SW-PBM Scenario#108 SW-PBM
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絵画の高み

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第四幕 森の手前の村

オランから三日半。途中、デルーナが足を引っ張ったりと道中快適とはいえないものの、ほぼ予定の範囲内というところか。一行の目の前に村らしき集落が見えてきた。
■ナミキ To:ALL
どうやらあそこが例の村っぽいわね。
とりあえず目撃者を探しにいきましょうか。

村に近づき、近くに村人がいないかどうか探す。
村の入口に近づいていくと目ざとく一行を見つけた子供達が物珍しそうに寄って来た。
■村の子供A To:ALL
ねぇねぇオジちゃん達何しに来たの?

■村の子供B To:ALL
ボク知ってるよ冒険隊っていうんだ、そうだよねっ。ボクも仲間に入れて欲しいなぁ

5人の子供達がたちまち一行を取り囲んでしまった。
■レイン To:デルーナ
だってさ、おじちゃん。

■デルーナ To:レイン
ええ?!私、おじちゃんですかぁ(泣)

■ライル
 ふう・・・俺の事じゃないみたいだな(ドキドキ)

■ナミキ To:男ども
おじちゃんだから、君たち。

■ライル To:ナミキ
 煤i-Д-;; ぐ、ぐはっ…

■エルファ To:村の少年たち
ん〜何か、知ってるかな・・・この子達こんにちわ〜聞きたいことがあるんだけど〜
君たちスキュラって知ってるかな?

■村の子供B To:エルファ
スキュラ?あ!ボニール兄ちゃんが・・あっ。あ、ええと。・・・知らないっ。ゼンゼン知らないよっ。

なんだかうろたえているようだ。
■エルファ To:子供たち
お、なんか知ってるみたいね・・・
ボニールって名前が出たわ〜例の目撃者かな?

あら?知らないの〜?じゃぁ、今回の冒険の仲間には出来ないかな〜

■村の子供B To:エルファ
ええ〜っ!

■ティア To:子供たち
こんにちわ〜。私はティアっていうの、よろしくね(^^)
私たちね、この辺りの森の中に、泉か湖があるって聞いて探しにきたの。
ボクたち、知ってたら教えてくれないかな?

泉と聞いて子供達の顔つきが変わり急にざわついた感じになった
■村の子供E To:ティア
・・・泉には・・・。行っちゃいけないんだもの。泉の話もしちゃいけないのよ。泉の話をすると怖いところにつれてかれちゃうんだからっ!

そういうと子供Eが走り去っていく、他の子供達もその場を離れたい様子でしり込みしてしまう。
■レベッカ To:子供たち
あっ、ごめんなさいね。変なこと聞いちゃって。
最後にこれだけおしえてくれないかしら?ボニール兄さんって人、今どこにいるのか知らない?

■村の子供B To:村の子供C
・・・ねぇ。ゆってもイイのかなぁ?

■村の子供C To:村の子供B
えっ。だめ、だめだよぉ。

■ナミキ To:村の子供たち
いやいや、ここはいっちゃったほうがいいよぁ〜。(いつの間にか子供にまじり、彼らの真似をしつつ)

■レイン To:村の子供たち
このおばちゃんたち、凶暴だから…

■ナミキ To:レイン
なんかいった?(ギロリ)

■エルファ To:子供たち
君たちは、スキュラ知らないみたいだけど、そのボニール兄さんって人は知ってるんでショ?
私たち、会ってみたいなぁ〜

■村の子供B To:村の子供C
ね、ほらボニール兄ちゃんのコトだって。

■村の子供C To:村の子供B>エルファ、ALL
うーん。じゃぁ、ゆってもイイのかなぁ?
んとね、ボニール兄ちゃんはここまっすぐ、3つ先の家にいるよ。学者さんになるって勉強してるんだ。

■ナミキ To:村の子供たち
ありがと。

子供達はおどおどしながらも一行の様子を気にしているようだ。
■ナミキ To:ALL
じゃ、ボニール兄ちゃんのとこにいってみますか。

■ティア To:ALL
そうね。その人なら何か知ってるかもしれないわね。

■レベッカ To:ALL
そうですね。行ってみましょう。

■ライル To:村の子供達
 了解〜(^^
 (そこで子供達の様子に気付く)
 …ん?なんだい?
 何か話したいことがあるなら「お兄さん」が聞いてあげるよ(w

■村の子供B To:ナミキ
あ、あのね。ぼ・・ボクも行く。ボニール兄ちゃんの家、案内するよ。

■ナミキ To:村の子供B
そう? じゃ、お願いするわ。

■ライル
…(--;;
さくっと無視されたな〜

■レイン To:ライル
ほら、行こ、おじちゃん。

>新規■ナミキ To:レイン自分はおじちゃんじゃないってアピールね…。
村の子供に案内され村を歩いていくが、先ほどの子供が伝えたのだろうか村人はキケンなものを見るかのように遠巻きに一行を見守っている。少し歩いた先に小さいが小奇麗な家があった。
■ティア
…警戒されちゃったみたいね…(^^;;)

■ライル To:ティア、村人
 …みたいですね。

 はじめまして、こんにちは〜

■村の子供B To:ボニール
兄ちゃん。冒険者の人が来たよ

子供が家に近寄って声をかけた。すると戸口が少し開いて青年、おそらくボニールだろう、が顔を出した。
■ボニール To:ALL
僕に、何か?

少し緊張しているのだろうか、戸口の隙間は15cmほどでしっかりと止められている。
■エルファ
・・・なんか、警戒されてるみたいだなぁ・・・あの、こんにちわです〜

■レベッカ To:ボニール
突然押しかけてしまってごめんなさいね。
実はあなたが見たっていう生き物の話を聞きにきたんです。
そのときの話をお聞かせ願いませんか?

■ボニール To:レベッカ
……どうぞ。

ボニールは少し警戒した風だったが家の中に一行を招きいれた。
■ボニール To:ALL
森の話は…村では禁句なんですよ。まぁ、危険な森なんで不用意に近づかない方がいいと言うことなんだと思うのですが。それで…何を話せばいいんでしょう?

■エルファ To:ボニール
えっと、スキュラについて聞きたいんです。あ、わたしはエルファと申します。あなたが見たのは、森の中をまるで水中の様に自在に動く、珍しいスキュラと聞いたんですが?

■ボニール To:エルファ、ALL
ええ。僕も木々の陰から見ただけなんですが…。こう、木々の間を泳ぐみたいにすごいスピードで移動してました。後で調べてわかったんですが、スキュラって水中活動が主ということなんですが、あの速さ…水中でなくても充分に速かったと思います。アレでは見つかったと単に追いつかれて捕まってしまうんじゃないかな。

■ナミキ To:ボニール
怖いわね…。
この村でそのスキュラの被害にあった人っていないのかしら?

■ボニール To:ナミキ
今のところは出ていません。あの森に近づくものも居ないでしょうし。

■ナミキ To:ボニール
あと、スキュラが現れただいたいの場所ってわかる?
あたしたち、そのスキュラを見つけるのが目的なんだけど。

■ボニール To:ナミキ
それは教えるわけにはいきません。あの森へ、不用意に入ることは禁じられていますから。

■ナミキ To:ボニール
むう。

■ティア To:ボニール
私からもいいかしら?
あ、私はティアって言います。
ボニールさんが見たスキュラって、見た目で普通のスキュラと違ってるところってなかった?
例えば、スキュラの下半身からタコじゃなくて別のものが生えてるとか。

■ボニール To:ディア
残念ながら深い霧が立ち込めていて、下半身は良く見えませんでした。でも私の知識から、あれはスキュラであると断定するしかないのです。多少なりとも幻獣の生態学を修めたものならば、私と同じ結論に至るでしょう。

■エルファ To:ボニール
あの・・・ですね。
森には不用意に入る事を禁じられてるってのは、危険だから当り前だし、それはわたしもよくわかってるんですけど。
でも、わたし達はそのスキュラを見つけに入らなくっちゃいけないんです。
その為にも、なるべく多くの情報をこの村で手に入れたいんです。
だから、森についてくわしく私たちに教えてもらえませんか?
村長さんに了解を得なくちゃいけないのなら、お願いして来ますから。

■デルーナ To:ボニール
ぜひお願いします!

■ボニール To:おおる
村長も許してくれないでしょう。
……どうしても仰るのなら、大体の場所はお教えします。
が、案内は勘弁してください。

■エルファ To:ボニール
じゃぁ、村長には知らせないで行った方がいいのかな・・・
ええ、もちろん、危険な森を案内してとはこっちも言えません。
場所を、出来ればそこまでの簡単な地図でも描いて貰えると助かります。

あの・・・申し訳ついでに、泉についても知っていること教えてもらえませんか?
泉の事を聞いてみたら、子供たちが、すごく怖がってしまったんですけど?

■ボニール To:おおる
村長に申し出れば即刻行くなといわれますよ。私自身も黙って入ったことで後で大変でしたし…。
泉…ですか……。

■レベッカ To:ボニール
あとできましたら、森へ入ることというか森自身がなぜタブーになっているのかも、お聞かせ願えますか?
もちろん、無理にとは申しませんけれど。

■ボニール To:おおる
森の禁忌はその泉にあると…私は思っています。ただ、これは村の大人、それも私の親の世代以上のものしか詳細は知らないのです。私はもちろん、子供達にも「キケン」であること以上の説明はありません。

■ティア To:ボニール
行くならこっそり行かなきゃダメってことね。
それと…この村になにか言い伝えとか伝承みたいなものってないかしら?
泉に関係なくても手がかりになれば嬉しいのだけど。

■エルファ To:ティア、ボニール
言い伝え・・・そうよねぇ・・・
そこら辺のこと詳しそうで話してくれそうな人はいないかなぁ・・・
ボニールさん、心当たりありません?

■ボニール To:エルファ、ALL
言い伝えや伝承ですか?残念ながら私はわかりかねます。詳しいとなれば村長が一番詳しいでしょう。ただ……おそらく村のものでない貴方方には何も話してはくれないと思いますよ。
ここはそういう村ですから…。

■ティア To:ALL
そうですか…。
私も、少しは伝承を聞いたことあるんだけど、
泉の伝承なんてあったかしら…。

そう言うと、しばし考え込むティア
■レベッカ To:ボニール&デルーナ&ALL
そうですか・・・。
みなさんどうしましょう。今の話だと村長さんを説得して言い伝えを聞くというのも難しいような気がしますけど。

デルーナの方を向いて
■レベッカ To:デルーナ
デルーナさんはどう思われます?
なんとかして伝承を聞いたほうが作品のイメージが湧きますか?

■デルーナ To:レベッカ
そうですね、確かに伝承を聞けばより…ただ、何よりも実物に勝るモチーフはないのです。はるか東方の言い伝えにもあります「百の耳より1つの目」というやつですね。森に行きましょう!

一人で気合が入っている模様…。
■ティア To:ALL
…一つだけ、思い出したわ。あまりいい伝承じゃないけど。
ここの泉のことかどうか分らないけど、オランの北の方に生け贄の泉があるっていう伝承なの。
昔、森の禍を取り除くために、娘さんが生け贄になったっていう話よ。
…村長さんにあっても止められるだけだと思うし、一度偵察って感じで森に行ってみない?スキュラに見つからないようにしながらだけど。

■ライル To:ティア
 生贄か…酷い話だな。
(俺に実力があれば退治したいところだけど…)
 あ、偵察に行くのに賛成です。相手の様子を確認しておけば対策も採り易いだろうし。

ボニールに向かって
■ティア To:ボニール
ボニールさん、私たちはどっちにしても森には行かなければなりません。
おおまかなものでもいいですから、地図を書いて頂けませんか?

■ライル To:ボニール
 よろしくお願い致します。

■ボニール To:ティア、ライル、ALL
…わかりました。簡単に説明します。明日、森の入口までは案内するつもりで居ますからその時でいいでしょうか?

と、言いながら横目で戸口を見ている、どうやらさきほどの子供がまだ戸口で中の様子をうかがっているのが気になるようだ。
■ナミキ To:子供B
……? どうしたのボク?

■子供B To:ALL
わっ! な、なんでもないよ〜〜

子供は逃げるように走り出した。
■ナミキ To:子供B
……?

■レイン To:ナミキ
…逃げた。

■ナミキ To:レイン
…なんかムカツク。

■ライル To:ナミキ
 ええっ(^^;;

■ボニール To:ALL
…行ったようですね。
森のことですが、私の知る…というか憶測の範囲になりますがおそらくこの村で実際に生贄の儀式か何か…そういうものがあったと思っています。ただ、それは村の罪ですし子供達には知って欲しくないという思いは私も一緒なのです。
スキュラについてはそれを調べるために森に行った際に目撃しました。おおよその位置もわかりますので書いてお渡ししますよ。

■ティア  To:ボニール
たしかに…伝承がこの村のことなら子供たちにはショックですね。
では、地図はお願いします。
あと、どこかに宿屋ってないかしら?

■エルファ  To:ALL
そだよね。子供はそんな伝承、知らないほうがいいもんね。
じゃぁ、地図はOKとして・・・も
・・・宿屋ねぇ・・・あっても、泊めてくれるかなぁ・・・あの感じだとなぁ・・・

■エルファ  To:ALL
 ですね(^^;;
 まあ商売になると感じてくれるなら大丈夫だとは思いますけど。

■ボニール To:ALL
そうですね、残念ながらこの村では宿屋はありませんし、他の家でも泊めてもらえるような所は……。
狭くていいならあちらの部屋をお貸ししますよ。

ちなみにボニールの家の外観からして隣の部屋でも一行が泊まるには狭いのは確かである。野営することを思えばいくらかまし…という程度だろう。
■レベッカ To:ボニール&ALL
お心遣いありがとうございます。
みなさんどうしましょう?ボニールさんがご迷惑にならないんでしたら、ご好意に甘えてしまおうかなと私は思ってますけど。

■ナミキ To:レベッカ&ボニール&ALL
それでいいんじゃない?(タダだし。…タダよね?)
(ボニールに)できればお願いするわ。

■エルファ  To:ボニール
よろしく御願いします〜

■ライル To:ボニール
 よろしくお願い致します♪

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GM:彩樹
saiki@na.sakura.ne.jp