#149 月夜に吠える

0-1a 銀の網亭・酒場

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銀の網亭・酒場
■リュント To:ALL
開店だぞ〜
今日はおやじがちょっと出掛けているから、代わりに店番だ!
最初の一杯は俺からの景気付けだから、遠慮はいらないぞ。

■ノーブ To:リュント
初めまして
儂の仲間になる人は居ませんかのぅ?

■リュント To:ノーブ
あんたが最初のお客さんだよ。
そのうち集まり始めるから、それまで一杯やっていたらどうだ?

■ノーブ To:リュント
う〜む仲間が集まりやすいコツは無いんですかのぅ?

■リュント To:ノーブ
う〜〜ん・・・そうだな〜〜
自分から声を積極的に掛けに行ってもいいし、張り紙をしてカウンターで待ちってのも有りかな〜
俺ならどんどん声を掛けに行くけどな!

ノーブは掲示板に
はじめましてじゃ儂と一緒に冒険する仲間が欲しいんじゃ!どなたか儂の儂とパーティーを組まんか?

ノーブ

と、書かれた張り紙をした。
隣りにはすでに

はじめまして、マイクロフトです。

歌う薬売りです。
こんな歌を作ってます。

うちの薬はよく効くけれど、元をたどればただの草♪
ちょいと森から摘んできてー、おろす先までやぶばかり♪
あ〜あやんなっちゃった、あ〜あんあ驚いた♪

えっ、ネタが古いですか?
しくしく、こないだまで山奥の神殿で座禅修行してたんです、15年ほど・・・。
あ、でも、座禅の成果で、奥義「円月打法」を会得しましたから。
見てください、この「気合を叩き込む棒」と赤く刻まれたクラブを!
というわけで、精神力が足りないときは、いつでも言ってくださいね、うふふふふ。

歌って、しばく、魔晶石です。貧乏だったので装甲がぺらぺらですけど、今ならレンジャーのおまけ付です。
こんな私ですけど、仲間に入れてくれる方を探しています。

よろしくお願いします。


と、書かれた張り紙がしてあった。
その張り紙を見たノーブは、早速張り紙に返事を残した。
マイクロフト殿、是非ウチに来てくださいませんかのぅ?

ノーブ
店の外から馬のいななきが聞こえる、しばらくするとマントに改造した神官衣をはおった甲冑の少女が店の扉をくぐってきた。
■ウリディケ To:リュント
こんにちは、おやじさ……ん?

背中に、自分の身長より若干小さいだけの「白雪色の大剣」を背負い、
兜から金髪の前髪や後ろ髪をはみ出させた神官の少女は、
カウンターで作業するリュントに疑問符付きで話しかけると、
リュントの台詞を待たずにカウンター席に座り勝手に注文を入れた。
■ウリディケ To:リュント
りんごジュース、水割りで。

■リュント To:ウリディケ
な・なんだ?
代理のおやじだけど、まだまだ中年じゃないぞ!
りんごジュースを水割りで良いのか?
あいよ!ちょっと待ってな。

アールはまだ装備を揃えたてという感じで、周りを見廻しながら店に入った。
独り言を言いながらカウンターに向かって言った。
■アール To:リュント
冒険者の店に来るのは初めてなので、ちょっと勝手が判りませんが。

■リュント To:アール
最初はみんな判らないもんさ、ま〜寛いでくれよ。

■アール To:リュント
とりあえず何か注文すればいいのかな?

■リュント To:アール
食べ物でも、飲み物でも良いぞ?

■アール To:リュント
「おやじさん…?(やけに若いなぁ)一番安いのを1杯いただけますか?」

■リュント To:アール
俺もお前さんと同じ冒険者さ、今日は店番をしているがな。
酒か?果汁か?

■アール To:リュント
安い酒をくださいな。懐がさみしいのでね。

■リュント To:アール
んじゃエールだな、ほいよ。

アールがエールのジョッキを傾けているところに、一人のドワーフが近づいてきた。
彼はアールに向けてこう言った。
■ノーブ To:アール
初めましてアール殿。儂の名はノーブと申す者じゃお互い初めて同士仲良くしよう♪
まあ一杯飲もう取り敢えず宜しくじゃ!

■アール To:ノーブ
お酒はホントは苦手なんですが、とりあえず乾杯といきましょうか
アナタのように、お酒の強い人もいいですが、冒険の腕前の立つ人も誘いたいですね。
あ、悪口じゃないですよ(苦笑)

■ノーブ To:アール
酒飲むと武器の手入れの腕前は儂に任せておけじゃ(^_^;)

■アール To:ノーブ
男2人からスタートってのも、むさくるしいので…女性にも声をかけたいところですね。
となりのお嬢さんに声をかけるとしましょうか…なかなかの業物をお持ちのようなので、こちらがお供させてもらう感じでしょうかね。

■ノーブ To:アール
となりのお嬢さん?何処におるんじゃ?

そんなノーブに構わず、アールは件の女性に声を掛けに行った。
■アール To:ウリディケ&リュント
すいませんが、2人ほどお供はいりませんか?
足手まといにならない程度にしますので(苦)

■リュント To:アール
待て待て!
俺はおやっさんの変わりだぞ、勧誘ならこのお嬢さんを誘ってやんな。

■ノーブ To:アール>ウリディケ
アール殿、お嬢さんはカウンターにいるのじゃ。
初めましてじゃ可愛いお嬢さん儂を冒険の仲間にしてくれんかのぅ?
是非ともお主に入って来れんか?
お願いしますじゃ。

■ウリディケ To:ノーブ&アール
ご謙遜を。
私でよろしければ喜んで。

では、そちらに移動しましょう。

意気投合した三人はテーブルに向かっていった。
そのころ新しい客がカウンターに着いていた。
■カロン To:リュント
ここが冒険者の店かな。

とりあえずカウンターに行こう。
む、カウンター前に「酒場のカウンターです。おやじさんとおかみさんがいます。 」なんて書いてあるけどどちらの姿も見えないな。
ひとまず店員さんに注文をしよう。

店員のお兄さん、ランチと飲み物貰えますか。

■リュント To:カロン
お兄さんなんて言葉が上手いな〜
ランチと飲み物だな!
飲み物はエールで良いか?
サービスしとくぜ〜〜

■カロン To:リュント
そんなことないですよ。……ども、ありがとです。
それにしても人が多くて大変そうですね。
あ、ちょうど親父さんも戻ってきたみたいですね。

■おやじ To:リュント
どうにか店を回してくれていたみたいだな。
もうゆっくりしていてもいいぞ、リュント。
本格開店だ。
これから俺が注文を受けるから何でも言ってくれ。

■リュント To:カロン
いやいや!人の心を掴むのも冒険者の心得だな(笑)
客なら、これからどんどん増えるぜ?
おやっさんも戻ってきた事だしな。
仲間をそろそろ探しておかないと、乗り遅れちまうぞ?

カロンがカウンターのリュントと話していると、そこにテーブルの方から一人のドワーフが近づいてきた。
■ノーブ To:カロン
はじめまして、ドワーフのブラキの神官戦士のノーブ・グオンと申す者じゃ。
宜しければ儂と仲間になってもらえんかのぅ?宜しくお願い致します。
良い御返事をお持ちしておりますじゃ(^_^;)

■カロン To:ノーブ
はじめましてノーブさん、カロンっていいます。
俺でよければ仲間に入れてもらえますか。

■ノーブ To:カロン
入れるも何も貴殿の来訪を諸手を挙げて歓迎致しますじゃ。

ノーブの申し出を快諾したカロンは、ノーブとその仲間達のテーブルに移動した。
テーブルに着いた後、四人は今後の相談を始めた。
■カロン To:ALL
ひとまずあとどんな人が必要ですかね。

■アール To:ALL
あと2人は仲間が欲しいところだが、今の時点で雑多な(人間、ハーフE、ドワーフ)の組み合わせだから、
いっそエルフとかグラランが入ってくれると面白い組み合わせになるんだけどなぁ(笑)

■ノーブ To:アール
う〜む確かにグラスランナーは欲しいんじゃ。
さて肝心のグランスランナーは何処におるかのぅ?

■ウリディケ To:アール
しかも、6人しか組めませんし。
グラスランナーにエルフですか、なかなかの野望ですね。
でもマイクロフトさんをご招待すると、両方は難しそうですが?

■カロン To:ウリディケ
あ、ほんとですね掲示板に張り紙が。

■ウリディケ To:ALL
エルフの方なら、セイルディアさんがカウンターにいますが、誘ってみます?
あと掲示板のノーブさんの張り紙剥がす?
…て、ノーブさん寝てるし(泣)。

取り敢えず剥がしちゃいましょう(笑)。
パーティの自由を確保したところで、賛成があればセイルディアさんの勧誘に行ってきますが?

■カロン To:ウリディケ
了解、私が剥がしてきます。
そうですね、ソーサラーの方がいると助かりますし。
私は賛成です。他の二方はどうでしょうかね?

■ノーブ To:ALL
はっ!寝とった。誠に申し訳ないじゃ、でセイルディアさん勧誘は勿論、大賛成ですじゃ!
むっ!勧誘は先客がいるので取り敢えず状況を見ていて保留じゃ。

■マイクロフト To:ALL
あ、お呼びで無い、お呼びで無い、こりゃまた失礼しました。
・・・すいません、ちょっとおいしいとか思ってしまいまして、ついちょっかい出してしまいました。
どうかお気になさらないでください。

■ウリディケ To:マイクロフト
ちょっと待って。
腹黒相談に間に合うとは……
そういうタイミングの良い人は、冒険者の才能がありそうね。
もしよろしければ、ノーブさんの「一押し」みたいですし、ご一緒しませんか?

■カロン To:マイクロフト
ちょうどいいタイミングですし、マイクロフトさんがよければご一緒してもらいましょうか?
張り紙を剥がしたあとでこう言うのは失礼ですがm(_ _)m

■マイクロフト To:ALL
そちもわるよのう。

あっ、すみません、ありがとうございます。
中途半端にしておくと迷惑をかけてしまいますから、一度カウンターの方に席を移します。
どうか本当に気にしないでくださいね。

マイクロフトはそう言うとカウンターに去っていった。
■アール To:ALL
むう、こんなことになるとは、私が変な野望を抱いたために、みなさんにお気を使わせてしまったようですね
私がハーフエルフだから…ハーフエルフだから…ハーフエルフだから(以下しばらく続く)




はっ、またやってしまいました!
いや、お気になさらないで下さい。ちょっと人種(種族)差別に敏感なだけですよ(滝のような汗)

■ノーブ To:アール
儂は別に仲間になる人種なら分け隔てなく誰でも良いですじゃ、まあ流石に黒い肌長耳は分け隔てするぞい(苦笑)


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GM:teshima