#149 月夜に吠える

8-2a オラン地下水道・アジトでの戦闘

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オラン地下水道・アジト
冒険者達はアジトに突入した。
不意を打たれたソロン達は、反応する間もなく冒険者達と対峙する事になった。

エルステッドは、「眠りの雲」の呪文を唱えた。
■エルステッド  To:
「…古代の力より、出でよ眠りの雲……」

エルステッドの眠りの雲は絶大な効果を発揮した。
ソロンも仲間達もみんな眠ってしまった。

アールは移動し、ソロンに対して「ボスは奥か?」と声をかけようとしたが、 ソロンは既に眠っていた。
カロンとメイシアスは、眠っている仲間の一人に連携して攻撃を与え、一人を戦闘不能にした。

ファラハは後方で様子を見ていて、ノーブはソロンに近づき攻撃をしたが外れてしまった。

ウリディケは眠っているソロンを攻撃し、少しのダメージを与えた。

その時奥の扉が開き、新たに人間が姿を現した。
彼の胸には、ファラリスの聖印が下がっている。
■暗黒神官  To:ALL
何だ、騒々しい……って、これはどういう事だ!

暗黒神官は、驚いて叫んだが、すぐに状況を把握して武器を構えた。
■エルステッド  To:
出でよノーム!その力をもってかの者の足を縛りつけよ!

エルステッドは、現れた暗黒神官にホールドを唱えた。
暗黒神官は、ノームに脚を捕られ移動できなくなった。
それを好機と見たアール・カロン・メイシアスは、暗黒神官に接して、それぞれに攻撃したが、決定打にはならなかった。
アールは、暗黒神官の反撃を受けて少し手傷を負ってしまった。

先ほどの攻撃で目を覚ましたソロンは、武器を手に立ち上がった。
■ファラハ  To:暗黒神官一味
オラン衛視隊です!おとなしく降伏しなさい!

ファラハは降伏勧告をしたが、彼らはまだ戦意を失っていない様だ。

ノーブとウリディケは、ソロンへ攻撃を加え、徐々にダメージを増やしている。
■エルステッド  To:
邪なる暗黒の僕、精霊の力を味わうがよい!

エルステッドは、三度精霊魔法を唱えた。
今度は、ストーンブラストだ。
暗黒司祭の足下から石礫が舞い、彼の体を打ち据える。
石礫が収まったとき、暗黒司祭は床に倒れ伏していた。
アール・カロン・メイシアスは、暗黒司祭が倒れたのを見て、一旦行動を取りやめた。
■ソロン  To:ノーブ&ウリディケ
ちっ、ボスも倒れたか!せめて一人は道連れにしてやる!

ソロンはそう叫ぶと、ノーブに攻撃した。
その一撃は、ノーブに相当のダメージを与えた。
ノーブとウリディケはソロンへ反撃したが、素早く避けられてしまった。
■エルステッド  To:ソロン
…仲間は皆倒れ、頼りの暗黒神官もまた倒れた。
ここは大人しく…降伏するのが賢いとは思わぬか?

エルステッドは、ライトクロスボウを構え、照準をソロンに合わせ、改めて降伏勧告を行った。
■ソロン  To:ALL
命ばかりは助けてくれるんだろうな?

ソロンは降伏勧告を受け入れて、武器を床に落として手を挙げた。

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GM:teshima