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SW-PBM Scenario#142
6ガメルのルーシア

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パーティ結成


 銀の網亭・個室

ここは銀の網亭。
冒険から帰ってきた常連達は、休む間もなく新しいパーティを組み、仕事を吟味し始めているようだ。

ここにもそんなパーティがひとつ。
一行はおやじから鍵を受けとり、個室へと入っていった。
もちろん、大量の食事と飲み物と一緒に。
■カーガッド To:ALL
さてと、これで料理は全部ですかね。

既に顔見知りの方もいらっしゃいますが、乾杯の前に自己紹介でもやっておきましょう。
私はカーガッドと申しまして、戦士を生業としています。
あとは……
(背負い袋から使い込まれたリュートのケースを取り出して)
リュートの演奏もそれなりに出来ます。
お望みとあれば一曲演奏しますよ。

それでは、皆さん宜しくお願いします。

■マーキュリー To:ALL
鍋がアツくて手が(T▽T)・・・
ぁ、僕はマーキュリーです♪戦士兼レンジャーです♪
どっちもまだまだですけど、よろしくおねがいします(^^)

■セイルディア To:ALL
私はセイルディアと申します。
魔術師、と呼ぶにはまだ半人前ですけど、お役に立てるようがんばりますわ。
どうぞよろしく。(にっこり)
…(鍋をやっぱりじっと見て)…食せないものは入ってないとは思いますけど……(色々とまだ不安があるらしい)…

■シジリカ To:ALL
ん?おねーさん、鍋苦手なの???
僕はみんなで食べる鍋は楽しくて大好きだよ(^^
えっと、僕はシジリカっていいます。よかったらシズって呼んで下さい
手先の器用さ、すばしっこさを売りにしてるんだけど、どっちかっていうとこれを・・・
(ごそごそとハープを取り出して)
弾いている方が好きなんだ〜
カーガッドさん、あとで一緒に何か弾こうよ〜♪

■カーガッド To:シジリカ
それじゃあ、あとで私が知ってる中でとっておきの曲をお教えしましょう。
シジリカさんもお気に入りの曲があったら教えてください。
とりあえず、パーティ結成祝いの乾杯をした後にやりましょうね。

■マーキュリー To:カーガット、シジリカ
バードが二人もいるなんて、賑やかで楽しくなりそうですね♪(^o^)

■リールォン To:ALL
えっと、次は僕にさせてください。
チャ・ザさまの神官戦士をしてますリールォン・オートゥホルンと申します。
まあ、先ほども言ったようにシジリカさん以外とはすでに何度かパーティを組ませて頂いているので、また一緒にパーティを組めてうれしいです(^-^)
改めて、よろしくお願いしますねっ!

抱えていた海老ドリア(大盛り)をテーブルに置き
■ウォルフ To:ALL
ふぅ。ちょっと熱かったですかね‥‥。

さて。自己紹介は私で最後ですね☆
私はウォルフガングと申します。どうぞウォルフ、と呼んでください☆
シジリカさんとは初めまして、ですね☆
他の方々とは面識はありますが、また宜しくお願いします☆
密偵を生業としていますが、最近は精霊さんとの意志の疎通も図れるようになってきました☆

あ、セイルさん☆世の中には“闇鍋”というものもありますから☆
それに比べれば全然大丈夫ですよ、多分。(←全然フォローになっていない)

■カーガッド To:ウォルフ, セイルディア
“闇鍋”と一緒にしてはいけないと思います……。

まあ、おやじさんも仕事を引き受けてくる冒険者達に変なものは
食べさせないでしょうから、安心して良いと思いますよ。
お口に合うかどうかは別でしょうけどね。

■セイルディア To:カーガッド、ウォルフ
…闇鍋…なんだか不吉な名前ですわね…
ま、少なくとも目の前の鍋は、闇には見えませんわ。
おやじさんの料理ですし、信用しても良いのでしょうね。
講釈を言うのは一口食べてから、にいたしますわ。

■リールォン To:セイルディア
セイルディアさん、鍋の作法ってゆうのは入れた者勝ちなんです。
一つ入れれば美味なる味、二つ入れれば母の味、三つ入れれば至高の味。
そして、四つ入れると空前絶後の味……。…………はうっ!

鍋を目の前にして、表情が白黒し始めるリールォン。どうやら、孤児院時代のとある食事の風景を思い出したようだ。子供たちの無邪気さが、時には罪になるということを……(笑)
■ウォルフ To:ALL
さて。まずはリーダーを決めませんか?
リーダーが決まらないと乾杯の音頭を取ってもらえませんから(笑)
どなたか立候補される方はいらっしゃいませんか?

■カーガッド To:ウォルフ
誰も希望者がなければ私がやっても構いませんよ。
私で良ければですけどね。

■セイルディア To:カーガッド、ALL
カーガッドさんがお引き受けくださるなら、特に異論はありませんわ。
私は希望いたしませんので、リーダーは男性陣のどなたかにお任せいたしますわね。

■リールォン To:カーガッド、ALL
僕もカーガッドさんがリーダーをしてくれるのなら安心です。
以前もとっても気持ちよくパーティをまとめてくれましたから(^-^)

■マーキュリー To:カーガッド、ALL
さんせ〜い♪カーガッドさんよろしくおねがいします♪(^^)

■ウォルフ To:カーガッド、ALL
これはもう確定ですね☆
カーガッドさん、宜しくお願いします☆

■シジリカ To:カーガッド、ALL
(ポロロロ〜ン)
カーガッドさんに迷惑かけないようにがんばるよ〜♪

■カーガッド To:ALL
分かりました。
それでは、今回もリーダーを引き受けさせて頂きますね。
皆さん、宜しくお願いします。

そう言うと、立ちあがって一礼した。
■カーガッド To:ALL
それじゃあ、パーティ結成を祝って乾杯としましょうか。
私はエールで良いので……。
皆さん、それぞれお好きなものを準備してください。
用意が出来たら言ってくださいね。

■マーキュリー To:ALL
僕もいつもエールです♪(^^)

■シジリカ To:ALL
僕もそれ〜

■リールォン To:ALL
あ、僕はミルクお願いしますっ!。

■ウォルフ To:ALL
私はもちろんコレです☆

と言って取り出したるは銘酒“カンナヴァーロ”。
別名“ドワーフ殺し”(笑)
ドワーフですら、大概はお猪口一杯分でへべれけになるという銘酒である(笑)
ましてや人間で呑める者がいるなんて奇跡に等しかったりする(笑)
■カーガッド To:ウォルフ
相変わらずそのお酒ですか(苦笑)。
いつも思うんですけど、そんな強いお酒を飲んでも大丈夫なんですか?

■セイルディア To:ウォルフ、ALL
強いお酒っておいしいんですの?
私は普段お酒を飲みませんから、あまりわからないのですけど…
乾杯の一口だけは、エールでいただきますわ。あとはオレンジジュースで。

■ウォルフ To:カーガッド,セイル
まだ酒毒に侵されてはいませんから大丈夫でしょう。多分☆(←をぃ)
その芳醇な香りとコク、とろけるような喉越しにまろやか旨みは‥‥
まさに桃源郷にいるかの如し、なんですけど?

いや、だからそんな境地に至れるのはお前ぐらいなもんなんだってば(爆)
■カーガッド To:ALL
それじゃあ、皆さん飲み物は行き渡りましたか?

では……パーティの結成と、仕事の成功を祈って……乾杯!

■セイルディア To:ALL
乾杯!
皆さんと一緒に、良いお仕事ができることを祈ってますわ。

■マーキュリー To:ALL、セイルディア
かんぱ〜い♪
って、セイルはお酒舐める程度は平気なんですか?
以前聞いた話だと、飲んだ後の恐ろしい情景が浮かんできそうな話だったような(==;;・・・(w

■セイルディア To:マーキュリー
ええ、大丈夫ですわ。
学院のお師匠様から、お酒は飲まないほうが良いと釘をさされておりますけど、この程度は平気でしょう。
以前ご一緒したパーティの皆様と少々飲んだことがありますけど…
翌日の気分も全く悪くなりませんでしたし、問題ありませんわ(にっこり)

酔っ払って女王様モードに入った挙句、メイジスタッフを振り回して約一名を無意識に殴り倒し、魔法暴発寸前でばったり眠りこけた…という事実は、幸か不幸かその時のパーティメンバーからは伝えられていないようだ(笑)
■ウォルフ To:ALL
かんぱ〜い☆

■シジリカ To:ALL
よろしく〜

メンバとグラスを合わせる為に一生懸命背伸びをしてグラスを持ち上げている(笑
そこへコンコン、とドアをノックする音。返事を待たずにドアが開く。
■おやじ To:ALL
おう。楽しんでるか?
その様子だと、仕事はまだ全然選んでないな?(笑)
そこでだ。お前らの腕を見込んで頼みたい仕事があるんだ。

おやじはテーブルの上に依頼書を広げた。
そこにはこう書かれている──

──
 依頼書
 
 おじいちゃんを捜してください。
 冒険に行ったきり戻って来ないんです。
 お礼は、宝石がひとつあります。
 よろしくお願いします。
             カルロ

──
■セイルディア To:おやじ
さあこれから選ぼうか、というところでしたのよ。
グッドタイミングですわ。
それで、そちらの依頼は……あら、ずいぶんと深刻そうですわね。
ちなみに、このカルロさんて方はおいくつですの?

■おやじ To:セイルディア&ALL
歳は訊いてなかったが、まぁ見た感じ12、13歳くらいかな。
けっこうしっかりした男の子だよ。
…実はな、もう下に来てるんだ。
興味があったら、話だけでも聞いてやってくれないかな。

■マーキュリー To:ALL
冒険者のおじいちゃん・・・僕らの先輩かな?
普通冒険に出たらある程度音信不通になるもんでしょうけど・・
なにか普通じゃない状況になったんでしょうね。
困っている人は助けなくちゃ♪
僕は会ってみたいです。

■カーガッド To:ALL
おやじさん直々のご指名ですし、皆さんが反対されなければ、まずは詳しい話を聞きたいですね。
如何ですか、皆さん?

■ウォルフ To:カーガッド
まだ幼いのにその心意気や好し、というところでしょうか?
私も賛成です☆

■セイルディア To:カーガッド、ALL
ええ、異論ありませんわよ。
私も詳しい話をきいてみたいですもの。

■リールォン To:ALL
困っている子供を見過ごすことなんてできません。
たとえ無報酬だったとしても僕はこの依頼を受けたいと思います。

もともと孤児院育ちのリールォン。子供に対する愛情、あるいは使命感はほかのどんな依頼よりも、冒険よりも強いものであった。
■ウォルフ To:リールォン,ALL
そうですね。男の子が自前で宝石を調達した、とも考えにくいことですし‥‥
‥‥ひょっとしたらどなたか、ご家族の方の形見かもしれませんね‥‥。
もしそうだったとしたら絶対に受け取れませんね。
私も、たとえ無報酬になろうと引き受けることに異存はありません。
皆さんは如何ですか?

そう言って仲間を見渡すウォルフ。
■セイルディア To:リールウォン、ウォルフ、ALL
…皆様、その心意気は大変素晴らしいものだと思いますけれども…
冒険者として、依頼としてお話を受けるのでしたら、少年が差し出す報酬を無下にお断りするのも、失礼な場合がありますわ。
事情はともあれ、少年はきちんと冒険者の店を通して依頼をしているのです。
初めから報酬は気にしなくていい、困っているなら只で助けてあげるよ、では逆に信用していただけないかもしれませんわ。
最終的に宝石を返そうと思ってはいても、依頼人を対等に扱う気持ちを忘れてはいけないと、思うのです。
………出すぎたことを申しましたわね。
皆様なら、きっと良い判断をしてくださると信じてますわ。

やや言いにくそうにそういうと、最後ににっこりと微笑みかける。
■マーキュリー To:ALL
事情はこれから聞くことだからまだわからないですけど・・・仮に精一杯用意した報酬だったら、それが市場では0ガメルの価値でも1万ガメルでも、等しくプロとして精一杯の努力で答える。
僕なら相手が子供でも受け取りますね。
とにかく話を聞いてみましょう♪

■ウォルフ To:セイル,マーキュリー
私は報酬を受け取らない、とは言っておりません。もし身内の方の形見であるとしたら受け取ることはできない、と言っているのです。あなた方にはその違いが分からないのですか?

激しい憤りを必死で抑え込み、低く抑揚のない声でウォルフは言った。セイルは少し驚いた表情を見せたが、真剣な瞳で見返す。
■セイルディア To:ウォルフ
もちろん、わかっておりますわ。無報酬に異論があるわけではありませんもの。
ただ、受け取った方が依頼人に喜んでいただける時もある、と言う可能性のお話をしたつもりだったのですが…
…いえ、私の言葉が足りませんでしたわね。
失礼な物言いをしてしまって、申し訳ありません。

そういって、深々と頭を下げた。
■マーキュリー To:ウォルフ
言葉っていうのは難しいね。
僕はウォルフやリールの思い入れを否定するつもりはないし、もし仮にっていう仮定の中で、形見だったとしたら受け取りたくないっていう意見も分かってますよ。
僕はただ自分の基本スタンスを言ったまでです。
僕が言ったのは結果的に無報酬になってもかまわないってことだけです。
むしろウォルフの意見に近いことを言ったつもりだったんだけど・・
もしウォルフの気を害したのなら謝りますよ。

■シジリカ To:ウォルフ,セイルディア,ALL
え〜っと、え〜っと、とにかく依頼を受けること自体にはみんな賛成みたいだし・・・
そ、そうだ、下に会いに行くより、ここにその子を呼んじゃわない?
きっと元気なくしてるよ・・・鍋食べてもらって元気になってもらお〜・・・って駄目かな?(^^;

■ウォルフ To:シジリカ
‥‥それはいい考えですね。
早速、呼んでくるとしましょう。

あまりの気まずさに耐えきれなくなったのか、シジリカの提案を幸いとばかりに階下へと飛び出していくウォルフ。
■セイルディア To:ウォルフ、おやじ
ウォルフさん、ちょっとお待ちに…………ふう。
……おやじさん、申し訳ありませんけど階下へ行って人違いが起こらないようにしてくださいません?
それと、少年の分の飲み物もこちらへお願いします。

■おやじ To:セイル&ALL
やれやれ、せっかちだな(笑)
わかった、ちゃんとカルロ本人を連れてきてやるから待ってな。

おやじはウォルフを追って階下に降りていった。

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GM:ともまり