SW-PBM #131 キューソ人を噛む
賢者の学院

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■ 【賢者の学院】

パーティは手分けして情報を集めようという事で、ヘキサは賢者の学院へと足を向けた。
■司書 To:ヘキサ
こんにちは。本日は何をお探しでしょう?

■ヘキサ To:司書
えーと、ネズミの生態についてと、ネズミを呼び出す魔法みたいな何かについて。あと、過去に問題になったネズミに絡んだ事件について――を調べたいんですけど……

まさにネズミづくし。
■司書 To:ヘキサ
そうなりますと、動植物の文献でしょうか。
でしたら……。

資料の置いてある棚の場所を教えてもらう。
■ヘキサ To:司書
ありがとうございます。
さて、と。

さっそく調査に取りかかる。
■ヘキサ
んー、ネズミの種類は関係ないかな? ドブネズミなんてそれこそどこにでもいるし。
でも今回みたいに一箇所に終結する習性がない以上、やっぱり人為的なものか……

人為的なものならばと、魔法関係の文献を開く。
■ヘキサ
うーん、呪歌……かなぁ? でもサモンスモールアニマルじゃ今回みたいな複雑な命令はできそうにないし……
……待てよ? 魔法じゃなくてもネズミを集められるとしたら……薬品か、モンスター。
そうだ、ネズミの好きなニオイを店にまけば今回の事件も。
……あれ、なんで惚れ薬のページなんか調べてるんだろう? ネズミに対する惚れ薬? ……いや惚れ薬はいいから(ポイッ)
薬品はもういいや。他にはモンスターにそういう能力ってあったかな? ……よくわかんないや。

次に過去にオランで起こった事件を調べ始める。
■ヘキサ
過去に同じような事件があれば、今回の事件の解決策も見えるんだけど……ジャイアントラットは、あんまり関係あるとは思えないけど……んんー。

必死に頭をひねるも、大した情報を得ることはできずにいつしか日は傾いてゆく。
■ヘキサ
っと、そろそろ集合時間だ。
もうちょっと調べたかったんだけどなー。

残念そうに呟きながら、読んでいた本をちゃんと元のところに戻しているあたり、礼儀正しい。
■ヘキサ To:司書
ありがとうございましたー、また来ます。


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GM:倉沢真琴