SW-PBM #124
 Pigeon Blood   Act.01-1〜幸せの木

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■ 【銀の網亭・カウンター】

銀の網亭の朝は早い。この時期は、特にそうだ。
仕事を終えた冒険者達がこぞってやって来る季節がまた巡ってきたのだ。
■ルキシュ To:おやじ
おやじさんおはよう♪ 今日はねー、クッキー作ってきたの☆
たまには違う人が作った物もいいでしょ? はい、どうぞ。
んーとね、ミルクティーとサンドイッチくださいな♪

■おやじ To:ルキシュ
おぅ、すまんな。ありがたく頂くよ。

早速一枚摘まんで口に放り込む。甘い風味が口の中に広がった。
■おやじ To:ルキシュ
うん、なかなかの味だな。
これはこのまま売り物にしても良いかもしれんぞ。

■ルキシュ To:おやじ
ほんと!? やったー☆
嬉しいな♪

■おやじ To:ルキシュ
おっと、注文はミルクティーとサンドイッチだったな。すぐ用意してやるからちょっと待ってくれ。

言うが早いか、あっという間にカウンターの上に注文の品が並ぶ。
■ルキシュ To:おやじ
ありがとー☆ やっぱりおいしいなぁ……。
さてとー、今度はどんな仲間と一緒に冒険ができるかな♪


また一人銀の網の扉を開け入って来る者がいる。ブレストプレートを着た女戦士だ。
ブレストプレートは多少使い込んであるようだが、隅々まで手入れが届いていて状態は良好のようだ。
■レベッカ To:おやじ
おひさしぶりです、おやじさん。
ちょっと家の用事でしばらくオランを離れてたのでこちらに顔を出す機会がなかったのですが、ようやく戻って来れました。
とりあえず、ワインを1杯だけお願いできますか?

■おやじ To:レベッカ
おう、レベッカじゃないか。久しぶりだな。ワインだな、はいよ。
家の方はもう大丈夫なのか? どうも最近は放蕩者が多いみたいだからな。帰る家があるなら大事にしておいた方が良いぞ。
ま、冒険者なんてそんなもんなのかも知れんがな。
最近は新米も増えてきたからな。連中とも上手くやってくれよ?

■レベッカ To:おやじ
あはは・・・(ちょっと乾いた笑い)
だ、大丈夫ですよ。兄様や父様にも理解してもらえてますし、オランを離れていたのも父様に随伴したからですし。
暫く来ていない間にいろいろ新しい人も入ったんですね。
それじゃあ、後で一通り様子を見てきますね。

とか言いながら、ワインを飲んでまったりしていると、その後ろから悪戯の手が。
ルキシュがこっそりレベッカの後ろに回り込んで目隠しをした。
■ルキシュ To:レベッカ
レーベッカ☆ 誰だかわかる??
くふふふふふ

■レベッカ To:ルキシュ
きゃうっ! だっ誰ですかっいきなりっ・・・・
(えっとこの声はえっとえっと・・・)
ひょっとして・・・ルキシュさん・・・かな!?

■ルキシュ To:レベッカ
ぴんぽ〜ん♪ やほ、お久しぶり☆
ねぇねぇ、まだ仲間きまってない? ないなら一緒にどうかな?(*^_^*)

■レベッカ To:ルキシュ
あぁっ、やっぱりそうだったんですね。お久しぶりですー。
以前は駆け出しの頃だったんでお世話になりっぱなしでしたけど、あれから私も少しは冒険も重ねたんですよ。最近はちょっと家の用事で冒険してなかったですけど。(^^;
お仲間のことは、もうこちらからお願いしたいくらいです♪ 喜んでご一緒させていただきますね。

■ルキシュ To:レベッカ
うん☆ お久しぶり〜☆
いやいや、ボクの方がお世話になりっぱなしで(^_^; そうかー、別々だったけど色々経験したんだね♪ ボクも同じだよ☆

ヽ(*⌒∇⌒*)ノ::・'゜☆。.::・'゜★。.::・'゜☆。ワーイ!!
よろしく☆

と、仲良く組んだ2人であるが。
ルキシュは早くも次のターゲットを見つけたようだ。レベッカをその場に残し駆け出して行く。
■ルキシュ To:レベッカ
あ、とりさん発見☆ ちょっと行ってくるね〜♪

■レベッカ To:ルキシュ
あ、それじゃあ私は先にテーブル確保してますね。

■レベッカ
えっと・・・ここのテーブルが空いてますね。
それじゃあとりあえずここをお借りしましょうか。

それにしてもルキシュさんが見に行った鳥さん、飼い主の方が近くに見えなかったんですけど・・・

(ワインに口をつけつつ、カウンターの『使い魔大決戦(笑)』を見守る)
あっ、あの鳥さんってアルフさんが飼ってた鳥みたいですね・・・せっかくですから、私も挨拶に行きましょうか。


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GM:倉沢真琴