まずはパーティ結成の祝杯を挙げた一行。そして宴会が始まった。
■キャス To:ジェニファー |
もしよかったら、お姉さん。もう一杯くれないかい。 |
■ジェニファー To:キャス |
はい、今お注ぎしますわ。他の方も、お代わりはいかが? |
そう言いながら、杯を空にしたメンバーにお酌をする。
■キャス To:ジェニファー |
ありがとね。お姉さん。 |
■カーガッド To:ALL |
さて、乾杯も終わりましたし、あまりお酒が回ってしまう前にそれぞれの自己紹介をしておきましょうか。 これからしばらくの間仕事を共にするわけですので、何が得意かなどは分かっておいた方が良いかと思いますし。 |
そういってパーティの仲間を見渡し、立ち上がって言った。
■カーガッド To:ALL |
ではまず私からやらせて頂きますね。 私はカーガッドと申します。 主に武器を振るうことが本職ですが、リュートも引けます。 歌の方は全く自信がないですけどね……。 あとはそれなりに雑学に詳しい位でしょうか。 こんな私ですけれど、宜しくお願い致します、皆さん。 |
■アズラ・ラ・ライト To:ALL |
では次は私が〜。 名前はアズラ・ラ・ライトって言いますです〜。 アズラとかアズララとかアズライトとか好きに呼んで下さいです♪ えっと、綺麗なモノを集めたりとかお歌唄うのが好きです〜。 手先はあんまり器用じゃないけど、鍵開けたりとか罠作ったりとか一応出来るです。 これから宜しく御願い致しますです♪-----ペコリと頭を下げ椅子に座ると、フォークとナイフを握り締める。 |
アズラが座ると同時にウォルフがスッと立ち上がる。
■ウォルフ To:ALL |
俺の名はウォルフガング。ウォルフと呼んでくれて構わない。 生業はシーフなんだが‥‥まだまだ駆け出しだ(苦笑) まぁ、末永くとまでは言わないが、どうか宜しく頼む。 |
と言い終え、軽く頭を下げると、またしてもジョッキを空にする。
普通、ワインとはそ〜ゆ〜飲み方をするもんじゃないと思うんだが‥‥その上、おかみさんにボトルをもう10本程追加していたりする(笑)
そんなウォルフを顰め面で眺めていたジェニファーだが、場が静かになったのに気付き、自己紹介を始める。
■ジェニファー To:ALL |
初めまして、私(わたくし)ジェニファーと申します。このたびはアズララさんにお声を掛けて頂いて、このパーティに加えていただきました。 冒険者として働くのは今回が始めてでございまして、色々とご迷惑をおかけすると思いますが、よろしくお願いいたします。 初歩的な魔術と、ラーダ様の奇跡―これもつたないものですが―を使うことができます。 |
深く頭を下げてから、椅子へと座る。
ジェニファーが座ったのを確認し、グラスのワインをきゅっと空けた後、
勢い良く立ち上がり、自己紹介を行う。
■キャス To:ALL |
オレは、キャス=ダイン。キャスって呼んでくれ。 オレに、何が出来るかって聞かれても、正直言って困るけど、自分の身を守る程度に、武器を使えるのと、あと、猟師をしていたので、野外のことに少し詳しい程度かな。 でも、まあ、できるだけ足は引っ張らないようにするつもりだから、宜しく頼むよ。 |
■ランバート To:ALL |
私は、ランバート=アゲインともうします。 故郷の青葉の森を出て、人間の世界で駄洒落の修行の旅を続けている所です。 魔法に関しては多少の心得はあるので、仕事では皆さんをバックアップしますから、何か良い駄洒落を思いついたらどんどん教えてくださいね。 |
■アズラ・ラ・ライト To:ランバート>ALL |
駄洒落……でしか? 変わったエルフさんでし〜^^ さてさて、全員の自己紹介も終わった事ですし、次は……何すればいいのかにゃ? ……そうだ! お仕事も勿論決めなきゃでしが、その前にパーティのリーダーとやらを決めとかないといけなかった気がしますですです♪ ……<リーダー>は、だ<りだぁー>……なんてね☆ |
早速料理に手を付け始めるアズラ。
フォークにいっぱい突き刺した肉を囓りながら同時に喋る。しかし言葉を発する時には口の中に食べ物が無いよう、きちんと一々飲み込んでいる……ちょっと器用かも。
■ランバート To:アズラ・ラ・ライト>ALL |
おお、そこですかさず定番の駄洒落が出てくるとは、その素早い決断力!(?)ただ者ではないですね? 私はアズラさんをリーダーに推薦します! 皆さん如何でしょう? <リーダー>は、あなたで決ま<りだぁ>〜 |
■ウォルフ To:独り言 |
‥‥このパーティー‥‥早まったかもしれん‥‥。 |
■ジェニファー To:独り言 |
定番の駄洒落…ですか? 冒険者の世界というのも、なかなか奥深いものですわね…。 |
ラーダ神殿所蔵の「冒険者ライフの手引き」を読んだ範囲では、駄洒落のことなど全く触れられてはいなかったはず。戻ったら、必ず書物を改定しようと、心の中で誓うジェニファーであった。
■アズラ・ラ・ライト To:ランバート |
ふにゃ? 私でしか?? でもでも、私みたいなちっこいのがリーダーだと、依頼人さんからすればちょっと頼り無いパーティに見えちゃったりするかもですです…… 私としてはエルフとか人間の方に御願いした方が印象が良いと思うんでしが〜(あせあせ |
■ジェニファー To:ALL |
…そうですわね。リーダーのような仕事は、妖精の血を引かない殿方が勤めた方が、要らぬ騒ぎを起こさずに済むかもしれません…。 |
■ランバート To:ALL |
そうですかぁ? まあ、確かに人間の方の方が、駄洒落のうまい人は多いですからね! |
微妙に論点がずれている(笑)
そんなランバートのセリフにぎこちなくも笑うジェニファー。
■ジェニファー To:ランバート |
そういうものですか? エルフの方々がどのような駄洒落をおっしゃるのか、あとで教えてくださいね。 |