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SW-PBM Scenario#133 純恋花 |
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銀の綱亭個室・昼 |
■リエラ To:エリス |
その、心当たりってどこなんですか? |
■エリス To:リエラ |
えっと…村の北側にある、岩山です。モンターナ山って呼んでます。 村は緩やかな山々に囲まれてるんですけど…北側がひときわ高くなってるんです。 |
■オルフェ To:エリス |
戻ってきたくても、戻ってこれないとは穏やかな話じゃないね。詳しく話して貰えないかな。 |
■エリス To:オルフェ&ALL |
は、はい。 えっと、先生がいなくなる2・3日前に、村に伝わる童歌を、えと、妹は…先生に教えてあげたと言ってました。 その歌は、「モンターナ山の頂上に銀色の花が咲く」っていう内容で…それを聞いた先生はなんだかとても嬉しそう…だったそうです。 私たちも、村のみんなも、その歌はただの童歌としか思ってなかったんですけど… …先生は本当にそういう花があるんだと思って…その花を探しに、山に行ったんじゃないかって思うんです。 で、でもその…モンターナ山の頂上はいつも分厚い霧に覆われていて、それにとても険しい岩山なので、とっても危険だと思うんです…っ。 |
とても心配そうに胸に手をあてて、ぎゅっと目を閉じる。
■ミリスレスカ To:エリス |
えっ? ちょっと待ってください。 あの、ナイコス先生が行方不明になってから、何日くらい経つんですか? |
■エリス To:ミリスレスカ |
えと、いち、にい………ちょうど、今日で7日、です…。 |
■アリエ To:ALL |
わぁそんなに長く・・・。ちょっとでも早く行かなくちゃね〜。 |
■エリス To:アリエ&ALL |
はい…、一日も早く探しに行きたいですっ…。 |
■キルリック To:エリス |
その童歌、今歌えますか? 出来れば聞かせてもらいたいんですが。 |
■エリス To:キルリック |
あ、は、はい。 えっと、上手く歌えるかわかりませんけど…(>_<;) |
緊張した様子で、けほん、とひとつ咳をして。
■エリス To:ALL |
♪霧に 隠れた モンターナ 見えない 山の いただきに 銀の 花弁が 揺れるのは とこしえの 愛が あればこそ ♪姿を 見せぬ モンターナ 山を 甘い香りが 包んだら── …えっと、私が知ってるのはここまでです。 本当は、続きがあるみたいなんですけど、古い歌なので、村のなかでも知ってる人はいないみたいです。 |
■ミァ To:エリス&ALL |
にゃるにゃる。 どことなーく、恋の歌っぽい感じもありまスネー。 にしても銀の花、でスカー(’’ 珍しいものなら見てみたい気もしまスネー。 んにう、あんたさんたちは、そーゆー花の伝承とか知らないのでスカー? |
仲間の顔をぐぅるり見回しながら問いかける。
■リエラ To:ALL |
ごめんなさい、聞いたことないです。 |
■キルリック To:ALL |
神殿に戻って聞いてみれば分かるかもしれませんが、いくらかのお布施が必要ですね。 |
■アリエ To:ALL&エリス |
うん。まぁ、それは依頼料から出すとして・・・って探し出したら幾らもらえるんでしたっけ? |
■エリス To:アリエ&ALL |
あ、えっと…私、冒険者の人にお仕事お願いするのって、初めてで…いくらくらい払えばいいのか、よく分かんないんです。 おいくらくらい、出せばいいんですか? |
おずおずと一同を見回しながら尋ねる。
■キルリック To:エリス |
相場もピンからキリですから、お互いが納得すればその金額になるんですが・・・ あとは、その『銀の花』が貴重なもので、報酬になりうるならそう言う払い方もあります。 個人的に、貴重な花なら是非この目で自然に咲いているところを見てみたいものですし。 |
■ミリスレスカ To:エリス&ALL |
う〜ん、相場って言うと、ざっとで…。 一日でパパッと終わっちゃうような依頼なら2000ガメルくらいで。 すっごく危険だったり、長くかかるような依頼だったら8000ガメルくらい…でしたっけ? |
■アリエ To:エリス&ALL |
そうそう、そんな感じですね〜。 |
そしてエリスの目をひたっと見つめて
■アリエ To:エリス&ALL |
エリスさん。過去に何があったか知りませんが、 チャ・ザ神官ならば決してお布施を無理強いしたり、足元を見てぼったくったりなんてしませんから! ふぅ。というわけで、みなさんに提案です〜(*'−')ノ |
■エリス To:アリエ&ALL |
3000…えっと、えっと。 ご、5000ガメルくらいまでだったら、たぶん大丈夫です。 今はないですけど、お家に帰ればあると思います。 |
ドキドキしながら答えるエリス。思わず懐に手をあてている(笑)
■ミァ To:エリス |
(じぃー)……ホントにあるのでスカー? その動揺っぷり、ちょおっと怪しいと見たんですケドー。 後から払えません☆――なァんて言っても、うちのアリエっちやミリィっちは厳しいですからネー(うんうん) |
■エリス To:ミァ&ALL |
あぅぅ……そんないきなり疑わなくても(/_;) えっと、死んだ両親が残してくれた宝石がありますぅ。 きっと高価なものだと思うので、家についたら、見てみてくださいっ。 |
■ミァ To:エリス |
ほほーーゥ。 それでガラス玉だったら哀しいですけどネー。 ――ま、期待しておくのでスヨー(=▽=)ノ゛ |
■エリス To:ミァ |
あぅあぅ、ちゃんときれいなグリーンで輝いてますぅ(/_;) |
■キルリック To:ミァ |
良いですか、ミァ。 かたみと言うものは、値段以上の価値があるのですよ。 だから、そう言う事は思っても口に出してはいけません。 |
うるんだ目でキルリックを見つめ、こくこく頷くエリス。
■キルリック To:エリス |
探索の時に必要な保存食とかの経費は、込みですか? |
■エリス To:キルリック |
えっと、村までの往復分のお食事とかはちゃんと用意します。 探索の間の経費は、どのくらいかかるのかわからないですけど、 あとで言っていただければ別で出しますっ。 |
■リエラ To:エリス |
あと、前金としていくらかいただけますか? |
■エリス To:リエラ |
は、はい。えっと、オランで売り上げた分があるので…… |
エリスは懐から財布をとりだして、中身をそっと見る。
■エリス To:リエラ&ALL |
えっと、えっと、600ガメルくらいなら、先にお渡しできます。 あんまりなくて、ごめんなさい。(>_<;) |
エリスはぺこりと頭をさげた。
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SW-PBM Scenario#133 純恋花 |
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GM:ともまり |