ひとときの休息
明るい灰色に覆われていた空が、次第に黒さを増してくる。
白い綿帽子を被った桃の木々は、何かに耐えているかのようにしんと静まり返り、折れた枝の間からは夜の闇が迫ってきていた。
周囲の空気が一段と冷たく、澄んでいく。ローダリオンの樹の下で見た明るい太陽は、あれから一度も姿を見せないまま、沈み始めているのだろう。
コラレットは冒険者たちを、ユズリハが自分で建てて住んでいたという小屋に案内した。
小さな丸テーブルと、いすがひとつ。木の食器が置かれた簡素な棚と、石造りの暖炉。
布を敷き詰めただけの小さなベッド。
独り住まい用だったせいか、冒険者たち6人が入るとかなり狭い。
■コラレット To:ALL
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(フェアリー語)
ばっちゃ、器用だったから……何でも自分で作ってたわ。
あ、今保管しておいた桃出してあげるね!
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ピクシーたちも落ち着きを取り戻したのか、ようやく笑顔を浮かべながら、いそいそと桃を振る舞う準備をし始めた。
運ばれてきた籠入りの桃はまるで宝石のように赤く瑞々しい。数は10個ほどだろうか。
金髪ピクシーが皮を剥き、茶髪ピクシーが針のダガーで器用に切り分け、
栗毛ピクシーが木の皿に乗せ、銀髪ピクシーがそれをみんなに配った。
どうやら暖炉には火が入っていたらしく、コラレットがお湯を沸かしてお茶を煎れているようだ。気持ちが安らいでいくような優しい香りが漂い始める。
■ミァ To:ぴくしーず
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おおう、みんな流れるような手さばきなのでスー。
あっという間にあっという間にあっという間に、剥きたて桃の完成でスー(・▽、・)♪
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■コラレット To:ミァ>ALL
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(フェアリー語)
えへへ。今朝収穫した桃だから、きっと美味しいわよ♪
遠慮しないで、どんどん食べてね! 人間っていろんなもの食べるって聞いたことあるけど、ここにはこれしかないから、我慢してよねっ。
あ……それと、さっき、戦わないでくれてありがと……。
嬉しかった。
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お茶を配り終えたコラレットが、申し訳無さそうに顔をうつむかせたままつぶやいた。
■ヒノキ To:コラレット
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別にお前らの為じゃねぇよ。
あのまま戦ってても、私らだって無事に済むはずはなかった。
勝ち目のない喧嘩に意味もなく首を突っ込む真似をしたくなかっただけだよ。
……命を賭けるのは、それだけの意味が出来た時だ。無駄死にはゴメンだからな。
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■コラレット To:ヒノキ
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(フェアリー語)
……うん。みんな生きてて良かった。
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ヒノキのそばにすすすとすりよって、手元にほおずりしている。
懐かれるのがどうにも慣れないっぽい。
声が高ぶって身体が力む。……緊張しているようだ。
■コラレット To:ヒノキ
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(フェアリー語)
親愛の情を示してるんだけど……人間ってこういうとき、どうするの?
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他の方法を知らないとばかりに、すりすりすりすり。
■ヒノキ To:コラレット
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人間は……握手したりとか……けど、お前らとじゃ無理か。
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■ミァ To:ヒノキ
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ヒーちゃん、実は懐かれるの得意だったリー?
毛玉っちといー、コラレっちといー(=▽=)
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■ヒノキ To:ミァ
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……近所のノラ犬とかノラ猫にはやたら懐かれてたなぁ、そういえば。
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遠い目をしながら。
てゆーか、一緒にしていいのか。
■ミァ To:ヒノキ
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やっぱりそうでスカー。
んにんに、そーなると毛玉っちの審美眼…ならぬ審親眼もなかなか凄いでスネー。
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じーっと毛玉入りバックを見た。
■リュント To:コラレっちー
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(精霊語)
そうそう。
あんだけ実力差を見せ付けられれば、なんの対策もしていない俺らに勝ち目は無いからな。
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遠慮という言葉を知らない奴が桃を頬張る。
リュントの口の中いっぱいに、豊潤な甘みが広がっていく……
■ミァ To:リュント>コラレット
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Σ あ、先越された!!
ミーの辞書にも遠慮なんてありませんから、早速きゅーといただくでスヨー(ひょいぱく)
…(もぐもぐ)…(*>▽<)ノ○ぱぁぁぁ…(もぐもぐ)……んに、それに赤毛っちーが倒れてましたしネー。
…(もぐもぐ)…(=▽=)至福…(もぐもぐ)……あ、そういえばみんなの名前、なんて言うんでスー?
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■コラレット To:ミァ&ALL
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(フェアリー語)
んと、金髪の子がレイネット、赤毛の子がマーレット、茶髪の子がチャネット、栗毛の子がクリネットで、銀髪の子がシーレットよ。
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コラレットの紹介に合わせて、ピクシーたちはひとりずつ空中でポーズとりながらご挨拶。
■ミァ To:ぴくしーず
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おおお! かっくいーのでスー(>▽<)
ミァはミーでスヨー。よろしくなのでスー♪
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それだと逆だ。
■ぴくしーず To:ミァ
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(フェアリー語)
よろしくね、ミーちゃん♪(ハモり)
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……逆に覚えた。
■アリス To:ピクシー達(フェアリー語)
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直訳しておいてなんだけど、それだと逆だよ。
……でも別にいいかなぁ? どっちでもあんまり変わらないし。
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■リュント To:ミァ
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(共通語)
みんなの食う分くらいは取っておけよ(笑)
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あまりの食いっぷりに今更ながら唖然(笑)
■ミァ To:リュント
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だいじょーぶだいじょーぶ、ミーだってそれくらーいは……多分(=▽=)?
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■アール To:コラレット
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いろいろ聞きたいことがあるから、順番に答えて欲しいな。
まず、俺が聞きたいのは、このお茶は何の葉で入れたのかってことだが…。
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湿っぽいのは苦手…と外を見ながら聴く…が、伝わらないことに気づき通訳を介す。
■コラレット To:アール
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(フェアリー語)
葉っぱじゃなくて、乾燥させた桃のお花で煎れたの。美容と健康にバッチリ効くのよ♪
あとね、桃の葉っぱのほうは、お湯に浮かべて入ると雪焼けした肌に気持ちいいのよ〜。
あ、でもキミたちはおっきいから、おふろ入るの大変ね?
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冒険者たちを上から下へ眺めながら。
■ヒノキ To:ALL
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私が不思議に思ってるのは、この桃そのものだけどな。
こんだけ寒さが続く中でも普通に育つのも妙だが、あのアバランとかいう奴があそこまで嫌悪してたのも気になる。
……食って平気なんだよな?
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バッグから毛玉を引きずり出してテーブルの端に座らせる。
■コラレット To:ヒノキ
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(フェアリー語)
? 寒いところに桃がなるのって変なの??
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■ヒノキ To:コラレット
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いや、桃に限らずなんだが。
ふつー、果物が生るくらいの樹木全般はある程度暖かい気候じゃないと育つことすら難しいはずなんだけど……。
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説明しながら桃を一切れ摘まんで、毛玉の口元に運んだは良いが。
果たして食べさせても平気なのかと、途中でその手が止まる。
目の前をちらつく物体に向かってじたばたと飛びつこうとしている。かなり必死だ。
■ミァ To:ヒノキ&毛玉
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おおう、こりがいわゆるじらしプレイ!?
必死な毛玉っちが可愛いのでスー(^▽^)
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■リュント To:ヒノキ&コラレっちー
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(共通語)
平気なんじゃないか?
俺は食っちゃったし。
(精霊語)
この桃について、効能とか、言い伝えがあったら教えてもらいたいが?
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■コラレット To:リュント>ALL
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(精霊語)
ん〜っと……ケガしたり、疲れた時に食べると元気になれる、かな?
言い伝えなんてないけど……何よぅ、嫌なら食べなくてもいいのよっ。
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瑞々しい桃を美味しくいただいていたリュントは、ふと自らの身体に宿る「生命の精霊」の力が活性化していくのを感じた。
氷の刃によってわずかに負っていた傷が、すっと消えていく。(HP15→16)
■リュント To:コラレっちー&ALL
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(精霊語)
嫌なんかじゃないんだよ。
(共通語)
珍しいものだから、みんなは遠慮していたんだろう?な〜んか、体がちょっとだけ楽になった気がするけど、気のせいかな?
みんななんとも無いから食ってみたら?
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リュントはセンス・オーラで精霊力を探る……
周囲には生命、精神、光、闇、暖炉から火……
そして、桃の実からはふたつの強い精霊力を感じることができた。
ひとつは「生命の精霊力」。自分たちから感じられるものよりもはるかに強い力だ。
もうひとつは、何らかの「精神の精霊力」──それはリュントが今まで感じたことの無い、未知なる精霊力だった。
少なくとも、シェイドやスプライト等、一般の精霊使いが知っている精霊ではないことは明らかだ。
ぢーっとリュントの身体に異変が起きていないか観察して。
■ヒノキ To:毛玉
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……まぁ、おかしな事はないみたいだな。
ほら、待たせたな。慌てないでゆっくり食うんだぞ。
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一切れずつゆっくりと、毛玉の口に運んでいく。
自分が食べるのは後回しのようだ。
喜びをちいさな羽根をばたつかせることで表現しながら、いっしょうけんめい桃にかぶりつく。
あまりに必死でヒノキの指まで一緒に甘噛みしている。
■ヒノキ To:毛玉
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いて、いてぇ。
こら、落ち着いて食えってのに。
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■アール To:ヒノキ
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リュントの反応を見てから決めるなんて用心深いな。
しかしリュントが大丈夫でも…ってのは考えなかったのか?(笑)
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■ヒノキ To:アール
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そこまで用心してたら、毛玉が飢え死にしかねなかったからな。
まぁ、大丈夫だろ。コラレットたちの出したものだし。
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それなりの信用は置いている模様。
■リュント To:ヒノキ&アール
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(共通語)
体の弱い俺が大丈夫だったんだから、問題ないよ。
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■ヒノキ To:リュント
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は? 身体が弱い? ……誰が?
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自分の顔を指差し
ぴきーーん!
その時、桃の甘みがミァにひとつの連想をもたらした。
……決して慌てて食べ過ぎて喉がつまった訳ではない。
■ミァ To:ALL
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そういえばミー、『世界各地に伝わる幻の食べ物の伝承歌に想いと食欲を馳せる会』で、こんな歌を聴いたことがあるでスヨー。
♪逝きし者
♪不死の姿となりて我を追う
♪桃投げつけて退散させり
♪穢(けが)れを払いし寒仙桃(かんせんとう)
なんだかこの桃とちょっち似てますよネー(・x・)
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■ジン To:ミァ、ALL
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ほう。寒仙桃か。
寒冷地にのみ生育する、生命力満ち溢れる桃の木だ。
その実を食べれば。神の奇跡のような癒しの力を発揮する。
たしか、枯渇した精神力も癒すという話だが・・・
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ジンも桃を一切れ口にする。
■ジン To:ALL
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こいつは・・・本物だ。
しかし、この樹木は古代王国期にしか存在しなかった種・・・まさかな?
ミァのいう伝承も合わせると、まだ秘められた力があるようだな。
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■アリス To:ジン
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歌の通りなら、アンデッドを退散させる力ってこと?
あれだけ嫌ってたんだし、アバランへの嫌がらせにはなりそうだけど。
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■アール To:ヒノキ>アリス
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そのセンでいくと、アバランはアンデットってことになっちまうぞ?
神官サマの眼力でそーいうのは見抜けないもんかね?
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一瞬ヒノキを経由して→そのままアリスへ(笑)
■アール To:コラレット
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ふーん、まあいいや。
じゃあコラレット、ここには何か「祭壇」のようなものはない?
ドラゴンの像とか、特定の精霊を祭ったり、なにか人間の作ったモノが。
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■コラレット To:アール
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(フェアリー語)
「さいだん」……って、なぁに? 人間が作るような、自然と合わないようないびつなものは、あたしたち見たことないわ。
本物のドラゴン様なら、いらっしゃるけど……。
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「いらっしゃる」に発言に合わせて、アールがテーブルの片隅の毛玉を指さす。
しばし見つめ合うふたり(?)。
■ヒノキ To:アール
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……なんだよ?
この毛玉がどうかしたか?
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あえてスノードラゴンの仔だという事は説明しない。
そして横目でコラレットたちの反応を探っている。
■コラレット To:アール&ALL
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(フェアリー語)
かわい〜いっ!!なにこれ、かわいい〜! 鳥の赤ちゃん? ふわふわ、もこもこだよぉ〜っ♪
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コラレット……だけでなく、ピクシーたち全員の腰が砕けたらしい。
頬をピンク色に染めながら全身を使って毛玉に抱きつき始める。
身長30センチほどのピクシーとカボチャ大の毛玉、体積的にはほとんど同等だ。抱きしめる姿はほとんど取っ組み合い、がっぷり四つ状態である。
ピクシーたちにもみくちゃにされながら、苦しそうな声を上げる毛玉。
■リュント To:ピクシーたち
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(精霊語)
これこれ、ちゃんとヒノキままんの許可を取ってからにしなさい。
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■コラレット&ぴくしーず To:ヒノキ
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(精霊語)
ええっ! この子、人間の赤ちゃんなの!!?
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6人全員でハモって驚く。
■リュント To:コラレっちーズ
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(精霊語)
その通り。
人間でもこんな毛玉のような赤ん坊を産む事が稀にある。
ちゃんと覚えておくんだぞ。
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■ぴくしーず To:リュント
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(精霊語)
知らなかった……このふわふわ、抜けちゃうのね……
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■リュント To:コラレっちーズ
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(精霊語)
成長すると共に抜け落ちちまうんだよ。
このままの方が可愛らしいのにな(笑)
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■ヒノキ To:ぴくしーず
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こらそこ。
ナニ言ってるか分かんねぇけど、とりあえず離れろ。毛玉が苦しがってるだろ。
そもそもコイツはまだ食事中なんだから、落ち着いて食わせてやれよ。
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リュント&ぴくしーずの精霊語は通訳する者がいなかったため、ヒノキ(とアール)の耳には届かなかったようだ……。
名残惜しげに毛玉を開放してあげるピクシーたち。
毛玉はひっくり返っていたが、やがてうんしょと起き上がると、何事もなかったかのよーに桃をはむはむし始めた。
ちなみに毛玉にも特に変化は無いように見える。
■アール To:ヒノキ>???
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スノードラゴンってのは眉唾かもな。
ま、厄介事は少ないにこしたコトはないからそれでいいかもな。
おっと、スノードラゴンかも?って言うのは通訳するなよ。
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■ミァ To:ぴくしーず
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そういやその、本物のドラゴン様ってゆーのに対して、あんたさんたちはどういった認識をしてるんでスー?
様付けってことは、そりなりに崇めて系?
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■コラレット To:ミァ
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(フェアリー語)
スノードラゴン様は、とってもカッコいいの。
全身がまっしろで、まるで雪のベールをまとっているみたい。
大きな身体で悠然と空を飛んで、とてもきれいな高い声で鳴くのよ!
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■金髪レイネット To:ミァ
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(フェアリー語)
直接会ったりお話ししたりしたことは無いけど、時々空を飛んでいるのが見えるのよ。
あのきれいなお姿は、あたしたちの憧れなの〜。
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■ぴくしーず To:ALL
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(フェアリー語)
スノードラゴン様〜(うっとり)
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夢見るような表情になりながら、またもハモるピクシーたち。
その隣で、お腹いっぱいになった様子の毛玉が、幸せそうに丸くなっていた。
■ヒノキ To:毛玉
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……真っ白な身体で綺麗な高い声、ねぇ。
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テーブルの端で丸まっている毛玉を改めて見つめる。
……どうしても同じイキモノには見えない。
■リュント To:コラレっちーズ
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(精霊語)
ちなみにそのドラゴン様ってのはどこに住んでいるんだ?
ここから近いところか?
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■栗毛クリネット To:リュント
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(精霊語)
わかんない〜。お空飛んでるのしか見たことないもの〜。
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■銀髪シーレット To:リュント
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(精霊語)
いつも北の方から飛んでいらっしゃるから、山頂付近なのかもしれないわ。
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■茶髪チャネット To:ぴくしーず
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(精霊語)
でもでも、何だか最近お姿をお見かけしなくなったわよね?
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怪訝そうに顔を見合わせて、こくこく頷きあうぴくしーず。
■ミァ To:チャネっちー
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最近ってゆーのは、具体的にはどのくらい前からなんでスー?
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■栗毛クリネット To:ミァ
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(フェアリー語)
わかんない〜。何回お日様が昇って沈んだかなんて数えてないもの〜。
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■銀髪シーレット To:ミァ
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(フェアリー語)
……あ、でも、暴れ者アバランが来るようになってからかもしれないわ。
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■ぴくしーず To:ALL
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(フェアリー語)
そう言えば、そうだわ。(ハモり)
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嫌な予感がしたらしく、青ざめて身を寄せ合っている。
■ヒノキ To:ぴくしーず
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一つ聞きたいんだけど、あのアバランはばーさんをドラゴンの餌にするとか言ってたよな。
実際、スノードラゴンは人間を食うような習性を持ってるのか?
いや、習性じゃなかったとしても、人を食うような真似をするのか、だな。
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毛玉のご飯が一段落したので、ようやく自分も桃をかじりながら尋ねる。
■コラレット To:ヒノキ
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(フェアリー語)
えーっ!? あの暴れ者、そんなこと言ってたの!?
……で、でも、人間を食べるって言っても、この森には人間は居ないはずよ?
動物たちならたくさん住んでいるけど……。
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■アリス To:コラレット(フェアリー語)
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そういえば、人間は居ないって言ってたよね。
それにもし人を食べるにしたって、おばあさんより先に若い方を食べるんじゃないかなぁ?
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■コラレット To:アリス
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(フェアリー語)
うん。あたしもそう思う。
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と言って若々しい冒険者たち(人間のみ)を見回す。
■赤毛マーレット To:ヒノキ
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(フェアリー語)
あ、あの、あたし、一度だけ近くに降りてきて、桃の葉っぱを食べてるとこ、見たことある……
間近で見ちゃった(ぽ)
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■ぴくしーず To:マーレット
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(フェアリー語)
え〜っ!! 聞いてないそんなの! マーレットぬけがけ〜!!
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きぃきぃ騒ぎ立て始めるぴくしーず。
■ミァ To:ぴくしーず
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んに? ドラゴンは桃の葉っぱを食べるんでスー?
桃の実は食べてなかったでスカー?
……なんだか菜食ドラゴーンでスネー(首かくり)
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■アール To:ぴくしーず
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人間とはいかなくても、動物を食べたりしないのかな。
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■赤毛マーレット To:アール
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(フェアリー語)
んと……その時は近くの木陰にリスの家族や子ギツネもいたと思ったけど、襲ったりなんてしなかったよ〜。すっごく優しい目で、葉っぱ食べてた(ぽ)
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■アール To:ALL
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「お優しい」ドラゴン様か。
しかし、これだけ桃の木を痛めつけたってことは、ドラゴンに食べさせないようにしたと考えることもできるか。
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