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SW-PBM Scenario#142 6ガメルのルーシア |
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| 雑貨屋「金の羽根」 |
| ■ウォルフ To:マヨカカ |
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そうでしたか‥‥。それでは、私たちの事情についてお話しいたしましょう。 私は貴女の同業者で“冥き闇の”ウォルフガングと申します。 私たちはルシオールさんのお孫さんである、このカルロ君にルシオールさんを探してほしい、 という依頼を受けて動いていたのです。 |
| ■マヨカカ To:ウォルフ&カルロ |
| え。この子が!? ジィジの孫……そ、そうだったんだ… |
かなりびっくりした様子。
と、そこでカルロの見た夢について話すウォルフ。
| ■ウォルフ To:マヨカカ |
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‥‥、という訳で、ルシオールさんの消息を辿る過程でチャイルド・ソードの存在を知ったのです。 ルシオールさんは、この冒険を最後に冒険者稼業を引退し、カルロ君に剣の手ほどきを教えるつもりだったようですから、その記念にチャイルド・ソードをカルロ君にプレゼントしたい、と思われたのでしょう。 まさか子供以外の者がチャイルド・ソードを手にしようとすると呪いが発動するとは知らずに‥‥。 ‥‥さて、本題に入るとしましょうか。 なぜ1年前にお二人が消息を断ち、今になってこの騒動が起こったのか。教えて戴けますか? |
| ■マヨカカ To:ウォルフ&ALL |
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…子ども以外が手にすると呪いが? そ、そうなんだ… それにしても、まさか孫が冒険者を雇ってジィジを捜してたなんてね… いいよ。全部話す。 あたしとジィジが遺跡に行ったのはちょうど1年前。それから1年間、今日の今日まで、あたしはずっとあの森の中を、猫になったジィジを捜してたんだ。 なにしろ、何の変哲もないただの猫になっちゃったでしょ? 飢え死にしちゃうかもしれない。モンスターに喰われちゃうかもしれない… そう思って必死に捜してた。オランに戻るのは野営の準備をするためだけ。 大枚はたいて情報買ったのに失敗したから、ギルドに戻るのもかっこ悪くてさ。 そこいらの店で細々と準備しては森に戻る、って生活をずっと続けてたんだよ。 |
ふぅ、とため息。
| ■マヨカカ To:ALL |
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そしたら、3日前かな? ちょうどオランに戻ってたんだけど。 ここの近所で、「雑貨屋主人が飼い始めた黒猫の肉球には変な模様があった」っていう噂を聞いてさ。まさかと思って店先へ行ったけど、猫なんていなかった。 さっきの話だと、たぶんカルロ…が買っていった後だったからだね。 こっそり忍び込んでみたけど、やっぱりいなかった。 しばらく店の周りを探してみることにしたんだ…そうしたら、あんたたちがやって来たってわけ。 いかにも冒険者って感じだったから、てっきり剣を狙ってるパーティかと思って…猫のジィジを見たのも1年ぶりだったし。一も二もなく飛び込んじゃったんだ。 …ごめん。 |
| ■ウォルフ To:マヨカカ |
| 1年もの長い間、ずっと森の中を一人で探し続けていたんですか‥‥。 |
| ■マヨカカ To:ウォルフ |
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…そうだよ。 でも、気が付いたら1年って感じだったけど。 その…ジィジを止められなかったのはあたしの責任だし、ま…孫に合わせる顔がないし。 |
ちらとカルロを見ては目を伏せる。
| ■カーガッド To:マヨカカ&ALL |
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なるほど……事情は分かりました。 貴女の話に嘘が無ければですが……私たちとあなたの利害は一致しているように思えます。 そうですね……まずは、ルシオールさんを助け出すという目的で共闘できませんかね? ねえ、皆さん? |
| ■ウォルフ To:カーガッド&ALL>マヨカカ |
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そうですね。呪いを解除する方法は遺跡の中にあるという石版が鍵となるような気がします。 明朝、早速発つことにしませんか? マヨカカさんも事の顛末を見届けたいとお思いでしょうから‥‥ご同行して戴けますよね? カルロ君を一緒に連れていきたいと思いますので、その護衛役をお願いしたいと思うのですが‥‥。 いかがでしょうか? |
| ■マヨカカ To:ウォルフ&ALL |
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え? も、もちろん、あんたらがいいなら。 あたしも、ジィジを連れてあの石版をもう一度調べてみるつもりだったんだ。 |
| ■リールォン To:ウォルフ&ALL>マヨカカ |
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もちろん、異存はありません。 善は急げといいますしね。 それと、マヨカカさん、店のご主人にもご迷惑をかけたのですから、きちんと謝らなくちゃいけませんよ、人質を取るなんて行動はとても褒められたものではないですからね。 |
| ■マヨカカ To:リールォン>主人 |
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う…わ、わかったよ〜! … …… ごめんなさいっ。(がばっとお辞儀) |
| ■主人 To:マヨカカ |
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いやぁ、まぁ、いいよ。 どうせ何も覚えてないしな(汗) |
| ■シジリカ To:ALL |
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マヨカカさんが一緒なら遺跡の中も迷わず進めるね 見習いシーフとしてマヨカカさんの技も盗むいいチャンスだ♪ |
| ■セイルディア To:ALL |
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私も、ご一緒することに異論はありませんわ。 貴女と私たち、目的は同じと感じられますもの。 魔方陣の中央に浮かぶ剣…その魔法技術にも興味がありますわ。 是非、この目で確かめてみたいものです。 |
| ■マーキュリー To:ALL、マヨカカ |
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僕ももちろんマヨカカさんが同行することに賛成です♪ カーガット、皆さん、もうこの縄は外しちゃっていいですよね? マヨカカさん、これでやっとお互い協力できますね(^^) |
| ■カーガッド To:マーキュリー&ALL |
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じゃあ、話は付いたと言うことで。 これからよろしく。マヨカカさん。 |
そう言って椅子の後ろに回り、マヨカカを縛っていたロープを解いた。
| ■マヨカカ To:ALL |
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てて…あ〜、すっきりした! えへへ…信じてくれてありがと。こっちこそよろしくね。 えーと…カルロも。信じてくれるよね? |
カルロはちょっと考えてから、歩み寄る。
| ■カルロ To:マヨカカ |
| うん。おじいちゃんの仲間だもの。 |
にこっと笑う。マヨカカはそれを見て、やっと安堵の表情を浮かべた。
| ■マーキュリー To:ALL、カルロ |
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さて、出発は明日の朝でしょうし多少の準備もありますからそろそろお暇しませんか? なんだか急におなかも減ってきちゃったし♪(^^) カルロ君、オランから数日出ることになりますけど、ご両親にお知らせしなくて大丈夫ですか? |
| ■カルロ To:マーキュリー |
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んと…。言ったらぜったいダメだって言われると思う…。 あ、そうだ。 ぼくね、よくおじさんのお家に遊びにいくの。 だからそこへ泊まりにいくって言うよ。おじさんのお家はちょっと遠いから、すぐにはバレないと思うよ。 |
言ってから、またリールォンに怒られやしないかとびくびく(笑)
| ■リールォン To:カルロ |
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今回は事情が事情ですからね、別に怒ったりはしませんよ(苦笑) カルロくんにしかこの中ではチャイルド・ソードに触れることはできないんですから君の責任は重大ですよ。 君の安全は僕たちが全力で守りますから、カルロくんもおじいさんを助けるために全力を尽くしてくださいね。 |
カルロの態度に苦笑をしつつ、ちょっとしたプレッシャーをかけるリールォン。こうしたプレッシャーが、子供たちの能力を最大限引き出すきっかけになることを知っているからだ。もっとも、その気持ちが勢いあまって、暴走することもまた知っているので、改めてカルロに対する責任を胸に刻み付ける。
| ■カルロ To:リールォン |
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うん。わかった。 ぼく、がんばるよ。 |
カルロはちょっぴり顔をひきしめて、素直にうなずいた。
| ■ウォルフ To:カルロ |
| うんうん、そろそろ両親に対して秘密を持っても良いお年頃ですからね☆ |
‥‥何か‥間違ってないか、ウォルフよ‥‥。
| ■マーキュリー To:カルロ |
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黙って遠出するよりは良いかもしれませんね。 僕達にとっても、帰ってみたら誘拐犯になってたなんてことがないでしょうし(^^;) |
| ■ウォルフ To:主人 |
| あ。そうそう、ご主人さん。この“マダムな扇”記念に戴けませんか? |
にっこりと満面の笑みを作りつつおねだりしてみるウォルフ(爆)
| ■主人 To:ウォルフ |
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ん!? ああ…本当なら50ガメルの代物なんだが… いや、ははは。助けてくれたお礼もしていなかったからな、そいつは差し上げますよ。大事にしてくださいね。 |
笑ってウォルフの肩をぽんぽんと叩く。
| ■ウォルフ To:主人>(心の声) |
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ありがとうございます☆ (ん〜ふっふっふっふっ☆これでいつでもどこでも“あの”拷問がデキマスネー☆) |
主人に一礼して意地の悪〜い笑みを浮かべた表情を隠すウォルフ(爆)
| ■カーガッド To:主人>ALL |
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ご主人、今日は色々とご迷惑をお掛けしました。 では、銀の網亭に帰って夕食と明日の準備をやりましょう。 |
| ■ウォルフ To:カーガッド |
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はぁ〜い☆宴会開催大賛成で〜す☆ あ☆マシューさんも呼んでみたりしたら面白いかも☆ |
そう、とんでもないことを言い出すウォルフであった(爆)
| ■リールォン To:ウォルフ |
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賢者の学院でアドバイスを受けた方ですね? マヨカカさんの話を聞けば、また新しい発想が浮かぶかもしれないので、それはそれでありですね〜。 |
どんな人となりなのかを詳しく知らないからこそ出てきた言葉なのだろう。知らないことが罪になることが、世界の真理の一端を担っているのだということをこのときはまだ、リールォンは知らなかったのだ(笑)
| ■マーキュリー To:マヨカカ、カルロ |
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マヨカカさんも一緒にどうです?カルロくんも♪ マヨカカさんは一人だけでずっと気を張りつめたままだったんじゃないですか?(^^) お爺さん救出はまだだから宴会どころじゃないかもしれないけど、こういう時こそ心に余裕を持つようにしたほうが良いと思いますよ♪(^^) |
| ■カルロ To:マーキュリー&ALL |
| うん。えっと、あんまり遅くならなければだいじょうぶだよ。 |
| ■マヨカカ To:マーキュリー&ALL |
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え、あたしも? …いいの? いやその、どーしてもってんなら…ずっとろくなもん食べてなかったし…へへ… |
明らかにうれしそうだ(笑)
その表情を見て満面の笑みを浮かべながら、
| ■ウォルフ To:マヨカカ |
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ええ、もちろんですとも☆ 据え膳食わぬは‥‥じゃなかった、明日に備えて英気を養うことが必要ですからね☆ |
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SW-PBM Scenario#142 6ガメルのルーシア |
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GM:ともまり | |