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SW-PBM Scenario#144 白夜の島 |
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マーファ神殿 |
神官になりたてのマーキュリーは、さっそく神殿の助言をあおごうとマーファ神殿に向かった。
神殿の入口では、何人かの神官がほうきで清掃をしている。掃いた側から落ち葉が舞い上がって、なかなか終わらないらしい。
■パディ To:マーキュリー |
っっったーーーっ!!! |
と、突然マーキュリーの背後から何かが振り下ろされる気配。
その気合いの入った声は、最初に訪れた時にも聞いた声だ。
■マーキュリー |
むむっ!? ー(-_☆ )ーーー キラ〜ン |
マーキュリーは森で鍛えた第六感ですばやく危険を察知し、ふりおろされたほうきを避けた!
ほうきの先はべしっ、と石畳を叩く。
■パディ To:マーキュリー |
むむ! またも不意打ちを避けるとは、やりますねマーキュリーさん! でもっ、今日こそあなたから一本取るんですっ!!! |
■マーキュリー To:パディ |
ふふ、どこからでもかかってきなさい♪( ̄ー ̄) |
パディは素早く(しつこく?)ほうきをぶんぶん振り回すが、マーキュリーにとっては涼しい風だった。
■パディ To:マーキュリー |
はぁっ…はぁっ… |
すでに息が上がっている。
■マーキュリー To:パディ |
まだまだ戦いはこれからです!こちらも行きますよぉ! |
マーキュリーはパディを捕まえようとするが、グラスランナー…とまではいかないまでも小さな彼の身体は持ち前のすばしっこさでその両腕からするりと逃げ出した。
■パディ To:マーキュリー |
うっふっふ、僕は逃げ足だけは自信があるんですっ! |
軽いバックステップで、マーキュリーから遠ざかる。
その途中で別の神官にぶつかって、ぺこぺこと謝っている(笑)
■マーキュリー To:パディ |
わぉ♪なかなかやりますね♪ ってアレレ(^^; |
一緒に謝る(笑
■マーキュリー To:パディ |
と見せかけて行くぞぉ♪ |
■パディ To:マーキュリー |
なんのっ! こっちが先ですよっ! |
またも組み合いを狙って構えるマーキュリーに、素早く近寄ってほうきを一閃!
マーキュリーの肩にヒット! …「ぱふっ」と切ない音を立てた。
■パディ To:マーキュリー |
う〜っ、武器が貧弱ですっ! |
その隙を逃さずに飛びかかるマーキュリー!
しかしマーファはパディに味方したのか? またもするりと避けられた。
■マーキュリー To:パディ |
むぅぉぉぉっ!こうなったら最後の手段。失われた古代語魔法を受けてみよ!! (オドロオドロしく。でも共通語♪) 我が求めに応じ出よ!フレディ!世界で最も邪悪な種族の末裔としてその業火で世界を焼き尽くすがいい!… (しばしの沈黙)…門に繋いできちゃった…(o_ _)o |
ガクッと膝から崩れ落ちるマーキュリー。
それに何度も言うようですがフレディは普通の荷馬です。(笑
■パディ To:マーキュリー |
…!! あ、あ〜、びっくりしました〜! 脅かさないでくださいよ、マーキュリーさんてば! |
顔を真っ赤にして、本気で身構えていたパディ。
何も起こらないことを確認してから、ホッと胸をなで下ろしてほうきを本来の形で持ち直した。
■パディ To:マーキュリー |
えへへ…今日の勝負は、引き分けということで! こんなに早くまたお会いできて、嬉しいですっ! ところで、マーキュリーさん、今日は何の御用ですか? アーシリー様なら、今日もいらっしゃいますよ(^^ |
アーシリーとはマーファ神殿の女司祭で、マーキュリーに聖印を授けた人物である。
■マーキュリー To:パディ |
パディさん♪今日も元気そうですねっ♪ それにしても最後の攻撃はどんな手練れでも避けられそうもない良い一撃でしたね♪ 回避だって素人とは思えないくらい冴えてましたし♪(^^) ぁ、そうそう、僕はアーシリー様に会いに来たんですよ♪ 仕事が入ったんでその助言をいただければって思いましてね♪(^^) すぐにでもお会いできそうですか? |
■パディ To:マーキュリー |
やだなぁ〜、そんなに褒めないでくださいよっ。まぐれですってば♪ あ、アーシリー様なら、大丈夫ですよ。 今、お部屋にいらっしゃるはずですから、ご案内しますね。 ところで、お仕事ってどんなのですか? 遺跡探索ですか? やっぱり、冒険者と言えば奥深い神秘的な遺跡なんでしょうね〜! |
マーファ神殿の廊下を歩きながら、好奇心いっぱいの瞳で話しかけてくるパディ。
■マーキュリー To:パディ |
冒険者の仕事にはもちろん遺跡調査もありますし人捜しや護衛とか、その時々で色々あるんですよ(^^) 今度時間があったら話してあげますね♪ 今回の仕事はちょっと変わってて、星の出ない島へ星を取り戻しに行くんですよ。 |
■パディ To:マーキュリー |
星が出ない!? それって、何か不吉な前兆じゃないですよね!? だって、星は神々のかけらだっていう説が… |
パディが興奮してまくし立てようとしたとき、ちょうどドアの前にたどり着いた。
■パディ To:マーキュリー |
っと、お話はまた今度聞かせてくださいね! ささ、こちらがアーシリー様のお部屋です。 アーシリー様〜、マーキュリーさんがいらっしゃいましたよ〜! |
元気よくノックした後、ドアを開ける。
マーファ神殿・アーシリーの私室 |
そこには、テーブルに置かれた小さなマーファ像に向かって一心に祈りを捧げる女性の姿があった。
ややあってこちらを振り返る。
■アーシリー To:マーキュリー、パディ |
…まぁ、マーキュリー。こんにちは。 不思議ですね、わたくしも今日、あなたにお会いできるような、会わなければいけないような、そんな気がしていたのですよ。 |
栗色の巻き毛の中でにっこりと微笑む。
■マーキュリー To:アーシリー |
こんにちは、ご機嫌いかがですか?アーシリー様。 先日はありがとうございました。 今日お会いできてよかったです。 なにしろ今夜には仕事で離れ小島に出発しなければいけないので(^^) でも、アーシリー様も僕に会わなければいけないような気がしてたんですか(@@ |
■アーシリー To:マーキュリー |
ええ、そうですよ。 さぁどうぞ、座ってください。 |
小さなテーブルの席へと促した。
■マーキュリー To:パディ |
さっき庭で暴れてたことかな(−−;(笑 |
パディに小声で囁きながら肘でつつく。
■パディ To:マーキュリー |
う〜ん、アーシリー様を怒らせると怖いですからね。 今後はもーちょっと静かにやりましょうっ。 |
戦々恐々としてつぶやく(笑)
アーシリーはそんなふたりの様子に気づいていないのかどうなのか、相変わらず柔和な微笑みを浮かべている。
■アーシリー To:マーキュリー>パディ |
それにしても、今夜発つだなんて…ずいぶん急な出発なのですね。 その前にこうして訪ねてきてもらえて、本当によかったわ。 これもマーファ様のお導きですね。 …パディ、確か新しいお茶があったはずね。持ってきてもらえるかしら? |
■パディ To:アーシリー |
はいっ! |
パディは元気よく返事をすると、バタバタと出ていった。
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SW-PBM Scenario#144 白夜の島 |
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GM:ともまり |