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SW-PBM Scenario#150 Three? materials |
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砂時計 |
「鍵」が宝の中に吸い込まれるのを見届けると、フランメグルは満足そうに頷き、翼を大きく羽ばたかせた。
■フランメグル To:リュント |
(精霊語) 良いものを見せてもらった。 あとは、選ばれし人間たちにまかせるとしよう。 我は我が住処にて行く末を見守る…。 |
■リュント To:フランメグル |
(精霊語) 俺らに任せてくれれば万事問題無しさ! |
どうだか(笑)口だけは達者なもんで…
フランメグルは周囲に風を巻き起こしながら飛び立ち、砂時計の建物の上空を大きく一度旋回してから、悠然と見張りの塔の最上階目指して飛んでいった。
おそらく火壷に戻っていったのだろう。
■ブラウニー To:リュント&ウラヴィー |
(精霊語) ふわぁ〜。ぼく、ずっとあばれてて疲れちゃった。 ちょっと休んでくるね! |
■リュント To:ブラウニー |
(精霊語) 用が出来たらまた呼ぶからそれまで休んでてくれ。 |
■ブラウニー To:リュント&ウラヴィー |
(精霊語) うん! またね! |
そう言ってブラウニーは手を振ると、ぴょんぴょんと建物の内部に戻り、スッと空気に紛れるようにして消えた。
■ウラヴィー To:リュント |
行っちゃいましたね…。 |
どこか感慨深げにつぶやく。
■リュント To:ウラヴィー |
なんだ?まとわりつく精霊でもいなくなると寂しいか? |
■ウラヴィー To:リュント |
はぁ……。その、ご先祖様があの子と仲良くしてた気持ちが、ちょっとだけわかりました。 |
■リュント To:ウラヴィー |
どう転ぶか分からないけど、若しかしたら、あの子と今後一緒かもしれないが… その分なら大丈夫そうだな(笑) |
■ウラヴィー To:リュント |
あは……。 あの、いろいろとありがとうございました。 え、ええと…僕はもう戻っても大丈夫でしょうか? |
■リュント To:ウラヴィー |
そうだな。 当初の用事は済んだから、業務に戻っていいよ。 また何か用事が出来たら、塔の詰め所へ行けば会えるか? |
■ウラヴィー To:リュント |
はい、朝から夜まで、詰め所か塔の中にいますので。 いつでも訪ねて来てください〜。 |
ぺこぺこと頭を下げる。
そしてウラヴィーは、見張りの塔へと戻って行った。
残されたリュントとナッシェレ。
そこへ、近づいてくる足音がふたつ。
マントを緩めたキュラスと、何故か胸の大きくはだけたワンピースに着替えたアリエラであった。アリエラは鎧とマントも外し、手荷物にしている。
しかも、ふたりでおそろいのローズクォーツのペンダントを首から提げていた。
■キュラス To:リュント |
…ええと…一応、連れ戻してきたよ(苦笑) |
■リュント To:キュラス |
一応連れて戻したって……… |
明らかに何か合った風なので狼狽中?
■ナッシェレ To:キュラス&アリエラ |
あら〜。おかえりなさい♪ |
深くは突っ込まない(笑)
■アリエラ To:リュント&ナッシェレ |
…遅くなってごめんなさい。 |
少し恥ずかしそうにしているが、キュラスと繋いだ手を離す気はなさそうだ。
■リュント To:アリエラ |
俺らと離れ離れの間に手篭めにされたのか!? 服装が変わっているって事は無理矢理にか!?!? |
返答次第によってはキュラスに飛び掛りそう(笑)
■キュラス To:リュント |
……え? な、何言って…… |
■アリエラ To:リュント |
…て…手篭めって……。 キュラスさんがそんなことするわけないじゃないですか! それに、服は、市場で買って着替えただけです。 |
真っ赤になって否定する。
が、微妙に否定しきれていないのは気のせいだろうか(笑)
■リュント To:アリエラ |
襲われた時に服が破れてお詫びに買ってもらったのか!? お前って奴は!なんて事しでかしたんだ!! 折角信用してリエラを追う役目をやったのに!! |
■アリエラ To:リュント |
な、なんてこというんですか。 服は濡れただけで、破れてなんていません! |
■キュラス To:リュント |
まぁまぁ、ちょっと待ってくれよ。 リエラの言う通り、俺が追いついた時にはリエラはもう着替えてたんだよ。 それで……その……、まぁ…… |
口ごもる(笑)
■ナッシェレ To:キュラス |
やるじゃない♪ |
当然、ペンダントのことを言っている(笑)
■リュント To:キュラス |
追いついた時にはすでに暴漢から襲われた後だったのか!! い!っ!た!い!何の為にお前を追わせたと思っているんだ!! |
そういってキュラスへ拳で殴り掛かる!
■アリエラ To:リュント |
や、やめて! |
反射的にキュラスを庇おうと前にでる。
■キュラス To:アリエラ |
危ない! |
とっさにリエラの前に体を入れながら、条件反射的にリュントに拳を繰り出す!
バシッ! と音がして、一瞬の間が過ぎる。
キュラスの拳はリュントの高度なスゥエーによってかわされ、
同時に繰り出されたリュントの拳は、キュラスの肩にヒットしたが……
衝撃は鎧で吸収されたようだ。
■キュラス To:リュント |
ふぅっ……。避けるのには、自信があったんだけど……。 |
外れた右手をリュントの肩に置いて、苦笑を浮かべた。
■リュント To:キュラス |
倒す自信が有ったんだがな…… |
同じく苦笑。
■リュント To:キュラス |
仕方が無い。 落ち着いて話を最後まで聞いてやろう。 |
早とちりのくせにやはり尊大
■キュラス To:リュント |
偉そうだな……(汗) じゃあ、茶々入れしないで最後までちゃんと聞いてくれよ。 |
キュラスはアリエラに追いついてから、おそろいのペンダントを買って帰って来たことを話した。
もちろんふたりで交わした会話の内容やその他もろもろのことは伏せてある(笑)
■リュント To:キュラス |
大体の話は分かった。 ま〜、俺が想像していたような問題は起きなかったって事だな。 それなら仕方が無い。許してやろう。 |
いつまでもキュラスに対してだけ(?)尊大な態度(笑)
■キュラス To:リュント |
ああ、ありがとうな(苦笑) |
とりあえず丸く収まりそうなので堪えたらしい(笑)
■アリエラ To:キュラス |
……キュラスさん……。 (よかった…怪我とかはしてないみたい…) |
そっと安堵の溜息をもらした。
キュラスの無事に安堵したのか、話の内容に安堵したのかは定かではない(笑)
■アリエラ To:リュント |
そういえば、ミリィは? それにウラヴィーさんとブラウニーはいないんですか? |
夕方の「おしおき」を思い出して、ちょっと警戒しながら辺りを見回す。
■リュント To:アリエラ |
ミリィはアーシリーさんを適当な宿へ送迎〜♪。 ブラウニーは疲れたから休むって住処へ戻って行ったよ。 ウラヴィーは取り敢えずの用事が済んだんで、業務に復帰してもらったぞ。 |
■アリエラ To:リュント |
あ、じゃあ、ブラウニーはご主人様のこと、納得してくれたんですね。 よかった…。 |
ブラウニーがアーヴィーの死を受け入れて、その子孫ウラヴィーを受け入れたものだとばかり思っている(笑)
■リュント To:アリエラ |
んにゃ、ブラウニーはウラヴィーが例のご先祖だと思っているぞ(笑) |
■アリエラ To:リュント |
……それって……(汗) まあ、時間をかけて、ウラヴィーさんを認めてもらうしかないかもしれませんね。 |
■ナッシェレ To:リュント&アリエラ |
そうそう。 「宝」って結局なんなのかしらね〜。 まさか焼き鳥が言ってた「鍵」を、リュントさんたちが持ってるなんて。 イェズニカ薬舗の仕事で探してた材料って、それのこと? |
リュントの手の中の、鍵を取り込んだ宝筒を見て言う。
いろいろと察しのいいナッシェレ。
■リュント To:ナッシェレ |
これが材料なんだか分からんけどな(笑) |
笑ってはぐらかし。
■アリエラ To:ナッシェレ |
材料、だといいんですけどね……。 |
素で不安そうな顔をする。
その時、リュントは音もなく背後に立つ気配を感じた。
頭まですっぽり被ったフード。そこから覗くブロンドの髪。
■ヘルドラ To:リュント |
楽しそうね。 |
挨拶代わりに、フードをかぶったままリュントにだけ見えるように首筋を見せる。
■リュント To:ヘルドラ |
突然の現れ方はどうにかなんないか? さっきの気が立っている時だと、反射的に攻撃しているとこだぞ(笑)? |
■ヘルドラ To:リュント |
急いでるんだから当たり前よ。 尋問の結果を持って来たわ。 ……どこまでが聞かせられる「仲間」なのかしら。 |
キュラス、ナッシェレ、そしてアリエラを視線で示し、最後にリュントを見る。
キュラスとナッシェレは、見張りの塔の下で見かけた人物であることは覚えているようだが、何も言わず、きょとんとしていた。
■リュント To:ヘルドラ |
全員聞かせても問題ないぞ。 一応、この人の話を聞く為にもみんな首筋をこの人に見せるか。 |
自分から進んでヘルドラへ見えるように首筋を見せる。
ついで、みんなへ促す。
■ヘルドラ To:リュント |
良い心がけね(微笑) |
■アリエラ To:リュント&ヘルドラ |
(ヘルドラさん、あいかわらずこ〜わ〜い〜) 私も構わないと思います。 |
少し震える様な声で答えると、髪をかき上げて首筋を見せる。
■ヘルドラ To:アリエラ |
そんなに緊張しなくてもいいのよ。 こんな面倒さえ起こってなければあたしは優しいの。 |
口元だけで微笑しながら、確認した。
■アリエラ To:心の声 |
(で、でも目が笑ってないし……。 やっぱり怖い……。) |
■キュラス To:リュント |
……? 首筋を見せることに何か意味があるのか? |
グリに引っ掻かれた傷を気にしてか、戸惑い顔。
■ナッシェレ To:リュント |
別のお仲間? ねぇねぇ、紹介してよ♪ |
■ヘルドラ To:リュント |
……事情を知らないみたいじゃないの。 |
リュントを横目で見る。どうなってんの、と言いたげな表情(笑)
■リュント To:ヘルドラ&ALL |
全員には全ての事情を話していないんだけどな(笑) あとで質問は受け付けるから、この人の話を聞きたい奴は首筋を見せてくれ。 話を聞きたくない奴は、ちょっと離れたとこに行ってくれないか? |
キュラスとナッシェレへ促す。
■キュラス To:リュント |
そう言われても、何のことだか… |
と言いつつ、アリエラを心配そうにちらと見る。
■アリエラ To:キュラス |
……キュラスさん……。 |
青ざめた顔で、不安そうにしていたアリエラだったが、キュラスと目が会うと、ホッとしたように微笑み、キュラスに寄り添った。
キュラスもアリエラを安心させるように、さりげなく身を寄せる。
■リュント To:キュラス&ナッシェレ |
別に話を聞いたからと言って損したり得したりは無いとは思うんだがな… でも首筋をチェックさせない人間へは聞かせられない話だな。 |
と言うと、ナッシェレとキュラスを中心にヘルドラの反対側へ立ち位置を変更。
退路を塞ぐ様に構える。
■キュラス To:リュント |
…つまり、何か俺たちを疑ってるんだな? |
リュントの立ち位置を見て、険しい顔つきになる。
■アリエラ To:キュラス |
……ごめんなさい、キュラスさん、怒らないで…。 私は疑ったりなんてしてないから……。 リュントさんも念のため、確かめたいだけだと思うから……。 |
泣きそうな顔でキュラスを見上げる。
■キュラス To:アリエラ |
……うん。俺も、リエラのことを信じてるよ。 |
リュントを信じているとは言わない(笑)
■ナッシェレ To:キュラス |
まぁまぁ♪ いいじゃないの。 リュントさんの知り合いって事は、…ね、きっと面白い話が聞けるわよ〜♪ |
キュラスの肩を叩いてなだめる。
そしてナッシェレは黒髪をかき上げた。続いてキュラスも。
ナッシェレの方にはせくしーなほくろがあっただけだ。
キュラスの方は引っかかれたような真新しい傷があったが、アザではない。
■リュント To:ALL |
良かった良かった。(笑) 俺から疑われるのは初めてじゃないんだし、あんまり気にすんな! |
笑ってごまかす(笑)
■キュラス To:リュント |
……。 |
ぎゅっと握りこぶしを作っていた(笑)
■アリエラ To:キュラス |
…きゅ、キュラス、さん…? |
キュラスの握りこぶしをみて、また殴りあうんじゃないかと気が気じゃない。
心配そうにキュラスを見上げた。
リュントには握ったこぶしが見えてない(笑)
■キュラス To:アリエラ |
……大丈夫だよ、仕掛けられない限り殴りかかったりしないから。 |
握りこぶしをほどいて、リュントを横目で見ながら(笑)
■アリエラ To:キュラス |
…まあ、そんな時は止めませんけど……。 怪我はしないように気をつけてくださいね。 |
安心したように微笑む。
■ヘルドラ To:ALL |
ここに風織りはいないようね。じゃあ、話すわ。 |
ヘルドラはふぅっとひとつため息をついてから、腕組みをしつつ話し出す──。
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GM:ともまり |