SW-PBM #124
 Pigeon Blood   Act.01-2〜幸せの木

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■ 【銀の網亭・カウンター】

そしてまた一人、銀の網に冒険者が帰ってくる。
■ユウル To:おやじ
おはよう、おやじさん。今日も良いお天気だね。
ん〜…(ぐるっと店内を見回す)まだ人は少ないか。
でもこれからだよね。楽しみだな〜♪

あ、朝ご飯お願いね。卵はスクランブル、飲み物は紅茶で〜。

■おやじ To:ユウル
おぅ、今日も元気みたいだな。
お前さんはスクランブルエッグと紅茶か。少しだけ待ってくれよ。

と言って、ちょうど1分。目の前に湯気を立てて注文した物が並ぶ。
■ユウル To:おやじ
うわ、おいしそう〜♪ いただきます!

幸せそうな笑みを浮かべ朝食を食べる。
あっという間に皿を空にすると、息をついて紅茶を飲みながらもう一度辺りを見回してみた。
■ユウル
ちょっとは増えてきたかな?
さて、今回はどうしようかな…張り紙作戦か、声かけるか、待ってみるか…


今日はこれで何人目だろうか?
扉の開く音と共に、一人の青年が店内に入ってくる。
■ウォルフ To:おやじ
親父さん、ワインをくれないか?

それが、ウォルフガングの第一声だった。
■おやじ To:ウォルフ
おぅ、いらっしゃい! 初めて見る顔だな。
はいよ。ワインだな。今後とも一つうちを贔屓にしてくれよ。

素早くカウンターにワインが出てくる。
ウォルフは椅子に腰掛け、ワインに口を付けた。
■ウォルフ To:おやじ
ああ、西の方から流れてきたんでね。‥‥美味いねぇ‥‥。

ゆっくりと味わうように飲み干していく。
■おやじ To:ウォルフ
そうか、西から来たのか。ま、ゆっくりしていってくれ。
じきにここも人で一杯になるからな。
ノンビリできるのも今のうちなんだよ。

ウォルフは軽く頷きつつ、さりげなく周りを見渡しながらワインを空にする。
そして一人の少女、ユウルに目を留めた。
■ウォルフ To:独り言
‥‥あの少女、若いながらもかなりの腕利きと見た。

呟きつつ席を立ち、仲間を探してきょろきょろとしていたユウルに近付く。
■ウォルフ To:ユウル
やぁ、隣いいかな?
俺の名はウォルフ。旅の仲間を探してるんだが‥‥どうだろう?
俺と組んでもらえないかな?

ユウルは声に気付いてくるっと振り向くと、にっこり微笑む。
■ユウル To:ウォルフ
うん、いいよ。どうぞ(早速お誘いがきた♪ラッキーだな〜)
いいよ、もちろん♪
私の名前はユウル。職業は…(傍らの銀のバスタードソードをぽんと叩いた)見てのとおり、剣士。
傭兵上がりで、レンジャーの仕事もそれなりにできるよ。どうぞよろしくね!

■ウォルフ To:ユウル
ありがとう。俺はシーフさ。まだ駆け出しだけどね。

■ユウル To:ウォルフ
私も冒険に出るメンバー探してたとこだから、ちょうど良かったよ。
ええっと…ウォルフ、って呼んじゃって良いかな?私のことは、ユウルで良いよ。

さて…早々にテーブルに移動したほうが良いかな。
これからどんどん人が増えてきそうだし、テーブルでまとまってた方が他の人にも解りやすそうだし。どう?

■ウォルフ To:ユウル
そうだな‥‥移ろうか、ユウル。

■ 【銀の網亭・テーブル】

■ウォルフ To:ユウル
何はともあれ‥‥まず魔法使いは必要だよな、ユウル。

■ユウル To:ウォルフ
うん、そうだね。魔法使える人って貴重だと思うな。攻撃のほうも、回復のほうもね。
誰かそれっぽい人いないかな?

う〜ん、ここでじっとしてても見つからないかなあ…ねえ、あの人はどう?なんか、それっぽい雰囲気ない?

■ウォルフ To:ユウル
それよりも‥‥あの梟対黒猫の戦い(笑)を諫めた魔術師なんかはどうだろう?

言いつつ、早々と席を立ちカウンターへと向かうウォルフ。
■ユウル To:ウォルフ
あの人、梟の飼い主さんかな?だとしたら期待できるよね。うん、いってらっしゃ〜い。


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GM:倉沢真琴