勝手口前 Scenario #107
可愛い店にはご用心


↑ SW-PBM Top ↑ Scenario List ■ Scenario Top
← Previous


Next →

踊る仔猫亭 勝手口前
 ルリィの使い魔・コハクの偵察も、外に光無数の星によって達成できなかった一行。
 改めて厨房奥の勝手口の前に集まる。

1マス=1m *=暗くて良く見えない
ル=ルリィ イ=イヴ エ=エメラルド ビ=ルビー
ヴ=ヴィタリ フ=ルフナ ヘ=ヘキサ コ=コハク
□=テーブル ==カウンター J=コートかけ :or‥=窓
||=10〜20cm幅の通気窓 勝=勝手口
■ヴィタリ To:ルフナ
 よし、それではイスを動かすぞ。
 ルフナ、手を貸してくれ。

■ルフナ To:ヴィタリ
 それじゃぁ、がんばりますか。

 二人…二匹の息合わせ、ういしょういしょと椅子移動。
 がたごとと音は出たものの、なんとか勝手口の所まで椅子を運ぶ事ができた。
■ヴィタリ To:ルフナ
 ふぅ。・・・結構重かったな。

 やれやれと一息つく。
■ルフナ To:ヴィタリ
 猫の身だと椅子ひとつでも大仕事になっちゃうね。

■ルリィ To:ヴィタリ&ルフナ
 お2人ともお疲れ様でした(^-^)
 さて、と…。
 それでは開けてみましょうか?

■ヴィタリ To:ルリィ
 うむ。だがしかし、用心のため扉を調べさせてはくれないか、お嬢さん。

 ヴィタリはうんしょっとイスに乗っかり、変な罠などないか調べてみる。
 どうやら罠は無いようではあるが、鍵は掛かっているようだ。
 ヴィタリは猫手になった両手に鍵開けツールを持ち、んしょんしょと試みて見るも……鍵解除には失敗してしまったようだ。
■エメラルド To:ヴィタリ
(……か、かぁいい……('-'*))

 その一生懸命な姿を、熱い(?)視線で見つめるエメラルド。
■ヴィタリ
 ネコ手ではダメだったか・・・・。
 爪で開けた方が良かったかな?

 爪を出したり引っ込めたりしてみる。
■ルリィ To:ヴィタリ
 あらあら…。
 やはり普段と勝手が違うと、色々とやりにくいモノなのでしょうね。

 では私が開けてみますわ。
 上手くいってくださいね…。

 メイジスタッフをよろよろと掲げて、呪文の詠唱を呟く。
■ルリィ
 扉よ、其に掛けられし束縛からの解放を…

 ……。
 ルリィの呪文は静かに響き、そして冒険者達は「ガチャ」と、鍵が解除された事を音で知った。
 目の前の勝手口は、少し開いた状態で冒険者達の前にある。
■ルフナ To:ルリィ
 わぁ、ヴィタリと違ってルリィさんすごいですね〜。

 猫手でぺちぺちと拍手する。
■ヘキサ
 はえ〜、すごいすごい!

 その横でヘキサも一緒に手を叩いている。
■ルリィ To:ルフナ
 有難う御座います(にこにこ)
 上手くいって良かったですわ。

■ヴィタリ To:ルフナ
 すごくなくて悪かったな・・・・。

■エメラルド To:ヴィタリ
 ……で、いきますかにゃ?(´・ω・`)

 何故か椅子の上のヴィタリの方を見る。
■ルフナ To:ヴィタリ
 気をつけてね〜。

 やはりヴィタリを見る。
■ルリィ To:ヴィタリ
 宜しくお願いしますね(にっこり)

 同じくヴィタリを…(以下略)
■ルリィ To:ヴィタリ
 がんばってね、ヴィタリおにぃちゃん(にこにこ)

 ヴィタリ(以下略)
■ヴィタリ To:ALL
 よしっ、ではわたしが見てみよう。

 二人(二匹?)の視線の応援を受けてか、それともシーフとしての(?)好奇心があるのか、やる気満々のヴィタリ。
 うんしょと扉を開けて、そうっと外の様子を伺う。
 扉の先は、まず闇。
 だが猫目のためか、すぐに周囲の明るさに目が慣れる。
 勝手口の前にはごみを入れる蓋付のバケツ。そしてその蓋に乗っている猫達。
 ヴィタリに気付いた一匹の猫は、その姿に驚いたのか手洗い場の裏の方へと逃げていった。

← Previous


Next →

↑ SW-PBM Top ↑ Scenario List ■ Scenario Top

 GM : shuu
 mail: shuu@ichinoseki.ac.jp