銀の網亭・隣りの個室 |
■レイス To:パーティーメンバー |
リフィルも言ってますが、個人的には、依頼は「契約」ですから完遂に全力を尽くしたいと思います。 ですが同時にキューレの言う祭器の事も気になります。 もし大きな災いならば、見過ごすわけにはいきませんしね。 例えばですが… |
レイスはそこで言葉を切るとパーティーメンバーへ提案を持ちかけた。
■レイス To:パーティーメンバー |
おそらく皆も同じ考えでしょうが、二つの困難を同時に解決する事を目指してみませんか? まずキューレの部族の祭器の暴走を止めます。その上でキューレの部族の協力…これは人的なものか魔法建造物なのかわかりませんが、その協力を仰いで馬車に代わり移動のロスをなくしてもらう。 というのはどうでしょう? |
■アール To:レイス |
移動のロスと妨害によるロスも考えると、どっちにしてもギリギリかも。 どうやらそれしかない…みたいだね。 |
■ジン To:レイス、ALL |
なんとも雲の上の話ではあるが、乗りかかった船だ。 できるだけ情報を集めて、最良の選択ができることを祈ろうか。 |
■ゼファルディート To:ALL |
賛成っ! 知ってしまったからには自分に出来る、出来る限りのコトはしたいもんね。 |
■リフィル To:ALL |
まぁ、確かに、この方法しか、両方片づけそうに無いよな… 俺も、賛成だが、サイネンがあの状態で、博打に乗り気じゃないからな… サイネンを納得させるだけの証明も明日までに用意する必要が有る訳だが… 何を持ってくれば納得してくれるんだ? |
■ゼファルディート To:リフィル&ALL |
まあ、『浮遊船』ってのが安全に操縦できて、期限までにニジイロワカメが届けることができる確証ってところかなあ……。 それが出来なければ、最初の依頼通り、素直に僕たちが護衛して届けるか、この依頼自体を破棄するしかないかも。 |
■レイス To:ゼファルディート、リフィル、パーティーメンバー |
机上の空論になるとしても、なんらかの予測はしてあげたいところですね。 『浮遊船』―「くもふね村」や怪我をした『グリフォン』でしたっけ。その辺の飛行能力と「壊れた港」の場所がわかれば地図と一緒に説明すればいいんじゃないですかね。 …じゃあ明日のネイサンさんとの会合では俺たちの考えを伝えるとして… いまできる事をやっておかないとね。 まずは該当するであろう地域の地図を探して写す事、それから「くもふね村」や「壊れた港」に関する伝承・口伝・文献をラーダ神殿、ヴェーナー神殿、学院に調べに行かないとね。 |
■リフィル To:ゼファルディート&レイス |
取り敢えず、地図の製作が必須かよ… ゼファ、お前、その手の作業得意だろう、俺もやるが、行った先で地図創っておいてくれ 万が一って事があるから、二人でやる方が確実だろ? あと鎧と杭の事も頼む、やる事が増えるが、何せ手がかりが何もないから仕方ないよな |
■ゼファルディート To:リフィル |
りょーかい。 そういったことなら、お任せあれ。 |
■アール To:レイス |
悪い、俺はギルドで他の貴族の動きがないかだけでも聞いてくるよ。 その上で、ネイサンさんにも行動を提案した方がいいかもしれない。 それから学院に向かうよ。 |
■リフィル To:ALL |
話の腰を折る様で悪いんだが、ギルドに拘束!って事には為らないだろうな? コレだけの事だ、下手に動いて市民の混乱を招く可能性有るとか言われ、捕まると洒落に為らないぞ そもそも、まともに取りあってくれるかどうかも、怪しいがな(苦笑) |
■ジン To:リフィル、ALL |
アール一人拘束してもしょうがないさ。 俺たちも、手分けして各所に警告と情報収集をかければいいんだ。 アールはギルドへ、俺は学院へ行こう。フィルは俺と一緒に来てくれないか? |
■リフィル To:ジン、ALL |
OK、俺一人じゃ結局は何が大切か判りかねるからな ジンの知識を当てにさせて貰うよ で、学院で「祭器」、「くもふね村」「壊れた港」「鎧の杭」の事を調べる訳か、 ジンがそっちに取りかかってる間、俺は苦手な【地図の製作】と【天候予測】しとけばOKか? |
■ゼファルディート To:ALL |
ええと、じゃあ僕はどうすればいいかな? 学院に行っても僕は"学"がないから、調べものにはあまり役に立ちそうにないから、神殿に行って神官たちに聞き込みをした方がいいかな……。 |
■レイス To:ゼファルディート |
ゼファルディートは俺と一緒に神殿がらみを回りますか。 信頼できるつてがあれば、警告も発する方向で。 |
■ゼファルディート To:レイス |
オス! よろしくお願いしますっ。 |
■レイス To:ゼファルディート |
よろしく(にっこり) |
■ジン To:アール、ALL |
アール。うちのタークスが、敵方と思われる使い魔を追跡して、ある貴族の紋章に突き当たったんだ。 おそらく、ミルフィーユ・コルネリア=ガトーショコラ男爵の紋章だ。 ギルドでそっちのことも当たってくれるか? ちなみに、その紋章をつけてたの猫は『ガトーショコラ館の「通称シーフ猫」シフォン』だ。気をつけろよ。 |
■アール To:ジン |
「シーフ猫」か…使い魔は自分もあこがれるが、そーいうのが敵だとするとやっかいだね。 で、コルネリア男爵…か。本当に使い魔か、学院でも調べてくれ。 貴族相手なら、いろいろとやっかいもありそうだし。 |
■ジン To:アール |
ふむ。確かに、ただの使い魔が普通の猫を統率するというのも不思議な話だしな・・・ |
■リフィル To:ALL |
あと…、キューレはどうする? あの怪我だ、動けないとは思うが、ジンが居ないと通訳もまま為らんぞ それに、ネイサンとは別に確実に今後同行して貰わないと行けない訳だから、何処かに行かれると厄介だぞ |
■レイス To:リフィル、ALL |
大き目のローブかシーツに包まってもらって俺かジンのところに同行してもらうか… いややっぱり危険だからおやじさんにお願いしようか。 |
■アール To:レイス |
無難にいくなら、おやじさんに頼んでここで待っていてもらえばいいと思う。 とりあえずレイスさん、もう一度回復の奇跡をやってあげたらどうかな。 |
■レイス To:アール |
構わないけど…調べ物とかから戻った後でもいいかな。 まさかとは思うけど、街中でトラブルにあうとも限らないし。 ゆっくり寝ていれば明日には動けると思うしね。 |
ある程度意見がまとまってきたので、まず頼み事をするため、隣りの部屋にいたおやじを連れてきた。
■おやじ To:ALL |
隣りを見てきたが……、みんな災難だったな。 |
■レイス To:おやじ |
いや…こっちこそなんといったらいいか。 直す時はお金は出せないけど人足として働きますんで声かけてくださいね。 で、彼―キューレというフェザーフォルクなんですが今回の依頼に関する調べ物してくる間、面倒を見ててもらえませんかね? まさかとは思いますけど、誰かが何かをしてくるとも限りませんので。 おやじさんに見てもらえれば安心ですし。 |
■おやじ To:レイス |
ああ、構わない。 だが、長期になるようなら、宿代貰わないとな……。 それと、隣りの部屋のことは気にするな、これは不可抗力だからな。 だが、人手は要りそうだから、手伝ってくれるのは大歓迎だ。 |
■レイス To:おやじ |
とりあえず一晩だけかな。 俺達も今晩ここに帰ってくるから同じ部屋にしてくれて構わないよ。 |
■ジン To:おやじ |
店主、話があるんだがいいかな? オランの危機に関する重大な話なんだ。 |
ジンはキューレから聞いた話を包み隠さずおやじに語った。
■ジン To:おやじ |
にわかには信じられん話かもしれんが、一応、この話を騎士団に伝えて欲しい。 俺たちみたいな一介の冒険者じゃあ、取り次いでももらえないかもしれんが、それを束ねる店主の話なら、まだ望みがある。 頼まれてくれるか? |
■おやじ To:ジン、ALL |
そんな話になってるのか? わかった、騎士団と冒険者ギルドには通しておくよ、急いでやるから2日もあれば伝わるはずだ。 |
■レイス To:ジン、おやじ、ALL |
あ、ちょっと待ってもらえないかな。 見極めが難しい話なんですけど、おやじさんにはタイミングを考えていただきたいんです。 これから差し迫る危機のほうが当然リスクは高いんですが同時に依頼と依頼主の信用も考えたいんですよ。 銀の網亭の信用の為にもですけどね。 騎士団まで話が行くと、貴族様まで噂話が上ることは間違いないと思います。 そうなるとネイサンさんの信用にも傷を付ける可能性も出てしまうのでできればギリギリまで待ってもらいたいんです。 |
■ジン To:レイス、ALL |
確かにタイミングは重要だな。 じゃあ、警告は俺達がオランを発ってから、というのはどうだろうか。 それなら、万が一悪い噂が立っても、こちらの動きを妨害されることはない。 敵方による情報操作の危惧だが・・・どのみち俺達が情報収集することは、敵方に知られてしまことは避けられないだろう。 すでのガトーショコラ男爵は、我々の部屋を突き止めているようだしな。 一応念の為、店主には純粋に「自分の店に空から落ちてきた少年から聞いた話だ」として警告するのはどうだ? それなら「浮遊船の襲撃」と、俺達やネイサンとの関係を、表向きには隠すことができるぜ。 |
■レイス To:ジン、ALL |
そう…ですね。 ええ、それなら良いんではないでしょうか。 おやじさんなら上手くやってくれるでしょうし。最悪冒険者の繋がりもありますしね。 |
■おやじ To:ALL |
よし分かった、明日の出発まてとにかく様子をみよう。 もっとも、状況によってはこっちの判断で動く必要もありそうだがな……。 |