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SW-PBM Scenario#150 Three? materials |
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トールクーベ中央公園・南口 |
時刻はちょうどお昼過ぎ、太陽も頂点からずれてきたころ。
キルリックは仲間と合流するべく、公園へとやってきた。
地図を見るまでもなく、ラルカがまたも最短距離でまっすぐご案内。
どうやら公園の南口から入ったようだ。
■ラルカ To:キルリック |
もう少し歩くと、大きな池があります。 そこに、シトラちゃんが好きな噴水もありますよ。 |
■シトラ To:キルリック |
ふんすい、みにいこ〜! ぱぱ! コペットも売ってるの。 |
シトラがキルリックのマントをひっぱった。
■キルリック To:シトラ |
引っ張らなくても行くから大丈夫ですよ。 しかし、コペット・・・? |
■ラルカ To:キルリック |
コペットは、砂糖を固めた甘いお菓子です。 |
すかさず補足。
■キルリック To:ラルカ&シトラ |
砂糖菓子ですか、ちょっと摘むには良さそうですね。 |
ぐるりと公園を見渡す。
特に不自然な点や怪しい人物などは見あたらないようだ。
のんびりした風景が、心を和ませてくれる。
■キルリック To:独り言 |
異常無し。 ゆったり出来そうな、良い感じです。 |
トールクーベ中央公園・池のそば |
公園ではしゃぎまわる子どもたちや、散歩をする老夫婦などとすれ違いながら、涼やかな木漏れ日の中を抜けると、目の前に大きな池が広がっていた。
中央に木の橋が渡され、その橋のそば──ちょうど池の中央に、裸体の女性像が建てられていた。両手で掲げたつぼから水が流れ出ている。
■シトラ To:キルリック |
ぱぱ、あそこ! |
噴水そっちのけで、甘い匂いが漂って来る方向を指差すシトラ。
池のそば、橋のたもとに、東方語で「幸せのお菓子☆コペット」と書かれた屋台があった。
■キルリック To:シトラ&ラルカ |
じゃあ、コペットを買って、すこしぶらぶらしますか。 ラルカも摘みますよね? |
■ラルカ To:キルリック |
はい。少しなら。 |
そう言って嬉しそうにうなずく。
甘いものは好きらしい。
■キルリック To:ラルカ&シトラ |
どれくらい欲しいですか? |
■シトラ To:キルリック |
シトラ、い〜〜っぱい♪ |
両手を大きく広げて、「いっぱい」を表現。
■ラルカ To:キルリック |
2・3粒でいいですよ。 |
無意識におなかに手を当てた。何かを気にしているらしい(笑)
■キルリック To:ラルカ&シトラ |
食後ですし、私もそんなにたくさんは食べられませんから・・・ おおきいのを一つ買って、3人で分けましょう。 良いですよね? |
■ラルカ To:キルリック |
はい、そうしましょう。 |
赤と黄色のストライプのテントを付けた屋台では、同じ柄のエプロンをつけたちょびひげの店員が楽しげに客引きをしていた。
■ちょびひげ店員 To:キルリック |
さぁさぁ。そちらのパパさん、ママさんも。 きらきら、きれいなコペットはいかがですか〜? |
■ラルカ To:ちょびひげ店員 |
………………。 |
憮然とした表情。
■キルリック To:ちょびひげ店員 |
機嫌を損ねてしまいましたね。 残念ながら、彼女はママではありませんよ。 |
■ちょびひげ店員 To:キルリック |
おやおや、そうでしたか。 これはこれは、失礼を。 しかし、ママでないとしたら一体…… |
シトラ見て、キルリックを見て、あらぬ想像をめぐらす店員。
■キルリック To:ちょびひげ店員 |
大きい方のコペットを、お願いします。 彼女の機嫌を直す為に、ちょっとおまけしてくれても良いですよ。 |
さりげなくおねだり。
■ちょびひげ店員 To:キルリック |
こりゃ、参りましたね〜。 ええ、それじゃあ3つぶほどおまけしちゃいましょう。 はいどうぞ〜、2ガメルですよ〜。 |
身をかがめて、シトラにコペット入りの巾着を手渡す店員。
すかさず横からラルカが手を出し、銀貨を店員に渡した。
■ラルカ To:キルリック |
奢り返すには、ぜんぜん足りないですけど。 |
「奢らせてくださいね」と目で訴え。
■キルリック To:ラルカ |
分かりました(苦笑) 今回は、お願いします。 心置きなく御協力頂く為に、また何かご馳走しないといけないですね(笑) |
■ラルカ To:キルリック |
そうしたらまた奢り返しますけど。 終わりなき戦いですね。 |
目元に笑みを浮かべつつ。
■キルリック To:ラルカ |
情報料、協力料だと思って頂ければ良いんですが・・・(苦笑) まぁ、終わり無く戦うのも楽しそうですね。 |
■ラルカ To:キルリック |
協力に対価はいりませんし。 奢り返すのは主義ですから。 |
きっぱり(笑)
■キルリック To:ラルカ |
分かりました。 では、改めまして、ご協力お願いいたします。 |
微笑みと共に、片手を差し出し握手を求める。
■ラルカ To:キルリック |
受けて立ちます。 |
ラルカも微笑みを浮かべながら、握手に応じた。
■キルリック To:ラルカ |
心強いです(笑) |
ラルカの微笑みが、苦笑いに変わった(笑)
気恥ずかしさがあるのかも。
■キルリック To:ラルカ&シトラ |
では、コペットは、そこの木陰で頂きましょう。 まだ、私の仲間は来ていないみたいなので、少し待ってもらう事になると思いますので。 |
■ラルカ To:キルリック |
わかりました。 |
シトラの持つ巾着から、コペットを一つ取り出し。
■キルリック To:ラルカ&シトラ |
じゃあ、早速一つ。 |
■シトラ To:キルリック |
あ〜! ぱぱ、シトラよりさきにたべちゃだめ〜! |
キルリックの腕をわしっと掴み、地団駄踏んで抗議。
■キルリック To:シトラ |
じゃあ、シトラに、あ〜ん。 |
■シトラ To:キルリック |
やー! ちがうの〜! |
キルリックの手からコペットをとって、
■シトラ To:キルリック |
ぱぱに、あ〜ん。 |
■キルリック To:シトラ |
ん!? はぃ、あ〜ん。 |
両膝をついてしゃがみ込み、シトラがコペットを入れ易いように、口を開く。
シトラはそっとコペットを口の中へ。
やさしい甘い味が口の中でさっと溶けていく。
■シトラ To:キルリック |
ぱぱ、おいし? |
嬉しそうに聞いてくる。
■キルリック To:シトラ |
はい、甘いですねぇ。 疲れている時には、大変良さそうです。 じゃぁ、お返しです。 あ〜ん。 |
■シトラ To:キルリック |
あ〜♪ |
キルリックの手を両手で掴んで、ぱくっと。
■シトラ To:キルリック |
ぱぱ、おねえちゃんにも、あ〜んは? |
ラルカは聞こえたらしく、あさっての方を向いている。
その背中がちょっと硬直していた(笑)
■キルリック To:シトラ |
じゃあ、シトラが、あ〜ん、して食べさせてあげましょうか? |
ちょっと、楽しげ。
■シトラ To:キルリック>ラルカ |
うん♪ おねぇちゃんも〜、あ〜ん〜。 |
シトラがラルカの足にしがみつく。
■ラルカ To:シトラ |
へっ? あ、はい。 |
振り返ったラルカはさっとシトラの前にかがんで、口を小さく開けた。
■ラルカ To:シトラ |
(ぱく)はい、美味しいですよ。 |
困ったように笑いながら、シトラの頭をなでなで。
それからキルリックをちいさくじ ろ りと睨んだような(笑)
■キルリック To:シトラ&ラルカ |
とっても素敵な光景ですね(微笑) |
照れ隠しと判断して、微笑みでスルー
■ラルカ To:キルリック |
……ぱぱの微笑ましさには敵いません。 早く行きましょう。 |
すっくと立ち上がると、やたら早足で(笑)木陰の方へ。
■キルリック To:ラルカ |
そんなに急がなくても大丈夫ですよ。 というか、そんなに恥かしがらないでも良いじゃないですか(笑) |
すいません、やりすぎでしたか?
と、ばかりに微笑みながら話しかける。
ぴた、と止まるラルカ。
■ラルカ To:キルリック |
…………別に平気です。 平気ですよ。 |
そしてまたすたすたと歩き出し、近くの木陰に憮然と座り込んだ(笑)
■キルリック To:ラルカ |
はっは、後から仕返しされちゃいそうですね(笑) |
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GM:ともまり |