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SW-PBM Scenario#158
銀のしおり

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ピクシーのお誘い



  大樹の下

思わず姿を現してしまったコラレット。バツが悪そうに冒険者たちを見ている。
■ミァ To:コラレット
あ。コラレっちー再登場(>▽<)
おかえりでスヨー(手ぶんぶん)

ぐ〜〜〜〜〜〜きゅるるるる。
突然誰かさんの腹の虫が高らかに鳴った。
■ミァ To:ALL>コラレット
てゆーか・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ミー、はらぺっこりぃぃ(きゅるる)
何かこー、食べるもののある場所は無いんですかネー??

ものすごい集中力を発揮しながら周囲をグラランアイでチェックするが、特に食べられそうな果実は見当たらない。
食べることの出来ない草花がただそよそよと平和に揺れていた。
■ミァ
がーーーーん!( ̄□ ̄; ・・・・・ミー、やぶれたりぃぃい。

■コラレット To:ミァ
(フェアリー語)
やっぱり、お腹すいてるのね?
あたしの村に来れば、一晩で食べきれないほどたっくさん、桃をごちそうしてあげる!

■ジン To:コラレット、ALL
ほう。村があるのか。それは助かるな。

■コラレット To:ジン
(フェアリー語)
でもでも、言っとくけど、あたしたちの村よ?
森の人とか、いないからね?

■リュント To:コラレっちー
(精霊語)
お前達の村って言っても、人間が考える村でいいんだろう?
ちゃんと平地の上にあって、住処がある?

■コラレット To:リュント
(精霊語)
そうだけど、サイズは全部あたしたち仕様よ? 家とか食器とかベッドとか。

■リュント To:コラレっちー
(精霊語)
良かったよ(笑)
まさか崖の中腹とか、樹木の上で生活とかだったらどうしようかと思ったよ。
ピクシーの生活様式なんて知らないからな(笑)

■ミァ To:コラレット
Σ !!!!! たっくさんの、桃!!(>▽<)(ぱぁぁぁああ)

泣いた子供がもう笑った。
自分にとって都合の悪い言葉は聞こえなかったらしい。
■アリス To:コラレット(フェアリー語)
桃は美味しいよねっ。
生クリームと、とっても相性がいいんだよ☆

それは、今はかなりどうでもいい(笑)
■ヒノキ To:毛玉
桃か……。お前、食えるか? 桃。

毛玉が桃を食べられるか気にしてる。
■毛玉 To:ひのき
ぴ。

何かを訴えかけるかのような目でヒノキを見つめたあと、バッグの中のやわらかい布をかじかじし始める。毛玉も腹が減っているらしい。
■ヒノキ To:毛玉
だからそんなモンかじるなっての。
も少し我慢しろ。

■毛玉 To:ひのき
きゅ〜。

くちばしをおさめてぽってりと丸くなった。何やら怒られたのはわかったらしい(笑)
■アール To:コラレット
じゃあ、コラレット。変なことを聞いて悪いが…今は、いつの時代だ?
まさか「魔法王国の時代」じゃないだろうな?

賑やかな一行をよそに、巨木を調べながら考えをまとめる。場所に関する情報は掴めなかったが、記憶をたどる限りでは、この巨大な樹がかつて「古代王国時代に存在していたもの」と一致するのだ。
■コラレット To:アール
(フェアリー語)
「じだい」って何? いまはいまで、むかしはむかしでしょ?

意味が分からないらしく、きょとんとしている。
■コラレット To:ALL
(フェアリー語)
ねねね、それで、さっきの話だけど。
ここで倒れてたの、キミたちが最初じゃないのよ?
ちょっと前に、人間のおばあちゃんも倒れてたの。
同じように記憶を失ってて、そのひとは自分の名前しか、思い出せないんだって。かわいそうよね?

せわしなく空中を飛び回りながら、ぺらぺらと話し始める。
■ヒノキ To:コラレット
へぇ、ばーさんね。なんて名乗ってた?
何時ごろの事か覚えてるか?
あと、そのばーさんは今はどこでどうしてる?

■コラレット To:ヒノキ
(フェアリー語)
「ユズリハ」って名乗ってたわよ。
え〜と……いつだったかな? えっとね、月がまだ細ーい三日月の頃。
同じようにあたしが見つけて、お腹空いたって言うから、村に連れて帰ったの。
でもって、行くところもないって言うから、今はいっしょに暮らしてるわ。
ちょっと変わってるけど、いい人よ♪ たぶん。桃の収穫を手伝ってくれるし。

■ヒノキ To:コラレット
細い三日月ねぇ……。新月から一日……いっても二日か?
訊き方を変えるか。そのユズリハばーさんを見つけてから今日まで、何回日が昇った?
あと、昨夜の月はどうだった? 私らが記憶してる限りだと、昨夜も三日月のはずだった んだけど。

■コラレット To:ヒノキ
(フェアリー語)
え〜? そんな細かいこと覚えてないわよっ。
んんと、んんと……10回くらいは、昇ったかなぁ?
昨日のお月様は、もうちょっとでまん丸になるって感じだったわよ?

■ヒノキ To:コラレット>ALL
……マジか?
コラレットの言うとおりだとすると、宿で寝た日から少なくとも数日は経ってる事になる。
……あーもう、ワケ分からん。

■コラレット To:ALL
(フェアリー語)
「おらん」ってどこのことか、あたし、知らないわ。
でも、この樹のことは、あたしたちの仲間はみんな、「ローダリオンの樹」って呼んでるの。
この世界に危機がせまったときに、助けてくれるつよ〜い勇者さまが落ちてくるっていう伝説のある樹よ!

そう言って再び期待感いっぱいの視線で、冒険者たちを見回す。
■ヒノキ
あの山脈がヤスガルンか……。
するってぇと、オランから遠いからコイツが知らないだけって可能性もあるが。
そうすっと、今度は私らが何でこんなとこにいるのかが分かんなくなるな。

ぶつぶつ言いながら考え中。
■ヒノキ To:コラレット
って、ちょい待て。勇者?
……私らはこの樹の下で寝てただけだからな。
【落ちてくる】のが勇者だっていうなら、私らはそれにゃ当てはまらねぇだろ。

その手の英雄に祭り上げられるのは好きじゃないらしい。
屁理屈で候補から外れようとする。
■コラレット To:ヒノキ
(フェアリー語)
だってだって、落ちてきたから、気を失って倒れてたんじゃないの〜?
最初はばっちゃが勇者さまかと思ったけど、さすがにそれはなさそうだし。
キミたちのほうが、ずっとずっと、強そうよ? 武器もいっぱい持ってるし?

そう言って、とりあえず目に入ったらしいリュントの魔剣をぺたぺたと触る。
■ヒノキ To:コラレット
落ちてきた、にしちゃあ枝の一本も折れてる気配がねぇんだけど。
誰か掃除した……ワケはねぇよな。

頭上の大樹を見上げ、次いで周りに目を向ける。
傘のように覆い被さっている大樹の枝は、見たところ折れているような箇所はないようだ。
周りに枝が落ちているということもない。
■アリス To:コラレット(フェアリー語)
勇者さま……? みんな、勇者さまって感じじゃないよね〜。
でも、オランがわからないんだ。
えっと、じゃあ近くに大きな人間の街は無いの〜?

■ヒノキ To:コラレット
あ〜……街っていうのはな、私らみたいな人間が集まって住んでる所だ。
もし見たことがあるなら、どれくらいの人数がそこにいたかも教えてくれるか?

■コラレット To:アリス&ヒノキ
(フェアリー語)
あたし、村から出たこと無いからわかんない。
人間だって、見たことあるの、ほんの数回よ? キミたち含めて。

■ミァ To:コラレット
でもでもなんだかミーたち期待されてる?
んーと、何かこの世界に起こってるんでスカー?

■コラレット To:ミァ
(フェアリー語)
そうなのっっっ!
世界かどうかはわかんないけど、少なくともあたしたちの村は大ピンチなのっ!
暴れ者のアバランが、いつも意地悪しに来るから。
このあいだだって、桃が全滅しかかったんだからっ!

きーっと両手を振り回して、怒りをあらわにしている。
■ジン 
ほう・・・アバランという名か。

■ヒノキ To:ALL>コラレット
アバラン? ……確か、昨夜の話でそんな名前の奴が出てきたよな。
なぁ、コラレット。そのアバランてのも私らみたいな人間なのか?

■コラレット To:ヒノキ&ALL
(フェアリー語)
そうよ。冒険者みたいな格好をしてて、氷の精霊をあやつって、大切に育てた桃をめちゃくちゃに切り裂くの。ヒドいんだから!

あ、そういえば身につけてるモノが、このおにーちゃんに似てる。

そう言ってリュントをびしっと指さす。
■ヒノキ To:コラレット>リュント
……へーぇ。
おにーちゃん、ナニかお心当たりは?

■リュント To:ヒノキ&コラレっちー
(共通語)
その、おにーちゃんって言葉にいちいち引っ掛かるのは止めろ(笑)
(精霊語)
なんだ?このめだるでも身に付けているのか?

すぺしゃるぱーてぃのめだるを指さして(笑)
■コラレット To:リュント
(精霊語)
ちがうわよっ。
鎧とか剣とか、戦いの道具の方。形とか大きさが。顔はぜんぜん違うけど。

そう言って、何となくリュントのことを疑わしげな目で見ている。
■リュント To:コラレっちー
(精霊語)
俺のこの究極の美的センスを真似ている奴がいると!?
それが真似じゃなくて、同じセンスの持ち主なら恐るべしだな………

■アール
なるほど…フェアリー語じゃなくても精霊語でも会話が成り立つか…
そいつは気が付かなかったな。

良く分からない独り言だw
その時、ジンはもうひとつの「異変」に気がついた。
いつも身につけていたはずの、「傀儡の鎧像」が無くなっている。
その事実に気がついたとたん、「傀儡の鎧像」に秘められていた呪いが現実の力となってジンの体を襲っていた――ジンは、鎧像を狂おしいほどに探し出したいという欲求と、所持していないことへの恐怖に近い不安感でいっぱいになってしまったのだ。
■ジン To:
ぐっ・・・来たか・・・これがっ・・・!?

■コラレット To:ジン
(フェアリー語)
あれれ? どしたの、森の人? ものすごく顔色が悪いわよ?

ジンが視線を落とすと、いつもと雰囲気の違うタークスが現れる。
目で合図すると、鳴き声ひとつ立てず、ゆっくりと周囲を見回しながら歩いていく。
何かを探しているようだ。
■リュント To:ジン
どうした?
具合でも急に悪くなったか?

■ジン To:リュント>コラレット
・・・いや、大丈夫だ。少し楽になった。
それより、このくらいの大きさの鉄の鎧像を見なかったか?
大事なものなんだが。

■コラレット To:ジン
(フェアリー語)
? ううん、あたしがここに来た時には、何もなかったと思うけど?

タークスの視線では、咲き乱れる草花が邪魔でほとんど見渡せない……
少なくとも、歩き回った周囲にはそれらしいものは無さそうだった。
■ミァ To:ジン、タークス
んに? なんだかタークスちんとジンえるにーががっくり肩を落としてまスネー。
鎧像? 寝てる間に追いはぎに遭いましたカネー?

■ジン To:ミァ、ALL
・・・鎧像だけがなくなっているのも妙な話だがな。

触発されたのか、ミァもひょいと周囲を見回し点検してみる。
■ミァ To:ジン&ALL
んーにー。
どうも倒れてた辺りに人間サイズの足跡がありまスネー。
サイズが人間ってだけで、動物なのかもっと違うモノなのかは分かりませんけドーーゥ。
あと、特にジンえるにーの周りがたぁっくさん踏まれてるっぽい?
ジンえるにー、好かれましたカネー。

足跡は…んーと、そっちまでちょっと続いてるですけど、途中でぱたんと切れてまスネー? ふっしぎのきー。

■ジン To:ミァ>ALL
すまんな、ミァ。
そうか・・・そいつらにやられたってことか。くそっ。

■ミァ To:ジン
いえいえでスヨー。お礼は今度お菓子でもおごってくれれば(・▽<)
しっかし足跡急に無いってことは、空飛びさん? 魔法でひょいぱっぱ?
うーにー……まずはこの状況が分からないことには、推測しようが無いでスネー。
しかも・・・・・(きゅるるぅる)・・・・・・お腹減って頭の回転くるりんぱんが・・・。

■ジン To:ミァ>ALL
ああ、鎧像を見つけてくれたら、好きなだけ菓子を奢ってやるぜ。
足跡がない・・・か。
今の情報だけでは何とも言えんな。

■アール To:ALL
で、皆どうする?
「コラレットの村に行く」でいいのかな。
この疲労感というか、空腹感もなんとかしたいところだが…
急がないと、その「アバラン」とやらに桃がやられて、食いぶちも怪しくなりそうだし。

苦しそうなジンを尻目に結論を急ぐ。
ジンがなぜ苦しんでるかは知っているだけに、あえてスルー。
(このまま「鎧像」が見つからなかったら、どうなるのかな…)
■ヒノキ To:ALL
だな。ここでこうしてても埒があかなそうだ。
情報集めのためにも、村とやらに行ってみるべきかな。

■ミァ To:ALL
ミーも賛成でスヨー! 桃が待ってますしネー(きらん)

■コラレット To:アール&ヒノキ
(フェアリー語)
歓迎するわよ! アバランが落とし損ねた桃だって、まだたくさんあるし。
精一杯もてなすからね!
あ、でもけっこう寒いから、それだけは気を付けてね。

■ヒノキ To:コラレット
え、寒いの……?
しまったな、上着の用意してねぇぞ。

タンクトップの上から露出の高いレザーアーマーを着込み、その上からジャケットを羽織っただけのヒノキである。
気温が下がれば鳥肌程度では済みそうにない。
■リュント To:ヒノキ
マントも毛布も用意していないのか!?
毛布くらいなら貸してやるが、万一の時とっさに行動出来ないぞ??

■ヒノキ To:リュント
ホントなら、朝起きて仕事の話を聞きに行く筈だったからな。
話次第で必要になったら買い足せばいいやと思ってたんだよ。
……そーいう訳で、保存食も用意してねぇ。

■リュント To:ヒノキ
俺も保存食は用意してないぞ!?
食器はちゃんと持ってるけど(笑)

もともと保存食に頼るのなら食器はいらないと思うが(笑)
■ミァ To:リュント&ヒノキ
・・・・・ミーってばなんてうかつ!
まさかミーも保存食を持ってないなんて…Σ( ̄□ ̄;

く〜〜、お菓子と調味料はありますのニー。

■リュント To:ミァ
お菓子じゃ腹の足しにならないだろう!?
なんでちゃんと保存食を用意しないんだ〜!

自分が用意していなかったのはすでに忘れている(笑)
■ミァ To:リュント
ひさしぶりのオランだし、オラン料理堪能しようと思ったんでスヨー!
うっかりおやじぃに頼むの忘れたんでスヨーー!!(涙だくだく)

ものっすごく後悔しているの図。
■リュント To:ミァ
これからはしっかりと、保存食の補充も忘れないようにな(笑)

■コラレット To:ヒノキ&ALL
(フェアリー語)
あたしたちの村では、雪、降るわよ?

さらりと氷点下気温情報を漏らす。
■リュント To:コラレっちー
待て!コラレっちー!!
今の季節はいつだ?
季節って言う概念はあるのか!?

■コラレット To:リュント
(フェアリー語)
失礼ねっ。季節くらい知ってるわよ。
でも、この辺りは、ずーっと寒いままよ。暖かいのは、この樹の周りだけ。

■ミァ To:コラレット
へぇえ〜。そりまた、不思議な現象でスネー。
暖房完備の樹でスカー。

まじまじと樹を見上げる。なんとなく手のひらをかざしてみたり。
しかし、特に木から暖かさを感じるということはなかった。
■リュント To:コラレっちー
なら、この木を削って持ち歩けば、寒さ対策になったりするか?

間違いなく罰当たりな発言
■コラレット To:リュント
(精霊語)
ちょっとっ。キミもアバランみたいに自然をないがしろにするわけっ!?

ピクシーの好感度が 5下がった!!
■リュント To:コラレっちー
じょ・冗談で言ったんじゃねえか!
俺だって精霊使いの端くれ。
自然は大切にしているんだぞ?
機会があったら、ドルイドにもなろうかと思ったくらいなんだから。

必死に弁明
■コラレット To:リュント
(精霊語)
……嘘ついたらダガー100本飲ますからね。

■リュント To:コラレっちー
この事だけな(笑)
嘘だったら、この銀の長剣を丸呑みしてやろう(笑)

■コラレット To:リュント
(精霊語)
本当!? 絶対よ!?(わくわく)

瞳をきらきらさせて期待のまなざし(笑)
■リュント To:コラレっちー
変な事を期待すんじゃねえよ(笑)
あんまり期待すんなよ(笑)

■アール
「ローダリオンの樹」ねぇ…

興味深げに、まだ青々とした落ちている木の葉を拾い上げる。
2枚、3枚…さらに何枚か拾うと、羊皮紙に挿むように包み荷物へ。
■ヒノキ To:ALL
凍死はしたくねーなぁ。
誰か余分の毛布やマント持ってたら貸してくんない?

■アール To:ヒノキ>リュント
俺も毛布なんか持ってないなぁ。
マントはデフォルトだけどね(笑)
今の時期にオランから毛布を使う場所に来るとは思ってなかったし。
ま、「先輩」が貸してくれるっていうんだから借りておいたら?
(リュントに)ね、「先輩」。

まさかこの状況で嫌とは言うまい(笑)
■リュント To:ヒノキ
俺が新人時代より、一度も洗ったことが無いこの毛布でよければ貸すぞ?(笑)

一度もはさすがに言い過ぎです(笑)
■ヒノキ To:リュント
……どーしても頼らざるを得なくなったら借りることにする。

まるで呪われたモノを見るような目で(笑)
■リュント To:ヒノキ
なんだ?不満か〜?
嫌なら良いんだぞ?嫌なら?(笑)

貸すと言う行為に偉いと思っているらしい(笑)


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GM:ともまり