SW-PBMトップへ
Scenario Indexへ
SW-PBM Scenario#158
銀のしおり

 このシナリオのトップへ ←前のページ   次のページ→ 

幸せの木でめぐりあい



 カウンター(アリス登場)

おやじが謎の貼り紙を見つけた、その日。
開店して間もなく、ぞくぞくと仕事を終えた冒険者たちが銀の網亭に戻ってきていた。
■アリスティリア To:おかみ
おっはよ〜♪ って、あれれ。今日は珍しくまだ人が少ないんだね?
まあいっか。おかみさ〜ん、ミルクティーを砂糖たっぷりでお願い☆

■おやじ To:アリスティリア
ああ、今日はまだ出足が鈍いな。
うちのはちょっと今厨房に行ってるから、俺が持ってきたぜ。
ほら、ミルクティだ。砂糖壺も一緒にやるから、好みの甘さにしてくんな。

■アリスティリア To:おやじ
あれれ〜、さっきまでそこに居たと思ったのにな。
えっと……それじゃこのくらい〜♪

ティースプーン3杯ほどの砂糖をミルクティに入れた。
非常に甘そうだった。

 カウンター(ジン登場)

■ジン To:おやじ
新顔が多いな。ふむ。俺もいつの間にか常連の1人になったということかな。
ああ、エールとフィッシュ&チップスを。
今回は悠長にしていられんようだな。早速仕事の仲間を探すか・・・

■おやじ To:ジン
ああ、お前さんはもう常連だよ。ほれ、エールとフィッシュ&チップスだ。
今回も良い仲間に出会えるといいな。


 カウンター(リュント登場)

■リュント To:おかみ
ただいま〜、おやっさん? 今日はおかみさんしかいないかな??
取り合えず、今は酒を飲みたい気分じゃないから、吐くくらい大盛の食い物を頼む。
今回は、底無し腹と寄りを戻すから、今から先に腹ごしらえをしておかないと、俺の口に入る食い物が無くなりそうだし……
取り合えず、1番テーブルに注文したもんは持ってきてくれる? さっさと移動しておくから。

■おかみ To:リュント
あの人は、厨房でトマトと戦ってるわ。
取り敢えず、パスタ茹で上がったから4人前出しとくわね。あと、フライドチキン付けとくわ。
ゆっくりしてってね。

■リュント
腹減った〜〜。今は取り合えず、食い物を確保しておかないと、今度いつ食えるようになるのか分からないし……
それにしても今回は冒険者の数が少ないな〜


 カウンター(ミァ登場)

■ミァ To:おやじ
天が呼ぶ! 地が呼ぶ! おいしーものを食べろとミーを呼ぶ!!
にははははのはー! 食欲魔人ミァただいま帰宅ただいま参上っ!o(≧▽≦)o(とぅっ)
とゆー訳でおやじぃ、ひっさしぶりなのでスヨー。
早速ばっちりはらぺこぷーなのでオススメ料理を、えーとまずは3人分くらいくれでスー♪
ひみつの大食い大会で優秀なる成績を収めたこのミーの胃袋の実力、しかと見せてあげまショー(>▽、<)

■おやじ To:ミァ
ちょいと待っとくれ。今すぐ用意するからな。

■ミァ To:おやじ
んもう、ちょいお客少なめなんですから、料理くらいファーストフードっぽい素早さじゃなきゃ駄目でスヨー(びし)
まあ寛大なミーは大目に見てあげますけドゥ。あ、その代わりおまけ、期待していーですヨネー?(=▽=)
さぁってー。リューちゃんは何処にいるですかネー(きょろ)

■おやじ To:ミァ
ああ、リュントの奴なら一番テーブルにいたぞ。今はカウンターで誰かを誘ってるみたいだがな。
取り敢えず料理はテーブルに持って行くぞ。それでいいな?

■ミァ
あ、ほんとだー。リューちゃん発見! ミーはどうするですカネー。
とりあえず1番てぇぶるに行くでスカー。…料理食べたいし(じゅる)


 1番テーブル

■ミァ
ごっはんーごっはんー♪ おお! ちゃぁんと料理あるでスネー(うんうん)
(トマトの煮込みをぱくつきつつ)
うにー、でっりしゃぁす(>▽<)ぱぁぁ
………(はっ)
いやいや食べるのもいーですけど、仲間も探さなきゃですヨネー。
よっし、リューちゃんもがんばってる(?)みたいだし、ミーもいいひと物色するでスヨー!(カウンターをじーっ)

ぴきーん!

あそこにトマトなフルコースを頼んでる御仁がいますネー。あのチョイスはなかなか…!
むむむ、ミーの直感にビビっとくるものがあるでスヨー。

すったかたったーと、アールに声をかけるべくカウンターへ。

 カウンター(アール登場)

■アール To:おかみ
こんにちわ…っと。あれ、まだ早かったかな?
まあいいや。おかみさーん、鳥肉のトマト煮とトマトソースのパスタ、トマトジュース、トマトサラダをお願いします。
腹ごしらえしながら人が集まるのを待つとしますか。

■おかみ To:アール
鳥肉のトマト煮、煮えたわよ。トマトソースのパスタ… トマトジュース… トマトサラダ… みんなトマトで作りやすいと思ったのが浅はかだったわ。
しっかり食べて、ゆっくりしてってね。

■アール To:おかみ
まだデザートにトマトのシャーベットかジュレを頼もうかと思っていたのですが…まあ、混み始めてきたのでガマンしましょう(笑)
ちらほらと、見た顔もやってきたようですね。

■おかみ To:アール
そう言われると燃えるわよ。トマトのシャーベットね、はい、出来たわよ。
仲間探し、がんばってね。

■ミァ To:アール
おおう、トマトのシャーベットもおいしそ……じゃなくて(=▽=)
知った顔でも何でもないですけど袖振り合うもナントカの縁?
あんたさんのトマトDEフルコースな心意気に惹かれて、声かけにきまシター。
もし仲間探してるんなら、ミーたちと一緒にまんぷくぷーで楽しい仕事しませんカー?(^▽^)

■アール To:ミァ
仲間…か。構わないが、あっちの人もギルドで見かけたことがあるな。
一仕事するには少々バランスが悪くならないか?
(と、いうことをグラランに言ってもしょうがないか。そこまで考える風でもないだろうが…)
では…動こうかな。

■ミァ To:アール
おおおう。そーいえばあんたさん、どっかで見た顔?(じー)
………むー。
困ったでスネー。手足の早いヒトばっかしってゆーのも楽しいですけど、独り占めも悪い?
ああもう、ミーはこゆの考えるの苦手でスヨー!(@▽@;

ミァの視線を横目に、黙々と料理をたいらげていく。
デザートを残して席から立ち上がると残しておいたデザートをミァに差し出す。
■アール To:ミァ
仲間になるお近づきだよ。

■ミァ To:アール
(なかなかいー食べっぷりでスネー)
Σ …にょ!!(ぱぁぁぁああ)
わーいわーい、ありがとなのでスヨーo(≧∀≦○゛
じゃあ1番テーブル行くでスー。みんなもトマトな御仁を大歓迎するにきまってまスヨー♪

デザートを嬉しそうに抱えながら、アールを引っ張るように1番テーブルへ移動。

 1番テーブル

■ミァ
やっほほーい! 「なんぱ」してきたでスヨー♪ トマトデザートも貰ったでスヨー(>▽<)ノ▽
そんなナイストマトな御仁の名前はー……あ、聞いてない。(はたと)

■アール To:ミァ
ま、なにかの縁ってことでよろしくお願いしますよ。
あ、あと隣のテーブルがなんか張り合ってるみたいなんで、料理を追加しようか?(笑)

■ミァ To:アール
んに! ミーは大賛成でスヨー!(=▽=)


 カウンター(ヒノキ登場)

ふらっと入ってきた女性が一人。
空いているカウンターに適当に腰を落ち着けると、ぶっきらぼうに声を掛ける。
■ヒノキ To:おかみ
おい、銀の網亭ってのはここか? ここに来りゃあ仕事とメシにありつけるって聞いたんだが。
だいぶ探しながら来たもんだから、歩かされて腹ペコなんだ。とにかくまず冷えたエールと、腹にたまるメシをくれ。
それから適当な仕事の紹介を頼むぜ。

■おかみ To:ヒノキ
ええ、ここが『銀の網』亭よ、よろしくね。
はい、冷えたエール。あと手羽先煮込んだハヤシライス(トマトがデミグラスに……)特盛よ、食べてみて。
それから、仕事は斡旋するけど、6〜7人のパーティになってから声をかけてちょうだい。仲間集め、がんばってね。

■ヒノキ
(口に運ぶスプーンが止まって)
……あ? パーティ? んだよ、一人でできる仕事はねぇのか……チッ。
(店内を見渡して)パーティったってなぁ……どーすっかなぁ。
あー、かったりぃなもぅ。
……見たところ財布のユルそうな奴もいるし、スリでもした方が楽かねぇ?(ボソ)

■リュント To:ヒノキ
ちと来い。いいから来い。話がある。ま〜いいから。
(無理矢理1番テーブルへ連れて行こうとする。)

■ヒノキ To:リュント
あ゛?
急になんだよオッサン……ってうぁ、いただだだ! バカヤロ、耳ひっぱんなコノっ!
わぁーったよ、行けばいいんだろ、行けばっ! 1番テーブルぅ……? あぁ、アレか。

そんな騒ぎを起こしている横で、じっと見つめる瞳が二つ。
■アリスティリア To:リュント
じー……(じっと観察している)
あれ〜、もう漫才は終わり? 面白いからみてたのになっ。

■リュント To:アリスティリア
な・なんだ!?
漫才じゃない! 俺はいつだって大真面目に生きてんだ!

■アリスティリア To:リュント
そっか、大真面目に漫才してたんだねっ☆ それとも大真面目だったのはナンパのほうなの?
さっきの子、もうあっちの席に移動しちゃったみたいだけど。

■リュント To:アリスティリア
あいつに一言説教しようとしていたのに……逃げやがったか………
お前も一緒に説教だ! 一緒について来い!!

■アリスティリア To:リュント
ひょっとしてそれって、ボクまでナンパしようとしてる?
まっいっか。ランチくらいは奢ってくれるんだよねっ☆

■リュント To:アリスティリア
ランチでもディナーでもくれてやるから先に行ってろ!

■アリスティリア To:リュント
わぁ〜いっ。じゃあ、先に行ってるね〜。

ヒノキとアリスが一足先にテーブルへと向かった後。
リュントに声を掛ける者がいた。
■ジン To:リュント
おいおい、ずいぶんと強引なんだな。
人間の求愛行動に首を突っ込むわけじゃないが、もう少しスマートにだな・・・ん?ナンパじゃないのか?

■リュント To:ジン
初対面の相手を強引に連れて行くなんて、俺の辞書には載ってない!!
俺は密かに愛を育む……って馬鹿な事言っている場合じゃないんだ! ジンじゃねえか!
俺だよ、コカトリス退治に一緒だったリュントだよ。
どうだい? 一緒にまた、仕事しないか?
丁度、相棒が若者を一人捕まえて、俺も女の子2人説教する為にテーブルへ呼んだから、ジンが入ってくれれば6人のパーティーが出来るんだが?

■ジン To:リュント
おう、久しいな。リュントも仕事を探してるんだろ?
また組もうぜ、あんたなら信用できる。


 1番テーブル

■ヒノキ
1番テーブル……と。
…………。ここで、いいんだよな?(きょろ)
人を呼びつけておいて誰もいねぇってのはどういう了見なんだかなぁ。
ま、いいか。カウンターも込んできたし、ここでしばらく休憩してるかな。

■ミァ To:ヒノキ
ふっ、そりゃミーたちもおいそがしーですからネー。

言いながらトマトシャーベットをしゃくしゃく。
■ヒノキ To:ミァ
なんだ、このチビッ子は。鬱陶しいからちょろちょろすんなよ、オイ?
私は今そーとー機嫌が悪くなってるんだ、これ以上怒らせるような真似すんな。

■ミァ To:ヒノキ
あんたさんも今回一緒のお人ー? リューちゃんが「なんぱ」したんですカネー。

■ヒノキ To:ミァ
……あれを「なんぱ」だっつーならそいつの頭の中身を確かめてみたいけどな。
ついでにブッ叩いて、ぐしゃぐしゃの潰れたトマトにしてやる。

■アール To:ヒノキ
やれやれ。女性で、しかも見たところ司祭様と呼ばれるような人の態度には見えませんね。
もう少し言葉使いには気をつけないとね。せっかくの「素材」が台無しだ。

■ヒノキ To:アール
(ぞっくぅ!)
……なんぱ野郎ってのは、正にこーゆーやつの事を言うんだろうな。近寄んな、背筋が寒くなる。
私はお前みたいなタイプが一番嫌いなんだ。
……やかましいチビッ子になんぱ野郎、おまけに人に声をかけた張本人は留守ときた。
ここに来たの、やっぱ失敗だったかなぁ(ぶつぶつ)

■アール To:ヒノキ
ふっ。「なんぱ」と言われるのは結構!
しかし…こんな司祭が横行しているようでは神殿の威光が下がるのもムリはないか…(はぁ)

そんな話をしているところへ、アリスがやって来て一言。
■アリスティリア To:ALL
やっほ〜☆今日ははあっちのお兄さんの奢りで宴会らしいよ〜?

■ミァ To:アリス
ほっほーーう。なら今日は思いっきし豪遊出来まスネー(=▼=)

■ジン To:ALL
そうかそうか。

では遠慮なく頂こう。
自分の嫁候補だけに奢るなんて釣れない事言わないよな?(笑)

……と、いうわけで。
リュントが注文した料理は、本人の口には殆ど入ることのないまま消え去るのであった。
■リュント
俺の料理が!? 大量に頼んでおいたのに、すでに無くなり掛けている!?
おやっさんに頼んで追加分を個室に持ってきてもらうか……



 このシナリオのトップへ ←前のページ   次のページ→ 

SW-PBMトップへ
Scenario Indexへ
SW-PBM Scenario#158
銀のしおり

GM:ともまり