SWPBM#90

小さな村の奇病

Chapter6:地下道とアンデッド

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オラン(あちこち)

 馬を早駆けさせてオランに戻ってきた二人は早速ラーダ神殿に向かった。用件は協力の要請と毒の中和剤の有無の確認、もしくは作成と言ったところである。
 協力要請の方はすでに約束も取り付けてあったため、割とすぐに取り付けられた。………とは言っても司祭が一人だけだったが。
 問題は中和剤の方である。サンプルを持ってきたおかげで対抗薬に準ずるものが存在することは確認できたが、当たり前と言えば当たり前だが、神殿にはないのであった。やむを得ず学院に向かったが、二人は大きな壁にぶち当たった。対抗薬は古代王国時代の遺跡で見つかった薬であるだけにかなり値が張るのであった。

 しばらく交渉を続けてみたが、高い薬を早々貸し出したくない学院はなかなか首を縦に振らず、どうにも埒があかない。「蛇の道は蛇」ってことで、身内の泣き所を知るホルトがレクナムの名を持ち出して協力要請を扇いでみたら渋々うなずいたそうな。………こんなこったから不良魔術師の異名がつくのである(笑)
 何はともあれ、ラーダ神殿の協力と対抗薬を「ただで」借りることに成功した二人は早速村に向かったのであった。


ロウン村

 キャンドルとホルトの二人がオランに毒物に関する調査のために一旦戻ったため、残りの4人はその間に出来ることをやることにした。まずは依頼主への報告である。ゴミから引っ張り出した日誌の再チェックから判明した『アッシェンリキッド』という薬が今回の騒ぎの原因らしいということ。さらに『アッシェンリキッド』がアンデッドを強化する効能があるらしいこと。また『アッシェンリキッド』が気化したものが、体に麻痺を引き起こすようであること。以上のことを報告したらウェインは随分怯えていた。まぁ、アンデッド騒ぎが収まったばかりなのに、またアンデッドのこと言われれば当然だろう。
 ………報告するのは良いんだけど、怖がらせてどうするのさ(苦笑)

 現在、仲間二人が対策の調査のためにオランに戻っているということと仲間がもどりしだい、焼け跡に突入する予定であることを報告してから、残った患者の治療だけ終わらせておいたのであった。

それから三日後である。一仕事終えて戻ってきた2人+1を4人が出迎えたのであった。

■アップル To:オラン組
あ、きたきた・・・・ねぇ、どうだった?

■キャンドル To:待機組
お待たせ、ばっちり良い物借りれたわ。
これで、多少はましに探索できそうよ。

この薬を渋々渡す学院のお偉いさんの顔、ああ〜、皆にも見せてあげたかったわ(笑)

学院から高価な薬品を引き出せた事が、余程嬉しかったらしい(笑)
■リッキ To:キャンドル
わ〜い、キャンドル、ありがと〜♪

■バーン To:キャンドル
 お疲れ様(^^)

■アップル To:キャンドル
・・・な、なんか複雑なやりとりがあったみたいね。。(苦笑)

■シェル
学院の魔法使いの人って変わってる人多いからね(^^;)

実は学院がらみであんまりいい思い出がなかったりするシェル君でした(笑)
■アップル To:オラン組
この薬は・・・空中にまく感じで使うのかな?
だとすれば、私たちが突入して実験室の中央で使えれば中和できるのかも・・それまでは、息をとめるとか精霊の力をかりるとかして我慢しなきゃいけないけどね^^

■キャンドル To:アップル&ALL
まくって言うか、気化させろって言われたから、簡単な焚き火を熾さないといけないみたい。

■シェル To:アップル&リッキ
息止めてたら、なんにもできなくちゃうよ(^^;)
ボクとリッキで手分けすれば、みんなが水呼吸できるようになるんじゃないかな。
リッキ、どう?

■リッキ To:シェル&ALL
うん、いいよ〜♪

■アップル To:ALL
そうしたら、まだお日様も出ていることだし、これから突入しない?
アンデッドがいるかもしれないから、できれば夜は避けたいし・・でね、全員で突入するのかな?相手が相手かもしれないから、私は一緒にいきたいなって思うけど・・・

■シェル To:アップル&ALL
ここまで来たら、みんなで行ってもいいんじゃない?
偵察じゃなくて、奥まで行くんでしょ?

■リッキ To:アップル&ALL
うん。みんな一緒に行こうよ〜♪
それなら、怖いお化けが出ても、怖くないよ〜。

いまだにお化けとアンデッドの区別がついていない奴(^^;)
■バーン To:ALL
 そうだね。それじゃあ皆で行こうか。

■キャンドル To:ALL
・・・・あ、そうだ。
私、火桶用意してくるわ、焼き石を持ち歩けば、この薬すぐ使えるし、火種も用意できる、そもそも、穴の中で焚き火なんかするの、気分良くないわよね(笑)

学院から交付された薬は火にくべて蒸発させて使うものなのである。
こうしてキャンドル以外の5人+1はあらためて焼け跡に向かったのであった。

墓地

 焼け跡にやってきた5人は早速行動開始しようとした。ラーダ司祭が一人加勢には来ているが現状を完全には把握しきれておらず、どうしているか困っている様子である。
■ラーダ神官 To:ALL
大体状況はホルトさんに聞いているのですが………。私は何を手伝えばよろしいでしょうか?

■アップル To:ラーダ神官&おーる
そうですね・・・・・失礼ですが、毒消しの奇跡をお使いになることはできますか?
突入自体は冒険者であるわれわれがおこないますが、もしも私たちが毒などにかかってしまったときに、対処をお願いしたいと思っています。
あ・・わたし、こうみえてもチャ・ザさまにお仕えするもので、アップルっていいます。
よろしくお願いしますね^^

で・・ほかは、どうかな?

■パオロ To:アップル
あ、失礼しました。私はパオロと申します。よろしくお願いします
ラーダ様に賜った力でしたら治療までならできますから………。お役に立てる範囲で頑張りますね。

■バーン To:ラーダ神官
 バーンです。よろしく。
 付け足すなら、万が一俺達が帰ってこないようなら、ここの御領主とラーダ神殿に事のあらましをお話いただき、事後策を検討してもらってください。

■アップル To:パオロ
 あと1つ・・わたしたちは墓場から地下に突入するのですが、実はあちらの火事のあとのような・・って実際にそうなのですが(笑)・・ところとつながっているんです。。
もしかしたら火事の後から、「何かが」でてくる可能性もあります。そのときは、大声で私たちにに知らせていただけませんか?
もちろん、身の安全を第一にしてくださる前提で結構ですので・・

■バーン To:パオロ
 ということで、よろしくお願いしますね。

■パオロ TO:バーン
あ、分かりました………気をつけてください。

■バーン To:パオロ
 ありがとう。大丈夫だとは思いますが、あなたも気を付けて下さい。

■キャンドル To:ALL
お・ま・た・せ〜(笑)
火桶と焼き石用意してきたわよ、これで麻痺毒の脅威は無くなると思うんだけど、どっちから入る?

今は、シェルが咳き込んだ、あの毒ガスの方が脅威になっちゃったから、墓地側から入った方が、問題ないと思うわよ。

■アップル To:おーる
それじゃぁ、さっそくいきましょ
あ、みんなにお願いなんだけど、もしかしたら、神様に”聖なる光”の奇跡をお願いするかもしれないの・・・・・でね、まぶしいのよ、これが・・
状況にもよるんだけど、そのときは事前に”チャ・ザさま!”って叫ぶつもりだから、私の方を向かないでね
でないと、本当にすっごくまぶしいから・・・^^;

と言いつつ、懐から水袋をとりだす。盾は背負って持っていくつもりらしい。
■バーン To:アップルリーフ、ALL
 分かった。

■キャンドル To:アップル
・・・・ん〜、私も浄化されちゃいそう(苦笑)

■バーン To:キャンドル
(横目で見ながら怪訝そうな顔で)
 じょ、浄化〜

■アップル To:キャンドル&バーン
えっ・・・心当たりあるの? 二人とも^^

■バーン To:アップルリーフ
(声を潜めて)
 …俺は(多分)大丈夫だろうけど、キャンドルは本当っぽくない?

■アップル To:バーン
(やっぱり声を潜めて)
! えっ・・あんなこととか・・・やっぱりこの間のアレは・・

■キャンドル To:バーン&アップル
やだ、二人とも、真に受けないでよ(苦笑)
軽い冗談よ(^^;、かる〜く、流して、かる〜く(^^;;;;。

■バーン To:キャンドル
 う、う〜ん…(かる〜い疑いの眼差し)

■キャンドル To:バーン
(バーンの鼻を捕まえて…)あら、何か言いたそうねぇ(微笑)

■バーン To:キャンドル
 い、いででででで!
(妙に早口で)いや何も思っても無いし、言うことも無いよ(^^;
 それより早く準備しようよ。

バーンは赤くなった鼻頭を擦りながら入り口を指差した。
■キャンドル To:ALL&バーン
確かにそうね
じゃあ、、墓地側の入口、とりあえずあの辺りの毒を消して、入口の確保をしてくるわ。
バーン、何かが出てくるかもしれないから、援護お願いできるかしら?

■バーン To:キャンドル
(魔力の迸りが見て取れる広刃剣を抜き放つバーン)
 …まかせてくれ。

■キャンドル To:バーン
あてにしてるわよ(微笑)

キャンドルは息を止めて、火桶を片手に墓地側の入口付近に近づき、作業を始めた。
薬品を器に移し火にかける。しばらくすると白い煙が立ち上り始め、周辺に拡散していき空気に紛れていった。火にかけた薬品がなくなったのを確認した後、しばらく呼吸を繰り返して様子を見た。
………特に体に悪い変化はない。どうやら墓場を覆っていた毒は中和されたようだ。
■バーン To:キャンドル、ALL
 ………大丈夫…なのか?

■キャンドル To:ALL
大丈夫、ちゃんと毒の効果は、消える見たいよ。
地下も、作業始めるわね。

■バーン To:キャンドル、ALL
 うん。そうしよう。

■シェル To:ALL
毒消えたの?
よかった〜。
じゃあ、水呼吸の魔法はしなくていいね。

■キャンドル To:シェル&ALL
ええ、麻痺毒は大丈夫みたい。
後の問題は、シェルが吸った、あの毒ね。

キャンドルは毒ガスが漏れてきているだろう付近を調べ始めた。
比較的最近埋め直されたであろうと思われる墓から、漏れてきてたことは程なくして分かった。
■キャンドル To:バーン
この辺りみたいなんだけど…、掘らないと駄目みたいね。
地下に入れるようになったら、まず松明を放り込んで様子を見た後に、火桶を持って、内部に入るわ。

■バーン To:キャンドル
 ああ。気を付けて。

待機している、仲間に対して…
■キャンドル To:ALL
掘る道具が必要みたいなの、持ってきてもらって良いかしら?

アップル To:キャンドルそうね・・ちょっと借りてきましょう。まっててね^^
もはやロウン村シナリオのお約束とばかりに、スコップ借用へ走るアップル(笑)
十数分も掘り続けるとすぐに掘り返された。でてきた棺桶は空っぽで、底の部分は開くような仕掛けがされていた。そこが墓場に向かうための入り口らしい。
■アップル
ここから・・・・・・
つながってるのかな・・・?
・・・気をつけて、いきましょう。

■キャンドル To:アップル&ALL
ええ、じゃあ先行するわね。

キャンドルは火のついた松明を穴の中に投げ込み、異常が無いことを確認すると、息を止め、火桶を持って駆け込み、作業をはじめた。
■アップル To:ALL&バーン
これは・・・・戦うのには、ちょっと向いていないわね・・
ねぇ、バーン? 貴方の剣じゃここだとつかえてしまうんじゃない?
私のダガーはどう? 
ちょっと軽すぎるけど、銀でできてるから・・もしかしたら役に立つかも・・?
あとね、私は後衛を守るわ。一番硬そうなかっこうしてるからね^^

■キャンドル To:ALL
銀ならそっちのほうが良いのかしら?
只のダガー(5)だけど、私も貸せるわよ。

■バーン To:アップルリーフ、キャンドル
 そうだな…。
 魔法の援護が必要な場合も考えて、アップルの得物を借りておこうかな。

バーンは魔法の広刃剣を鞘にしまうと、アップルから借りたダガーを二、三度振り回した。
■シェル To:リッキ
バーンが剣使えないんだと、ボクらが魔法頑張んなきゃね。

■リッキ To:シェル
うん!

■シェル To:シルフィ(精霊語)
シルフィ、この煙(薬の煙)を通路の先の方に送ってもらえる?
ゆっくりでいいから

 こうして準備の整った一行は地下通路に潜り込んだ。縦180cm横1m弱の非常に狭い通路である。たびたびシルフの力を借りて空気を整えつつ、ゆっくり進んでみるが、特に異常はない。
 そのまま30mほど進むと通路の右へと曲がる曲がり角が見えた。隊列の変更もままならないこともあるので、最前列に立っていたバーンが顔を覗かせてみると、少し開けた空間(9*12m程)が広がっていた。どうやらここが焼け跡の火事の発生現場だったらしくで、かなり激しく焼けた痕跡があった。さらにそこら中に灰が散乱していた。しばらく時間をおいといたためか、地上で感じられた喉への違和感はかなり緩和されているようだった。
■アップル
 ふ〜ん、広がっているんだ・・・
 どうせ、敵さんに見つかるんだったら、広いところで戦えた方が私たちも、力が出せるかな・・

■シェル To:アップル
ん〜…(^^;)
アップル〜、ボクはこの部屋は…かなりヤな感じするんだけど…。
どうしよう?(^^;;)
待ち伏せされてるかも…。

■アップル To:シェル
かなりヤな・・ねぇ(苦笑)
待ち伏せ自体は、仕方がないかな・・
不意を打たれるのだけは怖いから、それには気をつけましょう。
ところで・・・不浄の者たちの気配は・・・どう?

というわけで、センスオーラを使ってみるシェルだが、部屋全体にアンデッドの気配がした。
■シェル To:アップル
ちょっと待ってね。
ん〜と…(¨ )( ¨)
……こりゃすごいや(^^;)
部屋中アンデッドだらけだよ(苦笑)

■アップル To:おーる
まぁ、ここで何もいなかったら、嘘よね・・・^^;
どうしよう? 戦闘態勢をととのえて、みんなで進みましょうか?

■リッキ To:アップル
う…うん。みんなで行こう〜。(どきどき)

■キャンドル To:ALL
部屋に入ったら、一気に薬を蒸発させるわね。

■バーン To:ALL
 よし…いくぞ!!

 6人は一気に呼吸を合わせて部屋になだれ込んだ。狭い通路から広い部屋に移ったので、それぞれ自分の得意の武器を構えつつ、である。
 二人目のキャンドルが部屋に飛び込んだとき、唐突に異変が起きた。地面に散乱していた灰が勢いよく舞い上がったのである。残った4人全員が部屋に入ったとき、その灰はキャンドルを中心に密集し始めていた。続いてなだれ込んだシェルの周りにも、その灰は集まっていっていた。
■キャンドル To:ALL
!!!!!
何!?、この灰、不自然よ!!

■シェル
うわわわ!?
なにこれ?、この灰がアンデッド?
…灰のアンデッド…ってたしか…

■アップル To:ALL
 ねぇ・・・”アッシュ”かも・・!
 (特に(笑))バーン!武器が通じない相手かもしれないわ! 気をつけて! あ・・あと炎にも強いかも・・・・あくまで似てるってだけだけど・・・・・・

灰の集まっている様子が、武器と炎に強いアンデッドに酷似していることを指摘する。
内心では、”でもとりあえず切っちゃうんだろうなぁ・・新しい魔法の剣だし・・私も使ってみたいくらいだものなぁ・・”
とは思ってないです。きっと、いや、たぶん。。。(笑)
■バーン To:アップルリーフ
 にゃ、にゃにいいぃぃぃっ!!!!
 くそっ!取り敢えずシェルのフォローだ!! 

バーンはアップルの言葉に驚愕しながらも、シェルの元に集まり始めた敵に対し攻撃を加えた。
■シェル To:アップル&バーン
やっぱり!
バーン、こいつに武器は効かないよ!
ボクにまかせて!

次の章にて戦闘開始である。


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GM オーイシ
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