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SW-PBM Scenario#150
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イェズニカ薬舗から報酬


 イェズニカ薬舗

翌日。
ぐっすりと眠って疲れがとれた冒険者たちは、あらためてイェズニカ薬舗を訪れた。あいかわらず屋根は吹き抜け状になっていたが、煙突からは元気よく色とりどりの煙が立ち上っていた。
■キルリック To:ALL
流石、屋根が無いくらいではめげませんね(笑)

■オルフェ To:キルリック
このくらいでめげるようなら、きっと街の人からあれほどの信頼を集められていないんじゃないかな。
ともかく、先生もホェルンも元気そうでよかったよ。

■キルリック To:オルフェ
本当に、たくましい限りです(笑)

一同の姿を認めると、セルフィドは用意してあった布袋を差し出してきた。
中身は約束通り、ひとつの材料につき2000ガメル──それに少し色をつけて、計8400ガメルが入っていた。
■セルフィド To:ALL
ヴァイロ様は、それはそれは世界がバラ色に変わったかのようにお喜びでしたよ。そして、皆さんに深く感謝と敬意の念を捧げるとも。
手紙の返事も、ほどなく届けてくださるとのことでした。

トンマーゾの処遇については、しばらく檻の中で反省を促した後、監視をつけながら更生を見守るおつもりのようです。
技術はあるのですから、あとは彼次第でしょうね。
レィジナスさんも、無事再雇用の運びとなりました。
エリリー様も嬉しそうでしたね。

■オルフェ To:セルフィド
領主様の厄介ごとは、全て上手く丸く収まったって事だね。
……トンマーゾの件を除いて。

■ホェルン To:ALL
あ、それと……僕が留守番している時につむじ風が起こって。
これを……届けてくれました。

そう言って皆の前に示したのはドラウリコ。
両手で抱えるほどのすごい量だったと言う。
■キルリック To:ホェルン&セルフィド
凄い量ですね。
喜ばしい事に、この町には貴重な薬草が存在しているって事がはっきりしましたね。

■セルフィド To:ALL
ええ、灯台下暗しとはこのことですね。
今朝からさっそく調合を始めています。
すべて調合し終えれば1カ月分にはなるでしょう。
それまでにはシトラちゃんの体は確実に良くなると思いますよ。

■キルリック To:セルフィド
これで一安心です。
すいませんが、薬に関しては、お願いします。
先払いとかが必要なら、いくらか置いていきますが?

■セルフィド To:キルリック
いえ、薬代のほとんどは材料費なんですよ。調合は簡単なものですし。
おかみさんからすでに頂いている分があるので、お気になさらず(にっこり)

■キルリック To:セルフィド
わかりました。
温泉が出るようになった天の絹糸亭ならば、大丈夫だとは思いますが、薬代その他で困った事があるようでしたら、こっそりと私にも教えて下さい。
微力ながらお役に立ちたいと思いますので。

■セルフィド To:キルリック
ええ、わかりました。

■オルフェ To:ALL
あの二人にも感謝しないと。
本当に今回は全てが上手くいってよかった。
しかし、シトラは強運の持ち主だね。
きのう迷子になってキルリックに出会った事が、こうして良い結果に繋がったんだ。
それとも、これこそ神のお導きという奴かな。

■キルリック To:オルフェ
ええ、これこそがラーダ神の、そして皆の、結びつきの力です(笑)

そして、宝と鍵はどうなったかというと。
歌が流れて来たのと同時に鍵は吐き出され、4つの宝と4つの鍵はそれぞれ空高く舞い上がり、町のどこかへ散ってしまったのだという。
■キルリック To:セルフィド
あぁ、そうですか。
シトラのお父さんの形見と、ココナベーカリーでお預かりした鍵だったんですが・・・
実はですね・・・

キルリックはココナベーカリーでのやり取りを説明し、店主への腰痛の薬の便宜をお願いした。
■セルフィド To:キルリック
では、5回分ほどオマケしておきましょう。
店長さんに倒れられては、トールクーベの名物のピンチですから。

セルフィドは快く承諾し、オマケ分の腰痛の薬を託した。
■キルリック To:セルフィド
確かに、名物のピンチですね(笑)
ありがとうございます、そして、すいません、勝手な約束をしてしまいまして。
また、鍵の事で御相談させて頂くかもしれませんが、よろしくお願い致します。

深々と、頭を下げる。
■セルフィド To:キルリック&ALL
こちらこそ、お仕事が終わっても、イェズニカ薬舗をご贔屓に(にっこり)
とは言え、薬に頼らない状態が一番良いに決まっているんですけどね。

■キルリック To:セルフィド
はい、頼りにさせて頂きます(笑)
薬に頼らないのが一番ですが、頼らざる負えない時は、やっぱり信頼できる方にお願いできるという事は、何より心強いです。

■セルフィド To:キルリック
その信頼を裏切らないよう、日々実験……もとい、精進します。

ホェルンがびくぅと体を震わせていた。
オルフェが、なぐさめるかのようにホェルンの肩をぽんぽんと叩いた。
■キルリック To:セルフィド&ホェルン
セルフィドさんもホェルンくんも、今よりもっと、町のみんなに好かれる薬屋になる事を祈っています。

ただし、強烈なのは、皆さんの精神衛生上よろしくないので、程々にお願いします(笑)

■セルフィド To:キルリック
狙っている訳ではないのですがねぇ。
どうも運が良いようで(にっこり)

そして冒険者たちはにこやかにふたりに見送られたのだった。

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GM:ともまり