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SW-PBM Scenario#142 6ガメルのルーシア |
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銀の網亭・個室 |
テーブルに並べられた料理たちは、次々と空腹の冒険者たちの胃袋に収まっていく。
もちろんカルロやマシューたちも負けてはいない。
そんな中、カンナヴァーロの酔いが醒めてきたマヨカカは、1年ぶりのまともな料理をあらためて一口一口噛みしめるように味わっていた。
■マヨカカ To:ALL |
あぁ…おいし〜いっ。 これがおふくろの味ってやつだよねぇ… あんたたち、いいよね。こんな質のいい店を根城にしてさ。 |
肉じゃがの皿を抱え込んでうっとり。
■マーキュリー To:マヨカカ |
ここの料理はいつも美味しいんですよ♪(^^) ぁそだ、明日行く遺跡なんですけど、中はどんな感じなんですか? |
■カーガッド To:マヨカカ |
そうですね。 嫌なことを思い出させるかもしれませんが……遺跡を探索したときの事を色々教えて貰えませんか? |
■マヨカカ To:マーキュリー&カーガッド&ALL |
ん〜…そーね。1年前だから、細かいことは覚えてないけど。 遺跡はあんたたちも知ってのとおり、合い言葉で姿を現すんだ。 ジィジが幹に手を置いて、合い言葉を…剣のあざは、その時についたみたい。 大木は姿を消して、変わりに石造りの遺跡がどーんと目の前にあったの。 |
■マーキュリー To:マヨカカ |
あのあざはてっきり剣そのものかと思ってました(^^;)じゃぁ、明日遺跡に入るときも誰かがあざを作っちゃうんですね・・ どうぞ続けてください。 |
■マヨカカ To:マーキュリー |
いや、あたしもひとりで合い言葉を言って開けようとしてみたけど無理だったよ。 たぶん最初に開けたジィジにしか開けられないんじゃないかと思う。 木の幹にも剣の形の傷みたいなのがついてたから、あれが一度開けた後はキーになってるんじゃないかな… だからジィジを必死に探してたってのもあるんだよね。 ま、やってみないとわかんないけど。 |
■セイルディア To:マヨカカ |
ルシオール氏は現在猫になってしまわれていますし、合言葉は唱えられませんわね。 ルーシアに触れてもらうだけで、遺跡が現れればよいのですが。 |
■マヨカカ To:セイルディア |
そう、あたしもそれを期待してるんだ。 |
カルロは食べる手を止めて、いつの間にか真剣な表情で話に聞き入っている。
■マヨカカ To:ALL |
遺跡に入ってすぐ階段があって、降りて行くと狭い小部屋に出るんだ。 あ、中は真っ暗だったよ。灯りは必須だね。 …それで、目の前には石の扉があった。変な魔術師っぽいじーさんのレリーフが彫られてたよ。罠は一応調べたけど、無かったな。 で、開けようとしてジィジが扉に手を触れたら… 頭の中に変な声が響いてきた。 …何て言ってたっけ…「お前がそれを求めるのは、誰の為か」…みたいなこと。 |
■マーキュリー To:マヨカカ |
それに答えると扉が開くんですか? 答えは合い言葉なのかな・・それともただの会話?・・・ なんて答えたか覚えてますか? |
■マヨカカ To:マーキュリー&ALL |
ええとね、ジィジは「我が最愛の孫のため」… あたしは「ジィジの孫のためだ!」って答えたかな? そうしたら扉がふっと消えちゃったの。 中に入ると、また後ろで扉が現れて、閉じ込められた。 でね、中に何がいたと思う? |
ごくり。と唾を飲み込んで、マヨカカは一同を見回す。
■マヨカカ To:ALL |
武装した、動く骸骨が3匹。 |
■ウォルフ To:マヨカカ |
‥‥ふむ。それは大変興味深い話ですねぇ。 |
と、いつの間にやら話の輪の中に入っているウォルフ。
座っているのはもちろんマヨカカの隣り(爆)
■リールォン To:ALL |
武装した骸骨ですか…… 以前の冒険で、スケルトンや竜牙兵というモンスターと戦ったことがありますケド、どちらにしてもなかなかに厄介な相手でした。 特に竜牙兵だとしたら、剣の扱いは熟練の戦士に匹敵しますから、3匹倒すとなるとそれこそ骨が折れますね。 |
■リーヴル |
骨相手だけに、骨が折れる…と(めもめも) |
なにやらメモしている(汗)
■マヨカカ To:リールォン |
強かったよ。ジィジでも苦労してた。ま、あたしをかばいながらってせいもあったけど… |
ふと悲しげ。
■マーキュリー To:マヨカカ |
強い骸骨ですか・・・前にリールと仕事したとき戦いましたね・・ その先に問題の剣があった場所があるんですか? 今のところ、その場所に行ってみることくらいしかルーシアを元のルシオールさんに戻す方法が思いつかないけど・・ |
■マヨカカ To:マーキュリー&ALL |
そう、その奥が剣のある部屋。…あとは、昼間に話したとおりだよ。 あたしたちが飛び出したら、遺跡はもとの大木に戻っちゃった。 |
■カーガッド To:ALL>マシュー |
今の手がかりは、本当にそれしか無いですからね。 もし仮に……竜牙兵3体としてもこのメンバーなら何とかなるでしょう。 そう言えば、呪いを解く方法は分かっていないのでしたか、マシューさん? |
■マシュー To:カーガッド |
うむ。知られておらんな。 しかし、魔力付与者イェヴォの“家族思いの”という二つ名が示すとおり、彼は血の絆を何よりも大切にしておったそうじゃ。ルシオールとやらの血を引くこの子が、なんらかの鍵になっておるような気がするのぅ。 |
マシューはカルロの頭にぽんと手を置いた。
■カーガッド To:マシュー&ALL |
そうですか……。 あとは、やっぱり実際に遺跡に行ってから確認しないといけませんね。 まあ、このメンバーならきっと上手く行きますよ。 |
■シジリカ To:ALL |
相手がその竜牙兵?だとして、何か準備していった方がいいものってないのかな? ギルド情報ではルシオールさんは相当な剣の達人だって言ってたし、マヨカカさんだって僕らより実力者だっていう評価だった・・・ ルシオールさんが苦戦したというのなら、人数いるとは言え油断しない方がいいと思うなぁ |
■マヨカカ To:シジリカ&ALL |
実力者…ねぇ…えへへ。まぁ小手先は得意だけど。 でも戦いならウォルフのほうが強い気がするな。一応あたし、女の子だし〜。 …でもさ、その骸骨はもうジィジが倒しちゃったんだし、他に敵はいなかったから心配しなくてもいいんじゃない? |
楽観的な調子で言う。
■ウォルフ To:ALL |
ん〜、その踊る骸骨さんが復活とかしていないといいんですけどねぇ。 |
と、のんびりと話すウォルフ。
■シジリカ To:ウォルフ |
復活してないことを祈るしかないか〜(^^; |
板が跳ね上げられた窓から外を見ると、もうすっかり夜だ。
街は黒々としていて、夜空には星が瞬いている。
■カルロ To:ALL |
あっ…ぼくもう帰らなきゃ。 お兄ちゃんお姉ちゃん、今日はありがとう。 明日もよろしくお願いします。(ぺこり) |
一行は明日に備えて休むことにした。
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GM:ともまり |