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SW-PBM Scenario#133 純恋花 |
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銀の綱亭個室・昼 |
■エリス To:ALL |
えっと、それで、依頼のことですけど…… 私……私の妹が、人を捜してるんですぅ。 その人を、妹と一緒に、捜して欲しいんですけど…… |
■キルリック To:エリス |
人捜しですか、その人の足取りを追えそうな、あてはあるんですか? |
■リエラ To:エリス |
探す人がどんな人かっていうのは分かっているのですか? 名前とか、容姿とか、職業とか。 |
■ミァ To:エリス |
とゆーか、そもそも。 どーして捜したいんでスカー? 理由を述べやがれー、なのでスヨー! |
いっぺんに質問されてエリスはたじたじ。
■エリス To:キルリック&リエラ&ミァ&ALL |
あ、えっと、えっと、くわしい話は妹が知ってますっっ! ……妹は、ちょっと変わってますけど、驚かないで話を聞いて欲しいんですっ。 怖いことは、なにも、ありませんからっ。 |
皆の顔色を気にするように、ちらちらと一同を見回す。
そして、アリエの首から提げられたチャ・ザの聖印を見ると、ますます不安そうな顔になってささっと目を伏せた。
■アリエ To:エリス |
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ぇ? |
アリエは戸惑うように神官仲間(キーちゃん)の顔を仰ぐ。「依頼人の気分を害したチャ・ザ神官」なんてフレーズが浮かんでしまい、もう超☆動揺中なのである。
キルリックは『何でしょうね?』と言った表情で、首にかけていたラーダの聖印を外す。
そして、聖印をエリスに差し出し、表情を注意深く見ながら・・・
■キルリック To:エリス |
こう言った物が気になりますか? |
エリスはびくっと体を震わせると、ぶんぶんと首を振る。
■エリス To:キルリック |
あ、いえっ! り、りっぱな聖印だと思って… |
おろおろたじたじ。
■リエラ To:エリス |
? 大丈夫ですよ、エリスさん。そんなにおびえなくても。 アリエちゃんも、キルリックさんもいい人だから、依頼料ぼられたり、変な教本買わされたりはしないですよ。 |
その様子を見て、変な誤解をしているのが1人。
■エリス To:リエラ |
は、はい、ごめんなさいです(;_;) |
■キルリック To:エリス |
もし知り合いに、悪徳神官が居るなら言ってくださいね、私とアリエでその神官を説き伏せて差し上げますから(笑) |
■ミリスレスカ To:エリス |
あ、あと、サボりがちな官憲のヒトとかもね(笑) |
■エリス To:キルリック |
あ、はいっ。ありがとうございますっ。 |
がばっとお辞儀。論点がずれてる気がしないでもない(笑)
■キルリック To:エリス |
ん〜、とりあえずあなたが分かる範囲で良いので説明してもらえませんか? 妹さんの事からでも結構ですから。 |
■エリス To:キルリック&ALL |
あ、は、はい……。 えっと、じゃあ、私が知ってることを……。 まず、捜して欲しい人は、ナイコス先生という人です。 この人は、冒険者で、私たちが住んでいる村……モンターナ村に旅の途中に立ち寄ったんだそうです。 先生は村にしばらく滞在していて、えっと……お花が好きらしくって私たちのお店に良く来てくれて、それで、仲良くなりました。 |
ここで気持ちを落ち着けるようにふぅっと息を吐く。
■ミァ To:独り言 |
ナイコス先生・・・・・・ナイス先生とか略すと楽しい感じでスネー(頷き) |
■エリス To:ミァ&ALL |
あぅぅ…なにもわざわざ略さなくても(/_;) それで、先生は、学問や精霊のことに詳しくて、再び旅に出る前に、えっと……妹に精霊魔法を教えてくれる約束をしていました。 だから、「先生」って呼んでました……。 そう、約束していたのに…… 急に村からいなくなってしまったんです……。 |
■キルリック To:ALL |
モンターナ村? ・・・誰か知ってますか? |
■アリエ To:ALL |
あう、ごめんなさい、思い出せません〜〜〜〜。 |
まだ動揺しているアリエであった。
■ミァ To:キルリック&ALL |
ふっ・・・・! このミーが知ってる訳無いじゃないでスカー!( ̄▽ ̄)ノ |
無意味にえばるグラランが1匹。
その横で、ギュッと震える拳を握り込む神官戦士が一人。
■リエラ To:ALL |
私も聞いたことないです。 |
■オルフェ To:ALL |
すまないね、私も聞いたことが無いよ。 |
■ミリスレスカ To:ALL |
えと、あの……ボク、東方に来たばっかりで……。すみません不勉強で。 |
ものすごく気まずそうだ。
■キルリック To:ミリスレスカ&ALL |
誰も知らなくとも大丈夫、エリスは知っているんですから、エリスに聞きましょう。 と言う事で、まず、モンターナ村の事を聞いても良いですか? 何日かかるとか、村の規模とか、目を閉じて思い出すことで良いのでざっと説明してもらえますか? |
■ミァ To:エリス |
それから村の観光名所と名物料理!…についても、ちゃっちゃか自信満々に教えると吉なのでスヨー(>x<)ノ |
■エリス To:キルリック&ミァ&ALL |
あぅ、名物料理はないかもですぅ(/_;) えっと、モンターナ村は山間の小さな村です。 オランからは、馬車で2日くらいです。私…たちは、いつもオランで売るためのお花を馬車に積んで来るんです。 それから…えっと、畑がいっぱいあって、お花もいっぱい咲いていて、のんびりしたいいところです。 |
■キルリック To:エリス |
純朴そうな良い所みたいですね。 今回も馬車でいらっしゃってるんですよね?、その馬車に我々6人乗れますか? |
■エリス To:キルリック |
は、はい。大丈夫だと思います。 えっと、荷台になっちゃいますけど…。 いつも、お花をいっぱい荷台に積んで来るんですけど、帰りは空になるので… |
■キルリック To:エリス |
問題ないですよ、振り落とされたりしなければ(笑) |
■ミリスレスカ To:エリス&ALL |
そうですよね〜、気がつくと一人、また一人と、馬車に乗ってるヒトが少なくなっていったりしなければ、もうそれだけで…。 |
いつになく、暗〜い目でつぶやいてみたり。
■リエラ To:ALL |
本当に、あれだけはもう、勘弁して欲しいですね。 |
しみじみと。
■ミァ To:ALL |
んに。流石のミーでも、そう毎回はチョットー…でスネー(〜x〜) |
■エリス To:ALL |
は、はい、乱暴なことはしないので大丈夫だと思いますぅ(^^; |
■キルリック To:エリス |
ナイコス先生の事ですが、冒険者ですから、ふらっと居なくなる事に関してはそんなに疑問は無いんですが、そこまでして探したいという事は・・・ ナイコス先生と、妹さん・・・ええっと、お名前聞いてないですよね? 恋仲か何かだったんですか? |
■エリス To:キルリック |
先生は、約束を破るようなひとじゃありません!! だから、黙って出ていくなんて、絶対ないんです! あ、ご、ごめんなさい… えっと… |
けほけほと2・3回咳払いして、ふぅとため息をつく。
■エリス To:キルリック&ALL |
…い、妹は、エスターテっていいます。 ふたりは…恋仲じゃないです…でも、妹は、先生のことを好きだったみたいです。…とても… |
■ミァ To:エリス |
ふっ、あーまいでスネー!(びしぃ) 世の中にはそうそう、「絶対」なんてゆーのは無いのでスヨー。 ついでにゆーと、好きだから相手も自分のことが好きだ、なんてゆーのも幻想ですシネー(けろり) |
■エリス To:ミァ |
あぅぅ…そんなはっきり言わなくても(/_;) |
うるうる涙目。
さっきからミァに泣かされまくってるかも。(笑)
■ミァ To:エリス |
んに? 現実を認識するからこそ、その上で最適な行動を取れるのでショー? いつまでも夢の中の御伽噺のお姫様☆、なぁんて世の中甘くな・・・・・・・ぁぁにゃぁぁああ!? |
ミァの頭を上からぐぃっとおさえつつ。
■キルリック To:エリス |
ナイコス先生の事を侮辱したのは謝ります。 まぁ、冒険者の一般論だと思ってください。 でも、『絶対』と言い切れる理由か何かがあるんですか? |
■エリス To:キルリック&ALL |
…先生は、村が気に入ったからしばらく滞在するって言ってましたし、再び旅に出る前にちゃんと魔法を教えてあげるって言ってました… だから何も言わずに旅に出ちゃうなんて、おかしいんです。 私…先生は旅に出たんじゃないと思います。 実は、先生の行き先にはひとつだけ心当たりがあるんです。 そこから、戻って来たくても、戻ってこれないんじゃないかって… |
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GM:ともまり |