ゆめをみて、めがさめて |
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オラン・レスフィーナの家の前 |
さて、翌朝、一行はレスフィーナに指定された彼女の家の前までやってきた。
幸いにも天候は良く晴れ渡っている。
■アルフレッド To:ALL |
ふむ、寝坊したかと思ったけどちょっと早かったかな? |
二人が出てくる気配は無い。
時間が出来たのを幸いに、アルフレッドは一服するつもりのようだ。
■レベッカ To:アルフレッド&ALL |
そうですねぇ・・・レスフィーナさんたちがもう待ってるのかと思ってましたけど、まだ準備してるんでしょうか? |
■アレクサンドロス To:レベッカ&ALL |
どうなんだろうな?確かに旅支度に時間がかかっていてもおかしくはないが。 まあ、ここでじっとしてても仕方ないだろ。 |
■ルキシュ To:ALL |
そうだね。呼びに言った方がいいかも。 |
■フィリス To:ALL、家の中 |
じゃあ私、声をかけてきますね。 お二人とも、中で待ちぼうけの人になっているのかもしれませんから。 (とんとん)おはようございますー。 |
■レスフィーナ To:ALL |
はいー。どうぞお入りください! |
と、中から声が聞こえる。どうやら出て来ないのはなんか事情があるからだろうか?
■レベッカ To:ALL |
あっ・・・やっぱりまだ準備中なんですかね?(^^; じゃあ、おじゃましちゃいましょうか? |
■アルシオン To:レベッカ&ALL |
折角どうぞと言ってくださっているのですから上がらせていただきましょう。 私達がここにいるほうが、迷惑になるということもあるでしょうし。 |
周囲を見回してみる。
■アレクサンドロス To:ALL |
だな。 |
■フィリス To:ALL |
それでは…お邪魔しまーす。 …レスフィーナさーん? |
玄関開けてレスフィーナさんを探します。
■レスフィーナ To:ALL |
おはようございます……。クレイがぐずっちゃって……。 |
そのせりふが終わるか終わらないかの間に、大人の男、……そこそこいい男みたいである……がレスフィーナの後ろにさっと隠れてしまった。
もちろんはみ出しているが。
■アルフレッド To:心の声 |
うわ〜、おっさんがやると可愛く無いな・・・。 |
■アレクサンドロス To:レスフィーナ&ALL |
・・・何か記憶喪失って言うよりも、子供みたいだな(苦笑) |
■ルキシュ To:ALL |
信頼出来るのはママだけ、といった所かな。 これで遺跡まで行けるのかな? |
■フィリス To:レスフィーナさん |
あの、えぇと…出発、できそうですか? |
■レスフィーナ To:ALL |
た…たぶん私がついていれば大丈夫かと……。 クレイ、行くわよ。 |
■クレイ |
……いやだよう……。 だって、だってそこのお兄ちゃん怖そうなんだもん。 |
指さした先は……アルフレッド……。
■アレクサンドロス To:アルフレッド |
・・・だ、そうだ(苦笑) どうする、リーダー? |
■アルフレッド To:ALL&クレイ |
んぁ?( ̄Д ̄)y-~~~ まぁ、「お兄ちゃん」と言ったから許してあげよう。 それよりも、早く出発しないともっと恐い事になるよ〜〜。(☆д☆) |
■クレイ |
……っぅ。ん……。ぁぁ……。 |
今にも泣きそうです。
■ルキシュ To:アルフ>クレイ |
こらこらアルフ! 余計怖がらせてどうするの!! 大丈夫だよ。かみついたりしないから。ね? |
にっこりと微笑む。
■レベッカ To:レスフィーナ |
な、なんだか大変そうですね・・・(^^; あ、そっか。今のクレイさんは6歳の子供なんですね。 |
一瞬引いたが、すぐに状況を把握したらしい。
■レベッカ To:クレイ |
おはよう、クレイくん。 わたしの名前はレベッカっていいます。いまからクレイくんといっしょに遠くへおでかけするの。よろしくね♪ |
にっこり笑いながら手を差し出す。
■クレイ To:レベッカandルキシュ |
う、うん…。お姉ちゃんたちよろしく。 ……でも、怖くないの? |
レベッカとルキシュは怖くないと認識したみたいである。レベッカの出した手をおずおずと握るクレイ。
■レベッカ To:クレイ |
ちっとも。 だって私は冒険者だもの。怖いものなんてないんだから。 |
しっかりと手をにぎりかえしてあげる。
■クレイ To:レベッカ |
う……うん……。でもぉ…。 |
といってアルフレッドの方を見て今度はレベッカの陰に隠れようとする。
どうやら男の人が怖いのだろうか?
■レベッカ |
(・・・な、なつかれてる!?) |
■フィリス To:アルフレッド、クレイさん |
(小声)ほら、アルさん。笑顔。笑顔で優しくー(^^; ほら、クレイさん。このお兄さんも怖くないですよー。 優しいおにーさんですよー。 |
■クレイ To:フィリス |
で、でもぉ…。睨んでいるよぅ…。 |
泣き出しそうです。
■アルフレッド To:独り言&クレイ |
ちっ、世話の掛かるおっさんだな・・・。 は〜い、恐くないよ〜。(±´▽`) こんなとこで我が侭言ってると、狼の出る森で寝る事になっちゃうぞ〜。 |
口調は優しいものの、無理に作った笑顔は引きつってる上に目が笑ってなかったりする。
彼にはこれが限界のようだ。
■クレイ To:アルフレッド |
で、でもぉ…。 |
■アレクサンドロス To:アルフレッド |
ぷっ・・・っはっはっはっはっは(笑) いや、悪い・・・つい、な。 |
何やら無理をしているアルフレッドの様子を見て、思わず笑ってしまうアレク。
■アレクサンドロス To:クレイ |
・・・まあ、ともかく。 オレ達は君のために集まったんだ、だから君が来てくれないととても困る。 このお兄さんはこんな人だが、見た目よりずっと面白い人だから大丈夫だ。 仮にもし何か悪さをしたら、そこのお姉さん達がちゃあんと叱ってくれるだろうしな? |
と何処まで本気なんだがよく分からないことを言う。
■クレイ To:アレクサンドロス |
ほ、ほんとに? |
■ルキシュ To:クレイ |
そうそう! 大丈夫だよ。ちゃあんとフィリスが見張っててくれるから。 睨んでるんじゃなくて、これが地だからそう言ったらお兄さん悲しんじゃうよ? ね? 一緒に行こう。お兄さんとは離れていれば平気だから。 |
アレクと同じくアルフの様子に笑いを堪えながら、クレイに向かって微笑む。
■クレイ To:ルキシュ |
う、うん。じゃあ一緒に頑張っていくね。 だけど、一人にしないでね。 |
■アルシオン To: クレイ&ALL |
すっきり話もまとまったことですし、はりきって参りましょうか。 よろしくお願いしますね。クレイさん。 |
軽く会釈するアルシオン。
ということで出発である!
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