古代遺跡入口 |
冒険者達は遺跡前でそれぞれ配置に付いた。
全員が配置に付いた後ジンが遺跡の中に石を投げ込む……。
程なくして、遺跡の中から何かが入口の方に現れた。
鳥のような外見、蜥蜴の脚と尾。
紛れもなくコカトリスであった。
コカトリスは、正面にいる冒険者達に気付いたのか、雄鳥が啼く様なポーズを取ったかと思うと、一目散に向かってきた。
■シャッケル To:ALL |
来よった来よった♪ |
■リュント To:アビィ |
こんなにあっさり出てきやがるとは思わなかったな。 打ち合わせ通り、まずは中距離の攻撃で弱らせて、あとは戦士達が叩くで良いよな? 俺は早速、石つぶてをぶつけるぜ! |
と、徐に精霊達との交信を始める
■シャッケル To:リュント |
おぅ。どんどんやっとくれ! 袋叩きぢゃ! |
爺ぃもスタッフスリングに素早くブリッドを載せて振りかぶった。
■アビィ To:リュント |
コカトリスが、非常に知的な生き物とはきいていなかったからな。 ささやかながら、わたしも援護しよう。 依頼は依頼として、さらにこの中を調べるつもりなら、ここで力を使いすぎるわけにもいかなだろうからな。 |
遺跡の入口に目配せしつつ、アビィもハンドアックスを構える。
ジンとリュントの魔法、シャッケルのスリングがコカトリスに命中し、
ギャルムの渾身の一撃でコカトリスは大地に倒れた。
■ニアリース To:ALL |
さすがです、 誰一人傷つくことなくコカトリスを倒すなんて! 皆さんにお願いしたかいがありましたわ。 |
■ロッド To:ALL |
全くだ。 あんな恐ろしいそうな怪物を殆ど一撃なんて、さすがオランの冒険者だな。恐れ入ったよ。 |
■シャッケル To:ニアリース、ロッド |
伊達に冒険者をやっとるわけぢゃないぞぃ。安心したかね?ひひひ。 |
■ギャルム To:ALL |
後ろにニアリースさんがいたから安心して戦えたよ。 しかし、魔法ってのは強いんだな(笑) |
感心しながらシャムシールを収める。
■リュント To:ALL |
取り合えず、誰も怪我せず片付いてよかったな。 ところで、さっさと遺跡の中を探索して、村に戻らね〜か? コカトリスもやっつけたし、後は石皮病の原因究明と、発症しないようにすれば、万事解決だろう? 爺さんが宴を気にしてばっかりいるのが顔に出ちまっているし! |
■シャッケル To:リュント |
そうぢゃな。懸案のコカトリスはかたづいたことぢゃし、せっかくぢゃから宴会前のついでに…って、なんぢゃそりゃ〜っ。わしはそんなに欠食しとらんぞぅ!? |
実は内心言い当てられて慌ててるんじゃないだろうか。
■アビィ To:ALL |
ううむ、一度引き返して体制を万全にしてからとも思うが、病に苦しんでいる人々を思うと一刻も早く動いたほうがいいのかもしれないな。 ざっと調べるだけならば、このまま遺跡に突入しても問題あるまい。 |
■ニアリース To:ALL |
遺跡の中を探索されるのならば、わたしがある程度案内できますよ。 そんなに部屋数があるわけではありませんので、すぐに探索できると思います。 コカトリスの脅威は去りましたし、ここで少し休憩してから遺跡に入りませんか。 疲れている人には、私が精神を賦活することも出来ますし。 |
■リュント To:ニアリース&ALL |
誰か休みたい人はいる? そんなに部屋数がないなら、さっさと探索も終わるだろう? でも、待てよ・・・ まだ見つかっていない、隠し扉なんてのが見つかったら大変だな。 ちょっとばかり、賦活をお願いしても良いか? |
■ニアリース To:リュント, ALL |
(にっこりと微笑んで) もちろんよろしいですよ。 |
ニアリースはリュントに手をかざし、神聖語の祈りを唱え始めた。
■ニアリース To: |
マーファよ、この者の精神を賦活せしめよ! |
■リュント To:ニアリース |
ふ〜〜! ずいぶん楽になったよ! 遺跡の中で、何か合ってもこれで大丈夫だな。 |
■シャッケル To:ALL |
ではそろそろ行くかのぅ。 明かりは任せておけ。見よ!これで灯明の魔法を使えるんぢゃ〜。ひひひ。 |
爺ぃは前回の仕事の後手に入れたばかりのコモンルーンの指輪をみせびらかした。
■ギャルム To:ALL |
準備はいいか? じゃぁ、中へ入ろうぜ。 まずは例の珠を元に戻すことが先決だな。 |