SW-PBM #116 ちるどれんず・ぱにっく! みんなでゆうごはん |
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■ 【孤児院・食卓】 |
ようやく料理が出来上がり、全員揃って席につく。
内容はともかくとして、量だけは豊富なお食事風景である。
テーブルの真ん中には、鶏の蒸し焼き。そのお腹は肉や野菜が詰め込まれ、ぱんぱんに膨らんでいる。
……食べ甲斐がありそうだ。
■ハンナ |
いっただったきまーす(^^) |
■ロイ |
いただきます。 |
■ニーナ&ホルス |
ごはんだー! |
■トニー |
…………(ぺこ) |
食事に対する姿勢もそれぞれ様々である。
ヘレンは自分の食事もそこそこに、チェルシーにミルクを飲ませていた。
■リシィア |
マーファよ、この食事を感謝いたします。 ここに用意されたものを祝福し、私達の心と体を支える糧として下さい……。 |
まだ食前のお祈りをしているのが1人。
■アルテナ To:ヘレン&チェルシー |
ほう、さすがにうまいな。チェルシーも食事の時は静かだな(くすくす) …………かわいいなぁ。 |
■ヘレン To:アルテナ |
お姉ちゃん、あげてみる? |
言いながら、手にしていた哺乳瓶をアルテナに見せる。
■アルテナ To:ヘレン |
えっ、いいのか? じゃあ、すこし………い、いや、やめておく。ちょっと怖いし。 |
不戦敗。
……まあ、また泣かれても困るしね。
そして食事も進み、
■ユウル To:ハンナ |
これだけの人数だと、本当に毎日大変そうだね。 イメルダさんってよっぽどパワフルな人なんだなあ。 |
■ヴィタリ To:ユウル&ハンナ |
Ms.イメルダ一人を我々6人で補っている訳だからな。。。 尊敬するよ。 |
■リシィア To:ヴィタリ |
私達6人でも、ちゃんと補えているかどうかは、分かりませんね(^^; |
■ルフナ To:リシィア |
確かにそれは言えてるかも…(^-^; |
■ハンナ To:ユウル&ヴィタリ |
そだねー。ホルスなんかよくイタズラして殴られてるし。 イメルダ姉がいると、怒鳴り声が絶えないから賑やかでいいよ。 |
和やかに談笑しているところに、その外からそーっと伸びる手。
■ハンナ To:ホルス |
こら、ホルス! 鶏を手づかみで持っていくんじゃない! ちゃんと人数分に切り分けてから! |
ハンナの怒鳴り声も絶えない。らしい。
■ルフナ To:ハンナ |
あはは、ホントに怒鳴り声が絶えないのね(^-^) こんな賑やかな食事は初めてかもしれないなぁ。 |
■ハンナ To:ルフナ |
賑やかなんじゃなくて、やかましいだけだよ。 ……って、ルフナさんトコ、こんなじゃないの? よっぽど真面目な家だったんだね〜。 |
■ルフナ To:ハンナ |
うちは真面目って訳じゃないけど、わたし一人っ子だから…。 でもヴィタリの家族と一緒に食事した時とかは結構賑やかだったかもしれないけど、ここまでじゃなかったかな(笑) |
■ハンナ To:ルフナ>ホルス |
ふぅん。 でも、落ち着いて食べられるだろうからそれはそれでいいかもね(^^) ……だから、ホルス。今切り分けるからちょっと待ちなさいっての。 |
またしても鶏さんに手を伸ばしかけたホルスを嗜め、大皿に載った鶏を手早く人数分に切り分けていく。
ナイフが入った瞬間、中に詰められていた肉と野菜が湯気を上げ、良い匂いが立ち上った。
みんなで仲良く、切り分けられたトリさんを食べ。
お腹が膨れた頃には、外はすっかり暗くなっていた。
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