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SW-PBM Scenario#150 Three? materials |
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天の絹糸亭・女湯 |
ミァとオルフェは、シトラにはっしと手をつながれた状態で女湯まで連れて来られた。
正面玄関から続いていた暗くて長い廊下をギシギシと歩き、突き当たりにあった左右の引き戸のうち、右側を開ける。
空っぽの脱衣所を抜けると、そこは外だった。
■シトラ To:ALL |
あ〜! にじ! |
シトラが嬉しそうに叫んで、空を指差した。
遠く南西の空に大きな虹がかかっている。
いつのまにか雨はやんでいたようだ。夕立の雲は過ぎ去り、グレーの空はわずかにオレンジ色に染まっているが、すぐに暗くなってしまうだろう。
■ミァ To:ALL |
うわわわーーー! ホントなのでスー♪ おっきくて7色で、きれーー(>▽<) |
■オルフェ To:ALL |
おや、本当だね。 虹を見たのなんて久しぶりだよ。 |
■シトラ To:ALL |
なないろ♪ なないろ♪ シトラ、きいろがすき〜 |
■ミァ To:ALL |
ミーは、ぜんぶすき〜(=▽=) |
■シトラ To:ミァ |
や〜。シトラもぜんぶ! |
ぜんぶ取られると思ったらしい(笑)
■ミァ To:シトラ |
じゃあ、ミーはきいろがすき〜(・▽<) |
更に裏をいく大人気なさ(笑)
■シトラ To:ミァ |
や〜ん! きいろも〜! |
地団駄をげしげしと踏んで抗議(笑)
■オルフェ To:ミァ |
はっはっは。 シトラをいじめると、後でキルリックにおやつを取られてしまうよ。 いや、ひょっとしたら夕食も危ないかもね。 なにせ普段おとなしい人ほど、怒ると怖いというから。 |
■ミァ To:オルフェ |
え゛ ・ ・ ・ ・ ・ Σ( ̄□ ̄川 え、えーとえーと! はっはっは、やでスネー。こりはちょっとした、コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン♪ いじめるなんて、そんなこと、ねえ。してないでスヨー、うん。 ……だ、だから何も見てないですヨネー。リィダァっ(^▽^;; |
周りはぐるっと竹の柵で囲われ、空以外は見えないようになっている。
古いが、風情を感じさせる露天風呂であった。
しかし、お風呂にはまったくお湯がはられていなかった。
雨に濡れた石が露出しているのみだ。
■ミァ To:ALL |
なりほど。露天ですものネー。 のぞきなんて不埒な悪行三昧はさせないよーになってるんでスネー。 にしても・・・・・・・・・見事なくらいにすっからかーんでスー。 |
■オルフェ To:ALL |
温泉というと、いつもお湯が溢れてるイメージなんだけどね。 たしかにこれは困ったものだ。 |
■シトラ To:ALL |
くらくなってきたね〜 |
石の上にしゃがみこむ。
■ミァ To:シトラ |
んに。まっくらくらのぷーになる前に、宝探しした方がよさそうでスネー。 |
■シトラ To:ミァ |
うん♪ おたから、おたから〜 あ! |
石の上にちょこんと座っていた緑なカエルを見つけた!(違
■オルフェ To:ALL |
ふ、そこでこの指輪が役に立つんだよ。 |
オルフェはガメル硬貨を一枚取り出すと、コモンルーンの指輪に意識を集中させて合言葉を唱えた。
銀貨に「ライト」がかかり、辺りは昼間の如き明るさになった。
これで探索に支障が出ることも無いだろう。
■シトラ To:オルフェ |
!!! なになに、まほう?? みせて、み〜せ〜て〜! |
銀貨を持つオルフェの手を見ようと、手を伸ばしておねだり(笑)
■ミァ To:オルフェ |
Σ!!! |
こっちも目をキラキラさせて、オルフェの手を見上げた。
■オルフェ To:ALL |
見るのはいいけど、ここに来た目的も忘れないようにしないとね。 |
手のひらに乗せたコインを二人の前に差し出す。
落として隙間にでも入ったら付け直すのが辛いな、とか考えていたのは内緒だ。
■ミァ To:オルフェ |
ほいほいほい、分かってるでスヨー。 えへへへ、光るきらきらこいんー♪ |
■シトラ To:オルフェ |
きれい〜 シトラも、ほしい〜 |
うらやましそうに指を口に当てて、ふしぎコインを見つめている。
■ミァ To:シトラ |
シトラっちーは、このお風呂場に何か思い出とかあるんでスカー? ひみつのたまごをあえてここに隠したのは、なにか理由ありだったりー? |
■シトラ To:ミァ |
ぱぱと、いっかいだけ、いっしょにはいったの! おきゃくさん、いないとき〜 |
うれしそうにカエルを握りしめながら言う(笑)
■シトラ To:ミァ |
ぱぱ、つぎにいっしょにはいったときに、たまご、いっしょにわろうね〜って。 |
■オルフェ To:シトラ |
ふむ、もし上手くお湯が戻ったら、キルリックに一緒に入ってもらうといい。 彼もイヤとは言わないだろう。 それで……たまごとはもしかして、そのカエルの卵の事だったりはしないだろうね? |
■シトラ To:オルフェ |
ちがう〜 ふつうのたまご。にわとりさんの! |
シトラは両手を合わせてまるく円を作ってみせた。
どうやら温泉たまごに使う、ニワトリのたまごの形を示しているつもりらしい。
■ミァ To:シトラ |
でもひみつのたまごでもあるんでショー? だったら普通とは違う部分もあるんですヨネー? にしても…割る? 割っちゃっていいんでスー? たまごの中身が出ちゃうよーな。 |
■シトラ To:ミァ |
ふると、からからって、音がするの。 |
たまごを手に持って、上下に振るしぐさ。
■ミァ To:シトラ |
からから? たまご型の入れ物って感じなんでしょうカー(はて) んにー。そのたまごの殻って、中は全然見えない感じでしたカー? 普通のたまごっぽく。 そりとも透明さんなたまごでスー? |
■シトラ To:ミァ |
なか、みえないよ〜 あかいの。 |
どうやら殻が赤みを帯びたたまごらしい。
■ミァ To:シトラ |
赤あ? そりはまた、普通とは違う不思議っぷりでスネー。 そういやシトラっちーは、パパがどーやってそのたまごを手に入れたのかを聞いたことはあるでスカー? |
■シトラ To:ミァ |
「だいち」からもらったんだって〜 |
よくわかってない様子で答える。
■ミァ To:シトラ |
だいち…地面? 確かに赤って土っぽさもありますドーーゥ。 ふみふみ、怪しさ大爆発でスネー(うんうん) あ、そもそもなんでパパはそのたまごをシトラっちーにくれたんでスカー? |
■シトラ To:ミァ |
う〜。 …わかんない… |
ちょっと寂しげに。
■ミァ To:シトラ |
Σ に。 えーと、ほら、なんかステッキーな事情があったんでスヨー!(多分っ) |
■シトラ To:ミァ |
すてっきぃなじじょ?(きょとん) |
何かむずかしげな(?)言葉で誤魔化された!
■ミァ To:シトラ |
(ふぅやれやれー。誤魔化せたみたいでスネー。 さぁっすがミーなのでスー(自画自賛)) さぁってー。 じゃあ明るくもなったことだし、キーちゃんパパんが帰ってくる前に宝探しげぇむといきましょーカー!(^▽^)ノシ ふっ、スーパーわんだほー頭脳の持ち主たるミーにかかれば、さっきは思い浮かばなかったすぺしゃるげぇむの中身だってちょちょいのちょーい!(きらりん) |
■シトラ To:ミァ |
わぁい♪ げーむ、げーむ〜 |
ぱちぱちと手を叩いて、大喜び。
■オルフェ To:ミァ |
わーい。 |
一緒に手を叩いているが、台詞は棒読みだった。
■ミァ To:オルフェ |
Σ( ̄□ ̄; ま、負けたでスー・・・・・・(がくり) |
なんだか敗北を感じたらしい。
■ミァ To:シトラ |
ルールは簡単なのでスー。 今、ここにはシトラひめっちーの宝物、ひみつのたまごが隠されてるでスネー? そこにっ。 ばばーん! ミーの……えーとえーと……(2秒)……!(手ぽむ) |
ミァはおだんご頭から、シトラには見えないように手元を隠しつつ、くるくる巻貝を取り出した。
■シトラ To:ミァ |
お〜 |
■ミァ To:シトラ |
ミーのひみつのくるくるをこれから隠すのでスー。 で、よーいどん!でお互いのひみつの宝物を探す。 先に見つけた方が勝ちでスヨー! |
■シトラ To:ミァ |
は〜い! シトラ、まけないもん〜 |
目がきらきら(笑)
■ミァ To:シトラ |
ふっ、いい度胸なのでスー。 ミーだってまけませんヨー(きらりーん) |
■ミァ To:シトラ |
じゃあ、まずはミーが宝物を隠すですから、その間は目をぎゅっとつぶってるでスヨー(=▽=) ほんじゃ、ゴゥー! |
■シトラ To:ミァ |
ご〜 |
シトラは手で顔を覆って、ぎゅっと目をつぶった。
■ミァ To:独り言 |
(といいつつ、さりげなく全体もチェーーーーック。 ふっ、ミーってば流石なのでスー♪) |
ミァはさっそく小回りのきく体を駆使して探索を開始。
まずは鋭いぐららんアイで周囲を見渡す。特にミァの気を引くものは無かった!
■ミァ To:独り言 |
(ふみふみ、ごっくふつーのお風呂場っとー) |
次にモノを隠せそうな場所を探す。
平坦に加工されている床以外は、石の形をそのまま生かして作られているため、石の隙間ならどこにでも隠せそうだ。
逆に言うと石の隙間以外に隠せそうなところは無さそうである。
■ミァ To:独り言 |
(とゆーと、シトラっちーのひみつのたまごも、この辺にありそですカネー。 ほんじゃ、ミーのもここに後から隠すとして……) |
次に、風呂場の床がひっくり返されたりしてないかどうかをちょこまかとチェック。
特に怪しいところはないように思った。
続いて、風呂場や脱衣所の壁などに妙な落書きなどがないかチェック。
だいぶ集中力が落ちてしまったが(笑)、無いような気がした。
■ミァ To:独り言 |
(うに〜〜〜、見てたらお風呂入りたくなってきたのでスー(=▽、=)) |
↑集中力の落ちた顔(笑)
■オルフェ To:ミァ |
温泉の事を考えている暇があったらそろそろ隠してしまわないと、お姫様が待ちきれなくなってしまうよ。 |
鋭くチェックが!
■ミァ To:オルフェ |
Σ ぎくっ!!! そ、そんなことはないでスヨー?(’▽’;; |
汗だらだら。
■シトラ To:ミァ |
も〜い〜ですか〜? |
顔を手で覆ったままシトラが言う。語尾はキルリックの真似らしい(笑)
■ミァ To:シトラ |
ほいほい、あと5つ数えるのでスーっ。 えーっと…(きょろきょろ) |
岩の隙間のそこそこ見つけやすそうな場所に、ミァはくるくる巻貝をえいっと押し込んだ。
■ミァ To:シトラ |
うし、もういいでスヨー♪ |
ぱっと両手を離すシトラ。
■シトラ To:ミァ |
シトラ、さがす〜♪ |
握っていたカエルをほぉり投げると、とことこと適当な石のそばに歩み寄り、すき間に手を突っ込み始める。
■ミァ To:シトラ |
ミーだって探しまスヨー♪ ふっ、ぐららんぱわーを見るがいいでスー!(クワッ) |
同時にミァも本気もーどに移行し、野生の直感と観察眼で目印をつけた箇所を調べ始めた!
■ミァ |
しぱぱぱぱぱぱぱぱぱぱっ!!!(効果音) ――――…! |
すぐに手に触れた、まぁるいたまごの感触。
石のすき間から取り出したそれは、まさしく赤みがかったたまごだった。
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GM:ともまり |