Sword World PBM
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SW-PBM #93
姿無き悪魔

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食堂兼酒場・7:30

開店したばかりなのかまだ店の中には客はいません。
中に入ると30代後半〜40代前半の女性が声をかけます。
■女将 To:ALL
いらっしゃい。食事かい?
まだ準備中でね。ちょっと待っておくれよ。

■ジーク To:おかみ
あ、すみません(^-^;

女将はテーブルを拭いて回ります。
厨房の方にも人の気配がします。おそらく料理人でしょう。
■アルテナ To:ALL&おかみ
あまり、食欲が沸かんが……なにか軽いものをたのむ。

■ジーク To:アルテナ&おかみ
朝食は一日の基本ですよ。

私は適当にお願いしますね。


■女将 To:アルテナ&ジーク>厨房の人
はいはい。

あんた!軽食2つ!

女将は厨房に向かって怒鳴ります。
厨房の方からは「あいよぅ!」と返事が返ってきました。
■シロフィーヌ To:女将
私も軽いものをお願いいたしますわ。
ただし、肉類は使わないものにして下さい。

■女将 To:厨房の人
あんた!軽食1つ追加!

厨房の方からは「ぉぃぉぃ…そんなに来たのかよ」とつぶやきが返ってきました。
■イルミナ To:おかみ
それと、女将さんにちょっとお聞きしたいことがありまして...
あっ、私たちは今回、この村の奇病について調査しに来たものです

■ジーク To:おかみ
ボゾンさんとフォードさんのお二人のことに関してお聞きしたいのですが。

亡くなった常連客の名前を出されて雰囲気が暗くなります。
■女将 To:ジーク
確かにボゾンさんはうちの常連だけど・・・
フォードってのはブレナーさんとこの養子だろ?
食事はそっちで摂ってるみたいだし、あまりうちには来ないねぇ。
それで、何を聞きたいんだい?
悪いけど病気のこととかはあたしらにはちょっとねぇ・・・

■シロフィーヌ To:女将
ボゾンさんが亡くなられる前に変わったものを見つけたとか、狩りをしていて変なことがあったとか、そんなことはおっしゃられておりませんでしたか?

■女将 To:シロフィーヌ
ボゾンさんが最後に来たのはちょうど亡くなる前日だけど・・・・
何かあったかしら?

おやじ(この食堂の)が、店の奥からパンとチーズとサラダとマッシュルームのスープを運んできます。
■おやじ To:女将&ALL
ほら、アレじゃないのかい?
幽霊を見ただの見ないだの、見せるだの見せないだの言い争ってたやつ。
はいよ。軽食お待ちどう。

■ジーク To:おやじ
あ、ども(^^

■アルテナ To:おやじ
幽霊?

■女将 To:ALL
ああ、確かボゾンさんとゼドさんだったわね話してたのは。
詳しい内容まではわからないけど・・・

■アルテナ To:女将&ALL
どこで見た?どんな幽霊かは聞いていないか?
まさか…本当にあの神殿の連中の仕業か……?たしかに森の迷路は解除したが……

■ジーク To:アルテナ
??
何か心当たりが?

■アルテナ To:ジーク
たぶん関係ないと思うが…気になってな。
いや、たいした事じゃない。

以前の冒険(#76)の遺跡の近くということもあり、 そこで出会ったアンデッドが気にかかります。
■おやじ To:アルテナ
狩場の森らしいけど・・・・ゼドから直接聞いたらどうだい?
そういやぁ、ゼドのやつも最近見ないな。

■イルミナ To:おやじ
あの...こちらの村へ来る途中で男性がお一人亡くなっていました。
恐らく、ゼドさんかと...

■アルテナ To:ALL
「見せる見せない」とはどういうことだ?その場所に行けばいつでも見られのか?

■女将 To:ALL
そこまではちょっとわからないねぇ。
ボゾンさんの狩場の事なら猟師仲間のロンピンさんに聞いてみたら?

■シロフィーヌ To:女将
ロンピンさんですね。その方、ボゾン様やゼド様とは親しくしていらっしゃったのでしょうか。

■女将 To:ALL
特に親しいって程でもないけど、仕事柄森の中に入るでしょ?
怪我とか遭難とか・・もしもの時のために、猟師仲間同士狩りのルートとかは伝えておくらしいの。

■ジーク To:女将
猟自体は何人かの組で行っているということですか?

■おやじ To:ジーク
そういうときもあるが、取り分の問題があるから大概は単独だな。

■シロフィーヌ To:おかみ
そのロンピン様にはどちらに行けばお会いできるのでしょうか。

■女将 To:シロフィーヌ
村の北側にロンピンさんの家があるわ。
3日は村を出ちゃ行けないそうだから、今日は家にいるんじゃないかしら?

ロンピン宅の詳しい場所を教えてもらいました。
■イルミナ To:女将
それと...こちらの娘さんも、行方不明だとお聞きいたしましたが...

■女将 To:イルミナ
それが今朝帰ってきたのよ・・・何を聞いても黙ったっきりで・・・。
おおかた友達の家にでもいたんでしょうけど。
村であんなことが起こってるから怖いのもわかるしねぇ。
街から来たお医者に診せてなんともなかったら隣町のあたしの実家に預けようかしら?

■シロフィーヌ To:おかみ
預けるのはおよしになったほうがよろしいかと存じます。
感染していても発見しにくいことが多いようですの。
いつでもガードナー様に診ていただける場所にいた方がよいと思いますわ。
それにお母様のそばにいたほうがお嬢様も安心なさるのではありませんか?

■イルミナ To:女将
黙ったきりですか...
娘さんとお話させていただきたいのですが...娘さんに断られてしまうかしら...

■女将 To:イルミナ
そうねぇ・・・、奥にいるから上がってくれるかしら?

■アルテナ To:イルミナ>女将
今は少しでも情報が必要だな。酷だと思うが聞いてみるか。
では、女将、入らせていただく。
そうそう、犠牲者の中に彼女の友人らしき人物はいるのか?

■女将 To:アルテナ
特に親しい人のご不幸は聞かないけど・・・でも知り合いって程度なら村の人なら大抵知ってるからねぇ。

■リシィア To:ALL
えーと……私はやめておきます。
あまり大勢でおしかけては、怖がらせてしまうかもしれませんからね。

■ジーク To:ALL
私も待ってますね(^-^;

シェリーの部屋の前・8:00

店の奥は住居になっています。
女将はシェリーの部屋の前に案内してくれました。
■女将 To:ALL>シェリー
ここよ。

(コンコン)
シェリー?いないの?
オランから病気の調査にきたんですって。
入るわよ。

女将はシェリーの部屋の扉を開けました。
シェリーの部屋はオランの土産物売り場で見かける類の調度品が目立つ程度で特に変わったところはない小さな(それでも8畳くらい)部屋です。
シェリーらしき少女は入り口と反対側の窓際に立って、外を見ていました。
■女将 To:シェリー
シェリー!いるんなら返事くらいしなさいよ。

母親の声にシェリーは振り返ります。
暫く無表情で訪問者達を眺めていましたが、口元だけで微笑むと挨拶をします。
■シェリー To:ALL
こんにちは。


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GM:ふびらい犯
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