SW-PBM #116 ちるどれんず・ぱにっく! あとしまつ |
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■ 【孤児院】 |
アイレンに連れられてみんなが協会に出掛けた頃、ハティノスは一人残って子供たちと共に火事の後始末をしていた。
■ハンナ To:ハティノス |
ごめーん、ちょっとご近所にお礼してくるから、あとの掃除お願いできる? |
■ハティノス To:ハンナ |
あぁ、こっちは大丈夫だと思うよ。 皆さんによろしくね |
で、ハンナの姿が消えた後。
■ホルス To:ハティノス |
兄ちゃん、おいらたち遊んでくるね〜! よしトニー、来いっ。 |
言うが早いか、その場から駆け出していく。
……サボリと言うのがこの場合正しそうだ。
■ハティノス To:ホルス |
しょうがないなぁ... おーい、あんまり遠くには行くんじゃないぞ トニーの面倒しっかり見るんだぞ〜 |
駆けていくホルスに声を掛ける。
■ホルス To:ハティノス |
はーい! |
■ニーナ To:ホルス |
いいなぁ……。 |
羨ましそう。でもちゃんとお手伝い。
■ハティノス To:ニーナ |
悪いなぁ、ニーナ(^^; ニーナもたまにはわがままいってホルスを困らせたりしないのかい?・・・・ないか(^^; |
■ニーナ To:ハティノス |
だって、ちゃんとお手伝いしないとハンナおねえちゃんに怒られるんだもん。 |
そんな訳で、せっせとお手伝い。
その間にも表の方からホルスの声が聞こえてくる。
そうこうするうちに時間は過ぎて。
片付けも一段落して、ハティノスがふと表に目を向けたとき。
なんだか直感的に、どう見ても怪しげなお兄さんがトニーに話しかけていた。
ホルスの姿は見えない。
■ハティノス To:ニーナ |
ニーナ、お家にはいってな。何かあっても出てくるんじゃないぞ。 |
ニーナにそう言って、ハティノスはトニーの側まで駆け寄る。
■ハティノス To:怪しげな兄さん |
何か御用ですか? |
トニーの手をとり、間に割って入る。
■男性 To:ハティノス |
え……あ、いや……。 |
男性は突然のハティノスの登場に少々慌てているようだ。
■ハティノス To:トニー |
トニー、ホルス兄ちゃんはどこいった? |
■トニー To:ハティノス |
……(>_<) …………(T-T) |
トニーが言うには、このお兄さんにお金を貰ったのでお菓子を買いに行っているらしい。
■ハティノス To:トニー>男性 |
まったく・・・・後でおしおきだな(--# ・・・それで?僕の質問に答えてもらえますか? |
■男性 To:ハティノス |
あ、いや。 可愛い男の子だったから、ちょっとお話をさせてもらってただけで……。 じゃあ、僕はこれで。 |
そそくさと逃げ出そうとする。
■ハティノス To:男性 |
まて!そんな理由で逃げれると思っているのか? トニー、家に入って鍵を閉めるんだ 中にニーナお姉ちゃんもいるからそばにいてもらいなさい |
言いながら、男の背後から飛び掛る。
■男性 |
うわっ! |
しかし、ハティノスの動きが今一歩鈍い。昨夜の放火騒ぎから立て続けでろくに休んでもいないので、疲れが出たのだろうか?
男はギリギリでハティノスの腕をかわすと、そのまま全速力で逃げ出して行った。
■ホルス To:ハティノス |
……兄ちゃん、なにやってるの? |
と、そこへ。
飴玉を頬張ったホルスがお呑気に登場。
■ハティノス To:ホルス |
ホーールーーースーーーーー!!!(--# トニーのことしっかり見てなきゃダメじゃないか... ふぅ...まぁ、いい。とにかく家に入ろう あの男の人、知り合いじゃないんだろ?そういう人からお金もらってお菓子なんて買いに行っちゃダメだぞ、いいな |
ぽかっとホルスの頭を殴ってはすぐさすってやる。とりあえずおしおきはこの程度のようだ。
■ホルス To:ハティノス |
いたっ! なにすんだよ〜……。 分かったよ、次からはトニーも連れて行けばいいんでしょ? |
全然懲りていない様子。
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