明朗会計ロックの武器屋 | Scenario #92 |
宝玉の乙女 |
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銀の網亭 個室 |
さて。依頼も決まり、依頼人に会うのは次の日の朝というのも決まり、あとはのんびりするだけなのだが‥‥
■ フレイム To:ALL |
・・・では、暫し時間は空くのだな? ふ・・ん・・・・これからどうする? |
■ レジー To:ALL |
あ、そうだ。 今の装備だけじゃちょっとつらそうなんで、できれば剣と鎧を新調したいんだが、誰かいい店を知らないかい? オランならさぞかし立派な店があると思うんだが。 |
ここで、レジーが買い物に行きたいと言い出した。
‥‥
もしかして、装備とか準備しないで銀の網に来たのかしら?
■ ソフィティア To:レジー |
私たち冒険者御用達のお店があるけど、あそこなら大抵のものは置いてるわね。 |
どうやらロックの店のことを言ってるようだ。
■ エレボス To:レジー |
買い物なら私も付き合います。 店は何処でも良いんですよね(笑) |
■ レジー To:エレボス |
かまわない。 俺が欲しい物が置いてあるなら何処でもな。 |
■ エレボス To:レジー |
オススメの店がありますからそこに行きましょう。 |
■ レジー To:エレボス |
よろしく頼むよ。 |
そんな風にレジーとエレボスが買い物にいく話をしていると、
■ エルファ To:ALL |
あたしも買いに行かなくっちゃ〜 えへへ〜うっかり矢を買うの忘れちゃったの〜(爆) |
■ レジー To:エルファーダ |
おいおい、うっかりって言うか普通はセットで買うだろ。それ? まぁいいけどな。どうせ行くなら人数は多い方が楽しいか。 一緒に行こうぜ。 |
まったくだ(^^;。
■ エレボス To:レジー&エルファーダ&ALL |
では、行きましょうか? 他の人はどうします? 用件とお金さえ渡しくれれば買ってきますけど? |
■ ソフィティア To:エレボス |
私は、いまは必要ないわ。明日依頼人に会って、それからまた必要なものが増えたら物を買おうかと思ってる。 |
■ ランバート To:ALL |
私もさしあたり急いで必要なものはありませんね。 |
■ フレイム To:エレボス&ALL |
・・・俺も行こう。調度品の見直しもしたいからな・・・ |
ソフィティアとランバートは残るようだが、フレイムフォレストは一緒に行くようだ。
オラン ロックの武器屋 |
銀の網から歩いてしばし。
一行は店先にでっかい剣と楯が飾ってある店へとついた。
■ エレボス To:レジー&エルファーダ |
ここです、この店はオススメですよ。 |
■ エルファ To:エレボス&ALL |
あ、ここ知ってる〜オタクな店長がいるとこだ〜 |
いえ、マニアです。
■ レジー To:ALL |
まぁ、外から見ただけじゃわからねぇし、早速入ろうぜ。 |
■ エレボス To:レジー |
そんなに急がなくても店は逃げませんよ |
店は逃げないかもしれないが、良い商品が買われてしまう事はある。
■ レジー To:エレボス |
善は急げ・・ってな。 知らないのかい? |
■ エレボス To:ロック |
すみませ〜ん、客だよぉ〜 |
■ ロック To:エレボス |
はい、はい、ただいま‥‥‥ おやみなさん。いらっしゃいませ。 |
店の奥から出てきたのは、この店の主人・ロックである。
■ ロック To:ALL |
今日はどのようなご用でしょう? |
■ フレイム To:ロック |
以前買った装備は、質が良いのでな・・・さして不足は無いのだ。 ・・・とりあえずは、適当に眺めさせてもらおう・・・。 |
■ ロック To:フレイムフォレスト |
はい、どうぞご自由に(^^。 |
■ エルファ To:ロック |
ボウ用の矢を下さい〜あとは〜剣をちょっと見てみたいなぁ・・・いっぱい剣があってうっとり〜(夢見ごごち) |
■ ロック To:エルファ |
ええと‥‥矢ですか?でしたら、羽根の色などはいかがしましょう? とりあえず今ある在庫では、白、青、緑、薄黄色、黄緑、薄赤などを揃えておりますが‥‥ご希望の色はありますでしょうか? あと、見たところ矢筒の方ももたれていないようですが、そちらの方はいかがいたしますか? |
■ エルファ To:ロック |
オレンジ色がいいんだけどなぁ〜ありますかぁ? ん〜矢筒も買ってた方がいいよねぇ・・・あ、矢筒って矢何本くらい入るんですか? |
■ ロック To:エルファ |
オレンジですか?でしたら、色の薄めのものがございます。 こちらでよろしいでしょうか? 矢筒のほうに矢は1セット入るようになっております。 代金でございますか?……見たところ初めてお買い上げのようでございますし。サービスとさせていただいてもよろしいですが、いかがいたしましょう? |
■ エルファ To:ロック |
サ〜ビス!? ほんとですか〜?わ〜じゃ、ありがたく(笑) ええっと、じゃぁ、その矢を3セットください。 |
■ ロック To:エルファ |
アローを3セット……36本ですね? う〜ん……3本の矢筒ですと何かと不便でしょうし…どうします? ちょっと太目の、まとめて入れれるものにしましょうか? |
■ エルファ To:ロック |
あるんですか?じゃ、それでお願いしまっス〜 えっと〜いくらになりますか? |
■ ロック To:エルファ |
ええと、アローが3セットですので……30ガメルになります。 |
■ エルファ To:ロック |
はい、30ガメル。先に渡しときますね。 受け取りは帰る時でいいですか〜?剣とか見たいんで〜 |
にこやかに会計を済ませるエルファ。
その背中に、
■ レジー To:エルファ−ダ |
もしもし、エルファーダさん。 俺の方もそろそろ要件を済ませたいんだが、よろしいでしょうかね?(笑) |
■ エルファ To:レジー |
・・・んん? あ、ごめんなさい〜レジーさん! 後ろで待ってたの、全然気付かなかった〜 |
振り返ると、レジーが待ちくたびれた様に苦笑を浮かべて立っていた。
■ レジー To:エルファ−ダ |
いや、べつに構わないけどな(苦笑) エルファが装備を整えてくれればその分俺も楽ができるって訳だ。 ただ・・後から俺を狙うのだけは止めてくれよ(笑) |
確かに敵と対峙していて、後から攻撃がきたらたまらないだろう(笑)。
■ レジー To:店員 |
さてと、俺の方もいいかな?店員さん。 腰にさせる程度の軽めの剣が欲しいんだが・・どういうのがある? 片手で扱えるものがいい。 |
■ ロック To:レジー |
はいはい。軽めの剣でございますね。 でしたならば、こちらのほうに飾っているカタール、ショートソード、カトラス、レイピア、サーベル、シミター、ブロードソードなどが軽めですね。 また、ちょっと変わったモノではマン=ゴーシュやソードブレイカーなども取りそろえております。 どうぞ手に取って見てみて下さい(^^。 |
ロックはずらっと剣が並んでいる場所にレジーを案内した。
■ レジー To:店員 |
どーも。 んじゃちょっと見させてもらうよ。 |
■ エレボス To:ロック |
相変わらず良い物がそろっていますねぇ〜 私の方は購入じゃないのですが、これを直していただきたいのですが…… |
引掻き傷ついたハンドアックスを取り出した。
■ ロック To:エレボス |
直し物ですか?ではちょっと見せてください。 |
エレボスよりハンドアックスを受け取ったロックは、傷の深さなどを入念にチェックした。
■ ロック To:エレボス |
どうやら釘でひっかいたぐらいの傷ですね。 これでしたら、価格の1/5でお直ししますよ。 |
■ エレボス To:ロック |
1/5だと……、24ぐらいだな…… では、その価格でお願いします。 見て分かるように、この傷はわざと付けたモノじゃないですか、私はこれを見ているとアックスが可哀想で可哀想で前々から直してあげたいと思っていたんです。 もしロックさんに断られたらどうしようかと不安でしたよ。 |
■ ロック To:エレボス |
いえ、26ガメルですね(きっぱり)。 わざと‥‥この可愛いハンドアックスちゃん‥‥あ‥‥いや、失礼。 このハンドアックスにわざと傷を付けた不届き物がいるんですって! 誰です!!ここに連れてきてください! |
と、一発触発、スパークしそうになったのだが‥‥
■ ピティ To:エレボス&ロック |
ああ‥‥(^^;;; お兄ちゃん、どうしちゃったのよ(^^; あ、エレボスさんこんにちは(^^ 武器のお直しの件ですが、お兄ちゃんも言っていますが「26ガメル」でお引き受けしたします(^^。 |
ニッコリしながらも、値引きはないようだ。
■ エレボス To:ロック&ピティ |
不届き者は捕まえましたよ。 ですから落ち着いて…… ?! 今、26と言いましたか? 24じゃ………… あ、私の計算ミスだ。いや〜、すみません、わざとじゃないんですよ(苦笑) |
■ ピティ To:エレボス |
ええ(^^ わざとじゃないって判っていますから安心してくださいよ♪ |
にっこり微笑み、天使のよう。
■ エレボス To:ピティ&ロック |
はいこれ、26ガメルです。 ハンドアックスは使わないのでゆっくりで良いですから |
■ ピティ To:エレボス |
はい、確かに(^^ 多分明日にはできると思うから、暇な時間がありましたら取りに来てくださいね(^^ |
一方、片手剣を探してたレジーは一本のサーベルに目を止めた。
剣を逆手に持ち、素振りしたり手の上を躍らせたりしていたが、やがて‥‥
■ レジー To:店員 |
(ん・・これでいいか。後は・・もう少し殺傷能力が高いものもあったほうがいいな。) よう、店員さん!これを貰うよ。 で、これはいいんだけど、もう少し重めの両手で扱う武器はあるかい? |
■ ロック To:レジー |
はい、そちらのサーベルですね。 あと‥‥今度は両手で扱える物をお探しですか。 でしたら、こちらに飾ってあるバスタードソード‥‥ああ、これは片手でも両手でも扱える物ですね。あとは、エストック、シャムシール、フランベルジュ、グレートソードなどが剣の種類ではございます。 他の武器でしたらば、片手でも両手でも扱えるバトルアックスや、両手のみのグレートアックスなの斧類、ロングスピア、パイク、ポール・ウェポン(尤も、これは厳密には槍ではないかと思われますけどね)などの槍類、ヘビーメイスやモールのメイス類、あとスタッフやフレイムなども取りそろえておりますが‥‥どれになさいますか? 直接戦闘以外の武器も揃えておりますが‥‥ |
流石武器マニア・ロック。説明させると‥‥無駄に長い。
■ フレイム To:ロック |
・・・・・・ん?呼んだか? |
あんたは武器かい。
■ レジー To:店員 |
(・・こういう店員か、なるほど(苦笑)) あー、そうだな。 背中に背負える方がいいんだ、鞘とかに入れてな。 そうすると剣の類になると思うんだがどの辺りだ? |
■ ロック To:レジー |
背中に背負うとなりますと、モール類でも問題はないようにも思えるのですが、お客様が剣の類ともうされておりますし‥‥ でしたらば、こちらのバスタードソード、エストック、シャムシール、フランベルジュ、グレートソードなどがよろしいかと思われます。 鞘の方に収めていただいて、背負った状態にて剣を下に押し下げるようにしてくだされば、鞘の留め金が外れて剣が使える状態となります。 |
■ レジー To:店員 |
本当は、でかい斧とかがよかったんだけどな。 アレ背負って動き回るのは厳しいんじゃないかってな。 できるんなら斧の方がいいが・・・ま、今度金の入ったときかな。 それで剣がいいんだけど・・・・悪い。 名前で言われてもわかんねぇよ。 実物見て判断するわ。 どの辺だ? |
■ ロック To:レジー |
確かに斧の場合は、背負った状態で機敏に動くのは大変ですからね。 武器の名前については失礼しました。 ええと、こちらの柄の部分が片手でも両手でも扱いやすいようになっているのがバスタードソードです。こちらの武器は場面場面によって片手で扱ったり両手で扱ったりと用途を選べるのが利点です。 この、先が鋭く尖っているものがエストックです。「突く」攻撃専門ですが、剣自体が充分に太いですのでプレートメールなどを貫く事も可能な武器でございます。 こちらの曲線が美しいのがシャムシール。「切り裂く」武器ですね。 そして刃が独特の形をしているのがフランベルジュ。シャムシールなどが鋭利な刃にて「切り裂く」のに対し、フランベルジュはその独特の刃の形により傷跡をより深くし、傷を治しにくいものとする事ができます。ちょっとこの優美な姿からは想像できませんが、なかなかにシビアな剣でございます。 そして最後にグレートソード。その名の通り、剣の中ではもっとも大きく、もっとも破壊力の大きいものです。主に切り裂いたりするよりは、その剣の重さと一緒に「ぶった切る」のがメインになってくる武器でございますね。 どうぞお手にとってご覧下さい(^^ |
■ エルファ To:ロック&ひとりごと |
手に取っていいんですかっ ん〜この重さ。振り回し甲斐がありそ〜ふふふ・・・殺し甲斐もありそ〜 |
手に取ってみたのは、もちろん必要筋肉18のグレートソードである。
■ レジー To:エルファーダ |
おーい、俺の方に切っ先向けて微笑むのはやめてくれ。 なにか恨みを買うような真似したか? |
自称がどうとかこうとか。なに、ほんの「ちょっと」ね(笑)。
■ ピティ To:エルファ |
実際に振ったり使い心地を確かめたいのでしたら、あちらの方にスペースがありますので安全ですよ(^^ |
ピティが指し示す所を見れば。確かに周囲が開けている所がある。そこならば、グレートソードも一応試しに振る事は可能なようだ。
■ エルファ To:レジー&ピティ |
あ、ごめ〜ん。剣ってあんまり触らせてもらえなかったのよね。危ないからって えっと、確かにここじゃ危なさそうなんで、向こうで試してみますね〜 |
そう言いながら、エルファは適当な剣を手にスペースの方に向かって行った。
■ フレイム |
確かに・・・補助の武器も持つべきか・・・。 ・・・・・フランベルジュ・・・・炎の形だな・・・・・。 いや、とても補助には向かぬか(苦笑) |
確かに、ちょっと大きいかもしれない。
■ レジー To:店員 |
・・・・なんかいっきに剣に詳しくなったような気がするな(苦笑) まぁいい、そのエストックってのが性に合いそうだ。 見せてもらうよ。 |
今度は剣を両手で持ち、鞘から出し入れして具合を確かめる。
しばらくして自分の筋力にあったのを見つけたようだ。
■ レジー To:店員 |
OK、これが一番しっくりきたんでこれにさせてもらう。 さてと・・こっからが本題なんだが。 この店は品揃えも豊富だし、あんたは武器や防具には詳しそうだ。 多分面白い物もいろいろ持ってるんだろ? あ、いや、そっちはいいんだ。 実は、固めの革鎧が欲しいんだが、防御力が高いのはもちろんいいんだけど、それで動きが損なわれるのは勘弁願いたい。 だから、防護能力を減らさずできるだけ重量を押さえた革鎧が欲しい。 ある程度なら金もある・・・用意できないか? |
■ ロック To:レジー |
お買い上げありがとうございます(^^ ‥‥ええと‥‥つまり、通常のものよりも、より高品質の鎧をご所望という事ですね? もちろんございますとも! |
声、通常の3割増し。
■ ロック To:レジー |
ただ、特注品となりますので、しばらくお時間を取らせていただくのですが、よろしいでしょうか? |
声、通常トーンに。
■ レジー To:店員 |
ん、そうか。すぐには用意できないんだな。 うーん・・・・・。 分かった。時間がかかるのはしょうがない。 それでもいいので注文させてくれ。 ま、できるまでは今着てるやつで何とかするさ。 |
■ ロック To:レジー |
かしこまりました。 ではピティさん。サイズを測るのを手伝ってくださいな。 |
■ ピティ To:ロック&レジー |
了解!んじゃ、今メジャーもってくるから待っててね♪ |
兄妹は鮮やかな手つきにてレジーの体格を測っていく。
■ ロック To:レジー |
では、こちらが引き換え券となっております。 そして、大変申し訳ありませんが、ご注文はすべて「前金制」となっているのですが、よろしいでしょうか? |
■ レジー To:店員 |
前金ね・・問題ないな。 じゃあ、さっきのサーベルとエストックの分もまとめて払おう。 いくらになる? |
■ ロック To:レジー |
ええと‥‥サーベルにエストック、あとは高品質の鎧の注文で‥‥‥合計は1540ガメルとなります。 |
■ レジー To:店員 |
1540ね。・・・・じゃあこれでちょうどだな。 ちくしょう、一機に懐が寒くなったぜ(苦笑) |
■ ロック To:レジー |
ええと‥‥確かに。 毎度ありがとうございます。 |
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