SW-PBM #128 おやじたちの挽歌 第十二章 一幕 砂の歓迎 |
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■ 【遺跡内〜入り口付近】 |
中にいるだろうおやじーずを救い出すため、パーティは遺跡へと侵入する。
内部は2人ほどが並んで歩ける広さで、しばらくは真っ直ぐ下っている。
■アリエ To:ミァ |
セージの勉強もしたいから、アリエも前に出ていいかな?ああ、でも、申し訳無いけど・・・ミァさんよりは3歩離れて行きますね〜^^; |
申し訳なさそうにミァの後ろに回る。
ソフトレザーなので、極力罠には巻き込まれたくないようだ。筋力はちゃんと足りてるんだけど、財力がないのが哀しい。
■キルリック To:ALL |
私が一歩前に出れば皆さんの風除け位にはなりますから、ミァは・・・何とかかわして下さい(苦笑) |
■ミァ To:キルリック |
なァに、ミーの実力に掛かれば、かわすくらいチャチャチャノチャー☆、なのでスヨー♪ |
■ミリスレスカ To:ALL |
あの……、ボクは本当に、殿(しんがり)でだいじょうぶですか?魔法はそんなにたくさんつかえませんし、やっぱり前衛は、戦士が多いほうがよくありませんか……? |
■オルフェ To:ミリィ |
この通路の広さなら、キルリックとミァが前にいれば十分だと思うよ。 ミァは戦士じゃないけど、シーフならそこそこ戦闘の訓練も積んでるだろう。 3人同時には前に出られないし、もし2人で駄目ならミリィが前に出るよりも先に逃げないとね。 しんがりには、1人くらい戦える人がいないと危険でもあるし。 |
■リエラ To:クレア |
クレアさんは真ん中にいて下さいね。 危険かもしれないですから。 |
危険なのは遺跡か……それともなんぱ師か?
■クレア To:リエラ |
あ、はい。 分かりました。 |
■ミリスレスカ To:クレア |
あ、でもクレアさん? あなたも盗賊なんですから、周囲の警戒、怠らないでいていただけると、とっても助かります♪ |
小首をかしげてにこにこしながら、明るい口調で告げる。ぎりぎりと音がしそうなほどに、杖を握りしめながら。
■ミァ To:ミリスレスカ |
(ぽそ)・・・・・・・・・流石なのでスー(=▽=) |
ミリィのイヂメっぷりが、ですか?
隊列を決めてしばらく進むと、重そうな石の扉が道を塞いでいる場所に出た。
扉には入り口と同じように下位古代語で何かが書かれている。
風雨に晒されていなかったためか、こちらはしっかりと文字が残っていた。
■アリエ To:ミリィ |
へええ、また何か書いてあるね〜。 |
ミリィに壁を指差して見せた。
■キルリック To:ミァ |
ミァ、先に入って行った方々の痕跡とかは分かりませんか? |
■ミァ To:キルリック |
んに? ちょっと待っててくだサーーーイ。 |
足元を調べるが、あまりよく分からない。
ついでに罠を調べようと扉に手を掛けた、その瞬間。
ドザー!
扉の上からバケツ一杯はあろうかという砂が降ってきた。
突然の事にミァは避けきれず、頭から被って砂まみれになってしまった。
■ミァ |
Σ ・・・・・・・・・・・へぴゅ。∵(=x=)∴∵ |
■ミリスレスカ To:ミァ |
うっ、うわあああっ!? ミァさん大丈夫ですかっ!? とりあえず、その場を離れてっ! いったい何がっ!? |
レイピアの柄に手をかけながら、壁の文字に目をこらす。
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……端的に訳せば、そんな感じの文章が書いてある。
■オルフェ To:ALL |
どうやら、歓迎の挨拶みたいだね。 この調子ならそうそう死ぬ事は無いだろうけど、奥は間違い無くトラップだらけだよ。 気をつけていこうか……私は砂まみれにはなりたくないし。 |
砂まみれになったミァを生暖かく見守りながら言う。
■アリエ To:ミァ&ALL |
あー・・・先に私が読んでれば良かったかも〜〜〜;; それにしても、3歩下がっておいた甲斐がありました。ミァさんありがとう! |
ミァを砂の中からひっぱり起こす。
■ミァ To:ALL |
・・・・・・・・・にゃーーーはっはっはっはっは!!(>x<)ノ 上等なのでスヨー!! かえって、おもしろアトラクションみたいで楽しいのでスー♪♪(嬉々) 次はどんなのが出るんでショー。わくわくなのでスー(^▽^) |
砂を被った程度じゃー、まだまだ元気なミァだった。
そして砂が完全に止まると、重く閉じていた石の扉がひとりでに開いた。
いかにも誘われているかのような錯覚を感じる。
■ミァ To:ALL |
Σ ををを!!! わざわざ自分から開くとは、サァビス精神旺盛でスネー。 |
■キルリック To:ミァ&ALL |
サービス・・・ですか? じゃあ、さしずめ、その砂はプレゼンって事ですね(苦笑) |
■リエラ To:ミァ&キルリック&ALL |
サービス……プレゼン……。 なんか歓迎されているんだか、遊ばれているんだか分かりませんね。 おやじーずも無事だといいんですが…。 |
■アリエ To:ALL |
遊ばれてる、に一票かなぁ。 「古代のヒトなら死なない程度の罠」がずっと続くのはマチガイないですよ〜?(´・ω・`) じゃ、ミァさん。この先も宜しくお願いしまーす! |
■ミリスレスカ To:ALL |
あ、でも古代の人って、ミァさんより頑丈だったりは……しませんよ、ね……? |
ちょっと冷や汗。
■ミァ To:ミリスレスカ |
なあにっ! ミーは『第62回ぐららん頑丈ですネ?コンテスト』で優勝を飾ったことのある腕前でスヨー。 古代人なんかには負けないのでスー(>x<)9 |
『ネ?』の部分がそこはかとなく不安……。
■キルリック To:ミァ |
めげていないので、安心しましたが、無茶はしないで下さいね。 |
そんなこんなで、とりあえず奥へと進む一行であった。
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