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SW-PBM Scenario#150 Three? materials |
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市場・公園近くの通り |
キルリック、ミァ、オルフェの3人は、シトラを宿に送り届けるため、そして温泉街にて手がかりを得るために、「天の絹糸亭」を目指すことにした。
ラルカの的確な案内で、公園を出て北へと向かう。
町の南・東側と比べると、比較的閑静な雰囲気だ。
オルフェには、「風と木漏れ日亭」に行く途中にぐるぐる回った区画だということがわかる。
■ミァ |
んにー。なんか静かっぽーーい。 思わず騒ぎたくなりまスネー。 |
■キルリック To:ミァ |
お願いですから、やめてください(苦笑) |
■オルフェ To:ミァ |
無駄に騒ぐと、お腹が空くよ。 そういえば、風と木漏れ日亭へ行く途中に通った辺りだ。 |
■ミァ To:オルフェ |
Σ( ̄□ ̄; ミーの胸にぐさっとクリティカルヒットなのでスー…(よろろ) |
■キルリック To:オルフェ |
昼間に調査済みですか? |
■オルフェ To:キルリック |
調査って程じゃないけど、迷わずに歩くくらいは出来ると思うよ。 |
■キルリック To:オルフェ |
流石はリーダー、頼もしいですねぇ。 |
温泉街 |
やがて何とも言えない、不思議な匂いが漂ってきた。
通りの一角に、木でできたアーチが立っており、「ようこそトールクーベ温泉街へ」と共通語で書かれている。
また、その下に小さく「不思議な匂いは良く効く温泉の証!!」と注意書きがあった。
■ラルカ To:ALL |
ここから温泉街に入って、東へ歩けば「天の絹糸亭」です。 |
ラルカが、影が伸びる方向を指して言う。
■キルリック To:ラルカ |
ラルカの的確な案内のおかげで、万事順調ですね。 しかし、わざわざ、「不思議な匂いは良く効く温泉の証!!」と書いてあるとは(苦笑) 誰か騒いだ人でも居たんでしょうか?(笑) |
■ラルカ To:キルリック&ALL |
初めて温泉に来られる方の中には、何かが腐っているんじゃないかと驚かれる方も多いみたいですよ。 私も、最初はちょっとびっくりしました。 |
■ミァ To:ラルカ&ALL |
確かにへんてこりんな匂いですしネー(うんうん) ここにずーーっといると、匂いが身体に染みそうなのでスヨー。 |
■ラルカ To:ミァ |
慣れると、ちょっと癖になりますよ。 |
まんざらでもない顔をしながら(笑)
■オルフェ To:ラルカ |
それはなんとなくわかる気がするよ。 食べ物は特にそうだよね、癖の有るもの程、慣れると良い匂いに感じるようになるからね。 |
■ラルカ To:オルフェ&ALL |
そうですね。 「体に良いものに一癖有り」です。 これもあごひげ爺さんの言葉ですけど。 |
いろいろと教わっているらしい。
■キルリック To:ラルカ&ALL |
あごひげ爺さん、やはり只者ではありませんね。 |
■ラルカ To:キルリック&ALL |
はい、常人ではないことは確かです。 |
真顔で頷く。
■キルリック To:ラルカ |
やはり、あの方とは、一度、腰を据えてお話してみたいものです。 |
■ラルカ To:キルリック&ALL |
朝日が出てから、沈むまで話していそうですね。 |
ちょっと声が笑っている。
■キルリック To:ラルカ |
願ったりかなったりです。 受けて立ちます。 |
こちらも、笑いながら。
■ミァ To:ラルカ |
ラルカっちも案外、そゆ「昔の伝統っぽい言い伝え言葉」スキー? |
■ラルカ To:ミァ&ALL |
はい。 短い言葉で、昔の人と気持ちと経験を共有できるところが素晴らしいです。 |
■キルリック To:ミァ&ALL |
どうです?、すばらしさがひしひしと伝わってきましたか? ラーダ神は、そんな心を持っている人なら、誰でも受入れてくれますよ。 それに、今なら何と!、私とラルカがミァの頭がパンクするまで、英知(ことわざ等)を伝えて差し上げますよ。 ですよね、ラルカ? |
勧誘も、神官のお仕事(笑)
■ラルカ To:キルリック>ミァ |
はい、任せてください。 ではまず、「あ(A)」の段からいきましょうか。 |
やる気だ(笑)
■オルフェ To:キルリック&ラルカ |
それは無駄な努力というものさ。 丸暗記させるのは難しくは無いと思うけど、覚えさせた所で絶対に意味を考えたりはしないだろうしね。 |
■キルリック To:オルフェ |
私的には、一度パンクさせるのが実のねらいで、 一度パンクすれば、ミァも少しはおとなしくなるかと思いまして(苦笑) |
■ミァ To:キルリック>ラルカ |
ミーがパンクするとミァ菌がばらまかれるらしーでスヨー(けろっと) てゆーかミーとしてはー。 2人揃って昔の言葉スキーだなんて趣味も相性もばっちぐう! きゃー、お似合いー(=▽=)b ……みたいな? |
■ラルカ To:ミァ |
ラーダ神官はみんな格言や諺好きですよ。 |
さらりと、あさっての方を見て答える。
■ミァ To:ラルカ |
えー。それだけ? そ れ だ けー? そりなら何で目を逸らすでスカー?(・▽・) |
■ラルカ To:ミァ&ALL |
へっ? ……ほら、あそこのドーナツ型の雲を見ていたんですよ。 変わった形だと思いません? 空模様が怪しいです。ひと雨来そうですね。 |
北西の空を指差しながら。グレーに染まったドーナツ型の雲があった。
ちなみに、誰からも表情が見えない角度をキープ(笑)
■ミァ To:ラルカ |
ほっほーーーーう…(=▽=) |
■ラルカ To:ミァ |
…………。 |
■キルリック To:ミァ&ALL |
そうですね、神官仲間は皆、格言や諺好きですね。 あと、問答も好きですよ。 お互いの意見や質問をぶつけ合い、答えを導く、答えが分かった時の爽快感、これこそ、ラーダを崇拝する理由の一つでもあります。 でも、今日のラルカとの問答は、何時に無く、気持ち良く、行えました。 やはり、ラルカは素敵ですね。 |
■ラルカ To:キルリック |
な、なんでそんなにストレートなんですか……。 光栄です。 |
驚愕の表情を浮かべてから、少し早足になるラルカ(笑)
■ミァ To:キルリック |
うわー、キーちゃんって意外と…… |
■オルフェ To:ミァ |
うん、なかなかやるものだね。 私も是非参考にさせてもらわないと。 |
■シトラ |
う〜… |
キルリックに体重を預けて眠っていたシトラだったが、なにやらうなされているような、苦しそうな声を出した。
■キルリック To:ALL |
ん?、ちょっとシトラの様子が変ですね。 誰か、シトラの熱とか様子とか見てもらって良いですか? |
■ミァ To:キルリック |
ほーーい。 ・・・・・・・って、ありゃ。ありゃりゃ?? |
ぴょんぴょんっ、と飛び跳ねるものの……キルリックに背負われているシトラまでは全く届かない。
■ミァ |
世の中って不条理ですよネー…(ふっ) |
■キルリック To:ミァ&ALL |
あ、すいません。 見やすいようにしゃがみますね。 |
■ミァ To:キルリック |
んにっと、さんくすなのでスヨー。 |
シトラの顔は赤く、見るからに苦しそう。
さらによく見ると、手の甲に赤い斑点が浮き出ているのがわかった。
■ラルカ To:ALL |
どうしたんでしょう、急に…… |
心配そうにシトラを見るラルカ。
症状に心当たりは無い様子。
■ミァ To:ALL |
うーにー。斑点? 他にも出てるんでしょうカー? |
首などの肌が露出した部分をじじっと見てみる。
……そしてついでとばかりに、左耳の後ろの首筋もさりげなくチェック。
こぼれた黒髪からのぞく首筋には、例のアザはないようだった。
■ミァ To:ALL |
あー、やっぱ無いみたいでスネー。 |
色々と。
■オルフェ To:ALL |
ふむ……私にも少し様子を見せてもらえるかな。 |
ラルカの反対側から、シトラの様子を調べ始める。
■ミァ To:ALL |
いち、何か悪いものを食べた。 に、このふっしぎぃな匂いに当たった。 さん、キーちゃんパパと別れたくなくて仮病。 ――さあっ、答え早押しなのでスヨー! |
■ラルカ To:ミァ&ALL |
ん〜。 3番なら安心なのですけど。 |
律儀に答える(笑)
■キルリック To:ミァ |
シトラは、ミァと違って食いしん坊じゃないので、1番は却下。 元々ここに住んでいるんですから、2番も却下。 今の状況で仮病を使っても人を心配させるだけだと言う事くらいは分かる子(勝手に判断(笑))なので、3番も却下です。 ミァ、まさか、何か不思議な食べ物を、食べさせたりしませんよね? |
■ミァ To:キルリック |
やーだなあ。キーちゃんパパんの目を盗んで食べさせるなんて難易度高じゃないでスカー(HAHAHA) |
■キルリック To:ミァ |
そういった事に関するミァの能力は、私の想像を超越していますから。 やはり、本人に確認しておかないと、安心できませんので。 |
■ミァ To:キルリック |
え、ミーってばもしかしなくても凄いひと? きゃっほうー(>▽<)ノ ただまあ、残念ながら食べさせてはいないでスヨー。 不思議な食べ物を買い損ねましたカラー(あれ?) |
■キルリック To:ミァ |
いささか答えの内容には突っ込みたい所がありますが、結果として食べさせていないのなら、よしとしましょう(苦笑) |
■ラルカ To:ALL |
天の絹糸亭までは、もうちょっと歩きますが、すぐそこに小さな診療所もあります。 どうします? |
ラルカが指さした温泉街の通りには、診療所らしき看板が立っていた。
■キルリック To:ALL |
ん〜、どうしたものでしょうねぇ? |
それまでじっとシトラの様子を調べていたオルフェの表情が険しくなり、足を止め、キルリックから少し離れた場所からラルカとミァに向かって手招きをした。
シトラに聞かれないようにとの配慮らしい。
■オルフェ To:ラルカ&ミァ |
……多分、間違いない。シトラは斑点熱という病気のようだね。 手の甲に、赤い斑点が出ていただろう? それが特徴なんだ。 ほんの少しの運動で発熱してしまう。 親から子供に遺伝するらしいけど、伝染力はほとんど無いし、特効薬もあるから、そんなに心配はいらないけどね。 ともかく、医者には見せた方がいいと思う。 |
■ミァ To:オルフェ |
少し動いただけで出るなんて、大変でスネー…。 ミーがそんな病気だったらと思うと、耐えられないのでスー(>x<; |
キルリックに背負われたシトラをちらっと見つつ、呟く。
■キルリック To:ALL |
(あまり良くないみたいですね・・・) |
■ラルカ To:オルフェ |
そうなんですか…。 キルリックさんにもお知らせしないといけないですね。 |
ラルカは素早くキルリックに歩み寄って、西方語でオルフェが言った内容を告げた。
■キルリック To:ラルカ&ALL |
分かりました。 では、診て頂いている間に、申し訳ありませんが、ラルカとミァに天の絹糸亭まで、ひとっ走りしてもらってこの事を伝えてもらえますか? もしかしたら、薬とかあるかもしれませんし。 私は、病状が悪化するようなら、力を行使して、進行を抑えたいと思います。 |
■ラルカ To:キルリック&ALL |
わかりました。 |
■ミァ To:キルリック&ALL |
ほいほい、いーでスヨー。 |
一行が相談していると、ぽつり、ぽつりと雨が降ってきた。
生暖かい水滴が、頬に落ち、地面に落ちる。
あっという間に空は重苦しい鈍色に染まり、土砂降りになった。夕立だ。
■オルフェ To:ALL |
夕立か、こんな時に……熱が出ているし、濡れるのは良くないね。 |
着ていたマントを外し、シトラにかぶせる。
■ラルカ To:ALL |
あっ、あれは── |
ラルカが診療所を見て声を上げた。
土砂降りの中、小走りで診療所の方へ向かう女性がいる。
ドアにすがりついて何かを叫んだあと、慌ただしく診療所に招き入れられた。
■ラルカ To:ALL |
……今のは、天の絹糸亭のおかみさんです。 |
カバンを頭の上に乗せながら。
■オルフェ To:ALL&ラルカ |
手間が省けたというべきかな、ともかく診療所へ。 ……君はこれを。すまないけど、外套は一枚しか無くてね。 |
ラルカに上着を渡し、皆を診療所に促す。
■ミァ To:オルフェ>キルリック |
おお、さぁっすがリィダァ☆ そゆ気遣いをキーちゃんも学ばなきゃいけませんヨネー(うんうん) |
■キルリック To:ミァ&ALL |
ぐっ。 そうですね、オルフェに習わないといけませんかねぇ(苦笑) |
ミァに指摘された事が、かなりショックのご様子。
■ラルカ To:ALL>オルフェ |
いえ、オルフェさんが風邪を引いてしまったら大変です。 診療所はすぐですし、私は平気ですよ。 ありがとうございます。 |
オルフェにぺこりとお辞儀しながら、上着を返す。
■オルフェ To:ラルカ |
そうかい? これは私の美学だから、遠慮されても困るんだけどね。 でも、今はシトラを連れて行くほうが先決か。急ごう。 |
■オルフェ To:ミァ |
……そういえば、風邪はひきそうにもないけど君も一応女の子だったね。 ははは、すっかり忘れていたよ。 |
ミァの頭に上着をばさっとかぶせた。
■ミァ To:オルフェ |
・・・・・・・・・・・!!Σ( ̄□ ̄; ・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・なるほど、雨の原因ってこりでスカー・・・・・・・。 |
思わず雨空を見上げた。
■ミァ To:オルフェ |
リィダァも熱あるかもしれませんから、そこの診療所で診てもらったほーがいいかもしれませんネー(真顔) でも折角ですし、借りとくのでスヨー! サンキゥ!(>x<)b |
■オルフェ To:ミァ |
何を言っているんだい? 熱なら有るに決まっているじゃないか。 私の胸にはいつも情熱の炎が燃えているのさ。 |
こちらも勿論真顔である。
■ミァ To:オルフェ |
そうきまスカー…!Σ( ̄□ ̄) 燃えすぎて火傷しないよーに気をつけてなのでスヨー。なぁんて。 |
■キルリック To:ALL |
ちょっと、小走りで行きます。 |
一声かけて、診療所に走り出した。
■ラルカ To:キルリック&ALL |
はい。 |
一行はパシャパシャと足音を立てて診療所へ向かった。
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GM:ともまり |