実と境目がわからないのも困るがな。(笑)
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■ハンナ To:リナリア
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あとね、くまのぬいぐるみも買ってもらっちゃった♪
それから、白いきれいなワンピースも!
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■リナリア To:アール
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そんな……こんなにたくさん……
妹がご迷惑をかけっぱなしだったのに、わ、私どうしたらいいか……
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プレゼントの量に恐縮した様子で、おろおろ。
■ハンナ To:アール>リナリア
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うん。
あとね、これ。わたしのとおそろいなの。
おねえちゃん、きれいなアクセサリーが欲しいって言ってたでしょ?
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ハンナはポケットからそっと同じ形のペンダントを取り出した。
■リナリア To:アール
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えっ……。
これ……私に?
……きれい……。
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目をまるくして、手のひらに乗せたそれを見つめていたリナリアは、やがて嬉しそうに両手でそれを包み込んだ。
■リナリア To:アール
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ありがとう、アールさん……。
私、オランに来てから、こんなにしていただいたの初めてです。
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アールに笑顔を向ける。その目がちょっとうれし涙で潤んでいた。
ちょっと照れ。
■ミァ To:アール
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アールっちってば、ぷれぜんとたくさんー(=▽=)
よっ、いろおとこー!でスー♪
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それを聞いて顔を赤くしてうつむくリナリア。
■アール To:リナリア>アバラン
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そうだ。今から依頼の成功祝いをぱーっとやるから、飲み物とか注文を決めておきなよ。
俺達のはおかみさんの驕りだから、リナリアたちのはきっと未来の大幹部リュント様が驕ってくれるよ。
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無茶振りw
■リュント To:アール
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出世払いでいいのなら奢ってやるぞ?
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至極真面目に。
■アール To:リュント
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その自信アリの態度、幹部になれたってことでいいんだな。
よーし、奢り決定ってことだね。
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■リナリア To:アール&リュント
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いいんですか? わ〜、嬉しいです。
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■リュント To:リナリア>アール
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もちろんかまわないぞ(笑)
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■アバラン To:リュント
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いいのか? 悪いな〜リュント(笑)
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■リュント To:アバラン
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誰がお前もだって言った?
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みょーに低い声で
■アバラン To:リュント
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ま〜ま〜、照れなくてもいいから。
まさか未来のだいかんぶさまが、下っ端ギルド員すらも奢ってやれないなんてケチくさいことは言わないよな〜?(笑)
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満面の笑みで肩を叩く。肝心なところは棒読み。
■リュント To:アバラン
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お前は下っ端ギルド員じゃなくて小姓だから奢ってやんない(笑)
素直に「ご主人様お腹が空いたので何か食べさせて下さい」って這い蹲ったら考えてやる(笑)
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■アバラン To:リュント
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お前の挑発のバリエーションはそれしかないのか。
まぁいい、俺は貧乏人には優しいんだ。無理やり奢らせるなんて酷いマネはしてやらないから安心しろ!!!
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■リュント To:アバラン
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お前はワンパターンを繰り返すと怒り出すと言う性格を見抜いているからだよ(笑)
貧乏人に優しいのなら俺に奢ってくれるって事か?(笑)
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■アバラン To:リュント
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お前に奢るくらいなら野良猫のエサを買った方がマシだ!!
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■リナリア To:アバラン>リュント
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も〜、みっともないからやめてよ〜。貧乏なのはあーくんのほうじゃない〜。
すみません、あーくんの分は私が出しますから……。
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申し訳無さそうにぺこぺことお辞儀。
■アバラン To:リナリア
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……いや待て、そっちのほうが恥ずかしいからいい……。
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■リュント To:アバラン
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彼女に尻拭いをさせるなんて男の風上にも置けない奴……
恥ずかしいと言うよりみっともなく感じてしまうのは俺だけか?
彼女に気を使わせんじゃねえよ!
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なぜかリナリアはアバランの彼女だと錯覚したようだ!
■リナリア To:リュント
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えっ? 彼女じゃないですよ〜。
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あっさりきっぱり。
■アバラン To:リュント&ALL
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リナは妹みたいなもんだ。
付き合いが長いと家族みたいになっちまうからな。
お前らだってそうだろ?
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■リナリア To:リュント
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あーくんは「手のかかる兄」って感じです〜。
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■ミァ To:アバラン
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なりほどなるほど。
「良く出来たしっかりものの妹」と「手のかかる兄」セットでスネー。
よくある光景なのでスー(=▽=)b
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