今後どうする? Scenario #134
籠の鳥


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ディックリッター家 衣装部屋
 そうこうしてるうちに、先程の家政婦が部屋に。
■家政婦(アデーレ) To:リック
 お呼びでございますか?御坊ちゃま。

■リック To:家政婦(アデーレ)
 ああ。冒険者の方々が、話を伺いたいそうだ。
 協力してやってくれないか?

■家政婦(アデーレ) To:リック
 畏まりました。

■ザンセール To:アデーレ
 忙しいところすまねえなあ。
 ところでちょいとききてえんだけど、最近新しく雇った召使いでもなんでもいいんだけど、そういうヤツっているかい?

■家政婦(アデーレ) To:ザンセール
 最近…ですか?
 当家において、最近雇った者は…キッチンメイドのルース、ランドリーメイドのジェイン、タイガーのカリロ…ぐらいでしょうか?ただ、カリロは御者のラウダの息子ですので…新規で雇った、というカテゴリーには当てはまらないかもしれません。

■ザンセール To:アデーレ
 なるほどな。ちなみにその新しい二人ってどんなヤツなんでえ?
 どこからか紹介されたのか?

■家政婦(アデーレ) To:ザンセール
 ルースは、従姉妹が同じくキッチンメイドとして働いておりましたので、そのツテで紹介されて来ました。
 仕事については、連れてきた従姉妹のスメイヤが付きっきりで教えていると思いますが……詳しくはキッチンを監督しているコックのクドゥリーに聞けば宜しいかと思います。
 ジェインは、多少なりとも経験がある者が欲しい、とランドリー担当者に言われていましたので、経験のあるものを募集していたところ、応募があったので採用をしました。
 一応、前のお屋敷の執事が書いた紹介状がありますので、身元はキチンとしていると思います。
 両者とも、本採用ではなく、仮採用の状態です。

 採用の時を思い出しながら、すらすらと答えるアデーレ。
■ザンセール To:アデーレ
 そうか、ありがとよ。
 …ってことは、とりあえず怪しむこともない、と。

■ヴィタリ To:アデーレ
 それと、この筒を扱っている帽子屋と言うのはどの辺にあるのかな?
 この屋敷の御用達のものかい?

■家政婦(アデーレ) To:ヴィタリ
 帽子ですか?奥様の帽子は、すべて侍女達に作らせていますが……
 帽子屋は、当家には出入りしておりません。

■ルフナ To:アデーレ
 帽子の作製から管理はすべて侍女がやっているのですか?
 この部屋の管理はどうしていたのでしょうか?誰でも入れるのですか?

■家政婦(アデーレ) To:ルフナ
 奥様の帽子は、基本的には侍女に作らせています。
 こちらの部屋の管理は、基本的には私が行っております。
 誰でも入れる、という状態にはしておりませんが…

■ヴィタリ To:アデーレ
 で、この帽子の筒はこの屋敷にあったモノなのかい?
 それとも見た事がないモノかな?

■家政婦(アデーレ) To:ヴィタリ
 この筒でしたら、似たようなものが他にもありますので…多分屋敷にあったものと思われますね。

■マーキュリー To:ディナ、リック
 始めましてディナさん。僕はマーキュリーっていいます(^^)
 リックさん、一通り部屋の調査をしたら、みんなから話を聞くのは応接室へ戻ってしませんか?
 ディナさんがとぉ〜〜っておきのお菓子を用意してくれたことですし♪(^^)
 それに、お母さんもしばらく休んでいただかないとお話し伺えないでしょうから。

 その言葉を聞き、ディナがうんうん♪と頷いている。
 その後で、リックが”ちょっと困ったな”といった顔をしている。
■マーキュリー To:リック
 ディナさんがいると話しにくいなら、お茶の後僕がディナさんを中庭にでも連れてくか、ディナさんにお願いして邸内の案内でもしてもらうっていうのはどうでしょう?(^^)(ごにょごにょ)

■リック To:マーキュリー
 あー…助かります…。状況が状況なので……あまり妹には状況の説明とかを聞かせたくないのですよ…

 いまだ子供の妹に。母がされている事を教えたくないのだろう。
■リック To:マーキュリー&ALL
 では一度、応接室に移動しますか…?

 という、時にこの男が一言。
■ザンセール To:リック
 ところでお前さんのおとっつぁんは命を狙われてたって言ってたよな。
 この際具体的に教えてくれねえかい?

■リック To:ザンセール
 あ……そ、の、件ですけど、ええと、その。
 移動後、でよろしいですか…?

 ちらっちらっとディナを見つつ。
■アルテナ To:リック
 あ、ああ、早くイコウ。ハヤクお菓子ヲタベタイナー(棒読み)

 みんなをせかしながら歩き、見えないところで、ザンセールの頭をバコッ! と殴りつける。
■ザンセール To:リック
 かまわねえよ。早くいこうぜ。

■リック To:家政婦(アデーレ)
 じゃあ、アデーレ。申し訳ないがキミも来てもらえるか?

■家政婦(アデーレ) To:リック
 畏まりました。

 一行は衣装部屋より、応接室へと移動した。


ディックリッター家 応接室
 応接室に着いた一行。ディナはやっと♪といった表情でお茶をいれ始める。
■ディナ To:ALL
 こちらが木イチゴのムースで、あと、干しぶどうのプティングに、それと……

 「とっておき」。いくつあるのだろうか。
■ヴィタリ To:ディナ
 おぉっ、これはありがとう。

 っと、久しぶりな爽やかぁ〜な笑顔を向ける。
■ディナ To:ヴィタリ
 どういたしまして(^-^

 こちらもまた、満面の笑顔。
■マーキュリー To:ディナ
 わぁ♪どれもおいしそ〜♪(^o^)

 その横でザンセールは早くどっか行きやがれ〜、と心の中でぶつくさぶつくさ。
■ヴィタリ To:ディナ
 あぁ、ディナ。これから我々はお仕事の話をするから、お気に入りのデザートを持って行っていいから、席を外していてくれないかな?
 終わったらすぐに呼んであげるから。すまないね。

■ディナ To:ヴィタリ
 えー……せっかくお兄様とお茶ができると思っていたのに……

 普段一緒にお茶を飲む機会がなかったからだろうか。この張り切りようは。
 先程のニコニコした顔も、やや曇気味だ。
■マーキュリー To:ディナ
 そだ♪ディナさん、もし良かったら、僕と中庭で遊びませんか?(^^)

 そう言ってリックにウィンク。
■リック To:ディナ
 そういや、今年からアレクに頼んで、自分の花畑を作り始めたんだろう?
 マーキュリーさんに見せてあげてくれないか?

 マーキュリーの提案に、乗るリック。
 兄からもそう言われ、
■ディナ To:マーキュリー&リック
 んー……お兄様がそうおっしゃるのなら……
 なら、私、バスケット持ってきますわ(^^
 あちらの花畑で、お茶をしながらお花の事教えてさしあげますね(^-^♪

 と、パタパタと準備を始めた。
■ディナ To:マーキュリー
 ではマーキュリー様、参りましょう(^-^♪

 バスケットには簡単なお茶の準備とお菓子がちらほら。
 ディナ付きと思われる侍女(まだ子守りか?)がそのバスケットを持ち、ディナは可愛らしい人形を抱いている。

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 GM : shuu
 mail: shuu@ichinoseki.ac.jp