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SW-PBM Scenario#142 6ガメルのルーシア |
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剣の間・ラウンド1 |
■セイルディア |
あの魔法陣…何をしてくるかわかりませんわ。 まずは、カルロを守らないと… …かの者の内なる力を高め、魔を防ぐ力を呼び覚まさん… |
セイルディアは「カウンター・マジック」をカルロに施す。(MP12→10)
カルロは身体と心が“強く”なっていくのを感じた。(精神抵抗+2)
■カルロ To:セイルディア |
え…魔法?? |
カルロは不思議そうに自分の胸に手を置く。初めて感じる感覚だ。
■セイルディア To:カルロ |
ええ、相手の魔法に強くなれる魔法です。 貴方の身体を守ってくれるわ。 |
シジリカはガーゴイルbへ近づき、ウィップでの絡み取りを試みる。(攻12)
攻撃は命中したものの(クリット打6)、ガーゴイルはそれを難なく振りほどいた。(抵抗>攻12)
ウィップはシジリカの手元に戻ってきた。
リールォンはルーシアの間合いへ踏み込み、燃え盛る尻尾めがけてロングスピアを繰り出す。(攻16)
切っ先がわずかにかすめ、火の粉が飛び散った。(打12)
ウォルフは詠唱しつつ片手で魔法陣を開き、ウィル・オー・ウィスプを召喚する。
■ウォルフ(精霊語) |
「ウィル・オー・ウィスプよ」 「青白き光の精霊よ」 「我が召喚に応じ、疾く我が元に来たれ」 |
2体のウィスプはそれぞれ、ガーゴイルに向かって飛んでいく!(達8/13、MP17→11)
ガーゴイルaはそれを無造作に腕で払いのけるが、ダメージを負って痛そうにしている。(抵抗>達8、打8)
ガーゴイルbはウィスプをまともに喰らい、ひるんだ。(抵抗<達13、打10)
■ルーシア To:リールォン |
グァアァッ!! |
凶暴化したルーシアは目の前のリールォンに襲いかかる!
恐ろしく鋭い牙と、太い両腕から繰り出される爪の3回攻撃。
しかしリールォンは全て避けきった。(回12/13/15)
カーガッドもルーシアへの間合いを詰め、尻尾めがけてバトルアックスを振るう。(攻15)
火をまとった黒毛がぱらぱらと舞った。(打12)
■マヨカカ To:ガーゴイル |
ふん、あたし、避けるのだけは自信あるんだからね。 どっからでもかかって来いっ! |
マヨカカはガーゴイルを警戒し、セイルディアのそばへ。
腰のダガーを抜いた。
マーキュリーはシジリカに続いて突撃し、ガーゴイルbをモールで攻撃。(攻10)
しかし空を切ってしまった。
■マーキュリー |
ん!・・・いつも通り・・・(´д`) |
ガーゴイルたちは何やら考えている。(行動キャンセル)
■カルロ To:ルーシア |
…… |
カルロは腰のダガーに手をかけ、ルーシアを見つめている。
魔法陣の輝きが、紫から緑に変わった。ハイ・エンシェントが浮かび上がり、魔法が発動する! ルーシア、ガーゴイル2体に魔法の防護膜が施された。(プロテクション×3、D減少+1)
剣の間・ラウンド2 |
■セイルディア |
…魔法陣に乗らないように動いて…ここからなら、届きそうですわ。 …見えざる魔力よ…武具に宿りてその威力を高めよ… |
セイルディアは仲間のほうへ近づき、「エンチャント・ウェポン」を唱えた。(MP10→8)
カーガッドのバトルアックスに魔法の光が宿る。(打27→32)
シジリカはガーゴイルbへ再びウィップを繰り出す。(攻11)
ダメージは与えられなかったが(打5)、ガーゴイルを絡めとることに成功!(抵抗<攻11)
ガーゴイルは下半身を拘束され、ズシンと転倒した。(回避-4)
シジリカはウィップから手を離した。
リールォンは再びルーシアの尻尾へロングスピアで攻撃。(攻12)
しかし、これは空を切ってしまった。
ウォルフはカルロの元へ移動し、防御専念。(回+2)
■ルーシア To:カーガッド |
ガフッ!! |
ルーシアの牙と爪がカーガッドの足元に襲いかかる! しかし、カーガッドは連続攻撃をものともせずに避けきった。(回13/16)
反転してリールォンにも爪が襲ってくるが、空気を切り裂くのみ。(回18)
冒険者たちの集中力が上回っていたようだ。
■ルーシア |
グウゥウ… |
ルーシアは鼻先にしわを寄せ、牙をむき出した。かなり焦れているようだ。
カーガッドはルーシアに応戦してバトルアックスで反撃。(攻17)
軽く手応えがあり、尻尾が小さく跳ね上がった。(打13)
■マヨカカ To:カルロ |
カルロ、こっちへたいまつを投げて! あんたが持ってたんじゃ危ないよ。 |
マヨカカは移動したセイルディアを守るべく、彼女の前に出る。
マーキュリーは転倒しているガーゴイルbに、容赦なくモールを叩きつける!(攻6ゾロ!)
強烈な一撃がガーゴイルの腹部に決まった。
敵は苦しげに身をよじった。もはや瀕死だ。(打16)
■マーキュリー To:マヨカカ |
まだ浅かったか・・ マヨカカぁ、こいつのトドメを頼むよ。 僕はルーシアの方へ・・ |
言いながら仲間が戦っている方を睨みつけるマーキュリー。
■マヨカカ To:マーキュリー |
おっけー、まかしといて。 |
手元のダガーをくるくるっと回す。
ガーゴイルaはカルロに向かって行くが、立ちはだかっていたウォルフを排除しようと攻撃を繰り出す。
しかし攻撃に備えていたウォルフは難なく避けることができた。(回11/13)
■ウォルフ |
フッ、甘いな! |
ガーゴイルbは転倒してもがいている。
■カルロ To:マヨカカ |
え、えっと…はいっ。 |
カルロは目の前に来たガーゴイルに怯えながらも、言われた通りマヨカカに松明を投げ渡した。
魔法陣が赤く光り出した。浮かび上がったハイ・エンシェントが示すのは「ファイア・ウェポン」だ。ルーシアの両前足と、ガーゴイルの爪に炎が宿った。(打撃力+2)
剣の間・ラウンド3 |
セイルディアはカーガッドとリールォンに「プロテクション」。(MP8→4)
ふたりの身体に魔法の防護膜が施された。(D減少+1)
シジリカは防御専念。
リールォンは引き続きルーシアの尻尾を狙うが、またも外れてしまう。(攻10)
ウォルフはウィスプを3体召喚し、全ての敵を狙う!(MP11→5)
目の前のガーゴイルaに炸裂した光の玉は、それなりのダメージを与えたようだ。(抵抗<達12、打8)
すでに虫の息だったガーゴイルbは、この一撃であっけなく絶命した。(抵抗<達12、打10)
ルーシアの尻尾に寸分違わず命中した光の玉は、強い抵抗を打ち破れず、かすり傷しか与えられない。(抵抗>達10、打9)
ルーシアは再び手近な標的に牙と爪を繰り出す!
ガーガッドは牙、爪の二段攻撃を何とかかわした。まだまだ集中力は途切れない。(回13、14)
■ルーシア To:リールォン |
ガゥッ!! |
爪がリールォンをかすめた。しかし鎧と魔法に守られ、かすり傷だ。(回8、防10+1、生命点14→13)
カーガッドは再びルーシアを狙う。しかしこれもかわされた。(攻11)
■マヨカカ To:ALL |
な、なんだ…もう仕留めたっぽいよ? やるじゃん、ウォルフ。 |
ガーゴイルbの方へ向おうと思っていたが、留まる。(行動キャンセル)
マーキュリーは攻めあぐねているルーシアの方へ加勢する。
燃えさかる尻尾へモールを振り下ろす!(攻16)
尻尾ごと地面に叩き付けられ、ルーシアは思わず身をよじった。(打16)
痛みに耐えるように、マーキュリーを睨みつける。
■マーキュリー To:ルーシア |
ちょっと見ない間に大きくなり過ぎじゃない?ルーシア! |
■ルーシア |
グ…グ……… |
ガーゴイルaはウォルフに牙と爪の二段攻撃。
しかし両方とも見切っていた。ひらりとかわす。(回15/11)
■ウォルフ |
甘いッ!甘すぎるッ! |
ガーゴイルbはすでに屍となっている。
■カルロ To:ALL |
…っ。 |
ダガーの柄を握りしめてはいるが、とても手出しができる状況ではない。
せめて邪魔にならないよう、カルロは壁際に下がる。
魔法陣が青く輝きだす。浮き上がったルーンは、「スリープ・クラウド」。
魔法陣内の空気が変質し、眠気を引き起こす。
■ウォルフ |
なッ!これは眠りの‥‥。 |
最後まで言い終えず眠りにつくウォルフ。‥‥侮ってるからこーなるんだウォルフよ。(抵抗13)
リールォンも抵抗しきれず、その場に倒れ込んでしまった。(抵抗13)
カーガッドとマーキュリー、ルーシアは抵抗に成功。(抵抗16/15)
ガーゴイルは何事もなかったかのようにそこにいる。
剣の間・ラウンド4 |
セイルディアはガーゴイルaに「エネルギー・ボルト」を撃つ!(MP4→1)
これはガーゴイルの抵抗を突破し、したたかにダメージを与えた。(抵抗<達10、打7)
シジリカは防御専念。
ウォルフとリールォンは、その場に崩れ落ちたまま眠っている。(抵抗失敗)
■ルーシア To:カーガッド |
グル…ル……ガッ! |
ルーシアの牙と爪がまたしてもカーガッドを襲う!
牙の一撃はひらりと避けたが、体勢を崩したか爪が身体をかすめた。(回16/12)
わずかな傷だったが、ダメージが蓄積してきている。(防9+1、生命点11→8)
そして眠っているリールォンにもその爪が襲いかかる!
鎧が決定打を防ぐが、僅かな傷を負う。(防10+1、生命点13→11)
この衝撃で、リールォンは目を覚ました。
カーガッドのバトルアックスは今度こそルーシアの尻尾を捉える!(攻14)
しかしダメージは届かなかったようだ。(打11)
マヨカカは眠っているウォルフの元へ駆け寄る。
■マヨカカ To:ウォルフ |
いつまで寝てんだよっ!?早く、早く起きてっ!! |
乱暴に揺さぶりながら、顔をべちべちと叩く。ウォルフは目を覚ました。
■ウォルフ To:マヨカカ |
‥‥‥。 ‥‥‥‥‥。 ‥‥‥‥‥‥‥痛ひ。 ヒドイじゃないですか、マヨカカさん。 起こすときには耳元で「起・き・て☆」と囁いて、ほっぺに「チュッ☆」としてくださいって言ったじゃないですか☆ |
言っていない。(キッパリ)
■マヨカカ To:ウォルフ |
バ…バカ言ってないで、早く起きんのよっ!! |
トドメの平手打ち(ぉ
マーキュリーも再びルーシアの尻尾を狙い撃つ。(攻11)
しかし風を切ったかのようにすいっと避けられてしまった。
■マーキュリー To:ルーシア |
・・・僕等は親猫のしっぽでじゃれる子猫??(T_T) |
ガーゴイルaは目を覚ましたウォルフを仕留めようと襲ってくる!
しかし眠って逆に集中したのか? 素晴らしい身のこなしで避け切った。
(6ゾロ!/回16)
カルロは息をのんで戦いを見つめている…
魔法陣が輝き出す。
燃えるような赤とオレンジが入り乱れながら光は膨れ上がり、禁忌の呪文を紡ぎ出した──「ファイアボール」だ。
魔法陣内の空気が一気に爆発を起こす!
■マヨカカ |
…ゃあぁっ! |
■ウォルフ To:マヨカカ |
‥‥ぐっ!マヨカカさん!魔法陣の外に逃げてください! |
リールォン、ウォルフ、マヨカカは爆風をまともに受け、重傷を負った。
(抵抗1ゾロ!/10/10)(生命点11→4/13→5/16→9)
カーガッドとマーキュリーは何とか抵抗するも、大きなダメージを受けてしまった。(抵抗14/15)(生命点8→3/19→12)
ガーゴイルaもこれに巻き込まれ、あっという間に灰になって吹き飛んだ。(抵抗失敗、クリット!)
ルーシア本体は何事も無かったかのように立っている。尻尾は炎に強いのか、わずかなダメージを受けただけのようだ。(抵抗成功)
■ウォルフ |
まだだッ!!まだ死ねないんだッ!! |
■カルロ To:ALL |
お兄ちゃんっ!! |
カルロが悲痛な声で叫ぶ。天井に浮かぶ剣が光を帯び始めた。
■リールォン To:カルロ |
……目覚ましにしてはちょっと過激だったケド、大丈夫です、寝起きはいい方ですからね。 ヒーローはいちど、ピンチになってから逆転勝利するものと相場は決っているんです。 この物語の主役はカルロくん、君なんですから、脇役の僕たちがいまから最高のお膳立てを作り上げるので、しっかり活躍しちゃってくださいねっ! |
■カルロ To:リールォン |
う…うん。…死なないで…! |
半泣きの表情で、それでも歯を食いしばって答えた。
剣の間・ラウンド5 |
セイルディアは魔法の連発で気力を使い切ったため、その場で防御専念。
シジリカはガーゴイルからほどけて落ちたウィップを拾い、その場で防御専念。
リールォンはチャ・ザへ祈りを捧げ、癒しの光を仲間に施す。(MP10→4)
カーガッド、ウォルフ、そして自身の傷がみるみる回復した。(生命点3→11/5→12/4→14)
ウォルフはルーシアの間合いへ入り込み、レイピアを繰り出す。(攻9)
しかし悠々とかわされてしまった。
■ルーシア To:マーキュリー |
グアゥッ!! |
ルーシアはマーキュリーの脇腹に噛みつき、さらに爪を食い込ませた。(回1ゾロ!/10)
引きちぎられるような痛みとともに、血が滲んでくるのがわかる。(防10/8、生命点12→3)
さらに爪はカーガッドにも襲いかかるが、これは空を切った。(回14)
カーガッドはバトルアックスで反撃に出るが(攻14)、手応えはあったものの、火の粉が舞うばかり。ダメージは与えられない。(打9)
■カーガッド To:マヨカカ |
マヨカカさん、魔法陣の外に出てダガーであの魔剣を狙ってみてください! |
■マヨカカ To:カーガッド |
えっ?? あれを? わ、わかった。 |
マヨカカは魔法陣の外に出ると、持っていたダガーを天井近くに浮いている剣に向って投げつける。
キン、と音を立てて刀身に命中したが、剣は僅かに揺らいだに留まった。(打9)
ダガーは床に落ちた。
■マヨカカ |
む…こんな攻撃じゃ、びくともしないってこと?? 気に入らないな、高みの見物なんてさ! |
マヨカカは天井に向って毒づいたが、返答は無い。
マーキュリーは痛みに耐えながらモールを振り下ろす。(攻11)
しかしやはり力が出ないか、するりとかわされた。
■マーキュリー |
当たらない・・・奴はニュー○イプか!? |
だいぶ意識が飛んでます。異次元に。
■カーガッド To:カルロ |
カルロ君!あの魔剣は純粋な魂を欲してる。 そして、今ここにいる者の中で君にしかその権利は無い。 魔法陣の中に入って、剣を手に取りたいと願いなさい。 魔剣はきっと君の願いに答えてくれるはずだ! |
■カルロ To:カーガッド |
……は、はいっ。 |
カルロは意を決して、魔法陣の中に走り込んだ。
天井の剣に向って手を伸ばして叫ぶ。
■カルロ To:チャイルド・ソード |
…お願いです、ぼくに力を貸して! ぼくが、ルーシアを…ルーシアの檻を破らなくちゃいけないんだ! おじいちゃんを、みんなを助けたい! ぼくに力を貸してよ! |
チャイルド・ソードはますます光を放ちながら回転している。
その光は大きくなり、膨らんで、一瞬だけ部屋全体に広がった。
弱々しい光を放っていた魔法陣が、再び生気を取り戻したかのように光り出した。(精神点+10)
そして、ルーンマスターは己の魔力が回復していくのを感じた。(セイル精神点1→11)(ウォルフ精神点5→15)(リールォン精神点4→14)
再び、チャイルド・ソードは静寂を取り戻した。
ゆっくり回転しながら留まっている──。
剣の間・ラウンド6 |
セイルディアはウォルフのレイピアへ「エンチャント・ウェポン」。(MP11→9)
レイピアは魔法の力を帯びて煌めいた。(打11→16)
■ウォルフ To:セイルディア |
セイルさん、サンクス! |
シジリカはその場で防御専念。
リールォンは再びチャ・ザに祈り、マーキュリーに癒しの光を施す。(MP14→12)
ルーシアに噛まれた深い傷がみるみる回復した。(生命点3→11)
ウォルフは魔法の力を得たレイピアで、ルーシアの尻尾を狙う!(攻13)
しかし切っ先がかすめたものの、ダメージは与えられない。(打7)
カーガッドもルーシアの尻尾を攻撃!(攻14)
わずかな手応えを感じた。(打13)魔法の防護もあり、なかなか有効打を与えられないが、確実にダメージは蓄積している。
ルーシアの尻尾には血がにじみ、ぽたぽたと石の床を濡らした。
■ルーシア To:カーガッド |
グ…グ……… |
■マヨカカ To:ALL |
もう手出しできないな… がんばって、みんな… |
マヨカカはシミターを抜くと、あたりを警戒しながら待機。
■マーキュリー To:ルーシア |
血沸き肉踊るってのはこういうことだぁっっ! ってあれれ? |
マーキュリーもルーシアの尻尾を狙うが、大降りになってしまったか、ギリギリでかわされてしまう。(攻12)
■カルロ To:ルーシア |
ルーシア… |
カルロはルーシアの傷からにじむ血を見て、一瞬戸惑った。
しかしその迷いを振り切るように再び剣を見上げ、声を絞り出す。
■カルロ To:チャイルド・ソード |
お…お願い、ここに降りて来てよ! ルーシアを… |
剣は反応しない。ただゆっくりと回転しているだけだ。
再び活気を取り戻した魔法陣が、白い光を放ち始める。光の中から、白い牙のようなものが2本、床から生えるように姿を現した。それぞれ回転しながら南北に投げ出され、床に転がる。
冒険者達には、それが何かわかった。「竜の牙」だ。
■マーキュリー To:ALL |
あれは!カプセ○怪獣!!・・・だったっけ? ん〜〜・・・なんでもいいや!早くしないとホントに危ないな。 |
■ルーシア To:ウォルフ |
ガウゥッ!! |
ルーシアは近寄って来たカルロをゾッとするような赤い瞳で見据えると、その前に立ちはだかるウォルフに向って飛びかかる!(組み合い、攻撃-2)
しかしウォルフは素早い体さばきでこれをかわした。(回17)
■ウォルフ To:カルロ |
カルロ君!ここは危険です、セイルさん達のもとへ! |
■カルロ To:ウォルフ |
う、うん…っ ウォルフお兄ちゃん…気をつけて… |
ルーシアの瞳に身体を強ばらせながらも、うなずく。
剣の間・ラウンド7 |
セイルディアはウォルフとシジリカに「プロテクション」。(MP9→5)
魔法の防護膜がふたりを包む。(D減少+1)
シジリカはルーシアへの攻撃に備え、行動を最後に遅らせる。
ウォルフはルーシアから少し距離を取り、バルキリーを召喚するために呪文の詠唱と魔法陣を描き出す。
■ウォルフ(精霊語) |
「バルキリーよ」 「勇壮なる戦乙女よ」 「疾く我が元に来たりて汝が力を分け与えよ」 |
そう、詠唱し終えるとカーガッド、マーキュリー、リールォンの三人に「ファナティシズム」をかける。(MP15→6)
三人の心から恐怖心が消え去り、勇気の火が灯った。(攻+2、回-2)
リールォンは銀の祝福を受けたスピアを振りかざすと、ルーシアの尻尾を──燃えさかる悪魔のような炎を振り払うように、力の限り薙ぎ払った。(攻16+2)(打13+強打2)
■ルーシア |
ガアァアァッ!! |
尻尾は風にさらわれたかのように斬り飛ばされ、石の床に落ちた。
まるで凶暴な黒い大蛇のようなそれは、しばらく火の粉をまき散らしながら跳ね回っていたが、やがて動かなくなった。
ちらちらと最期のあがきを見せながら、炎も消えた。(尻尾の生命点0、行動不能)
■ルーシア |
グ…ゥ………… |
尻尾を失ったルーシアは、首を垂れ、力をなくした様子でぐらりとよろめくと、そのまま静かに横倒れに倒れた。
■マーキュリー |
ふぅぅ・・・間一髪ってとこだね。 特に・・・こいつらが動き出したらホントに危なかったかも。 危険物は回収回収♪ |
そう言うと竜の牙を拾っていく。
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SW-PBM Scenario#142 6ガメルのルーシア |
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GM:ともまり |