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SW-PBM Scenario#142 6ガメルのルーシア |
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銀の網亭・個室 |
■カーガッド To:カルロ |
ところでカルロ君。 言いにくいんだけど、私達も冒険者だから仕事を只で引き受ける訳にはいかないんだ。 何でも、宝石をお礼にくれるって事だけど、今見せて貰う事は出来るかな? |
■カルロ To:カーガッド、ALL |
あ、うん。 これだよ。 |
カルロはポケットに手を突っ込んでまさぐったあと、その手を一行の前に差し出した。
手のひらには小さな青い宝石が乗っている。
■マーキュリー To:カルロ |
かなり高価そうな宝石ですね・・ |
■カーガッド To:マーキュリー, ALL |
私はそんなに詳しくないですけど、確かに値が張りそうな良い物ですね。 |
■ウォルフガング To:ALL |
私たちの報酬としても、十分な価値のある宝石ですね。 |
子供が持つにしてはあまりの価値の高さに驚きを禁じえないウォルフ。
宝石に注目が集まる中、ルーシアの様子を伺うシジリカ・・・
ルーシアはセイルの腕の中で、目を細めておとなしくしている。
■シジリカ |
ん〜やっぱりただの猫ちゃんかな〜・・・ |
■セイルディア To:カルロ |
この宝石、本当に報酬として受け取ってもかまわないのかしら。 貴方のご両親も、このことはご存知なの? |
■カルロ To:セイルディア、ALL |
うん。いいよ。 これはおじいちゃんからもらったの。 困ったときにはこれで冒険者を雇えって… おじいちゃんを助けるために使うなんて思わなかったけど… …えっと、おとうさんとおかあさんには、言ってないです。 内緒で来ちゃった… 言ったら、どうせ危ないことやめろって言われるだけだもん。 |
■ウォルフ To:カルロ |
ああ、そうだったんですか。 |
自分の考えが杞憂に過ぎなかったことを知り、ホッと胸を撫で下ろすウォルフ。
■リールォン To:カルロ |
ご両親にはないしょで来ちゃったんですか!? カルロくん、ご両親を心配させるようなことはこれからは謹んでくださいね。 親というものは、子供に不幸になってほしくはないから、注意したり、叱ったりするんですよ。 ご両親の気持ちも分かってあげてくださいね。 |
■カルロ To:リールォン |
うん…。 |
ゆっくりとカルロの瞳を見つめながら諭すリールォン。そして、ニッコリと笑顔を作って、カルロの頭をなでながらふたたび口を開く。
■リールォン To:カルロ、ALL |
でも、君のおじいちゃんを想い、こうして冒険者の店にまで足を運んだ行動力と勇気もとってもすばらしいものです。 みなさん、僕は改めてカルロ君の力になって上げたいと思います。 この依頼、正式に受けさせていただきませんか? |
■カーガッド To:リールォン&ALL |
私はもちろん異存はありませんよ。 報酬も充分だと思いますし、何よりカルロ君の力になってあげたいですからね。 |
■マーキュリー To:ALL |
僕はもうやる気満々ですよ♪(^^) |
■ウォルフ To:ALL |
もちろん、私も異存はありません。 |
■セイルディア To:ALL |
ええ、ここまでお話を聞いて後には引けませんわ。 |
■シジリカ To:ALL |
決まりだね〜♪ |
■カルロ To:ALL |
お兄ちゃんたち、ありがとう! |
カルロは表情を輝かせて、ペコッと頭を下げた。
■カルロ To:ALL |
あ…そうだ。おじいちゃんを探すの、ぼくもついていっていい? ルーシアも一緒に… |
ルーシアはカルロのひざの上にのろのろと戻って、またまるくなった。
■マーキュリー To:カルロ |
さすが熟練冒険者のお孫さんだね♪ 勘だけど僕はカルロとルーシアが手がかりであり最後の鍵だと思ってます。 でも、今の段階ではどれだけの距離を歩くかわからないし、なによりおじいちゃんに近づけば近づくほど危険になるかもしれませんよ? それでもいいんですか? |
■セイルディア To:ALL、カルロ |
夢の中の場所もおじい様も、カルロがついて行ってくれればはっきりとわかるはずですわね。 ただ、やはり危険が伴うかもしれないというのは、避けられない事実ですわ。 ……普通でしたら、待っていて下さいと言うべきところなのでしょうが… |
■カルロ To:マーキュリー、セイルディア |
ぼく、怖くないよ。大丈夫。 戦ったりはできないけど、少しでもおじいちゃんの助けになりたいの。 足手まといにならないように、気をつけるから! |
■カーガッド To:ALL, カルロ |
まあ、まずは市内で情報収集なので、それにはカルロ君も同行して貰いましょう。 ルシオールさんの行き先が分かったら、そこまでついてきて貰うかは、場所の危険度に応じて考えるということで如何かな、と。 安全そうであれば問題は無いわけですし。 |
■リールォン To:ALL、カルロ |
そうですね、さっき、ご両親を心配させないでと言った手前、危険な場所にはつれていけないですケド、街の中ならそれほど危ないこともないでしょうしね。 僕は雑貨屋さんや冒険者の店の聞き込みの方をしたいと思います。 カルロくんも盗賊ギルドとかにはつれていけないでしょうから、こちらに一緒に来てもらえればいいと思うんですケド。 |
■シジリカ To:ALL、カルロ |
じゃ、僕はギルドの方いってくるね おじいさんの行き先、仕事内容なんかが分かれば危険度もある程度わかるでしょ^^ |
■ウォルフ To:シジリカ,ALL,リールォン |
シズさん、私の存在を忘れないでくださいね(苦笑) 私も密偵なんですから。 情報収集の段階でならカルロ君に同行してもらっても差し支えないでしょう。 リールさん、雑貨屋さんに行くのならばカルロ君も連れて行って戴けますか? |
■シジリカ To:ウォルフ |
もっちろん♪ だって、ギルドに一人でいったことないもんな〜(^^; |
■ウォルフ To:シジリカ,ALL,カルロ |
それでしたらいいんですけど(苦笑) カルロ君の処遇については皆さんのおっしゃる通り、 集められるだけの情報を集め、分析してから考える、 ということで良いと思います。 カルロ君もそれで宜しいですか? |
■カルロ To:ウォルフ |
うん、いいよ。 |
■カーガッド To:ALL>カルロ |
それじゃあ、ギルド組と雑貨屋〜学院組に別れて情報収集しますかね。 カルロ君もルーシアと一緒の方が良いでしょうし。 それで良いかな? カルロ君。 |
■カルロ To:カーガッド、ALL |
うん。ありがとう。 じゃ、雑貨屋さんまではぼくが案内するね。 |
カルロはルーシアを抱いて立ち上がった。
陽はまだ高い。店も普通に開いている時刻である。
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SW-PBM Scenario#142 6ガメルのルーシア |
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GM:ともまり |